2009年12月 アーカイブ

マリインスキー・バレエ「白鳥の湖」(ヴィシニョーワ)

2009年12月 1日(火) 8:42:48

昨晩、サンクトペテルブルグのマリインスキー・バレエ団による「白鳥の湖」に行ってきた。@東京文化会館(上野)

今回はヴィシニョーワがプリマ(主役の白鳥/黒鳥役)。
ヴィシニョーワは「ロミオとジュリエット」を観たことがあるが、これが実に魅力的なジュリエットだったので白鳥にも大期待だった。先週行ったコンダウーロワの白鳥に比べてどうだろうか。

マリインスキーの「白鳥の湖」全体についての感想は先週書いたのでそちらを読んでいただきたいが、今回も感嘆のし通し。本当に世界最高峰だなぁ…。衣装から美術から群舞からすべて素晴らしい。今回は席が前の方だったこともあり、演技の詳細をきちんと見られたが、手先・足先まですべて気が行き届いていて本当に美しかった。

うちのわんこ

2009年12月 2日(水) 8:39:10

2002年生まれの7歳であるうちの犬(→写真集)。
誕生日が9月11日ということもあり、あやうく「テロリン」とか「チョムさん」(←ノーム・チョムスキーから)とか名付けられそうになったオスのトイプードルなのだが(名前はシンプルに「トイ」←シンプルすぎ)、この子のクセについて最近疑問が生じてきた。

クセというか、体質かな。ウンチの話。

この犬、まず、散歩時にウンコを4〜5回に分けてするのである。
中高校時代に柴犬(黒色。名前はゴロー。名作本「あぁ五郎」から取った ←この本ご存知の方いますか?)を飼ったことがあるが、彼はウンチを1回で済ませていた記憶がある。んー、犬ってこんなに何回もウンチするっけ?

なつき先輩!

2009年12月 3日(木) 9:07:05

「情報って出せば入ってくる」というのが14年前にサイトを始めてからの変わらぬ実感だ。

たとえばおいしい店の情報を出し惜しみせず発信すると、その見返りのように次々と店情報が舞い込んでくる(それもボク好みっぽいのが)。本や映画や音楽や舞台の情報もそう。なんだかんだ発信していると、オススメ情報に限らず、献本や試写・試聴、貴重なお誘いなども舞い込んでくる(ボクが本を出版できたのもサイトがきっかけ)。もちろん今はアクセスが多いからというのもあるとは思う。でも、感じとしては、サイト始めて3年目くらいの、まだアクセスがそうでもなかった頃からそういう傾向になった。ここ数年は加速度ついている感じ。なんでも続けてみるものだなぁとよく思う。

で、人との出会いも、ボクの場合、サイトがきっかけになっているのがほとんどになった。
先日の鳩山首相との出会いも元はといえばサイトがきっかけだし(松井官房副長官と友人になったのもサイトがきっかけ)、岩田モリや森崎モリみたいな親しい人たちもサイトがきっかけ。対談ブログをやっている伊藤さんもそうだし、さなメモに書いていないいろんな方々もほとんどサイトがきっかけで知り合った。

いままでの政権なら考えにくいこと

2009年12月 4日(金) 9:08:29

あのですね、「ハトミミ.com」っていう「行政刷新会議が設置する窓口」は、例の提言の結果ではまったくありません。どうも「あれか」と思っている方がいらっしゃるようなので、それは否定しておきます。

ボクのした提言は「国民と政治の距離を近づける」という目的の、ちょっと視点が違うタイプのもので、なにしろ提言したのが日曜ですから、まだ本当に一歩目を踏み出そうとしているような状態。拙速は避けたいので、平田オリザさんとも話し合いながら、ちゃんとメンバーを揃えて、一歩ずつ確実に前に進めたいと考えています。

というか、「いちブロガー&専門家の意見を(ご飯の場とはいえ)一国の首相が数時間かけてサシで真剣に聞いてくれたこと」自体が、すでに大きな変化の一歩目ですね(ソーシャルメディアやコミュニケーションの変化をご説明&質疑応答するのに数時間はどうしてもかかる)。

国際理解のための落語会

2009年12月 5日(土) 11:01:10

今朝の犬散歩のときに見た雲。これっていわゆる地震雲? ヒコーキ雲にしてはぶっとくて長い。

ぶっとくて長いといえば(汚い!)、数日前の「うちのわんこのウンチ問題」にメールやツイッターでたくさん反応をいただきました。ありがとうございました。
「うちのもそうです!」というのが半分。「そういう犬って初めて聞きました」が1/4。「病気とかも疑った方がいいですよ」が1/4。だいたいそんな感じ。まぁ急にウンチ回数が増えたり、急に壁になすりつけだしたりしたら病気を疑うけど、ずぅっと昔から散歩中は4〜5回ウンチで歩きウンチでなすりつけウンチなヤツなので、これはもう習性ですね(なすりつけはマーキングっぽい)。他にもそういう犬が結構いるみたいなのでホッとしました。というか、みなさん「うちのわんこですー」と写真を添付してくれて楽しかった(笑)

昨晩は、お茶の水女子大学グローバル教育センター主催の「国際理解のための落語会」で落語を聞いてきた。@お茶の水女子大学徽音堂

センチメンタルな神戸行き

2009年12月 6日(日) 11:48:49

もう5年ほど癌と闘っている義父の容態があまりよろしくないので、日帰りで神戸にお見舞いに行ってきた。

妻も娘も東京に用事があるので一人で行ってきた。
まぁ妻はしょっちゅう手伝いに神戸に行っているのと、ボクはなかなか空いた日がなくて行けないので、予定がなかった昨日、急遽一人で行ってきたのである。ちょうどこの前亡くなった大森佳代子さん(この日のさなメモの最後の方に書いた方)にもお焼香したいので両方を兼ねて。 お見舞いとお焼香を兼ねるのは縁起が良くないという意見もあるが、こちらの気持ち次第だろう。

昼すぎに東京の家を出て、15時半すぎには芦屋の病院に着いていた。
昔、苦楽園・夙川・芦屋と14年間住んでいたので、何もかもが懐かしい。

ある夢想

2009年12月 7日(月) 8:16:44

ツイッターにも数日前に書いたけど、知人の友人の娘さん(池田悠里さん6歳)が、先天性の心臓疾患(拡張型心筋症)を患っていて、心臓移植をしないと助からない状況になっています。

心臓移植は他の臓器移植とちょっと違って、心臓の大きさがマッチすることが必要だそうです。
つまり大人の大きな心臓を小さな子供に移植することができないということ(肝臓の場合は分割して大きさを合わせることが出来るらしい)。

日本では15歳未満の子供からの臓器提供が法的にまだ禁止されています(臓器移植は受けられるが、臓器提供はできない)。つまり15歳未満の小さな心臓がない状態。そのため6歳の悠里さんが日本で心臓移植できる可能性はまったくないのだそうです。※今年7月に、国内での15歳未満の子供からの臓器提供に道を開く「改正臓器移植法(A案)」が可決成立したが、施行は公布の1年後である。悠里さんが来年の移植待機リストにできるだけ早く載るためには、年内にアメリカに渡航する必要があり、一時心肺停止にまで陥った悠里さんとしては一刻も早く行動しなければならない。つまり施行を待ってはいられない。で、アメリカのコロンビア大学病院に打診した結果、受け入れの内諾はもらえたものの、アメリカでの心臓移植には1億円を超える費用がかかるらしいのです。健康保険などの公的なサポートが一切受けられないため、とても個人でまかなえる金額ではないのが現状。

まだ全然どうなるかわからないけど

2009年12月 8日(火) 7:30:35

昨日書いた心臓移植募金の話というか夢想の話だが、ツイッター上で思いも寄らぬ進展があった。しかもすごいスピードで。

朝にそのさなメモを更新してから次々とツイッターに反応が入り、iPhoneのアプリで「募金アプリ」は作れないかという話になり、いろんな意見がいろんな人から出た挙げ句「じゃ作ってみましょうか」と買って出てくれた方がいて、あれよあれよという間に物事が(すべてツイッター上で)決まっていったのである。

で、約3時間後には「じゃぁリアルで打ち合わせをしましょう」という話になり、銀座のアップルストア前での待ち合わせも決まり、夜の18時にはボクとその開発者(2人)が「はじめましてー。さてどうやって進めよう?」と、アップルストア近くのコーヒーショップで打ち合わせをしていたという展開。

マリインスキー・バレエ「イワンと仔馬」

2009年12月 9日(水) 7:51:46

昨日の募金アプリについて、たくさんの応援やサジェスチョン、ありがとうございます。
こういういわゆる「いいこと」っぽいことって、書けば書くほど「いいことをしているオレ」みたいなアピールに見えてきてイヤなのだけど、もともとツイッター上でオープンに話が始まったこともあり、経過もある程度オープンにしていこうと思います。というか、なぜだかわからないけどとにかく走り始めちゃったので、どうなるかわからないなりに最後までは走ってみます。

まず、税金問題については光明が見え始めていますが、まだまとまってません。今日か明日にはまとめて、デザインも仮に上げて、とりあえず申請できるところまでは持って行きたいところ。いずれにしても年内リリースはアップルの都合で難しいけど、まだルートを探っている状況です。結果はもうちょっとお待ち下さい。

そんな中、昨晩はマリインスキー・バレエへ。
「白鳥の湖」をコンダウーロワヴィシニョーワで見て、昨日で3つ目にしてラストである。あぁロシアに帰っちゃうのね(まだガラがあるけど観に行けない)。

「第52回 日本雑誌広告賞」主催のトークイベント

2009年12月10日(木) 7:59:08

昨日告知し忘れましたが、読売新聞の連載コラム、昨日出てました。顔写真も前とは替わっています。が、印刷が赤く、なんか唇とか口紅塗ったような感じ(笑)。まぁどうでもいいか。

書いたのはココで書いたのとほぼ同じ内容(かなり短くしたけど)。
ただ、読売新聞の場合、なにせ公称1000万部だし、まだネットに触れていない人もたくさん読んでいる。なので「ネットに触れていない人、ITにまったく追いついていない人に向かって啓蒙的に書く」というスタンスで書いている。まだ差があまり開いていないうちに差を埋めておかないと、将来デジタル・デバイド(ITを使いこなせる人とそうでない人との間に生じる情報、待遇、貧富、機会などの格差)がひどいことになると思うので、少々しつこくても言い続けたいと思っている。

少々しつこくても言い続けたいと思っていることに、マスメディアへの提言がある。
まぁメディアの専門家ではないのだが、「明日の広告」みたいな本を書いたこともあり、いつしかマスメディアの変革について講演を求められるようになり、意外と広告目線でそれを語っている人が少ないこともあって、だんだん自覚が芽生えてきた(笑)。読売新聞の連載コラムも「メディア」というコラム欄だし。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。