2009年9月 アーカイブ

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

2009年9月 1日(火) 8:01:34

いやいやエヴァ世代ではないですよ。もっと言うとガンダム世代ですらない。だからお台場ガンダムなんて全くシズらない。なんでみんなあんなの見に行くんだろうってなもんです。あえて言えば何だ、「巨人の星」世代か。いや「あしたのジョー」か。お台場に大リーグボール養成ギプスとか力石が吹き飛ばしたジョーのマウスピースとかが飾ってあったら行くぞ(笑)

でも、エヴァは知らないといけないだろうとずっと思ってたですね。
というか、この前、矢野顕子@ブルーノートを聴きに行ったとき、ボクを除く同行者3人がエヴァの話をしだして、軽く仲間ハズレになったんです。ううむ。これは常識としてちゃんと知っとかないとヤバイな…。

ということで、すぐに「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の「序」をTUTAYAで借りて観ました。
このシリーズ、「序」「破」「Q(急)」「完結篇」という四部作になっていて(これもQなのね)、その第1作目をとりあえず観た、と。
で、「おおおっ!」となり、次が観たくてたまらなくなり、昨日、いま絶賛公開中の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を、台風直撃の嵐の中いそいそと観に行ってきたというわけ。

ad:tech tokyo

2009年9月 2日(水) 7:30:44

今日と明日は「ad:tech tokyo」(アドテック東京)に参加する。
「ad:tech」とはマーケティングとITテクノロジーに特化した世界最大級のカンファレンスで、ニューヨーク、ロンドン、パリなど世界各地で催されており、アジアでも中国で5回、シンガポールで2回も開催されている。なのになぜか日本での開催は今回が初めてである。

ボクもニューヨークの ad:tech に一度参加したことがあるが、同時通訳など当然なく、英語の内容が聞き取れずに苦労した(まぁ専門分野なのでだいたい雰囲気はわかるのだが)。日本での開催は「日本語もしくは同時通訳完備」「長時間ヒコーキで移動しなくてよい」「知り合いがたくさんしゃべる」「空き時間に会社に帰って仕事ができる」など、いい面がたくさんある。うれしいなぁ。今回ボクはスピーチしなくていいので超気楽。最新メソッドとテクノロジーをいろいろ吸収してこようと思う。

開催のために走り回っていた武富さん、本当にお疲れ様でした。

ad:tech tokyo と上海蟹

2009年9月 3日(木) 7:27:38

昨日は終日「ad:tech tokyo」に行っていた。
Rei Inamoto氏の話とユニクロの勝部氏の話が面白かったが、あとはボクにはそんなに目新しい話でなく、わりとおとなしめのカンファレンスだった印象。ソフトランディングという感じかな。というか自分が立っている位置が確認できた感じ。ただ、2日目は聞きたいスピーチが目白押し。今後の組織のあり方に踏み込んだテーマのものも多く、ちょっと楽しみ。

MCを日テレの土屋敏男氏がやったり、今日もCNNの副社長のスピーチがあったりと、TVメディア関係者の登壇も多かったのだが(新聞や雑誌やラジオは皆無)、フジTV出身の吉田正樹さんも「動画配信:コンバージェンスと広告モデル」というお題のパネリストとして来ていたので少し話した。沖縄での夜をうらやまれた。すいません(笑)

「ad:tech tokyo」の会場を後にして、三田の「中国飯店」に行き会食。
おととい、「9月の頭に中国飯店なんて何かのイヤガラセですか?」と、店を予約した友人に冗談で絡んだんだけど(この店、9月末くらいから旬に入る上海蟹が名物なので、その直前に行くのは何か納得できない感じになる)、その後その友人が店に電話して確かめてくれたところ「初物を出せる」となったらしく、今年は9月2日にして上海蟹を食べることが出来た(言ってみるもんだ)。

ad:tech tokyo 終了

2009年9月 4日(金) 7:42:35

2日間に渡った世界最大級の広告カンファレンス「ad:tech tokyo」が無事終了した。@パークタワーホテル。

段取りも内容も楽しさも海外のそれと遜色なく、第1回目としては大成功だったと思う。事務局の方々、そして武富さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。

おとといの初日は比較的無難な内容だったけど、2日目の昨日はつっこんだ内容のセッションが多く、とても印象深かったしワクワクしたな。
特に「中村勇吾、伊藤直樹、田中耕一郎、岸勇希」という世界トップのクリエーター4人が揃った会(モデレーターが杉山恒太郎という贅沢さ)は圧巻。過去の事例紹介に終わってしまった部分はあったものの、ad:tech におけるジャパン・プレゼンテーションとしては素晴らしかったと思う。ad:techという国際カンファレンスのキーノート・パネルで日本人のみの登壇というのは珍しいことだと思うけど、このメンバーなら恥ずかしくない。というか誇らしい。知らない人も多いかも知れないが、いまノン・トラディショナルな領域(CMとかグラフィックとかではない領域)においては、日本の広告表現は世界のトップを走っている。この4人はその代表選手。一堂に会するなんて奇跡的だ。

矢野顕子と9刷とクラウドと

2009年9月 5日(土) 13:38:33

みなさん、今日の夜のNHK教育「佐野元春のザ・ソングライターズ」は矢野顕子ですよ!
23時25分〜23時55分。二週連続。これは必見。いまのあっこちゃんはすごいと思う(まぁ前からすごいのだけど、この前のライブが特にすごかったから)。ちなみに明日は見逃した松本隆の回の再放送がある。18時〜19時。これもうれしいなぁ。

本当は、明日はそんな番組を見るどころではなくて、親しい編集者夫婦が家に訪ねてくるはずだったんだけど(9ヶ月の赤ちゃん連れて)、もしボクたち家族の誰かがインフルエンザ潜伏期だったら赤ちゃんにうつしちゃうかもしれないので、先ほど話し合って泣く泣く延期にした。赤ちゃんは重篤になりやすいと聞くし。インフルエンザの流行がおさまったらまた企画するということで。
というか、毎日の超満員電車やらカンファレンスやら講演会やらで、菌自体には接触していると思うんだよなぁ。手洗いもうがいも励行しているけど、カラダのどこかにはきっとついている。赤ちゃんが来たら思わずダッコしたりするし、赤ちゃんも何かに触った手をすぐ口に入れちゃったりするし、やっぱりインフルエンザが流行っているうちは無理かもね。残念。

編集者といえば、拙著「明日の広告」、9刷、決まった模様です(つか、1Q84やヱヴァ新劇場版Qみたいに、実は9刷ではなくてQ刷だったりして)。

風変わりなことは恥ずかしいことではない

2009年9月 6日(日) 12:23:08

次期首相になるのがほぼ確実な鳩山由紀夫民主党代表の奥さんである鳩山幸夫人の無邪気な言動は以前から週刊誌などで読んでいたが、今、その発言が世界中で話題になっているらしい。まぁ日本の次期ファーストレディでもあるしね。

取り上げられているのは過去のこのような発言。
「私たちみんな宇宙人」「わあ、疲れた。今、金星に行って来たのよ」「肉体が眠っている間に、魂が三角形のUFOに乗って金星に行って来た」「太陽をちぎってむしゃむしゃ食べるのお。すごく力になるわよ~」「前世で私はトム(クルーズ)と一緒だったの。だから彼に会って『久しぶりね』と言えば、彼はわかると思う」

それを受けてグーグルまで昨日のトップページロゴが UFO になってた(これは偶然そうなった可能性もあるが、この記事によると Twitter でグーグルの暗号めいたオフィシャルつぶやきがあり、それを解いたところによると鳩山夫人の発言に関連してる可能性が高いらしい)。

後輩の2冊の本

2009年9月 7日(月) 9:03:11

先月、可愛い後輩の本が2冊も出たので、ちょっとご紹介しておきます。両方ともタイトルが「なぜ」系。

いま20代女性はなぜ40代男性に惹かれるのか (講談社プラスアルファ新書)1冊目はもう18年くらいの長いつきあいになる大屋洋子の「いま20代女性はなぜ40代男性に惹かれるのか」(講談社+α新書)。新入社員のときから知っている彼女の処女作である。

ちょっとスキャンダラスな題名だけど内容はいたってまとも。40代男性とつきあう20代女性が増えてるらしいんだけど、このふたつの世代、実は共通点がいろいろあり、惹かれあう理由がある、というもの。彼女はシンクタンクのスーパーバイザーなので、調査結果を駆使して、現代恋愛論を超平易にあたたかく語っている。もちろんこの二世代を語るためには他の世代も分析しないとならず、各世代、きちんきちんと丁寧に読み解いてあってわかりやすい。なるほどー、これは彼らと仕事を一緒にするときにも応用できるなぁ。恋愛観を知ると各世代がよくわかる。

ロシアン・ルーレット気分でプリン体

2009年9月 8日(火) 8:26:31

昨晩は、生レバー&生ビール。@押上「まるい」
10年くらいボクのサイトを読んでくださり、要所要所でタイミングよくメールをくださる方(8歳年下)と、彼の友達、そしてボク、の、男3人で出かけた。ボクはおふたりと初対面である。

サイトを読んでくださる方とは基本的にめったにお会いしない。
というのも、「ボクは相手のことを何も知らないのに相手はボクのことを熟知している」という状況がすばらしく居心地悪いからである。相手は服を着ているのにボクだけハダカな感じと言えば伝わるかな。お会いできるのはうれしいけど、なんだかとっても恥ずかしいのである。

あと、自分の健忘症も理由のひとつ。健忘症というか意識的デリートというか。
つまり、サイトに書いた内容を片っ端から忘れていってしまっているんですね。サイトに書いて、思っていることを脳味噌からサーバーに移したら、脳味噌の方のデータを削除してしまうような感覚。だから相手が「こんなこと書かれてましたよね」とか言ってくれても「あれ? そうだっけ? そんなこと書いたかなぁ」みたいに間抜けな会話になることが多くなる。これってちゃんと読んでくださっている相手に失礼になる場合も多く、申し訳ない気持ちになるですね。それもあまりお会いしない理由のひとつ。

3000万の積み重ね

2009年9月 9日(水) 7:25:11

サイトがいつの間にか3000万アクセスを突破。いつも読んでいただき、ありがとうございます。

この数字はトップページへのページビュー累計。奥の方のページに直接来る方が多いサイトなので(おいしい店リストとか)、実数はその2倍くらいだと思う(現在1日3万くらい)。いや、RSSリーダーで読んでくださっている方の場合はカウンターは動かないから、もっとアクセスはあるんだろう。たぶん。

もうサイトもRSSリーダー(Googleリーダーみたいなヤツ)で読む時代なのでカウンターなんてほとんど意味がないんだけど、ネット創生期からからやってる人間としてはなんとなく捨てがたいものがある。1日5アクセスとか10アクセスとかで一喜一憂してたあの頃。リロードしてカウンターがひとつ動いていただけですごくうれしかった(もちろん自分のリロード分を除いて)。今、たった今、世界のどこかで誰かがひとり見てくれたんだなぁ、みたいな感慨。

10年ぶりの宮崎

2009年9月10日(木) 7:46:11

宮崎に来ている。
14時から宮崎日日新聞で講演だったのだが、宮崎空港に着いたのが12時30分。急いで市内へ向かい、宮崎名物チキン南蛮発祥の店として知られる「おぐら」へ向かう。タクシーの中で Twitter に「宮崎に着いた」みたいなことをつぶやいたら、それを読んだ自称弟子(宮崎在住)がケータイに電話をくれ、「すいません師匠、『おぐら』の店の前にいるんですが、本日臨時休業って書いてあります」と。でも本店は休みでも瀬頭店はやってるのではないかと彼が言うので運転手さんに言って急遽瀬頭店へ。そしたらそちらも休み。うーむ、許さん。自称弟子(宮崎在住)に電話して「お腹がチキン南蛮になっちゃってるんだけど、他にない?」と聞いたら、瀬頭に「かぐら家」というのがあってそこがまぁまぁ、と言うのでその店に入って食べた。

と、着いて早々バタバタだったのだが、食べ終わってすぐ会場へ(「かぐら家」はうまかったけど、チキン南蛮の基準値が自分の中にないので、こんなもんなのかもっとうまいものなのかがわからない)。宮崎日日新聞の11階にある立派なホール。「新聞の明日」と題して2時間の講演。前半は超ネガ、後半は超ポジな話をさせていただいたのだが、質疑応答や追加説明などをしてるうちに3時間経っていた。やる方も疲れるけど聴く方も疲れるよね。聴いていただきありがとうございました。質問もいっぱい出たし、とってもいい会だったと思う。

いったんホテルに帰って、夜は新聞社の方々と懇親会。
まずは「てんびん」という店へ。宮崎に行く前にある上司に「宮崎よく行かれますよね、店、どこかいいとこ知りませんか?」と聞いたらこの店を教えてくれ、そのことが宮崎になぜか伝わって、懇親会会場がこの店になっていたのである。といってもスナックを居抜きで使っているような、カジュアルな居酒屋。お座敷系地元の名割烹みたいな接待が好きではないボクにはとてもうれしい感じ。食べたかった佐土原ナスがメニューにあったしね。焼酎「月の中」「芋麹吉助」など飲みながらかなり賑やかに。途中でなぜか自称弟子(宮崎在住)も加わった。おいしくてくつろげる店。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。