2009年8月 アーカイブ

背徳感がたまらん

2009年8月 1日(土) 7:58:51

今日から8月。
月が替わると、まず「『どうぶつの森』で新しい魚や虫を捕らなくちゃ!」とか思うオレ。しかも今日は土曜だからトタケケから曲をもらわなくちゃ、とも思う。アホか。あ、ゲームの話です、すいません。

ゲームといえば、ドラクエ9、ようやく始めました。
時間とられるなぁ、こんなことやってていいのかなぁ、やること山ほどあるのになぁ、という背徳感がたまらん。この背徳感を味わうには「40代50代で現役バリバリ」という表の顔が必要。まさに「こんなことやっててはいけない」世代。ここに深い味わいがある。ドラクエやFFの楽しさの何割かはこの背徳感。時間がふんだんにある若者と引退者にはわからない悦楽かも。

アマゾンとかのレビューでは不評が多かったドラクエ9,どうなのかなぁと始めてみたら意外と面白いじゃん。
まぁ旅する仲間との関係性がゼロなのが思い入れ的に辛いし、ガングロ天使もいちいちウザイけど、細部はよく練ってある(少なくとも前半は)。内容も易しめだけど、DSだし、RPG初心者取り込みの目的もあったんだろうなぁ。個人的には錬金と遊びクエストが面倒だが、これは個人差があるだろう。時間に追われずゆっくりやるなら楽しい要素かもしれないし。

あっけなく「ドラクエの夏」が終わる…

2009年8月 2日(日) 20:39:58

昨日「ようやく始めました」と書いたばかりのドラクエ9。
あれ? まさか? もう? ほえ? という感じで、どうやらラストダンジョンに突入した模様です。

ええと、本格的に始めたのは新潟から帰ってきてからだから木曜日かな。
でも、木曜夜は仲畑貴志さん、金曜夜は映画監督の鈴木勉さんと飲んだりしていたので、ほぼこの土日しかやっていない。二日で9割方終わりって、あっけなさすぎ…。だいたい30時間くらいしかかかっていない。

でも、やり始めてわかったけど、今回のドラクエ9は「友達が参加していっしょに旅をする」用に作ってあるんだね。つまりDSで通信しながら遊ぶ「オンラインゲーム的醍醐味」を重視した作り。

ハードでふらふらな男やもめ生活

2009年8月 3日(月) 8:02:29

昨日、娘に引き続いて妻がロンドンに発ち、およそ二週間の男やもめ生活が始まった。

これを「期間限定の独身生活♪」と書けば何やら異様に無責任で楽しそうな感じだが、現実は単なる「犬の世話係」であり、生活は逆に不自由になる。家族で分担していた犬の世話をひとりでしないといけない。朝の散歩はいいとして、問題は夜ご飯。最悪でも夜10時には家に帰ってご飯をあげなきゃイカンのだ。会食が多い身としてはなかなか厳しい。

そのうえ、必ず寝不足になる。
なぜかというと、夜から朝にかけて犬が超過敏になりやがるのだ。

久しぶりの「打ち上げ」

2009年8月 4日(火) 8:52:39

昨晩はある仕事の打ち上げ。
世の中的に目立ったキャンペーンではないけれど、ある層に向けて丁寧にコミュニケーションすることを目的にしたもので、キャンペーン後の店頭調査によるとその目的はきっちり果たせた模様。「広告ができること」を限定し、ゴールを明確に設定し(買いに来た人に店頭でその商品もしくは広告のことを販売員に訊ねてもらうこと)、すべてのメディア・表現をそこに集約させた。粛々と地道に確実にそれを成し遂げたメンバー。特に営業メンバーが実によろしかった。着実かつ明るい。営業部長のお人柄もある。お疲れ様。

それにしても「打ち上げ」って久しぶりだ。
最近、広告業界では「打ち上げ」が激減していて、ほぼ絶滅状態なのである。

たった10年前まで、広告は「作ってオシマイ」だった。CMとかを作って流したらオシマイ。だから納品したら「打ち上げ」というピリオドがあったのだが、今はずいぶん違う。納品後もウェブやらPRやらが延々と続く。だから「打ち上げ」られないのである(まぁみんな多忙で予定が合わないこともあるが)。

モスクワから。ニューヨークから。

2009年8月 5日(水) 7:51:16

昨日の昼過ぎ、ケータイに電話があり「さとうさーん、着きましたー!」の叫び声。
岩田守弘さん(ジャパン・アーツによる略歴)だ。このメモではお馴染みのボリショイ・バレエの第一ソリスト。昨日モスクワから来日した。今月いっぱいくらい日本にいる。いやーうれしいなぁ。待ちかねたよ。

ということで、いつ会ってどう遊ぶか、さっそく相談。
人気者ゆえ予定はかなり埋まってしまっているようだが(それもうれしい。数年前は予定がなかった:笑)、なんとか数日彼の予定を確保できた。私設マネージャーとして各メディア人に紹介キャラバンしたあの頃が懐かしいな。NHK「プロフェショナル」に出てからはもう大丈夫。多くの人がこの「稀なる人」を知ってくれた。

夜はニューヨークから来た知り合いとご飯。
あれは「it」というショートフィルムを撮ったときだから2004年か。NYで編集地獄に陥っていたときにメールをくれ、見知らぬ同士、一緒にご飯を食べた人。で、「日本に行くんだけど、久しぶりにご飯食べませんか?」とメールをくれ、お互い「いやぁ久しぶり!」と旧交を温めたわけ。

最近の「ダントツ大差の人気第一位」は?

2009年8月 6日(木) 6:53:44

深夜の「大声でのお知らせ」で何度も目が覚め、朝4時半くらいからの「ハシャギ乗り」に無理矢理起こされ、連日ふらふらのワタシです(なんのことやらわからない方はこちら)。

よく「犬の言葉がわかったらどんなに楽しいだろう」とか言う人がいるが、あたしゃゴメンだね。だってヤツら超自己チューだぜ。

「散歩行こうよ! 散歩散歩散歩散歩!」
「ごはんが食べたい! ごはんごはんごはんごはん!」
「誰か来た! 誰だ誰だ誰だ誰だ!」

カルビーのポテトチップス原爆忌

2009年8月 7日(金) 8:42:35

昨日は広島原爆の日。朝刊で見つけたこの句を何度も反芻した日だった。

カルビーのポテトチップス原爆忌 中田美子

毎日新聞の隅に載っていた中田美子の句(句集「惑星」より)。
カルビーのポテトチップスに、もしくはそれを食べている自分に平和を象徴させ、原爆忌と同居させたものすごさ。まるで現代アートのインスタレーションのように、人の心に異物を放り込む。

タックルマン石塚の死

2009年8月 8日(土) 21:35:38

大原麗子の孤独死もびっくりしたが、昨日なによりショックだったのは石塚武生氏の死去ニュースであった。新聞で死亡記事みつけたときは3分ほど固まった。だってまだ57歳だぜ。

ボクは中高時代、へなちょこラグビー部員だったのだが、そんなボクの当時のアイドルは早稲田の石塚だった。
ボクは背が高いくせにハーフをやっていて、そういう意味では当時の宿澤とかの動きに魅了されるべきなのに、ずっと徹底してボクは石塚ファンだった。テレビのラグビー中継とか見ていても、いつも目はフランカーの彼に釘付けだった。タックルマンという愛称でも有名だったことでわかるように、足首への強烈なタックルが身上で、その恐れを知らぬ突っ込みぶりはいまでも鮮やかに目に残っている。

なにしろ敵のハーフからスタンドオフにボールが渡った段階で、フランカーの石塚はもうスタンドオフの間近に迫っている。で、超低い体勢からスタンドオフの足首に飛び込んでくるのだ。この早さと迫力。うまくかわせたとしてもそこですでに敵は守勢に立たされている。第二派第三派が襲ってきて、チャンスはピンチに変わる。タックルひとつで試合の流れを変えるのが石塚だった。

本棚の整理中

2009年8月 9日(日) 12:13:32

昨日は数千冊の本の整理で丸一日。早朝から深夜まで。
でもまだ半分くらいしか終わっていない。果てがないなぁ。ボクも本を書く人なので「本を捨てる」ということにとても抵抗があり、なかなか決断できない。

だから、とりあえず、

・1軍(今後とも長く再読するであろう本)
・2軍(再読の可能性がある本、系統だって読みたい作家の本)
・3軍(再読しないけど、愛情があり、取っておきたい本)
・4軍(図書館にあれば充分な本)
・5軍(なんでこんな本買ったんだっけ?)

バレエ・アステラス2009

2009年8月10日(月) 7:04:33

ko_20002139_kouen.JPG.jpegモリ(岩田守弘さん)のバレエを観に「バレエ・アステラス2009」へ。@新国立劇場 中劇場

この公演、文化庁新進芸術家育成公演等事業で、副題に「海外で活躍する日本人バレエダンサーを迎えて」とある。
アステラスとはギリシャ語で「スター、星たち」だとか。別に製薬会社が後援してるというわけではなく(笑)、今年から始まった文化庁主催の文化事業である。

ここ数年のモリの例をとってみてもそうなのだが、あれだけ海外で活躍しながら、日本で踊る機会が本当に少なかった。数年に一度のボリショイ・バレエ来日公演のときに配役されない限り、ほとんど日本で踊れない。海外で得た経験を披露する場も、後進に伝える場も、実に限られていたのである。
そういうことを憂いている人が他にもたくさんいて、こういう場が出来たという流れ。とってもいいことだと思う。海外というアウェイで孤独に闘っている日本人ダンサーのモチベーションにもつながる。いい企画だ。本当に感謝したい。長く続くといいなぁ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。