2010年3月 アーカイブ

「明日の広告」10刷! もしくは電子出版の魅力

2010年3月 1日(月) 7:47:51

拙著「明日の広告」、10刷決定しました。
一昨年の1月に発売以来、じわりじわりと重版し、ついに目標の10刷。当初は冗談で「10刷くらいするロングセラーになるといいねぇ」と担当編集である本多いずみさんとふたり、キラキラと遠い目をしていたのだが、本当に叶うとは…。たぶん広告の専門書としては過去一番売れた本になったと思う。先ほどアマゾンで見たら「広告・宣伝」部門で1位に返り咲いていた。ありがたやありがたや。買ってくださった方々、本当にありがとうございます。

電子出版が iTunes みたいな強力なインフラを得て日本でも普及した場合(つまり iBooks が日本でも普及した場合)、この本なんかは「新作や続編を出すよりも電子アップデートを毎年していく」ような方法が似合ってるなと思う。最新考察や最新事例を毎年継ぎ足していく本。発売から2年経ったとはいえ、基礎的なことは本の中に書いたものが今でも通用すると思うので(というか、基礎的な考え方は当分変わらない)、章を書き足して(古いところは改訂して)100円くらいで毎年有料アップデートする感じ。内容薄く新作を出すよりもそっちの方が役に立つ。

実際、5〜10年後くらいには「ビジネス書・実用書・学術参考書というのは電子アップデートされるもの」という考え方が普通になるんじゃないかな。

守備力ウルトラアップ!

2010年3月 2日(火) 8:37:31

岩田守弘くん(ボリショイバレエのソリスト)が東京にやってきた。
先週ロシアから来日して地方公演。そしてようやく東京へ。ホテルのロビーで待ち合わせてがっつりハグ。ハグハグ。

岩田さんはいつもはるばるロシアからお土産を持ってきてくれる。
ロシアの食材とかグルジアのワインとか現地でしか手に入らないウォトカとか、重いだろうにいつもかさばるお土産をたくさん持ってきてくれるのである。

一番珍しかったのは3年半前にくれたこの武器(写真)。
そのときもさなメモに書いたけど、これはボガティリというロシアの武器らしい。オンラインゲームの「ウルティマ・オンライン」では「Mace」か「Maul」かな(←ウルティマ・オンラインは7〜8年前にかなーりやりこんだ。ボクにとってのオンラインゲームの原点)。検索して調べたら、このサイトの3枚目に「モーニングスター・メイス」として出ている。おおっ! モーニングスターといえばドラクエでもお馴染みの武器だ。そうか、これがモーニングスターか!

「さとなお」と「サトナオ」

2010年3月 3日(水) 7:31:00

読売新聞の月イチ連載コラム。前回の掲載時に立松和平さんが亡くなった特集記事が急に入った関係でひと月近くズレ込んでいたんですが、今日の朝刊には出ているようです。

新聞は急な事件によってコラムとかはすぐ飛びますね。ダイナミックで面白い部分でもあるけど、新鮮度重視な旬ネタでコラムを書いた場合、書き直しせざるを得ないのがツライところ。今回も全面的に書き直しました(これで2回目の書き直し)。ちなみに写真も変わりました。お暇な方は見てみてください。


本業の広告について言えば、ブログやツイッターで書かれたりメールでもたくさん問い合わせをいただいたのでここでもお知らせしておくと、3/1に、所属している会社で「サトナオ・オープン・ラボ」というのが発足しました(リリースPDF)。

アナニアシヴィリの至芸 @「ジゼル」

2010年3月 4日(木) 7:42:35

昨晩はグルジア国立バレエの公演で「ジゼル」を観てきた。@東京文化会館

グルジア国立バレエは、今回、ボリショイバレエからウヴァーロフと岩田守弘くんをゲストに迎えての来日公演でふたつの演目をする。「ジゼル」と「ロミオとジュリエット」。岩田くんは「ロミオ」にマキューシオ役で出る。配役が決まった半年前から今回の来日を楽しみにしていた。

昨晩は「ジゼル」で、岩田くんの出番はないのだが、なんといっても現代最高のプリマバレリーナのひとり、ニーナ・アナニアシヴィリが主役である。見逃せない!

ヒキガエル、おはよう!

2010年3月 5日(金) 8:21:04

昨日の帰り道。住宅街の普通の坂道。電灯も少ない暗い道。

なんか道の真ん中にこぶしほどの黒っぽい塊がある。石か。いや、有機物っぽい。ウンチか。いや、これは…。

ヒキガエルだった。

ウヴァーロフすげえ! @「ロミオとジュリエット」

2010年3月 6日(土) 19:35:55

昨晩は待望の「ロミオとジュリエット」@東京文化会館
アナニアシヴィリとウヴァーロフと岩田守弘。この3人の競演は見逃せない。そして、この原作の舞台となったヴェローナにも一昨年行ったので妙に親近感もある。だからとっても楽しみにしていた。

ロミジュリは、バレエでは3回目かな(直近では大日本プロレスでも観ているが:笑)。
印象に残っているのはヴィシニョーワのジュリエット。可憐かつキュート。それを大御所アナニアシヴィリがどう表現するか…。わくわくする。舞台自体は、セット転換が頻繁で、ストーリー性の強いバレエだ。踊りの見せ場よりも演技の見せ場が多いのだが、プロコフィエフの音楽もよく、飽きが来ないいい演目である。

グルジア国立バレエは、前々日の「ジゼル」で感じたような層の薄さをあまり感じず、昨日のステージに関して言えばとても良かった。全体にハイレベルにまとまっていて、いい舞台だったと思う。

久しぶりにマネージャー業務 @TBSラジオ

2010年3月 7日(日) 18:56:47

昨日の3月6日は、娘の響子の誕生日(15歳)と結婚記念日がダブルで来た日。我が家にとってはめでたい日である。
とはいえ毎年この日はもろに「娘の学年末試験」に重なるので、特に当日のイベントはなし。ケーキを買ってお祝いしただけ(今年はペニンシュラ・のケーキにした。うまかった)。誕生日プレゼントはちょいと奮発した(何をあげたかはそのうちに)。とても喜んだ。

昼間は久しぶりにマネージャー業務(笑)。
最近では岩田守弘くんももう有名になってきたのでやらなくてもいいんだけど、8年くらい前から手弁当でずっと彼の「私設マネージャー」をやっているのである。

彼は、野球で言ったらイチローか松井くらい凄い人なのに、当時の日本ではまったく無名(ロシアではとても有名)。
なので義憤に駆られ、東京地区マネージャーを買って出て、彼が来日するたびにいろんなメディアの人や有名人に会わせて歩き、テレビ出演やラジオ出演や雑誌出演を頼んでまわってきたのである。

久しぶりの不眠

2010年3月 8日(月) 6:41:07

昨日は切羽詰まった企画書が2つあり、どこにも出かけずモニター前でどっぷり仕事していた。

朝6時前から深夜25時すぎまで、朝ご飯と昼ご飯と夜ご飯(with「龍馬伝」)と犬散歩と1時間の昼寝以外ずぅっとモニター前。15時間は向かっていたかも。

というか、思ったよりずっと時間がかかった。
本当は2本で8時間くらいで仕上がると踏んでいたのだが、パワポのアニメーション(プレゼンのときに文字や図を動かすやつ)とかを細かく調整しているうちにそんな事態に。うーん、実はまだ終わっていない。今日プレゼンする案件があるのだが、それが間に合っていない。こんなことでちゃんとプレゼンできるのかな、オレ。

アクションプランナー

2010年3月 9日(火) 12:47:39

「国民と政治の距離を近づけるための民間ワーキンググループ」のメンバーは全部で8人。そこで初めて佐々木かをりさんとお会いした。イー・ウーマンの代表であり、時間管理術でも有名な方だ。テレビのキャスターやコメンテーターもつとめられている。

で、何度かワーキンググループの会合を重ねる中、いろいろ話をするようになったのだが、あるとき彼女がボクの使っている手帳を見て、いきなり「さとなおさん、その手帳、すぐ捨ててください」と言う(笑)。もちろんそこは佐々木さんなので、感じよくニコヤカにだけど。

当然「え、なんで!」である。
ボクはボクで毎年苦労して手帳を選ぶ。最近では iPhone の手帳アプリも試したり、Google Calender を使ったりもしているが、どうもボクには「紙の手帳」が合っているようなので、紙にしている。でもなかなか自分に合った手帳がないので毎年選択に苦労するのである。

「チャート」よ、どこへ行った!

2010年3月10日(水) 9:22:00

去年の伊藤若冲も見逃したが、長谷川等伯展も見逃しそうだ。
いや、行く時間は1時間半くらいなら作れるのだけど、混雑とか行列が嫌いで、どうしても二の足を踏んでしまう。等伯も異様に混んでいるようだしなぁ。入館するのに30分とかかかってしまったら、あとはかなり駆け足でないと見られないし。うーん…。

日本の美術については、なんか複雑な思いがある。「得意分野だったのになぁ」「あのころの知識を思い出してから観たら数百倍おもしろいのだろうけどなぁ」「でももうすべて脳味噌から失われてしまったなぁ」みたいな。

って、何言ってるかわけわからないっすね(笑)
なんというか、受験時代に「日本美術史」が異様に得意だったんだけど、その知識がすでに脳味噌から失われていて、悔しいような哀しいような、でもまだ得意意識が残っている分ちょっと「まかせとけ感」もあって……みたいなビミョーな感覚があるわけ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。