2009年4月 アーカイブ

JR東日本が考える「首都圏」

2009年4月 1日(水) 8:16:24

今日から首都圏のJRの駅が全面禁煙になる。
めでたいな。喫煙者にとってはかなり不便になると思うけど、分煙されていたとはいえ、たまにホーム上の喫煙所横とか通ったりするとかなり不快だったから(逆に固まって吸ってるから異様に煙くて臭い)。

というか、新聞などにJR東日本からの告知広告が出ているけど、これを見ると「JR東日本が考える『首都圏』」がわかって面白い。→コレ

そっかー、高尾も大宮も首都圏なんだー。取手が首都圏で成田は違うのねー。んでもって大船も首都圏なのかー。でも大船のお隣の藤沢は首都圏じゃなくてその先の辻堂も茅ヶ崎も首都圏じゃないんだー。とはいえ鎌倉は(逗子の手前だから)首都圏なんだねー。でも逗子の少し先の横須賀や久里浜は首都圏ではないんだー。とかね。

ユニコーン・ライブ「2009 蘇る勤労」@横浜アリーナ

2009年4月 2日(木) 9:26:20

朝会社についたら夜までまさに1時間刻みで会議があるのだけど、ひとつひとつが少しずつ押す(延びる)から、最後の方は15分しかいられないみたいな状況が起こり、とはいえ年齢的にも責任者的仕事が多く、ワーとしゃべってワーと走って次の会議へを繰り返し、もちろん昼飯なんか食べるヒマもなく……、と、加速度ついている最近ですが、こういう毎日って何となくユニコーンの歌詞世界的(笑)

ということで、会議相手たちの怨念こもる目を無理矢理振り切り横浜アリーナへ!
行くに決まってるじゃないですか、ユニコーン16年ぶり復活ライブ。蘇る勤労ですからね。勤労中年こそふさわしい。

で、感想は、もうね、出来ればひと言で済ませたい。

阪神芦屋「リブ・ゴーシュ」にて

2009年4月 3日(金) 13:52:47

一泊で関西に来ている。
昨晩は某広告系学校で講義をし、21時に終わっていつものバーへ。なんやかんやとメンバーが集まり、そのまま「Sante」に移っておいしいワイン。26時くらいまで飲んでいたかなぁ。大阪に来るとやけにくつろいでしまい酒量も増える。あぁ楽しい。

泊まりは四つ橋筋沿いの某ホテル。今朝はちょっと二日酔い気味で「味噌汁が飲みたいなぁ」とホテルの朝食を食べに行ったのだが、なんと和定食がすき焼き(!)。朝からすき焼きかよ! でも食べたけど。

ホテルの部屋でメールを書きまくって仕事。軽く打ち合わせもこなしたあと、昼ご飯を食べに御影へ。
阪神御影駅前に1年前にできた御影クラッセ4階の「カフェ・ド・ボンボン」。ここ、苦楽園口にあって関西在住時代にとってもお世話になった大好きなビストロ「ビストロ・ボンボン」の由良シェフがやっている店なのである。苦楽園の店を閉めて一時長崎に行き、学生相手に超安価なうまいメシを提供したあと、御影クラッセが出来たことを機に関西に帰ってこられた。60歳をすぎたのを機にマイペースでやろうとカフェにダウンサイジングしたみたいだけど、立地がすばらしすぎて人気店になりつつある模様。

23年のつきあい

2009年4月 4日(土) 19:08:40

夙川の桜、六分咲きとはいえ見事だったなぁ。
苦楽園口の神原町、石刎町、そして夙川との間にある久出ヶ谷町、最後は芦屋の翠ヶ丘町と、この辺に14年に渡って住み続けたボクは、東京転勤後も毎年のようにここの桜を見ていることを入れると、約23年間、夙川の桜を見続けていることになる。23年前、この辺にはまだ畑とか残っていたもんだが、ずいぶん景色も変わった。でもやっぱりボクにとっては「我が町」である。すれ違う人もどこか懐かしい。まさにホームグラウンド。めっちゃくつろぐ。

ツマの実家に寄って、闘病中の義父を見舞った後、18時頃いつものように苦楽園口の「バーンズ」へ。新幹線に乗る前にちょこっとマスターの顔見て帰ろうと思ったんだけど、店の前である男性から話しかけられた。

昨日のさなメモは14時くらいに更新したのだが、それをほぼ同時読んだ近所に住む方が「さとなおはあのバーに現れるに違いない」と推理して、待ち伏せてくださったのである。サイトを長く読んでくださっている方で、一度実物を見てやろう、と言うわけですね(笑)。えーと、だいたいイメージが膨らみすぎちゃってガッカリさせることが多いようなんですが、いかがだったでしょうか?(ちょっと心配)。でもうれしかったなぁ。ありがとうございました。

♪私はオッサン、いつでもハッピー

2009年4月 5日(日) 21:39:47

満開の桜を見上げると、「一期一会」という言葉が胸に去来し、その後「独座観念」という美しい言葉に辿り着く。

前にも書いたことがあるが、桜の花のどこか観念している感じと相まって妙に胸に響く。独座観念。ふたゝびかへらざる事を観念す。

今日もそんな想いで桜を見上げながら、大森さくらフェスティバルを覗いてきた。
まさに満開の桜。JR大森駅周辺のバーやレストランが10店ほど集まって、カクテルや食事の屋台を出してくれている。カクテル選手権で全国優勝歴があるようなプロたちが満開の桜の下でシェイカーを振ってくれる。レストランもその腕を披露する(肉がうまかった!)。屋外に設えられたステージでは大井海岸の置屋「まつ乃家」の芸者衆が妖艶な踊りを見せる。昔の遊びコーナーとかもあって、けん玉とかベーゴマとかで遊べる。そんな、手作りながらとても温かいお祭りだった。

ダイアログ・イン・ザ・ダーク

2009年4月 6日(月) 8:18:11

もう2週間前になるかな。「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」(DID:DIALOG IN THE DARK)に行ってきた。ひと言で言うなら暗闇イベントである。感動したのですぐ書こうと思ったのだが、なんとなく書くタイミングを逸して今に至ってしまった。

公式サイトを見ればわかるが、世界25か国・約100都市で開催され、2009年現在で600万人以上が体験したイベントで、1989年に哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によってドイツで生まれたもの。1999年に日本で開催されて以来、日本でも約36000人が体験しているらしい。

直訳すると「暗闇の中の対話」。
まさに真の暗闇。目の前の自分の手すら見えない暗闇。この中に1時間30分放り込まれ、目以外の四感(つまり視覚以外の聴覚、触覚、味覚、嗅覚)で探検し、物を「見る」体験である。

オバマ大統領のプラハ演説

2009年4月 7日(火) 8:26:10

5日のオバマ大統領による核廃絶に向けたプラハ演説は、ニュースでは意外と地味な扱いであったけれど、実は歴史的なものかもしれない。

「核のない世界」の実現に向けた新政策の数々を、核廃絶の壁だった核超大国のトップが、具体的に、明確に、希望的に発表した。これだけでも歴史的。

そのうえ。
演説冒頭で「アメリカは、核兵器国として、そして核兵器を使ったことがある唯一の核兵器国として、行動する道義的責任がある」と、広島長崎への原爆投下に明確に言及したのも歴史的。
アメリカ人のほとんどは「原爆投下のおかげで第二次世界大戦は終わった」という原爆に肯定的な考え方をしているという。こうした空気の中で「道義的責任」への言及を大統領がしたという意義は限りない。核廃絶に向けた大きな一歩になるんじゃないかな。

講演という基礎練習

2009年4月 8日(水) 13:08:45

昨晩は、大阪勤務時代の同じ部の上司ふたりと、「コミュニケーションをデザインするための本」を書いた岸勇希くんと4人で焼肉。岸くんはボクの部員でもあるのだけど、ボクも彼もバタバタと忙しくしているのでめったに顔を合わさない関係。昨日も「なんだか久しぶりだねぇ」という感じ。同じ部なのにな(笑)

というか、彼がボクの部に来てから3年弱だったか。こうしてメシを一緒にするのは昨日でなんと2回目である(部会などは除く)。たった2回。それほど会えない関係だ。そういう意味では昨日は超久しぶりにゆっくり今の広告のことなど話せた(焼肉屋へ行くタクシーの中で特に)。

たまに心配をしていただく。手法を開示しすぎではないかと。
拙著「明日の広告」と彼の「コミュニケーションをデザインするための本」を読むと、もう完全にこのチームのやり方がわかってしまい、競合相手とかに対して不利ではないのか、みたいな。

スラムダンク『あれから10日後ー』完全版

2009年4月 9日(木) 6:48:11

スラムダンク『あれから10日後-』完全版拙著「明日の広告」にもくわしく書いたあのイベント、2004年12月に三浦半島三崎高校(廃校)でやった「スラムダンク一億冊感謝ファイナルイベント」の黒板漫画が本になる。

スラムダンク『あれから10日後ー』完全版

最終戦である山王工業戦から10日後の彼らを書いた、スラムダンクの正式続編にしてファイナル版。井上雄彦さんがこのイベントのために黒板にチョークで描きおろした、その23枚の黒板漫画が、教室の雰囲気そのままに読めるフォトブックである。

キモい 〜 花粉症 〜 モリ

2009年4月10日(金) 6:33:38

昨日は今週の山だった。キモいプレゼンが2つ。そのうえ夜に講演。あぁ疲れ切った。よく乗りきった。
というか、最近「キモい」って言葉、二種類の使い方で聞く。「気持ち悪い」という意味と「肝っぽい(かなり大切な)」という意味のふたつ。元々は「キショい」(気色悪い)」と同じようにネガティブな意味だったと思うのだけど、そして今でもその使い方の方が主流だと思うのだけど、最近ボクの周りでは「肝っぽい」という意味で使う人が増えている。「明日の打ち合わせ、意外とキモいですよ」とか文脈なしで言われるとよくわからん。気持ち悪い打ち合わせなのか、肝っぽい大切な打ち合わせなのか。んー…。あ、ちなみに、このメモの冒頭で使った「キモいプレゼン」というのは後者な意味です。

というように、昨日は大切な日だったのだが、朝から鼻水とくしゃみが止まらなかった。風邪がぶりかえしたのかなぁとか思いながら仕事していたが、午後になって目まで痒くなってきて「あ、花粉症だ」と気がついた。たま〜にこういう症状になることはあるが、比較的軽く短く終わるので、まだ花粉症的自覚はないのだけど、これはどうやら花粉症だなぁ。聞いたらこの時期の花粉症は「ひのき」らしい。ひのき花粉症。まぁ杉より高級そうな感じがするので許す。つきあってやろうじゃないか。

って、こんな「キモい」とか「花粉症」とかの流れで言及するのもどうかと思うが、友人にしてTEAM NACSのリーダー役の森崎博之くん(モリ)に赤ちゃんが!(4月7日長男誕生!)。書くタイミングがなくて遅れたけど、おめでとうおめでとうおめでとう。ただでさえ天然記念物クラスに誠実な彼がもっと誠実になっちゃいそうで怖い(笑)。「も日記」とか読むともうすでにそうなっちゃっている。息子自慢の嵐、いまから覚悟しています。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。