2009年11月 アーカイブ

さぬきうどん6時間7軒8玉

2009年11月 1日(日) 13:48:36

昨日書いたように、1泊2日で香川に行っていた。
約10年ぶりである。もともとさぬきうどんマニアだったことなどは昨日のを読んでください(わりと「へぇ〜、そうだったんですね」みたいな反応をいただいた。最近新しい読者が増えたこともあるのかな)。

講演があった金曜日は3軒だけ。「はりや」「手打ち十段 うどんバカ一代」「こんぴらうどん」。特に「うどんバカ一代」はうまかったなぁ。ボクが回ってたころは競争がなく、狭い地域を相手に誠心誠意打っていた感じだったさぬきうどんも、ブーム以降は競争や刺激が増え、若手も参入し、いろいろと様変わりしているのを実感させられた店だった。競争と刺激は新しい魅力を運んでくる。その影で古い良さが消えていく場合も多いのだが、その良し悪しはここでは論じない。

で、昨日の土曜は早朝覚醒したのだが、ツイッターやメールでいただいた情報を元にコースを構築していたら(店によって開店している時間が違うのでパズルを組み立てるみたいに構築しないといけない)、9時から回り始めるのが効率的とわかったので、二度寝をし、9時に高松の市街地にあるホテルをスタートしたのである。最後の店で食べ終わったのが3時だから6時間食べ続けたわけですね。ちなみに足はレンタカー。

コッキーポップな夜(コッキーポップだけじゃないけど)

2009年11月 2日(月) 6:51:59

大食いした翌日はゆっくりするに限る(笑)
ということで、昨日はほとんど活動せずボンヤリ&ユックリしてました。夜にジョギングしてきたけど、それも4キロほどを超ユックリ。その後、夜ご飯後はなんとなくYouTubeサーフィンしてた。

先週に小宮山雄飛くんに会ったからなのか、さぬきうどん巡りをしている間ずっとホフディラン「遠距離恋愛は続く」「恋はいつも幻のように」が耳から離れなかったんですね。で、まずそれを聴いて、そこからいろいろ巡っているうちになぜか浜田省吾に辿りつき、「悲しみは雪のように」とか「愛という名のもとに」とかを涙ボロボロ流しながら聴いた(笑)。大学生時代の深夜にクルマで環七とか環八とか走っていたころがリアルに思い出される。♪眠れぬ夜は電話しておくれ ひとりで朝を待たずに 真夜中のドライブイン 昔のように 急いで迎えに行くよ〜

で、なんとなくチューリップの「青春の影」が聴きたくなり、1976年の映像に辿りついた。うわー財津が若くてカッコイイ!と思いつつ、そのまま1976年の丸山圭子「どうぞこのまま」へ。いいなぁ。そして高木麻早「ひとりぼっちの部屋」へ移っていき、必然的にポプコンへ。

ブランドへの愛が生まれる瞬間

2009年11月 3日(火) 19:14:48

新潟の「水と土の芸術祭」の事務局からメールが入り、「Water Front 在水一方」(通称バンブーハウス:王文志作品)が写真のように立派に再建されたそうです。前のが少しトンガリ気味だったのに比べて、ちょっとズングリになったかな。ちなみにこれについて前に書いたさなメモはこちらこちら

事務局のブログで写真を見ると、大風でまたペシャンコにならないように、内部はかなり補強されていますね(柱というか梁みたいのが見える)。
ただ、せっかく再建されたこの作品、「水と土の芸術祭」終了の12月27日を最後に撤去されちゃうそうなので、まだ見てない人はお早めに。補強後はどうなっているかわからないけど、内部のあの気持ちよさは失われていないはず。

そうそう、上記リンク先でも言及しているMac用日本語入力プログラム「かわせみ」の販売が開始して、さっそく無料お試し版を使ってみています。販売元の物書堂サイトの説明文が丁寧で素晴らしく、こういう書き方をする会社ならきっと製品もいいはず、と、すでに愛用(お試し期間が終わる前に買っちゃいそう)。というか、こういう真摯な説明があるだけでそのブランドを愛せちゃうよなぁ。ちょっとしたことなんだよね、ブランドへの愛が生まれる瞬間って。

時間を共有する小さなシアワセ

2009年11月 4日(水) 7:57:53

昨日の夜、夕刻から「月がきれいだ」というつぶやきがいくつもツイッターで流れていた。

原稿書きが一段落した21時すぎ、ダメ押しのように「月がきれい」というつぶやきが流れたので、ベランダに出て空を見上げた。本当だ。雲ひとつない夜空に月がきっぱりと輝いている。ここまで孤独で美しい月はめったにない。

部屋に帰ってツイッターにこう書いた。
「みんなが月がきれいだとつぶやくので月を見に外に出た。ホント、こんなに明るくてきっぱりしている月は久しぶりかも。まぶしいくらい。」

岩田さんが勲章をもらった

2009年11月 5日(木) 9:22:00

岩田さん、勲章もらいましたね。
ニュースだとココ。彼のブログだとココ(←数回に分けてとても面白い実況)。

ボクがさなメモで取り上げないので、何人もの方から「もしかして気がついてない?」とメールをいただきましたが、ええとずいぶん前にさなメモのどこかで書いて満足しちゃってました。初夏の時点でもらうことが決まっていたので、なんかずいぶん前のことのような気がして。
でも何度も書いていいくらいスゴイこと。あの文化大国ロシアで勲章をもらうって本当にスゴイ。メドベージェフ大統領から直接もらったんだもんなぁ。スゴイなぁ。どのくらいの高みにいるんだか。勲章、今度来日したら見せてもらおう! ちなみに次の来日は来年の3月。アナニアシヴィリと「ロミオとジュリエット」を踊る。すごい楽しみ。詳細はジャパンアーツへ。

昨晩はちょっと飲み過ぎて、電車の中でもフラフラ。最寄り駅から家までもいつもの3倍以上時間がかかったくらいの千鳥足。で、家に鍵あけて入ったところまでは覚えているけど、あとは記憶なし。ふと「なんか寒い〜」と目が覚めたら朝4時で、リビングのフローリングの上でした。ブルゾン脱いで薄着で床寝。体中が痛い。というか風邪ひいちゃうよ。

松井秀喜の言葉

2009年11月 6日(金) 12:11:13

松井秀喜のワールドシリーズMVPは会社でリアルタイムで見ていた。
ツイッターでホームランだ二塁打だと次々と活躍がつぶやかれるので「こりゃ見なければ!」と、オフィスのテレビがあるところまで見に行った。最近はどんなニュースもツイッターで知ることが多い。ソーシャルメディアを介してマスメディアに触れることが実に多くなった。そうなるとどうなるか。マスメディアと一般人の発信がほぼ同等な価値に感じられてくるようになる(ある程度その状態に馴れるとだが)。マスメディアが発信者として一般人と対等になる感覚。一般人というのが言い過ぎであれば、影響力ある発信者(インフルエンサー)とマスメディアが対等になった感じかな。

この「対等感」を理解せず、いつまでも「教えてあげる」的な「上から目線」で発信しているのが今のマスメディア。もうあなた方だけが情報強者ではない。そのあたりを心底理解しないと、一般人(特に若者)の感覚とどんどん乖離してしまい、揚げ句の果て「もうマスメディアはいらない」とか言われちゃったりする。そうならないためにも意識変革が必要。ただ、この意識変革、40代50代60代の「上から目線どっぷり型」のマスコミ人には実に難しいことなんだろうなぁ…。

って話がズレたけど、松井の話。
今朝のNHKで松井の単独インタビューを流していたが、インタビュー映像後、アナウンサーが「松井選手は『自分に対して、勘違いするなよ、と言いたい』ともおっしゃってました」と言っていた。松井の言葉で一番好きなのはこれだけど、今回のこの言葉もなかなか響いた。あそこまで行ってまだ引き締めるか。調子こいてしまいそうな自分を諌めるか。逆に言うとそういう態度だからこそあそこまで行けたわけなので、どっちが先かニワトリタマゴではあるのだけど、それにしても、そうか、まだ「勘違いするなよ」なんだなぁ。

聖☆おにいさん

2009年11月 7日(土) 8:56:23

朝5時に起きて仕事メール打ってたら蚊に刺された。
この寒いのによく粘って生きてるなぁ、とか感心しつつ、足の小指で今まさにチューチュー吸ってる小さな蚊はやはり憎い。かゆいのもイヤだ。でも殺せないなぁ。「こういう季節はずれに飛ぶ蚊は『あはれ蚊』と呼ぶの。殺してはいけないよ」って、亡くなった祖母がよく言ってたし。早く満腹になって去ってくれ。つか、かゆっ。

昨日は酒も飲まず外食もせず、まっすぐ家に帰った。
家のMac前に静かに座り、ずっと感じていた「『この週末にしないといけないこと』『来週するべきこと』が莫大なのではないかという予感&悪寒」にまっすぐ向き合ってみた。目をそらさずに一度現実を見ようよ! で、書き出してみた……。な、なんじゃこりゃぁ!

そのまま呆然とMacをスリープにして食卓に行き、録画していたドラマ「リアル・クローズ」を見て現実逃避し、娘に借りた漫画「聖☆おにいさん」の新刊を読んで浮世離れした。さよなら現世。しばらく呆然としたあと気を取り直し、「ニューシネマパラダイス」のサントラ盤を流して自己憐憫に浸り、ようやく現世回帰。うん、わかったよ、逃げずにちゃんとやるよ…。

盛り沢山な一日

2009年11月 8日(日) 14:03:48

昨日は盛り沢山な一日だった。
午前中は企画書書いて犬散歩してジム。昼ご飯を食べてすぐに有楽町へ出発。国際フォーラムCホールであった「和田裕美のわくわく伝染ツアー」に招待されたので観に行った。14時から18時までの長時間に渡るそのセミナー(ライブ? 舞台?)を観た後、急いで早稲田の学習院女子大学へ。青年団の「ヤルタ会談」「隣にいても一人 〜関西編〜」を観劇。で、その後、演出の平田オリザさんや劇団員たち、そして見学に来ていた議員さんたちも含めて飲みに行った。二軒行って深夜まで。いやぁなんだか濃くて長い一日だったなぁ。いろんな刺激が脳みそになだれ込んできてグラグラした。

和田裕美さんとはラジオ出演からのまだ短い縁なのだけど、なんだかいろいろお会いする機会が多く、その関係で招待していただいた。しかしこの「わくわく伝染ツアー」ってなんだ? 自己啓発系? いやもっと宗教的な何か? とか、ちょっと警戒しながら行ったのだけど、これが意外と面白かった。彼女の代表作ともいえる本「新・陽転思考」を元に、ほとんど4時間、和田さんしゃべりっぱなし。スタンダップコメディ的なオンステージ。でもちゃんとエンターテイメントになっていて飽きさせない。というか泣いてる人いっぱいいたし。1500人くらい入るホールが満席で、たしかに「わくわく」がどんどん広がっていく。
しかし和田さん、すごいパワーだなぁ。1500人の心を掴んで、笑わせて泣かせて4時間。いつもは静かでおっとりした人なんだけど、豹変したように超アクティブになっている。さすが。そして超話し上手。あんな話し上手になりたいよ、ほんと。

ボクも彼女の言葉からいくつかヒントをもらった。そういう意味では自己啓発というか自己発見系のセミナーなんだけど、そのわりに「うさんくささ」がない。とても平易でストレートで真面目なエンターテイメントだった。来年もあるそうなので、是非行きたいです >和田さん

マイケル・ジャクソン「THIS IS IT」

2009年11月 9日(月) 7:25:38

先週の頭だったか、マイケル・ジャクソンの映画「THIS IS IT」を観てきた。

ライブを撮った映画として、たとえばローリング・ストーンズの「シャイン・ア・ライト」がある。
マーティン・スコセッシ監督の名作だが(ボクは機内映画で観た)、これにはライブが始まる数分前までセットリスト(演奏曲順)も決めないストーンズの姿が描かれている。出たとこ勝負というか、ある種のライブ感はそこから生まれるのだとも思うし、彼らのシンプルなステージゆえのことでもあると思う。

マイケル・ジャクソンのステージ作りはその真逆。
まるで精密機械を組み立てるように、繊細に、計算づくで、細かく細かく考えられている。なのでリハーサルも超緻密。映像とも連動するので、秒単位でタイミングなどが決められていく。その緻密さゆえ、リハーサルが繰り返され、それをつなげたこの映画も2時間飽きさせず成立している(ほとんど本番に近いステージが再現されるため)。

痛風じゃなかった!

2009年11月10日(火) 9:09:36

おとといの日曜日。起きたら立てなかった。
右足の中指の付け根が痛み、床に足を付けられない。なんだよコレ。触らなければ痛くないが、押したり体重かけたりしたらものすごく痛い。つまり立てない。中指を曲げても痛い。いたたたた。こりゃ痛い。

何かにぶつけたかな。前日はたしかに酔っぱらったけど、記憶が飛ぶほどは飲んでいない。中指の付け根なんかぶつけてないはず。だったら何だ? んー、それにしても痛いぞ。歩けないよう。

なんとかひょこひょこ歩いてリビングに行き、午前中は様子を見た。
痛みがとれないので、昼くらいにツイッターになにげなく「足の中指の付け根に打撲のような痛み。二日前からうまく歩けない。指を曲げても痛い」と書き込んだ。そしたら、あっという間にコメントの嵐が。 多くの人が「そ、それは痛風では!」と書き込んでくる。えっ! 痛風 !? ウソ! これが痛風なの?

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。