2011年8月 アーカイブ

それが「普通」なんだという再確認

2011年8月16日(火) 8:41:31

昨晩は同年代の親しいヤツが7人、定期的に集まる食事会があった。
ボクは5人以上の宴会がとても不得意なのだけど、この会合は気心の知れた人が集まり、まったく気遣いがいらないので楽である。

そこで話していて再確認したのだけど、クレバーでいろいろと意識が高いほうである彼らを持ってしても、「そのほとんどは大震災の今の状況にくわしくない」し、「興味がないわけではもちろんないけど自分からつっこんで詳しく知ろうとはしない」し、「何らかの支援はするべきだと思うけど一歩踏み出すことはなかなかできない」し、「どこかで仕方ないと思っている」ということ。

いや、責めてるわけでも皮肉を言ってるわけでもなく、それが「普通」なんだという再確認。もしくはそれでも意識が高いほうなのだという再確認。

サラリーマン時代の数倍忙しくなったけど、「疲れ」は半分以下かもしれない

2011年8月17日(水) 9:09:21

会社を辞めて独立をして、見事に「土日」と呼ばれるものがなくなった。

というか、もともとオンとオフを分けて考えたことがあまりないので、土日もずっとオンではあった。
でも、サラリーマン時代、土日は基本的に「休み」だった。その「休み」がなくなったのである。常に仕事をやっている感じ。

つまり、「忙しさ」という意味では、独立前より数倍忙しくなった。それまでもかなり忙しい方だったと思うが、それに輪をかけて忙しくなった。ただ、「疲れ」という意味では、サラリーマン時代の半分以下かもしれない。

助けあいジャパンがサイト・リニューアルしました!

2011年8月18日(木) 8:48:15

震災直後に立ち上げて、これまでしこしことほぼ毎日更新を続けてきている「助けあいジャパン」のサイトですが、昨晩、2回目の大リニューアルを無事終了しました。

被災三県を中心に各市町村のボランティア・ニーズがわかりやすくひと目で見えるよう、マップを導入(順次、青森や茨城、長野なども追加していきます)。ボランティアを必要としている市町村を「赤色」で表示し、それぞれの市町村ごとに「被害・復旧状況」「ボランティアセンターの状況」などの情報を載せています。

まだまだボランティアはこんなに必要とされています。
ぜひ一度見てみてください。→こちら
気軽にボランティアに行ける「ボラツアー」の最新情報はサイト内のここで一覧して見られます。全部が一覧して見られるのはたぶんここだけ。

頼むからボクの人生からいなくなるのはやめて

2011年8月19日(金) 7:48:54

おととい、わが愛犬のトイくん(来月の9.11で9歳)を抱いたら、脇腹に大きなしこりがあった。10円玉くらいの大きさで円錐形。ちょうどベーゴマを裏返した感じ。でかい。でも前日には確実になかった。だって毎日抱くときに必ず触る部分だもの。

1ヶ月くらい前に、近い場所にこれよりずっと小さなしこりがあったことを思い出した。
でも、そのしこりは数日で消えたので、気にせずにいた。

うーん、今度のはわりと大きいなぁ。
でも、急にどっから現れたんだろう?

少し気持ちが落ち着いた

2011年8月20日(土) 16:57:44

昨日の記事へのご心配、たくさんありがとうございました。

数日経って気持ちが落ち着きました。
自分はいつ死んでもいいように心の訓練をかなり積んでいるんだけど、愛するものとなるとまた別ですね。

でも、今回のことで心の準備の仕方を学べた気がします。残りの日々が数ヶ月なのか、数年なのか、意外と10年くらいなのかわからないけど、もっと愛犬との日々を大切に楽しめるようになれたと思います。ありがとう。

世界最高峰のトリオ! 矢野顕子@ブルーノート

2011年8月21日(日) 17:50:15

いや、すごかった。
3年連続で「もうここで死んでもいいや」と思った。そのくらいすごいライブだった。

何って、矢野顕子、ウィル・リー、クリス・パーカーのお盆公演w @ブルーノートに行ってきたのである。

矢野顕子がこの2人を引き連れてツアーしていることがいかにすごいかは、一昨年去年の記事を読んでいただくのが早い。特にウィル・リーを連れてるのはすごい。彼を3年も連続して連れて来れるのがすごい。というか3年も彼を連れてきてくれてありがとう。本当にそう伝えたい。

犬と話せたら

2011年8月23日(火) 12:28:27

よく犬と話が出来たら面白いだろうなぁと思うことがある。
ドリトル先生みたいに動物語が話せたらいろいろ聞けて面白いだろう。

でも、本当にしゃべれたら、ちょっとうざいだろうなという思いもある。たとえば我が愛犬トイくんと話せたら、きっと毎日こんな調子だ。

「朝! 朝だよ! 朝だよ朝だよ朝だよ! ねぇ、ねぇねぇ散歩は? 散歩散歩散歩散歩散歩! ねぇねぇ散歩! 散歩散歩散歩散歩散歩! そろそろだよね! 散歩! 散歩散歩散歩散歩散歩! ほら、早くリードつけてよ。もたもたしないで。だーかーらー、さっきからおすわりしてんじゃん! わーいわーい。わーいわーい。散歩散歩散歩散歩散歩! ね、今日はこっち行きたい! こっちこっちこっちこっち。だってメスの匂いするもん! こっちこっちこっちこっち。えーーー、いつもと同じ道ぃ〜〜!? えーーー? うーん、まぁいいや。いいから早く。遅いよ。早く来てよ。早く早く早く早く! ひゃっほーーーい!」

この小さくて純真な生き物に対していったい何すんねん

2011年8月25日(木) 8:26:28

いや、まったく。
この「小さな生き物」に対して、こんなに気持ちが「むき出し」だったとは自分でも意外だった。心に慎重に鎧を纏っていろんなことに不感症な顔して生きてきたのに、鎧のこんな場所にこんなでっかい隙間があいてたかー、という感じ。こんなに弱っちい心がむき出しになってたらグサッとひと刺しで致命傷じゃん!

つまり、思ったよりずっと落ち込んでいるのである。

何をって、月曜に愛犬トイ(トイプードル、オス、もうすぐ9歳、こんなヤツ)の右脇腹の腫瘍切除手術をおこなったのだけど、おとといの晩、右足腿外側にまた新しい小さなしこりを見つけてしまったのだ。

那覇で打ち合わせ中

2011年8月26日(金) 11:26:57

那覇に打ち合わせで来ている。
愛犬トイをうちにおいての出張。しかも夫婦で。トイは娘に任せた。気がかりだけど仕方ない。これはもうずいぶん前に決まっていた出張だ。

今年11月に日仏交流のイベントがパリであり、そこで琉球料理を紹介するお手伝いをすることになった。

去年、縁あって、フランスの方と、那覇の「本物の琉球料理継承者」の代表的存在である山本彩香さんをボクが橋渡しをすることになり、その流れで参加することになった。夫婦揃ってほとんど自腹のお手伝いだが、彩香さんの以下のような言葉を聞くと、少しでもお役に立ちたいと思う。
「私には伝えるという役目が残っている。そこまでやらないと琉球料理をやったと言えないんじゃないかと。誰が継承してくれるかはわからない。でもきっと誰かがちゃんとしたものを作ってくれるようになると思うのです」(雑誌「らくら」より)
ボクは沖縄の食の本を文庫化を含めると3冊書いている。「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫:「胃袋」の文庫化)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)。

「ありがとうございました」という言葉しかない

2011年8月28日(日) 16:31:47

昨日の朝いちに那覇から東京に帰ってきた。
那覇では朝10時から夜20時すぎまで会議会議会議。まったく沖縄に似つかわしくない濃い会議の連続で(笑)、すっかり疲れてしまった。打ち合わせして決めないといけないことが山ほどあり、次から次へと決めていくのに全然終わらないという有様。

まぁでもおかげで国際交流基金による「日仏交流」の琉球料理紹介@パリが実現の運びとなった。パチパチパチ。

ボクが実際に現地に行くかどうかは微妙だが(とりあえずコーディネーターとして山本彩香さんを紹介したので)、妻の優子は手伝いに現地に行く予定。少しでも本物の琉球料理がフランスで認知されればいいなと思う。今回も改めて山本彩香さんの料理を食べさせていただいたが、何度食べても国宝級だなぁと本当に思う。フランスに紹介できるのが誇らしい。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。