2009年3月 アーカイブ

ネット > 組織

2009年3月 1日(日) 19:23:26

先週末の夜、広告系が4人で集まった。この方とかこの方とかこの方とか。わりと大御所の方ばかり。光栄でした。

ボクのは厳密にはブログではなく「サイト」だと思っているが、まぁでもブロガーの中に入れてもらうとして、ブロガーが増えていいなぁと思うのは、こうしてライバル会社と言われる人たちとも「ブロガー同士」として気楽に会えるようになったこと。ブログ以前だと少し構えていた気がするけど、いまはそれがない(少なくともボクは)。「たまたま別会社だけど、大きくは仲間」みたいな同胞感覚がある。ブログ以前とはずいぶん関係性が違う。

たぶん「ブロガー」もしくは「ネットの住人」という概念の方が「組織人」という概念より圧倒的に広いのでそうなるのだろう。特にボクはサイトを始めて14年と長いせいもあってかその意識が強い。会社から一歩外に出ると「ネットの住民:さとなお」に戻る感じ。別にネットどっぷりではないが、ネット上での独立した「肩書きのない個」をとても大事にしている。「明日の広告」も会社名出さずに個人として書いたし。

東京の父役

2009年3月 2日(月) 7:30:15

NHK大河ドラマ「天地人」、なんとなく見続けているが、あのいきなり暗転してスポットライトが当たる演出、なんとかならないかな。横で中2の娘すら失笑している。

土曜は胃が痛くて寝込んだ。
金曜に一緒に飲んだ人も風邪で寝込んだらしいので、ボクのも風邪かも。ただ、彼は熱。ボクは胃。症状が出る部分があまりに違う。んーどうなんだろ。ずっとしくしくしくしく痛い。胃が痛むのは超久しぶり。そういえばこういう痛みだったなぁと思い出した感じ。しくしくしくしく。寝てても痛みで目が覚める。

日曜の朝もまだ痛かったが、朝ご飯食べたら少しマシになったので、昼ご飯に丸の内まで出かけた。
前からの約束で、神戸のN母子とR妊婦と4人でランチ。Nさんの娘さんがロースクールに通うために東京に一人住まいをするというので「では東京の父をやってあげよう」とお節介を申し出たのである。東京の父役はこれでふたりめ。ひとりめはこの人。ふたりめの彼女とはどういうドラマが生まれるかな。まぁとりあえず司法試験一発合格を目指してがんばれ。バックアップするよ。

三月大歌舞伎「元禄忠臣蔵」

2009年3月 3日(火) 8:23:11

歌舞伎座さよなら公演「元禄忠臣蔵」の初日を観てきた。
さよなら公演といっても、延々とあと1年は続く。でもさよなら公演と銘打つだけあって出演者が豪華(値段も豪華だけど)。この「元禄忠臣蔵」も大石内蔵助を市川團十郎、片岡仁左衛門、松本幸四郎の三人が演じてくれている。なんともお得な感じである。

観に行ったのは夜の部。「南部坂雪の別れ」と「仙石屋敷」と「大石最後の一日」の三編。

「南部坂雪の別れ」は團十郎が大石内蔵助。瑤泉院を中村芝翫。羽倉斎宮を片岡我當。
「仮名手本忠臣蔵」に比べて全体に動きがとても少なく台詞回しばかりが多い「元禄忠臣蔵」ではあるが、この編は内蔵助の台詞も少なく、團十郎の見せ場も少なかった。内蔵助と瑤泉院の別れの場面は美しかったが、全体に平板な舞台。

あの頃生まれた赤ちゃんがそろそろ入社してくる

2009年3月 4日(水) 7:55:51

旧友と飲んだ。
旧友といっても、会社に入ってから知り合った人。入社2年目だったか(とすると22年前だ!)、あるクライアントの打ち合わせの場で一緒になった新聞社の人。それだけだったらそこで関係は終わるのだが、ある朝、最寄り駅の「苦楽園口駅」(当時は大阪勤務だった)で、ばったり会い、そこからつきあいが始まったのである。

お互い会社も業界も違うけど大学が一緒の同期ということがすぐわかり(在学時は顔も知らなかったが)、東京出身で縁もゆかりもない関西に配属された境遇も一緒、住む場所として阪神間の苦楽園を選んだのも一緒、そしてどっちも一人っ子、と、なんだかとても「近い」存在に一気になった。

ボクの行きつけのバーを紹介し、彼もそこの行きつけに。
ボクが当時遊びまくっていたグループにも紹介し、一緒にテニスなどを毎週末する仲に。彼がドイツに転勤したときは一度泊まりに行ったっけ。お互いに東京に戻ってきてからも数回飲んだ。お互いに「一人っ子の距離感」というのがあり、踏み込みすぎず離れすぎないいい感じの距離でつきあってきた。昨日は数年ぶりの飲み。大きく面変わりしたボクに比べて(まぁ坊主だしね)、彼はほとんど昔と変わらない。いや、顔は変わらないけどカラダが違う。ちょっとぽっちゃり丸いのがトレードマークだったのに、マラソンを続けているとかですっきり締まっていた。んー、個性の喪失(笑)

コーヒー口臭問題

2009年3月 5日(木) 8:39:21

会議会議会議と打ち合わせが続く毎日。最近は加速度が上がり、いったい今何の打ち合わせをしているのか、頭をリセットするのが間に合わなくなるときもある。

ま、それはいいとして、問題は会議でかなりの確率でコーヒーが出ること。
飲み過ぎで胃が荒れる、というのはよく聞く話。それはそれで問題だ。でもボクが気にするのは「口臭」。コーヒーって飲むと口が臭くなる(ならない?)。カフェオレとかは特にそうだ。せめてと思ってブラックで飲んでいるが、それでも口臭は気になる。だってこの会議が終わったらすぐ別の会議で、それはクライアントも来たり初対面の人もいたりするのである。そこに行くのに口臭ぷんぷんはとてもいや。

この悩みは接客業の人はわりとあると聞いた。知り合いの占い師も「口臭はお客様に失礼だからコーヒーは飲まない」と言っていた。というか、その言葉を聞いてから「そういえばそうだ」と気になりだした感じ。コーヒーのあの独特の甘い口臭って、気になり出すととてもイヤなんだよなぁ。

コーヒー口臭問題2

2009年3月 6日(金) 12:15:21

コーヒー口臭問題にはいろいろ解決策をいただきました。コーヒーの口臭、ティースプーンで舌の上の汚れを掻き出してあげると、だいぶ違いますよ。ポケットに忍ばせておくといいですね。ええと、これはちょっと…。ティースプーンをいつもポケットに入れておくオジサンって、新手のヘンタイみたいじゃない?(どんなプレイか知らんけど)私、以前にスタバに勤めておりまして、当時はコーヒーミントってのがあったんですよ。なんてことは無いフリスクみたいなものなんですが。ただ、ミントではなく、何で「コーヒーミント」なのか?と疑問に思い、フード担当に聞いたら、「コーヒー飲んだ後、臭うでしょ? その臭い消し」と。なるほどー。これ、検索したら「アフターコーヒーミント」という名前みたいですね。「アフターコーヒーチューイングガム」というのもあるみたい。これ、いいなぁ。まだ売っているのかどうかスタバに行ってみよう。

コーヒー口臭の原理を教えてくれた方も。1)コーヒーの成分が舌の表面に付着したまま口腔内のpHが下がると特有の口臭を発する。
2)コーヒーやお茶の渋みの元は唾液分泌を抑制し、口腔内が乾くのでpHが下がる。それによって口臭の成分が生成される。
3)コーヒーで口臭が発生しやすい状況は起床直後や空腹時など、元々唾液分泌が少ない状態。
4)淹れたてのコーヒーより長時間保温したコーヒーの方が口臭を起こしやすいようだ。
5)コーヒーに起因する口臭を防ぐには、飲んだ後、舌を動かすなど唾液分泌を促して口腔内のpHを上げるか、水を含み舌を口蓋にこすりつけるようにして残渣を洗い流すようにすれば良い。元ネタはココらしいですが、これでいろいろ理解ができました。確かに食後のコーヒーのときはそんなに口臭しないかも。朝いちの会議で他人のコーヒー口臭に苦しむ理由もわかった(笑)

とりあえずは唾液分泌ですね。
そういえば長時間ヒコーキに乗る前に空港のドラッグストアで口臭止めのガムを買おうとしたら、そこのオジサンに「機内は空気が乾燥してるから口が匂うんだ。ツバを出して口の中にためてクチュクチュやれば口臭なんか消せる」と買うのを止められたことがありました。あのオジサン、正しかったんだなぁ。でも商売っけなさすぎ。買おうとしてるのに止めるこたあない。

誕生日 & 7刷

2009年3月 7日(土) 15:44:40

昨日は娘の誕生日にして結婚記念日。娘が14歳ということは、結婚して15年目ということになる。ちょっとした年月だ。

今年の誕生日プレゼントはモノではなく、「ミラコスタ&ネズミー・シー」だったのだが、まぁ当日何もないのも何である、ということで、昨晩はTEAM NACS公演「下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。」を観に行ってきた。感想は明日にでも。ひと言で言うと「すげー面白かった!」である。特に前半の笑わしは最高だった。というか、基本はコント系。特にそれぞれのキャラをわかっているNACSファンには異様に楽しめるものに仕上がっていた。つまりは娘、大喜び。

で、終演後、楽屋にモリを訪ねる。
そこでヤスケン以外のTEAM NACSメンバーに会え(ヤスケンはあっという間に帰っちゃうことが多いらしい:笑)、狂喜する娘。まぁこれが一番のプレゼントかも。いい思い出になっただろう。

TEAM NACS「下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。」観劇

2009年3月 8日(日) 21:11:17

TEAM NACS 第13回公演「下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。」東京公演を観てきた。@池袋サンシャイン劇場

前回の2007年公演「HONOR」(名作)までは森崎博之の脚本・演出だったが、これは大泉洋初脚本・演出の舞台となる。オムニバス映画「N43°」でメンバー5人のいい意味でのバラバラさが明らかになったこの人気劇団。大泉洋の本を得て、また違った展開が見えてきた。個人的には一緒にNYにミュージカル観劇旅行に行ったモリ(森崎博之)の脚本・演出の成長を見たかったところだけど、大泉洋の秀逸なコント劇もまた良し。

コント劇と書いたが、全体はよく練られた人情ものの脚本である。実際ラストで泣いている人も多かった。ただ前半のお笑い系展開があまりに面白く印象的だったし、テンポの良さを含めて大泉脚本の良さはやはりコントかなぁ。モリの壮大で熱い脚本に大泉の軽妙なコント部分が合体するとNACSはもっと面白くなるかもなぁとか勝手なことを思った。

法事の意味

2009年3月 9日(月) 8:01:33

昨晩の「情熱大陸」(TEAM NACS)、舞台を観たばかりの人間にとっては異様に面白かった。
しかし大泉脚本、超ギリギリの上がりだったんだなぁ。公演初日9日前にモリと飲んだけど、そのときのモリのピリピリ具合の裏側がよくわかった。こりゃ胃が痛いわ(笑) というか、初日の模様が放映されていたけど、そこでのラストとボクが観たラストが違う。初日からずいぶん手を入れたみたいだな。いつ最終完成するのだろう。

昨日の日曜は法事だった。
母方の祖父の十三回忌と祖母の三回忌を兼ね、親戚が横浜に集まった。

若い頃は法事なんて意味ねえと思っていた。ご先祖を敬う気持ちは人一倍ある方だとは思うが、この忙しいのに別に親戚が集まって弁当食ったりビール飲んだりしなくてもいいじゃんと思っていた。各自が仏前で祈ればいいことだし、儀式も形式的なものだと思ったし、親戚のオジサンとかとビール飲むために半日つぶれるのももったいないとか思っていた。

今週は地獄の様相

2009年3月10日(火) 9:11:23

メールのお返事を含め、いろんな方々に不義理・失礼いたしておりますが、来週頭くらいに仕事の峠を越える予定です。ちょっと異様な仕事量になってきてオーバーフローしています。そのうえ、前からお約束していた重めの講演がふたつ、ずいぶん前にチケット取ったライブがひとつ、〆切寸前の取材旅行がひとつ、と、予期せず重なりまくってしまい、今週は地獄の様相。致命的なミスをしないようにするのが精一杯。

ライブはね、ロッド・スチュワート。
中学・高校・大学時代、彼のライブはすべて行ったけど、それ以来。二十数年ぶりだ。懐かしいなぁ。「ただのジョークさ」とかやるかな。若い時のやんちゃさこそロッドの真骨頂なんだけど、どんな歳の取り方をしたか、それも楽しみ(スタンダードとか歌わないことを願う)。

でも寄りによって今週とは…。
まぁ3時間観たら3時間分深夜作業すればいいんだけど、精神的余裕があるときに観たかった。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。