2010年2月 アーカイブ

大運の変わり目

2010年2月 1日(月) 7:40:58

今日は2月1日。
ボクは、ここ5年くらい、この「2010年2月1日」という日をワクワク待っていた。そうか。今日か。

あまり占いとか信じる方ではないのだが、唯一信用している四柱推命の占い師がいて(なんだかよく当てるので)、その人が「2010年2月1日からボクの運気(大運)が大きく変わる」と言い切っているのである。

どう変わるのか、くわしく書くと有り難みが薄れるので書かないが、まぁワクワク待っていたということでわかっていただけると思う。
もちろん今朝起きて運気が変わった実感などまったくないし、占いを信じない人から見たら「何をたわけたこと言ってんの」だと思う。ボクも「とはいえ "占い" だからなぁ」と心の隅では思っている。でも、まぁなんつうか、ちょっとした背中押しにはなるんですね。運気がいいから試してみよう、とか、運気を信じて実行してみよう、とか。 一歩踏み出す勇気のために、パラパラッと上からスパイスのように振りかけると効果的な感じ。

外は白い雪の夜

2010年2月 2日(火) 8:00:37

♪雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう

…って、夜更けって何時頃なんだろうね とか隣に座った同僚と話し合った昨日、東京地方は夜更け過ぎに見事な大雪となった。

大運が変わった第一日目とはいえ、特についているということはなく、来週のレストラン予約を断られ、今週ののんびり出張の予定が激務出張に変化し、単行本掲載予定の店には掲載を断られ、そして仕事も予断を許さぬ緊張状態になった。まぁでも仕方ない。なるようになるべと20時前くらいからふたりで食事に出た。

古き常連たちの夜

2010年2月 3日(水) 7:56:40

昨日から仕事で神戸に来ている。

あるクライアントと同行しての仕事であるが、ある時、そのクライアントと一緒に飲んでいて、彼が偶然ボクの昔の行きつけの店「バーンズ」の常連であったとわかり、お互いものすごくビックリしあったのである。というか、神戸は苦楽園の住宅街にある小さな古いバーの話を、東京で偶然仕事が一緒になった人と濃厚に話せるとは、なんとも不思議すぎるではないか。当然意気投合する。で、「いつか、この仕事で関西出張があった時、一緒に『バーンズ』に寄ろう!」となったのも自明の展開。それが実現した日が昨日である。

ボクがこの店に通い始めたのは1985年の年末(新入社員の年)。
そのクライアントは1984年に東京に転勤していったので、この店では見事にすれ違っている。25年前の若い彼が転勤していった1年後に新入社員のボクが居着いたわけ。でも、この店で頼むメニューまで一緒なんだな。チキンカチャトラ。これを頼む人はわりとレアである。そんなこともふたりを結びつけている。ついでに名字まで一緒だし、落語なんかの話も合うし(談志を去年一緒に聞きに行った)、なんかいろいろ共通点があるのである。

神戸〜京都〜名古屋〜東京〜名古屋〜味仙

2010年2月 4日(木) 8:50:22

昨日は長い1日だった。
朝早く神戸のホテルを発ち、クライアント(大勢)と待ち合わせて新神戸駅から京都駅まで新幹線。京都から近鉄で移動してある街に行って仕事を2時間ほどし、また京都に帰ってきて駅ビルでさっと昼ご飯を食べ、そのまま新幹線で名古屋に移動。名古屋で1時間半ほど打ち合わせをし、また新幹線で東京へ移動。品川で2時間ほど打ち合わせをし、また新幹線に乗って名古屋に22時頃帰ってきた(翌日、つまり今日、名古屋で講演するので名古屋泊だった)。

夜中に名古屋の街を歩きながら、なんだかとっても不思議な気持ちに。
朝には神戸にいて、昼には京都にいて、昼下がりには名古屋にいて、夕方は東京にいて、そして今また名古屋……。ユビキタス的というか遍在的というか、なんというか「いま名古屋にいる自分と、まだ神戸とか京都とか東京にとどまって存在しているパラレルな自分が、同時に存在しているみたいな感覚」とでもいうか…。んー、自分自身がノードとなり結節点として機能しているような、そんな感じかな。ええと、伝えるのが難しいな。平たく言うと、とっても「ネット的」ちゅうことです(←平たくしすぎ)。

名古屋に22時に着いてそのままホテルに帰る手もあったが、そのままだとなんだかあっちこっちに行っている自分の分身が自分の中に戻ってこないような妙な感覚があった。こういうときは後輩でも呼び出して飲みに行くに限る。

東京〜大阪を1日で2往復半

2010年2月 5日(金) 12:11:55

「昨日は新幹線に住んでいるような1日でしたね」というメールをいただいたけど(ありがとうございます)、確かに4回も乗り降りしているが、延べ時間としては新幹線の中に5時間弱しかおらず、それほどでもないといえばそれほどでもないかも。ボクは大阪勤務時代が長かったので、もっとすごいのをいろいろ経験している。一番きつかったのは、なんと東京〜大阪を1日で2往復半したときである(15時間!)。

東京の編集室でCMを徹夜編集して、朝いちの新幹線で大阪へ行き、大阪のクライアントに試写して修正を指示され、東京にトンボ帰りし、新幹線の中の公衆電話(公衆電話!)から編集室に電話指示して作業してもらっておいた修正済のビデオテープ(ビデオテープ!)を東京駅で受け取り、そのまま引き返して大阪に帰り、新大阪駅に持ち込んだ14インチのビデオ付テレビ(テレビデオ!)でクライアントに試写し、また修正の指示を受けて東京に引き返し、新幹線の公衆電話で指示しておいた修正済のビデオテープを東京駅で受け取って、最終の新幹線で大阪に帰ってクライアントに渡した、という「パシリにも程があるだろう的超絶パシリ」である。

いまなら「ネットでやれよカス」って言われるであろうアナログ時代の思い出だ。
いま、普通に「ニューヨークの編集室にネット上でリアルタイムに改訂指示を出して修正箇所をリアルタイムに確認する」なんてことが出来ているが、ホント夢のような世界である(そのぶん時間に追われるので、どっちがいいか難しいところだけど)。

クレイジーケンバンド @ィ横浜FRIDAY

2010年2月 6日(土) 22:36:36

昨晩は、ィ横浜は伊勢佐木長者町のライブハウス「FRIDAY」にて、クレイジーケンバンド(CKB)のライブを観た。正確に言うと「クレイジーケンバンド Classics」かな。6人構成のCKB。

いや〜楽しかった〜!
CKBのライブは二回目だが(一回目はこの日)、こんな楽しいライブは他のバンドでは味わえないもの。イイね、イイね、イーーネッ! しかも場所が場所。ここ「FRIDAY」は100人ほどしか入らない小さくて古い、そして有名なライブハウスで、CKBの聖地&拠点と言われている場所なのである。

CKBは売れる前からここでライブをやっていて、いまでも毎月ここで定例ライブをやっているという。偉いなぁ。
そしてここでのCKBライブは超プラチナチケットらしい(そりゃそうだ)。コアなファンが争奪戦を繰り広げる世界。そんな世界、自分とは遠い世界だと思っていたが、今回は友人の友人が電話攻勢でゲットしてくれ、総勢7人で出かけることができたのである。長年のファンでも行ったことがない人が多い聖地。申し訳ない&めっちゃうれしい。電話かけまくってくれたハルナさん、本当にありがとう。

手相

2010年2月 7日(日) 21:05:43

四柱推命のことを書いたときから、占いについてのメールをいろいろいただいてます。

「私も生年月日が近いので、もしかしたら似た運勢 !?」とかいうメールもいろいろ。
うーん、どうかな…。四柱の「四」は生まれた年・月・日・時間の四つ。これが合致しないとまったく違う運勢になるみたいですよ。少なくとも生年月日は一緒じゃないと。なので、細木数子系の占いで言われている「○○星」が一緒でも、全然違う運勢だったりすると思います。四柱推命もいろんな流派があるみたいだし。

ちなみに、占いはほとんど信じないけど、一応「手相」は見ることができたりします。ずいぶん忘れちゃったけど、まぁでも基本がわかっているので。

ツイッ食べ。もしくは Twi-eat(ツ・イート)か

2010年2月 8日(月) 9:28:04

ツイッター(ボクのIDはこちら)をやり始めて「こりゃ楽しい!」と思うことのひとつに「旅先での食事」がある。

出張とかひとり旅とかしていて、ある街にいるとき、ツイッターに「いま○○にいる」とかつぶやくと、いろんな人が「あの店に行って!」「ぜひこの店へ!」とかおいしい店をリアルタイムで教えてくれるのである。もちろんボクが旅先で貪欲に食べ歩くということを知ってもらっているのも大きいし、フォロワーが増えたことも大きい(現在12000人超)。でも「リアルタイムにその場所にいる人に店を教えるトキメキ感」も大きいと思う。「え、いま○○にいるの! だったらあの店に行って欲しい!」みたいな勢いでツイートが次々と飛んでくるのである。

香川に講演で行ったときもすごかった。さぬきうどんはそこそこ詳しかったが、最近は行ってなかったこともあり、「最近はどこが面白いですか?」みたいなツイートをしたら、怒濤の勢いでオススメが来た。なにしろリアルタイムなので、ボクが食べている店や地点を書き込んでいくと、その近辺の「最近おいしい店」が次々送られてくる。ちょうど国分寺を車で走っているときにタイミング良く教えてもらった「一福」は、その中でも大当たりだった。ツイッターがなかったら出会えなかった店。

講演中に迷うこと

2010年2月 9日(火) 8:23:11

昨日は大阪日帰り出張。
昼前に大阪についてそのまま会場入り(帝国ホテル)。

札幌、仙台、広島、名古屋、と、4回やってきたこのカンファレンスの基調講演も残すところあと3回。大阪と東京と福岡だ。昨日の大阪は過去最大の430人の聴衆。ホテルの会場もさすがにでかい。

まぁ過去4回同じ内容を話してきたので馴れてはいるのだけど、いまだに難しいなと思うのは聴衆のレベルに差があること。
レベルという言葉を使うと失礼な感じだが、んー、なんというか、ネットのネの字もあまり知らないような方と、もう普通に使いこなしている方と、両方が混じっている感じなので、どっちに合わせて話をすればいいのか難しいのである。こういう場合はだいたい「中の下」あたりに合わせて話すのがいいのだけど、「上の上」の方にはたぶん既視感がある内容だろうし、「下の下」の方にはちょっと難解すぎる内容だろうと思う。壇上で自信たっぷり話しているように見えながら、内心では「うーん、これって難しいのかな? それとも簡単すぎるのかな?」と迷ったりしている。

「レストランする楽しみ」を教えてくれた人

2010年2月10日(水) 8:27:24

レストラン評論家の見田盛夫さんが亡くなった。

伊藤さんのブログを読むまで気がつかなかった(先週の2月3日に亡くなった)。そうか亡くなったか。とても残念だ。

伊藤さんも書いている通り、ボクも「グルマン」で彼を知り、彼の後を辿ってレストランに行ったものである。あれはまだ30歳前後のころ。それがのちの「ジバラン」という活動につながった。お会いしたことはないが、恩人である。「食べる楽しみ」ではない「レストランする楽しみ」をボクは彼から教えてもらったと思っている。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。