2011年5月 アーカイブ

言葉の力(総理大臣のスピーチ)

2011年5月 1日(日) 20:17:53

総理の原稿――新しい政治の言葉を模索した266日昨日に続いてスピーチの話。

昨日の毎日新聞、岩見隆夫のコラム「近聞遠見」に「鳩山とスピーチライター」という記事があった。興味深いのでリンク先をぜひ読んでいただきたい。

これは先月発売された「総理の原稿 〜新しい政治の言葉を模索した266日」(平田オリザ・松井孝治著/岩波書店)という本を元ネタにしたコラムである。

言葉の力(英国王、そして天皇陛下のスピーチ)

2011年5月 3日(火) 9:17:40

犬連れで泊まれる温泉宿に家族&犬と来ていて、更新は一日お休みしたけど(この旅行についてはまた書きます)、前々回前回に続き、「言葉の力」をもうひとつ。

ちょっと前に見た映画「英国王のスピーチ」。

まぁアカデミー賞作品賞を獲った作品なので観た方も多いと思うし、いまごろ感想を書いてもなぁとは思うが、ちょっとだけ。

独立後の初仕事

2011年5月 4日(水) 18:10:11

3月一杯で電通を辞めてフリーエージェントになったが、辞める前からずっと「助けあいジャパン」というプロジェクトをやっており、まったく「区切り感」がない。そのうえ無給・無休のボランティアである。

こんな無報酬のことばかりやっていると当然干上がるので、そろそろ営利活動を始めないといけないが、まだ「助けあい」で精一杯。折しも震災後の不況で仕事もあまり動いておらず、まぁ講演や講義は着々と入ってきているものの、こんな状態が続くのは実によろしくない。そろそろ食い扶持くらい稼ぎださなければ。

とかいいつつ、実は独立初月の4月はひとつ仕事をやった。
そう、少しだけど収入があった。ママン、パピー、初収入だよ! 初収入って、うれしいね!

ミンナカラ ココロカラ

2011年5月 5日(木) 20:21:59

「助けあいジャパン」にまたひとつ新しいコンテンツが増えています。

「ミンナカラ ココロカラ」

日本中で、世界中で、たくさんの人が、いろいろな気持・動機・きっかけで、この大震災に対して様々な活動をし、プロジェクトを起こし、コンテンツを作ってます。それらを、ネット上を徘徊してとにかく集め回り、しっかりしたものかどうかチェックした上で掲載する、という途方もない作業をやりはじめました。

あの激流を経験したアワビ

2011年5月 6日(金) 11:29:48

昨日は仙台に日帰りで行ってきた。

被災地に入るのは二度目。
最初に入ったのは3月17日。311から一週間目のこと。

個人的にだけど、被災地にちょっと入っただけで被災地のことを書くのはやめることにしている。
外の目で伝えることは重要だが、たった数日入っただけでは被災地のリアルはわからない。それは阪神大震災の被災者として痛いほど知っている。あのときの「被災地の中の人」としての怒りに近い戸惑いをよく覚えているからである。ちょっと来ただけのメディアの人の書いたもの、語ること、は、どれも「全然違うんだけどなぁ」というものばかりだった。

秋ぐらいからが「がんばろう」の本番

2011年5月 7日(土) 14:49:04

昨日も書いたが、災害とは本当にごく個人的な体験だ。

そう再確認させてもらった「震災後の海おんなのブログ」。今日は早朝から静かに読み込んでしまった。

がんばろう、とか、がんばれ、とか言う言葉は、がんばれない、もしくはがんばる方向性が見えない人にはとても酷な言葉になる。
震災救援情報サイトを立ち上げることを政府に提案し、そのネーミングを考えていた3月13日(だったかな)、ひとつだけ決めていたのは、絶対その手の言葉は使わないということ。結局「助けあいジャパン」という名前にしたが、そういう風に決めていたのは、やっぱりボクが被災者だったからだと思う。

できなくてもやろう。そして志らくと権太楼

2011年5月 8日(日) 21:22:56

なんとなく書き忘れていたけど、先週、立川志らくの独演会に行ってきた。そして昨晩は鈴本演芸場に「権太楼噺 爆笑十夜」に行ってきた。

落語はいいな。心が楽になる。あまり真面目になるなよ、と教えてくれる。

志らく。
まず前座で立川らく太が「恋根問」をやり、その後、志らくが「宮戸川」「笠碁」「たちきり」と3つ演ってくれた。

明日世界が滅びるとしても、今日君はリンゴの木を植える

2011年5月 9日(月) 8:03:24

独立した日(4月1日)、イギリスに住む邦子さん(以前彼女が書いた記事「バスターが死んだんだぞ」を紹介してとても好評だった)から、マーク・トウェインのこんな言葉を贈られた。
Life is short, break the rules, forgive quickly, kiss slowly, love truly, laugh uncontrollably, and never regret anything that made you smile.
Twenty years from now you will be more disappointed by the things you didn't do than by the ones you did. So throw off the bowlines. Sail away from the safe harbor. Catch the trade winds in your sails. Explore. Dream. Discover.
自宅デスク前のコルクボードに貼ってある。
「小鳥さん」の警句、ジョブズの演説(毎朝鏡を見て「もし今日が人生最後の日だとしたら、今日しようとしていることをやりたいだろうか?」と自問するというアレね)に続き、毎朝思い出す言葉がひとつ増えた。

Life is short, break the rules, forgive quickly…

あ、もうふたつあった。
ひとつ目はマザー・テレサのこれ。
人は不合理、非論理、利己的です。
気にすることなく、人を愛しなさい。

初対面だけど初対面じゃない

2011年5月10日(火) 8:43:50

昨晩は、アートディレクターの森本千絵さんと、スーパーエディターの菅付雅信さん(「編集天国」をいただいた!)と、プロデューサーの金原亜紀さんの4人でごはん。

金原さんの企画で、森本さんと菅付さんとボクのトークショーをやるのだが(ボクなんかが、と、とても恐縮してます)、昨晩は一応その「顔合わせ」であった。

でも、森本さんとは、大震災直後に「Pray for Japan」マークを(一度もお会いしないままに)一緒に二日間で立ち上げたり(経緯はこちら。サイトはこちら)、八戸の「はっち」の仕事を(一度もお会いしないままに)一緒にやっていたり、菅付さんの奥さんがなぜかボクの古い読者だったり、3人とも初対面感はなかったなぁ。すぐに盛り上がった。

大震災3ヶ月目に(現状とこれから)

2011年5月11日(水) 9:55:49

3.11から2ヶ月たち、今日5月11日から3ヶ月目に入りました。

ずいぶん前にも書いたけど、被災地や被災者への支援フェーズは大きく4つに分けられます。

 緊急救援フェーズ
 避難生活フェーズ
 生活再建フェーズ
 復興町おこしフェーズ

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。