2010年6月 アーカイブ

49歳になりました

2010年6月 1日(火) 5:25:37

昨日ご紹介した動画「iPad magic」は、昨晩の段階でヤフートピックスに取り上げられてましたね。すごいな。彼もめくるめく数日を過ごしたことでしょう(笑)

ところで、今日、49歳になりました。
いや、ほんと、みんな同じこと言うと思うけど、「まさか自分がこういう歳になるとはね!」って感じ。

フランク・シナトラが、ライブ盤の名作「SINATRA AT THE SANDS」の中で「My body may be 50, but I'm 28.」って語ってるんだけど、まさにそういう心境。心の中では28歳程度で止まっている。自分が50歳前後だなんて、うまく実感できない。

お疲れ様でした。

2010年6月 2日(水) 13:17:02

午前中の打ち合わせが急にキャンセルになったので、整形外科外来に検査に行った。
首痛がひどく、生活に支障が出始めていたからである。首自体のレントゲンはほぼ異常なしだった。うーん、ストレスかなぁ。同時に行った血液検査ではちょっと数値が悪かったし。カラダが相当疲れている模様。しばらく酒とか控えよう。

病院のロビーのTVで鳩山首相の辞意スピーチを見た。
念が残ると書いて残念。非常に残念だ。去年の9月末から不思議な縁ができ、内閣官房からの発信についてサジェスチョンさせていただけるようになったが、首相の仕事や発信について貢献しきれなかった気持ちが強い。ツイッターやブログ、リアル鳩カフェなどの活動もこれからが本番だった。せめて1年くらいあったら国民と政治の距離を多少は縮めることができたのではないかと思う。1月に始めて5ヶ月ではあまりに短い。

鳩山内閣は、長年の汚れがこびりついた店を居抜きで引き継いで、翌日から「営業しつつ店を変えていく」という難しい作業に取り組んだ。開かずの扉を開いてみたらトンデモナイモノが出てくる、料理しようと思ったらオーブンが壊れていて動かない、みたいなことの繰り返しだったと思う。あらゆる不具合がある古い古い店を立て直すのに、営業しつつだと、最低でも数年はかかるだろう。でも、8ヶ月しか我慢ができなかった。店主も。そして客たちも。

素晴らしかった、サロネン/ハーン/フィルハーモニア

2010年6月 3日(木) 9:29:10

鳩山首相辞任でいろいろ慌ただしい昨日だったが、夜は楽しみにしていたコンサートがあった @サントリーホール

サロネン指揮フィルハーモニア管弦楽団。ヴァイオリンはヒラリー・ハーン。
噂というか評判だけは聞いていた指揮者のサロネンも、ヴァイオリンのハーンも、ボクは初体験。そういう意味では先入観なくフラットに聴けたのだが、いや~、素晴らしかった。さっそくアマゾンでCDをいくつか購入。いいなぁ、サロネン。いいなぁ、ハーン。

お目当ては、映画「オーケストラ!」でも盛り上がったチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
あの感動があったばかりなので特にこの曲を楽しみにしていたのだが(サロネンって主人公のアレクセイ・グシュコブにも似ているし、ハーンもなんとなくメラリー・ロランに似てるし)、これが実に美しく優しい演奏。出だしのソロでいきなり涙が出た。

お知らせなど

2010年6月 4日(金) 9:28:47

いきなりですが、今晩23時からNHK教育「芸術劇場」でアナニアシヴィリの「ロミオとジュリエット」放映します! 岩田守弘さんももちろん出ます。ぜひご覧下さい。当日のボクの感想はこちら

お知らせついでにもうひとつ。
「my Japan」というコンテストの審査員をしています。「学生が日本の良さを表現する」というコンテストで、テーマは「ガイドブックにない日本の良さ」。CM部門とインタラクティブ部門があります。ボクが審査するのはインタラクティブ部門。佐藤尚之賞もあります(笑)。インタラクティブ部門の〆切は6月26日(エントリー〆切は19日)。ふるってご応募ください。

こういう漠然とした広いテーマの場合、わりと「自分の視点」に固執してしまってひとりよがりの作品になりがちなんですよね。それではヒトに伝わらない。まず「伝えたい相手」を決め、その人の顔を具体的に想像しながら、その人だけのために作ってみると意外とうまく行くと思います。がんばって!

ある意味、象徴的な例

2010年6月 5日(土) 19:51:16

ツイッター上では日々いろんなことが起きているが、昨晩のもかなりの出来事だった。

まず、深夜に歌手の浜崎あゆみさん(@ayu_19980408)が孫正義さん(@masason)に向けてこんなツイートをしたんですね。
始めまして、浜崎あゆみと申します。孫さんーっっっ‼犬のお父さんと共演したいでございます。RT @masason: 何ですか~っ?! RT @ayu_19980408 夢すぎますね。それ、大声で孫さんって叫べば、届きますかね???孫さーん‼そしたらいきなり孫さんが
やりましょう。RT @ayu_19980408: 始めまして、浜崎あゆみと申します。孫さんーっっっ‼犬のお父さんと共演したいでございます。そして、あの白い犬シリーズを作っているCM界の超大御所プランナーの澤本氏(@sawamoto55go;ボクのすぐ近くに座っている)に孫さんがツイッター上ですぐ発注(笑)
澤本ちゃん宜しくね~。RT @sawamoto55go: 孫さん、拝読いたしました。ありゃー、、、考えます。 RT @ayu_19980408そこにカメラマンの蜷川実花さん(@ninagawamika)が「写真家蜷川実花と申します。そのポスター私が撮りたいです!」とツイートしてきたことに対して孫さんが
ayuちゃん、どうですか? @ninagawamika 写真家蜷川実花と申します。そのポスター私が撮りたいです!RT @masasonやりましょう!RT @ayu_19980408 浜崎あゆみと申します。と、浜崎あゆみさんに問いかけ、
蜷川さんのように、様々なジャンルのクリエイターの方々が自ら手をあげて下さりこの輪がもっともっと広がり、繋がっていけば、日本が変わるキッカケになるのかも知れない、、、と若輩者ながら感じております‼RT @masason: ayuちゃん、どうですか? @ninagawamikaと、彼女が返す・・・みたいな流れ。

まぁ、広告マン的に言うと、CMというのはお気楽そうに見えてかなりちゃんと考えられている場合が多く、あの白い犬シリーズもきちんと今後の展開が計算され、決まっていたはず。
そこにいきなりアーチストたちが社長に直に訴えて乱入してくるのは担当プランナーとしてはかなり厳しいことだろうと思うし、それがイイコトなのかどうかはなんとも言えない(まぁ社長がいいと言っているのだからいいんだけど)。実際かなり話題になるだろうし、こういうエピソード自体が得難いクチコミにはなるのとはいえ…。

太田和彦さんと飲んだ話

2010年6月 6日(日) 22:07:41

そうだ、太田和彦さんと飲んだ話を書かなければ。

この日、山本彩香さんとご飯をしたあとのことだった。
夜21時すぎくらいだったかな。同行した方から「友人が太田和彦さんと飲んでいるらしいので、一緒に行きますか?」と誘われた。

実は迷った。「まだ」なのではないか、と。
店とかはそこそこ巡って、経験値も積んで、自分なりの考えも出来てはいる。でも、「まだ」なんじゃないか、と思った。まだ、この居酒屋の大家と飲むのは早いのではないかと。それは、いつか、もっと自分が自分なりに完成したあとのほうがいいのではないかと。

まだまだがんばれ、宮崎!

2010年6月 7日(月) 8:07:02

宮崎牛の種牛のエース級5頭が、抗体検査で「陰性だった」と発表された。
つまり感染してなかったということ。これで処分されない可能性が高まった。せめてものおめでとうを宮崎県に伝えたい。

今週はボーナスが出る方もいらっしゃると思う。
時節柄、誰でも厳しいとは思うけど、それでも一応、口蹄疫の義援金受付先を再掲示しておきます。都銀の口座も出来て便利になったし。

「宮崎県:口蹄疫被害に対する義援金を募集しています」

枕を替えてみた

2010年6月 8日(火) 7:06:09

佐々木かをりさんのブログで知ったが、黒柳徹子氏曰く「睡眠は、仕事である」だそうな。深く同意。

ということで、この日に書いたように、どうも睡眠がきっちり取れず疲れがとれないのは枕のせいではないか、と疑ってからいろいろ枕について考えているのだが、いただいた情報が多すぎて逆に迷いが生じ、なかなか決められないでいた。

でもまぁ迷っていても仕方がない、ということで、知り合いのオススメを受け(メールでのオススメも受け)、パラマウントベッドのショウルームに行って「スマートフィット・ピロー」の説明を聞いてきた。

新刊「極楽おいしい二泊三日」がそろそろ書店に並びます

2010年6月 9日(水) 8:52:44

新刊「極楽おいしい二泊三日」(さとなお著/文藝春秋/1750円)が、今日あたりから週末にかけて全国の書店に並び始めます(アマゾンではまだ「予約受付中」状態。今日か明日には注文可能になるはず)。

佐藤尚之の名前で出した「明日の広告」を入れると(文庫化を含めて)12冊目の本で、前著「明日の広告」から2年半ぶりの出版になります(著書一覧)。

雑誌「クレア・トラベラー」に2年半連載したコラムをまとめたものだけど、大幅に加筆したので、こうして単行本にまとめるまで1年以上かかってしまいました。その間に閉店した名店もいろいろあり、何度か食べ直しに行ったり、多忙もあってなかなか書けなくてイラついたり、この1年くらい細々とずっとこの本にかかりきりになっていた感じ。意外と難産だったなぁ。

出版ブルー

2010年6月10日(木) 9:06:37

今日が発売日の「極楽おいしい二泊三日」。
まだ著者本人は見本刷りしか持ってないし、近くの書店にもまだ置いてないのですが、都心の書店には並び始めたみたいです(写真は@SHIMAUMA628が撮ってくれた神保町三省堂)。

まだアマゾンでは近日発売になっているけど、昨日の時点で瞬間風速で「売上ランキング97位」まで行ったらしい(アマゾン100位以内はうれしい!) ちなみに一昨日は180,186位だったそうです(@amazonj_bestのツイートより)。急上昇!

本って、何回出しても一緒なのだけど、出版前は必ずブルーになるですね。
前著「明日の広告」のときもこの日にこんなことを書いている。
昨日、本の初校が上がってきた。
いつものことだが、出版直前というのは非常に落ち込む。出版ブルー。今回もわりとひどいな。読み直せば読み直すほど不完全な部分が見えてくるし、根本的に「こんな本出して何か意味があるのか」とか悩み出すし、苦労して書いた物が世間の厳しい風に晒されるのが怖いこともある。どうとでもポジティブに考えられることばかりだとはわかっているのだけど、なんか不安で落ち込む。まぁなんとかやり過ごすしかない。今回もいつものとおり、かなり落ち込んだです。もっとあーすりゃ良かったのではないか、あの部分は直したほうがよかったんじゃないか、全体にもっとやりようがあったんじゃないか、とか、いろいろネガに考えちゃうわけ。もちろんワクワクもあるし、陽転思考もするんだけど、なんというか、単純に「出てしまう」のが怖い感じ。取り返しがつかないような心持ち。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。