2011年2月 アーカイブ

そっちの方がいい人生

2011年2月 1日(火) 6:09:05

娘がいつもより早く、6時前に家を出て行った。

六年一貫教育の中高に通っているのだが、今日はその学校の「中学受験日」。高校1年の彼女は、今日、面接誘導や休み時間監督をするらしい。おねえさん役として受験生を迎えるわけである。

ちょうど4年前の今日、彼女はその受験生だった。
受験の朝、ボクは彼女にこう言って送り出した。

自分が完璧でないように相手も完璧でない的感覚

2011年2月 2日(水) 8:43:47

昨晩は Ustream に出演。
「Looops. TV」の開局第一回目の放送で、玉置沙由里さんをキャスターに、斉藤徹くんと対談した(第一回目のゲストに呼んでくださり光栄でした)。ソーシャルメディア全般、そしてSIPSの話などゆるゆると(ここで見られます)。

ボクは基本的に「文章の人」で、文章にしっかり定着させたものを相手の心に届けたいタイプ。だから動画系の「その場のノリで語ったもの」が広く配信されるのがどうにも居心地悪い(その良さはわかりつつ)。しかも第一印象が悪いタイプなので感じが悪い。そのうえ滑舌も悪い。おまけにスタジオのライトでハゲ頭が光って見ている人の目に悪い(笑)。ということで「悪い」だらけ。だから基本的に出演をお断りしているのだけど、ループスの斉藤徹くんの頼みなら断れない。

彼は中学高校の同級生。卒業後約30年会わなかったが、一昨年だったかに再会し、その後の彼の「ソーシャル快進撃」でやけにいろいろ関わるようになった。彼の最新刊「ソーシャルメディア・ダイナミクス」でも対談で出させていただいた。あ、ちなみに、「ソーシャルメディア・ダイナミクス」はかなり実務的な本。もうちょっと入門編的な本も彼はこの前出している。「新ソーシャルメディア完全読本」。これはソーシャルメディアのAtoZを知るのに最適な本である。

「人生で何をやりたいか」が決まるとき

2011年2月 3日(木) 7:15:53

やはりこの数日にお子さんが中学受験だった人が多いようで、一昨日の記事に反応をいろいろいただいた。ふいに昔の思い出を蘇らせた方も多かったようでツイッターでもいろんな話が飛び交っていた。泣けるもの多し。

自分の娘の受験の頃をもっと思いだそうと4年前の記事を読み返していたら、なんだか本当にせつなくなってしまった。そういえば「そっちの方がいい人生」っていう一昨日と同じ題名の記事も書いていた(これ)。あぁいろいろフラッシュバックするなぁ。

キットカットタクシーの話とかも書いたなぁ(これこれ
やっぱり毎日の記録を残しているといろいろな感情や場面がよみがえってきて良い。

自分のことは二の次なひとたち

2011年2月 4日(金) 8:18:08

そうだ、Ust出演の夜の「その後の話」を書かなくては。

生中継終了後、みんなで居酒屋に行った。番組内で「いまから来られる人は申し込んでください」と呼びかけたので、飛び入りの方も2人来た。全部で15人くらいだったかな。恵比寿の「さいき」が会場だった(鳩山さんとの会食をツイッター中継した店でもある)。

ボクと斉藤くんが圧倒的に年長で、あとは20代中心。学生も数人いた。斉藤くんが社長をやっているループスって「ソーシャルメディアで何かやろうと燃えている若者たちを何重にも巻き込んでいる組織」なので、やる気と熱気さえあれば学生でもなんでも受け入れているようである(社員、という意味ではなく、巻き込んでいる、という意味で)

山本彩香さんのトークイベントがあります

2011年2月 5日(土) 17:55:36

このサイト、iPhoneで見やすいようにしたのは先日お知らせしましたが、iPadでピンチアウト(指でぐぃ〜んと大きくする)が出来ない、との苦情(笑)がいくつか入ってきたので、iPadでピンチアウトできるように変えました。ついでにiPhoneでもピンチアウトできるようになりました。

そしたら「Xperiaで拝見すると、ブログは大きなポイントの字になりましたね。それはそれで見やすいですが、もう少し小さくてもいいかも」という指摘がツイッターに(笑)。ええとiPhoneしか持ってないから確認できない…。見にくい場合、またお教えください。


さて、今日はちょっとお知らせです。
那覇の「琉球料理乃山本彩香」から山本彩香さんが上京し、来週月曜日(2/7)の夜、イベントに参加されます。

ここんとこ気になった(ツイッターで人気が出た)リンク集

2011年2月 6日(日) 18:22:07

相変わらず土日は執筆。物理的にはもう3冊くらい書けているぐらい時間を使っている。

もうなんというか、試合をしながら成長していったサッカー日本代表みたいな気分す。って、そんな上等なもんじゃないな。もっとドロドロだ。書きながらどんどん内容が変わる。一応「成長」の方向に変わってはいると思うけど、とにかく変わる。で、また最初から見直す。書き直す。ふとあることに気づく。また最初から見直す。書き直す。そんなこんなで深まっているのか混迷しているのか微妙な感じで書き続けています。

ということで、余裕がないこともあり、たま〜にやっている「ここんとこ気になった(ツイッターで人気が出た)リンク集」をやろうと思う。

新・生活者消費行動モデル概念『SIPS』について

2011年2月 7日(月) 9:20:12

もう一週間前のことになるが、「新・生活者消費行動モデル概念SIPS」を電通「サトナオ・オープン・ラボ」からのリリースとして出した(リリースPDF

これは、このさなメモで去年の9月21日に書いた「AIDMA → AISAS の次は、『SIPS』かな」を元に、電通のサトナオ・オープン・ラボで考察を深めたものである。

前日(1/30)には日本経済新聞にも取り上げられたのでご存じの方もいらっしゃるかもしれない。
去年の9月にここで記事を読んでくださった方には「なにをいまさら」だったかもしれないが、まぁ会社のリリースとなると個人のブログとは違い、いろんな考察が必要となる。9月から4ヶ月、ようやくまとまった感じである。

素晴らしい。角田光代/松尾たいこ「なくしたものたちの国」

2011年2月 8日(火) 8:02:46

なくしたものたちの国素晴らしくいい本だ。
「なくしたものたちの国」角田光代著/松尾たいこイラスト/ホーム社/集英社/1600円

年末に読んで感動して、何度か読み返し、そのままブログに紹介しようと思ったけど、なんとなく「もう一回再読してからにしよう」と思って置いておいた。なんだかとても「個人的な本」だと思ったのだった。ボクにとって。

で、先週、松尾たいこさんと二度目のご飯に行き、その後もう一度静かに読み返した。相変わらず「個人的な本」だったけど、少しニュアンスが変わっていた。この本は「ゆきちゃん(本の中に出てくる)」のようにある一定の人々に語りかけるはずだ。もっと広めないと!

伝承と伝統

2011年2月 9日(水) 12:22:04

土曜日にご紹介したように、西麻布で山本彩香さんのトークライブがあった。
友人で作家の駒沢敏器さんが司会役。休憩を30分挟んで約3時間、たっぷり彩香さんの話を聴くことができた。

おかげさまで予約で満席で、立ち見も。
ボクは半分関係者みたいなものだから席を確保するつもりもなく、当然立ち見のつもりだったけど、まさか3時間もやるとは思わずw 途中から腰が痛くて痛くて。こういうときに年齢を感じるなw

ゆっくりゆっくりしゃべる駒沢さんの「間」がよくて、彩香さんのトークも面白くて、笑いがいっぱい出たライブだった。丁寧に丁寧に彩香さんの半生を追っていく駒沢さん。それに対してあるときは照れ、あるときは涙し、あるときは大笑いしながらエピソードを語っていく彩香さん。実に温かくて豊かないい時間だった。養母である崎間カマトさんの貴重な動画がまた面白く、会場は爆笑の渦だった。

飯島奈美さんの手料理を食べる会

2011年2月10日(木) 8:21:13

ええと、あれはもう先々週か…。
フードスタイリストの飯島奈美さんの手料理を食べる機会に恵まれた。

映画「かもめ食堂」や「めがね」、TV「深夜食堂」、「パスコ」のCMなど、彼女が料理を手がけた作品は多く、どれもが等身大かつ異様においしそうな料理群。特に「かもめ食堂」の料理シーンの秀逸さで世の食べ好きたちの話題になった。最近では本「LIFE」「LIFE2」が大好評のベストセラー。ボクはこの本のレシピで肉じゃがをよく作る(一回作って大好評だったのでリクエストされる)。

ボクとは、まだ「かもめ食堂」を手がけるずいぶん前だった気がするが、ある娘さんをアシスタントとしてお願いしたことがあり、そのとき一度お会いしている。
その後しばらく間があいて、山本彩香さんを巡るご縁があり、一緒に沖縄に行ったり、亀戸の「民酒党」で何度か飲んだりがあり、ついに「飯島奈美の手料理を独占する会」が催された、というわけである。参加者は松井孝治さん夫妻とTBSのキャスターの松原耕二さん夫妻とボクたち夫婦である。奈美さんはアシスタントのうみさんとまきさんと3人で次々と料理を振る舞ってくれた。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。