2009年7月 アーカイブ

正しい「アップルの犬」

2009年7月11日(土) 9:07:43

iphone3gs.jpg「アップルの犬」として、アップル製品を従順に買い続けてきて早15年。ジョブズ様が打ち出す製品群を崇拝しきって生きているワタクシですが、なぜか iPhone だけは手を出さず、周りの「アップルの犬友達」からも「あれ? 買わないの?」と不思議がられていた。というか、すごく責められていた。いや、はっきり口に出して責められたわけではない。彼らの目を勝手に「責められている!」と解釈し後ろめたく思っていた。すいませんすいませんすいません。アップルの犬のくせにすいません。

理由はふたつ。
auで家族契約しちゃっていて割引の鎖につながれてしまっていること。ソフトバンクに替えるなんて家族のオッケーが出ないわけ。あと、携帯メールを頻繁に使うようになってしまい、携帯メールの使い勝手が悪そうな iPhone に替える勇気がなかったこと。もうちょっとだけ待とうかなと思ったんですね。まぁでも「犬」ならば、多少の不便を顧みず、いの一番に買うべきだよなぁ。犬失格だ。

という書き出しと表題でわかると思うけど、ようやく、ようやく iPhone 手に入れました!
3G[S]が出て、もう我慢できなくなったんです!

「犬」のくせに

2009年7月12日(日) 8:08:44

bigboss.jpgま、アップルほどではないにしろ、「ドラクエ」シリーズの「犬」でもあるワタクシです。

昨日はその新作「ドラクエ9」の発売日。

うん、「オレは必ず買う」って明白にわかっている。かなり前から予約受付していたのも知っている。なんとなく7月中旬は仕事入れずに開けてある。
でも、なぜか予約はしないんだな。なんでか知らんが「予約してまで買いたくない」と思っているようである。この「犬」心理の微妙なことよ(笑)。「犬」のくせに普通に流通するようになってからコッソリ買ってコッソリ始めるらしい。この辺、自分でもうまく説明できない心の動き。

蜜月状態

2009年7月13日(月) 7:53:10

昨日は午前中に都議選投票に行った後、その足で湘南に住むある方のお宅にお呼ばれ。仕事の同僚たちも集まって、テラスでのバーベキュー・パーティである。

品川から東海道線に乗る。
電車の中ではやりたいこと満載だ。もちろん、蜜月状態にある iPhone のことである。なにやろうかなぁ…。とりあえず「Byline」でGoogleリーダーを読み込み新着フィードを読もう、と、読み始めたんだけど、そのままリンク先から YouTube を見てしまい、それがなかなかの名作だったのでそのまま他のも見てしまい、いきなり熱中。ふと気がつくと電車のドアが開いており「平塚です」とかアナウンスが流れている。ゲッ! 乗り越した! しかも3つも!(笑)

わりと慎重な性格なので、電車を乗り越すとか(酔っていても)めったにしない。
何かに熱中したあげく3つも駅を乗り越すなんて初体験。まいったな…。同僚たちと駅で待ち合わせていたんだけど、当然の如く待ち合わせに間に合わず、ひとりだけ遅れていくことに。むしろ時間早めに電車に乗ったのに!

この夏の主目的

2009年7月14日(火) 9:29:13

「今年の夏はどこか行かれるんですか?」とか訊ねられる時季になりましたね。

ええと、今年はどこも行きません。
娘と妻は行くんですけど、ボクは留守番。で、その旅行分でほぼ「夏の旅予算」を消化し切っちゃうので、ボクは今年は旅行らしい旅行はしないんです。あ、講演で新潟に行くので、そのとき少し逍遙してきますが。

今夏は、中2の娘がひとりでロンドンに行きます。
ロンドンでは「メールで知り合った方」の家にお世話になります(日本人)。娘にとっては初めての海外ひとり旅。相手の方ともこの春に日本で一回お会いしただけ(でもメールのやりとりだけでお人柄とかはわかるので安心)。彼女にとってはそこそこの試練だと思われ。

最後から二番目のライブ

2009年7月15日(水) 12:14:16

今日の夜、ぽっかり予定が空いたので、なんかライブかコンサートか落語かに行って気分転換したいなと探し回っていたら、ちょうど「サイモン&ガーファンクル・ライブ」があった。しかも@武道館。東京ドームだったら行かなかったけど、武道館なら行きたい。しかも昨日の朝時点でまだチケットがあった。こりゃ縁だ。行かねば!

ということで、無事チケットを入手し(かなり高い…)、昨日からずっと彼らの曲を聴いている。
久しぶりに聴くといいなぁ。というかほとんど全部歌えるなぁ。目の前であのふたりのハーモニーを聴ける未来が来るとは…。もしくは(舞台と客席とはいえ)「♪Cecilia〜, you're breaking my heart」とかって一緒に歌える未来が来るとは…。

サイモン&ガーファンクルの再結成は今回で4度目。
どうやら、今年2月に行われたポール・サイモンのライブにアート・ガーファンクルが飛び入り参加したことが再結成のきっかけらしい。「サイモン&ガーファンクルとしてツアーをするのは、この来日公演が最後だと思う」とサイモンが発言してるらしいから、もうふたりとも67歳だし、本当の「ラストライブ」になるのかもしれない。日程を見ると武道館の次は札幌で7/18。これがツアー最終日。札幌がこの偉大なデュオの「最後の最後」になるのかも。「最後から二番目のライブ」をギリギリ見られて良かったな。楽しみ。

サイモン&ガーファンクル 武道館ライブ

2009年7月16日(木) 9:25:38

というわけで、サイモン&ガーファンクルのたぶん最後から二番目になるライブに行ってきた。@武道館。

2日前にとった席なので仕方ないけど、スタンドの一番上から2列目。アルファベットでいったらW列。ううむ、これで20000円は辛いなぁ。でも、ステージから遠い分、逆に歌に集中できて良かったかもしれない。

彼らの半生を振り返る映像(BGMは「America」のカラオケ)から始まったライブ。ふたりが出てきての一曲目は渋く「Old Friends」であった。このツアーの表題曲。で、2曲目は「Hazy Shade of Winter」で盛り上げ、「I Am a Rock」「America」へ。

神保町から九段下

2009年7月17日(金) 8:41:27

サイモン&ガーファンクルのライブを見る前、少々時間があったので神保町をほっつき歩いた。

本当に久しぶりの古書街。
こういうところにくると、「なにかいい本ないかなぁ」と掘り出し物を探しつつ、無意識に自分が書いた本も探してしまう。ちょっとドキドキしながら。

見つかったら見つかったでうれしいけどやっぱりどこか寂しいもの。読んでくれた人の本棚に定着せず、売られてしまったことが少し寂しい。とはいえ、どんな名作や稀少本でもこうして古本屋で流通するのだから(つまりは売る人がいるのだから)光栄だとも言える。複雑な気持ちだ。

サラリーマンの連帯

2009年7月18日(土) 18:59:39

昨日の「キッチン南海」は、何人かの方に「昔の何か」を思い出させたようで、エッセイのようなメールをいくつかいただいた。

ボクもまだなんとなく「昔の何か」から抜け出せず…。
なんだかモヤモヤするので、昨晩はいかにも「昭和」なサラリーマンが集まっている居酒屋、虎ノ門の「升本」で軽く飲んできた。飲むこと自体を減らしている昨今であるが(カラダに溜まった疲れを抜ききりたいため)、飲まないと決めちゃってストイックに生きるのもカラダに悪いと思う。いい加減に。適当に。

masumoto.jpgで、「升本」。
こういう、背広姿の中高年が大量に集まって赤い顔してるオヤジ居酒屋の効用は、「みんな、いろいろあるんだろうけど、毎日がんばってるんだよなぁ」みたいな、なんというか「サラリーマンの連帯」に浸れること。

アタマをおいしいもので一杯にしていく作業

2009年7月19日(日) 18:54:45

先月頭くらいから「おいしい店リスト」を、しこーしこーと、じわーじわーと、更新しています。数店ずつ、地道に地道に。

東京は70店くらい、関西は20店くらい(特に京都)、日本各地は50店くらい増やしました。今日も伊勢志摩の店を24店更新して、ようやく日本各地は「いま」に追いつきました。ふー…。

あとは東京の店。
200店くらい更新していない店があるんですね。メモはとってあるので、あとは書くだけなんだけど、これがなかなか…。ただし、ここ1ヶ月半くらいで140店くらい更新しているので、意外と秋くらいまでに「いま」に追いつくかもしれません。

共通認識が揺らぐとき

2009年7月20日(月) 19:33:32

毎日少しずつ、大切に読んでいる「1Q84」。
ようやくふたつの月が空に浮かんでいるところにさしかかった。

村上春樹というのはすごい作家だと思う。
ふたつの月のところにさしかかったところで、ボクの中の「世の中と握っている共通認識」は相当揺るがされた。

ボクは世の中と「月はひとつである」という共通認識を取り結んでいて、何も疑っていない。
「1Q84」という本の中でもそうだ。村上春樹は我々がよく知っているちょっと前の日本の情景を丁寧に描くことで、読者の我々と「同じ世界に生きている物語」という共通認識を取り結んでいく。で、ある時突然それが裏切られる。「月がふたつ出ている」という「現実」がいきなり提示され、「世の中と握っている共通認識」すべてに疑念が発せられる。それをボクたちは見事に疑似体験させられる。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。