2011年6月 アーカイブ

YOSAKOIソーラン20周年。今年は審査員ではないけれど。

2011年6月13日(月) 18:55:59

東京に帰ってきた。

先週の火曜日から一週間、「東京~神戸~大阪~東京~八戸~青森~函館~札幌」と巡った旅も終わった。サラリーマン時代だと、出張と休暇を結びつけたり、本業と個人の副業を結びつけたりが不自由だったが、仕事と遊びの境目がなくなり、自由自在に動けるようになった。これはもともと境目が曖昧なボクにとっては本当に大きな人生の変化。自由満喫。これこそ独立の醍醐味だなぁ。

確かに移動はハードだったが、意外と疲れていない自分がいる。
もちろん体力的な疲れはあるけど(腰とかw)、精神的に疲れていないんだろう。昨晩、森崎博之くんにも言われた。「前はすごく疲れて不機嫌そうだったのに、今回は機嫌がいいですね」と。そう、以前はプライベートで土日に動き回っていると、平日の疲れもあってもうボロボロだったんだけど、いまは物理的な休日は激減しているのに、あまり疲れない。他人の評価に関係なくすべて自分の裁量で自分の人生を決められるからかな。なぁでもそのうちその厳しい側面にぶちあたるのだろうけど。

観る人に伝わるクリエイティブ

2011年6月14日(火) 8:42:48

さて、昨日書いたように、札幌のYOSAKOIソーラン祭りの話。

ボクはこの祭りに2006年からなぜか深く関わるようになり、ここ4年間、審査員なんかもした。YOSAKOIソーラン・フォーラムという巨大イベントでパネラーをしたり、基調講演をしたりもした。

その過程で、踊りも出来ないくせに、なぜか「どうやって演舞を構成していけばいいかをクリエイティブディレクターの視点から講義する」という講義行脚もしたのである。旭川、帯広、十勝で、たくさんのチームを集めて講義をした。

仮設住宅格差の顕在化

2011年6月15日(水) 8:22:48

昨日は「仮設住宅の勉強会」を「助けあいジャパン」情報発信本部で開いた。

実際に仙台近郊の仮設住宅を見に行って現地で関係者と話してきた内藤久幹くんを招いて、現状をくわしく教えてもらった。

大きな流れで言うと、避難所はどんどん閉じられていき、これからは仮設住宅フェーズに入っていく。
タテマエとしては2年間住めるということになっているが、そう簡単なことではない。阪神大震災の例から考えると5年くらい住む方も数多く出そうである。

温かい祝福を受けて逆に気持ちが引き締まった

2011年6月16日(木) 11:34:38

大阪勤務時代の「戦友たち」が独立のお祝いをしてくれた。@銀座「一二岐」。

当時の上司である宇和川さんはもう引退し、当時の先輩ふたり、西尾さんと長谷川さんはとても偉くなり、当時の後輩である増山は前線で大活躍している。そんな方々が東京から大阪から集まってくれた。ボクを含めて5人の会。

あんなに忙しい部はありえないだろうなと思う。
量が多すぎて処理能力が高いメンバーが勢揃いしても追いつかなかった。残業は200時間を越え、同時に13本のCMを作り、部に配属された増山はすぐ過労で入院した。しかもクライアントは理不尽で有名なところ。もうエピソード満載で本が数冊書けるほどなのだが、いざ思い出そうとすると忙しすぎたせいかあの頃の記憶があまりない。本当に忙しいというのはそういうことなのだろうと思う。

ケンさんはやっぱり格好いい♪

2011年6月17日(金) 8:54:55

先週の「死のロード」でもろもろ滞った影響か、今週は本当に余裕なく動いているのだけど(まじでメールを開く余裕もない)、昨晩はその合間を縫って「クレイジーケンバンド・ツアー NAKAYOSHI 2011」に行ってきた。

川崎のクラブ・チッタで行われたのだけど、前の打ち合わせに出てギリギリに間に合う時間に行ったら、なんと人身事故でJRが止まった。焦った。なんとか品川に辿り着き、JRから京急に乗り換えて川崎に行こうとしても入場制限が出るほどの大混雑。ホームに辿り着くにも一苦労。ラグビー部以来のアタックでなんとか電車に乗り込んだが、いやぁ本当に死ぬかと思った。あんな超ラッシュは35年ぶり。なんと80kgのボクのカラダが浮いたままひと駅走ったよ。いやマジ、足が浮いてたw

チケットを持っている同行者もこの事故の影響で遅れ、ようやく会場入りできたのは開演30分後。
まぁ残念といえば残念だが、でも、CKB(Crazy Ken Band)ってどっから観ても楽しいから、オープニングに遅れてもあまり悔しくないw 途中から2時間。十二分に楽しませてもらった。

石黒謙吾さんとトークライブ

2011年6月18日(土) 16:31:30

昨晩は石黒謙吾さんのトークライブ「編集者的酒場ゼミナール」にゲスト出演した。

第1回パラダイス山元さん、第2回ナガオカケンメイさん、第3回松尾貴史さんに続いての第4回。しかも第5回は豊崎社長だ。なんだか申し訳ない。ボクなんかでお客さん来るのかなぁ。

場所は浅草アミューズミュージアム
何も考えずに出かけたが、あとでこれがサザンとか福山とかTEAM NACSとか(笑)を抱えているあの「アミューズ」の持ち物だと知ってビックリ。ビックリついでに大里元会長までいらっしゃってビックリ。NYのお礼とか森崎リーダーの話とかした。いやぁちょっと焦った。

「今改めて考える絆とつながり」というお題で話してきた

2011年6月19日(日) 13:37:07

昨日はACフォーラムというカンファレンスで話してきた。@日本科学未来館

2005年からやっているコミュニケーションのカンファレンスで、ACとは「All Communicators」の略。今年のテーマは「これからのマーケティングとソーシャルメディア」であった。

午前10時50分に始まって、終了が(懇親会を入れて)21時30分という長丁場。講演者は21名。聴衆は250名。そのトリの講演(20分)と対談(40分)に指名され、のこのこ出かけていったのである。

電通から独立した理由

2011年6月20日(月) 10:28:51

昨日の「『今改めて考える絆とつながり』というお題で話してきた」の中での「電通から独立した理由」の部分がやっぱり反響がある。そういえば会う人には必ず訊かれるなぁ(いまごろ気づいたw)

理由は、独立したときに軽く書いたし、執筆を再開した次の本でも書くと思うけど、なんというか「ひとつに絞れない」んですね。25年勤めた会社を辞めるって、いろいろな理由の複合系にならざるを得ない。だから質問の方向によって答えが少しずつ違ったりします。

ちなみに、須藤優さんの「月刊広告人」からインタビューを受けて、電通を辞めた理由などもわりと語ってます。ご興味ある方はぜひどうぞ。4回シリーズの4回目で、短いですがわりとちゃんと語ってます。1回目はプロローグ、2回目は関西式コミュニケーションのこと、3回目はウェブのこと、そして4回目が辞めた理由とソーシャルメディアという希望について。

人生のミッション的なもの

2011年6月21日(火) 8:56:22

大震災関係の講演(というか座談)が2日続いた。

おととい(日曜)は週刊アスキー主催のトークショー。テーマは「震災とメディア」。お相手は石巻日々新聞の武内宏之さん(現地からネット中継)。モデレーターはアスキー総合研究所所長の遠藤諭さん。

昨日(月曜)は、コミュニティデザイン研究所主催のトークショー。テーマは「復興支援から見えてきたソーシャルマーケティングの可能性」。お相手はグーグルの川島優志さん。モデレーターはD4DRの藤元健太郎さん。

京都好き必読! & ワイン好き必読!

2011年6月23日(木) 9:10:16

ふたりの友人が本を出した。
どちらも超労作。「こういうのを労作というんだよ」のお手本である。

ひとつめは関谷江里さんの「最新京都美味ガイド」(淡交社/933円)。

前作「京都美味案内」も素晴らしかったが(関谷さんの紹介とか本のスタンスとかはリンク先にくわしく書いたのでそちらを)、今回はより素晴らしい。
というか、本当に労作。ボクも「極楽おいしい二泊三日」みたいなガイドエッセイを出しているのでよくわかるが、店を厳選するためにはその数倍の数の店を食べ歩かないといけない。つまり、この本に掲載されている275店に絞るために、いったいどれだけの裏「自腹」調査があったことか(彼女もボクも基本「自腹」である)。すごい量だ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。