2010年12月 アーカイブ

昔の仲間たちとの「昔」

2010年12月 1日(水) 13:45:06

名古屋での講演を昨日終え、大阪での講演も今朝終え、いま東京へ戻る新幹線の中である。
大阪の夜はいつも飲み過ぎてしまう。今朝は二日酔い気味の中での講演になってしまった。わりとフラフラ。

20代のころ、ボクはよく遊ぶグループの中にいて、幹事役(というか便利係)みたいなことをやっていた。

男3〜4人、女3〜5人くらいがいつも集まった。毎週土日、両日とも一緒にテニスをしていたし、平日もよく集まってご飯を食べに行っていた。数ヶ月に一回は遠出をし、大阪からクルマで軽井沢とか普通に行っていた。九州に行ったり山陰に行ったり。京都もよく行ったなぁ。季節ごとに潮干狩りとか花火とかスキーとかツアーもした。

ぬるすぎる高校の、ゆるすぎる同業種同窓会

2010年12月 2日(木) 7:42:40

ライトアップされた表参道をバックに某店に集まる影の薄いオトコたち…w

ボクは中学高校と6年間、渋谷の駒場東邦という男子校に通ったのだが、昨晩はその同窓会だった。それも「広告業界限定(メディア業界も)」の同窓会だったのである。題して駒広会(コマコー会)。その第一回である昨日は約40名が集まった。

キッカケはこの飲み会
偶然つながった4名の同窓生が「いっそのこと広告・メディア業界に巣くっている卒業生で同窓会をしよう!」と地味に盛り上がり、とりあえずやってみたのである。まぁでもあんまり集まらないだろうなぁと思っていた。なんというか、駒場東邦の校風と広告業界・メディア業界って似てもにつかない感じなのである。あまり就職先に選ばない感じ。よくぞ40名も集まったな。

大阪と広島で「ハーブ&ドロシー」上映開始します!

2010年12月 3日(金) 8:39:51

大阪と広島の方々!
明日12月4日(土)より、大阪と広島で映画「ハーブ&ドロシー」の上映が始まります! 大阪は梅田ガーデンシネマ、広島はサロンシネマ。ぜひ観てみてください!(他の地域はこちらでご確認を)

ついでにお知らせ。
12月1日の「NHK WORLD (NHKの英語放送)」にて「ハーブ&ドロシー」のレポートが放送されました。こちらで観られます。英語だけど内容を知っている人には英語の勉強にもなるかも。題名は「Art For All」。いまのハーブとドロシーの姿も見られるし、東京での初日の様子も見られます(一瞬ボクの横顔も移ってる。グレーのニット帽にヒゲw)。

さて週7本という「死の講演ロード」も4日で5本終わりあと2本。ヒーヒーではあるのだけど、急激な学びの機会でもあるのを実感する。週1回ずつ7週あるより、週7本を1週での方が成長も学びも大きい。

近い目標設定をしてハードルをひとつずつクリアしていく

2010年12月 4日(土) 11:11:48

今年のノーベル化学賞に選ばれた根岸英一さんがこんな意味のことを言っていた。

「20世紀に生きて死んだ人の数と過去の受賞者数から、ノーベル賞に選ばれる確率は1000万分の1になる。低すぎて宝くじに当たるような確率に思えるが、1000万は10を7回かけ合わせた数。10人中1位になる経験を7回繰り返すと考えればいい」

まぁ10の7乗なので、10人中1位を別個に7回やるのではなくて、10人中1位になって上のグループに行ってまた10人中1位になって、という繰り返しをしないといけない。上のレベルに行くたびに競争は大変になるので生半可ではない。でもそうやって近い目標設定をしてハードルをひとつずつクリアしていく、というのは有効な手段だよね。

最上の時間「竹内まりや LIVE 2010 @武道館」

2010年12月 5日(日) 10:05:04

竹内まりやの10年ぶりのライブ「souvenir again」に行ってきた。
4日間だけのスペシャルライブ。昨日はその東京最終日だった。@武道館

いままで観た数多くのライブの中でも最上のひとつだった。
終わったあとちょっと呆然として無口で歩いた。のれるライブ、踊れるライブ、元気が出るライブなどはいろいろあるが、自分の人生に思いを巡らし、沈思黙考し、ちょっと泣き、毎日を大切に生きていこうと決心し、観る前と観た後では確実に人生の見方が変わっている、そんなライブ、ちょっとない。うん、このライブで何かが確実に変わった。いろいろ頭が整理できた。爽快だ。

いや、シンプルなライブなのである。
ステージは楽器が配置してあるだけで凝った趣向はない。歌もお馴染みのものばかり。55歳の竹内まりやは落ち着いていて、客席を無理に盛り上げることもせず淡々と進行していく。観客の年齢層も高く、曲間も静かなものだ。「告白」や「駅」などのロマン歌謡に近い曲もやったので、ひとつ間違えるとサロンミュージック的ステージだった。

そこをなんとか 〜満員劇場御礼座

2010年12月 6日(月) 8:00:29

舞台が終わった瞬間、まわりの席から「おもしろかったねー」「来てよかったねー」とか声が出た。
むふふ。当たり前ではないか。なんといっても満劇だ。でも本当はもっとドッカンドッカン笑えるんだけどね。ちょっと洗練されちゃってたかも…とも思ったけど。

何の話かと言うと、昨晩行った満員劇場御礼座(略して満劇)の話である。
昨日は週7本目の講演(SundayLAB)を終えた後、中目黒のウッディシアター中目黒に行って観劇した。題して「満劇東京出張公演『そこをなんとか』中目黒版」

満劇はうちの会社の大阪支社の同僚たちが多数出演しているサラリーマン劇団で、大阪勤務時代は毎回楽しみに出かけた(1985年からほとんど全部行っていると思う)。東京転勤(2000年)後も自腹で大阪まで毎回でかけた。同僚たちが多く出ているということを差し引いてもそれくらいはファンである。思い出深いのは87年の「すかたん株式会社」と93年の「係長・係長太郎」、96年の「走れ、すちゃらか社員」、01年の「弁護士 便剛史郎」あたりかなぁ。特に芦屋キムチが出ていたころの初期のが懐かしい。

ホテル・ゲリピー

2010年12月 7日(火) 8:00:07

来年50歳なわけなのだけど、実はまだ胃カメラとか飲んだことない。
毎年欠かさず人間ドックには入っている。バリウムとかも超平気。でもなぜか胃カメラはしたことなかったのである。

そしたら「そろそろやった方がいいよ」「その歳でやってないなんて〜」「真剣さが足りないんじゃない?(苦笑)」「食べ好きには必須だよ」とかいろんな人に言われ、まぁそれもそうかもと思い、とりあえず主治医に相談した。そしたら「あ、それなら僕が毎年検査に行くいい病院があるので一緒に行きましょう。ついでに上だけでなく下も一緒にやっちゃいましょう」ということになった。

というわけで、今日は上の入り口と下の出口からの内視鏡検査である。

祝! ポリープなし!

2010年12月 8日(水) 7:59:51

というわけで(昨日参照)、内視鏡検査を受けてきた。
初体験である。ドキドキである。直前までツイッターで「苦しいよー」とか脅されてたし。あと、地味に「点滴の長い針が苦手」というのもあるし。でもまぁもう逃げられない。

東京の東端にある専門クリニックだったので、その近くのホテルに泊まってまずは下剤三昧。なぜホテルなのかというと、自宅でやるとクリニックまでの電車移動中にピーーーと警報がなりこの人のような悲惨な目にあうからである。近い安ホテルに泊まるのは正解。

で、前の晩に下剤、当日朝は腸管洗浄剤(2リットル)を注入し、ボクの管は見事に空っぽになった。
便意を催してトイレに座っても無色透明な水しかでない。なんだか「人間とは一本の管である」という定義を実感する。つか、いまならミノとかシマチョウで売り物になるレベルに美しいはず。そのくらい異物なし。ぴかぴか。

真にレストランを楽しみたい方へ。「東京百年レストラン」伊藤章良著

2010年12月 9日(木) 6:45:10

東京百年レストラン ‐大人が幸せになれる店‐友人の伊藤章良(あきら)さんが満を持して本を出した。「東京百年レストラン」梧桐書院/1680円。

伊藤さんはボクと「伊藤章良とさとなおのうまい店対談」を一緒にやっている仲間である。その経験値と健啖とレストラン愛は十二分に知っている。なので以前から「本を出したら」とは勧めていた。彼が本を出したらスゴイ本ができるとわかっていた。でも、出来上がりは予想を超えていた。素晴らしい。失礼ながら、まさかこれほどとは思わなかった。

え? あ、はい、確かに仲間の本を臆面なく褒めても説得力ないかもしれない。でもね、本屋で手にとって数ページ読んだらボクが言っている意味がわかると思う。これはいままで出たレストランガイドの中でも一頭地を抜けているのではないか。ここまで深くレストランへの愛や尊敬を書き記した本をボクは他に知らない。随所に記されている「食べること」への様々な想いの深さも圧倒的だ。だから読み物として面白い。読んでいて新しい視点を与えられる。そしてすぐにでもその店に行きたくなる。

最後のダノイ

2010年12月10日(金) 12:56:38

昨晩はちょっと郷愁にも惹かれ、十数年ぶりに西麻布「ダノイ」へ。

十数年前、この店は東京でもっとも活気がある店のひとつだった。もっとも予約が取れない店のひとつでもあった。店は常に満席で、お洒落な人種が集まっていた。キャベツとアンチョビのスパゲティや野菜と豆を煮込んだスープ、地鶏とじゃがいものローストなどの名物も有名で、東京で一番おいしいイタリアン、との評判も取っていた。で、実際においしかったし楽しかった。

そんなこの店でのいい時間がずっと記憶に残っていて、最近妙に「再訪してみたいな」という気分が高まっていたのである。いま考えると虫の知らせみたいなものだったのかもしれない。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。