2008年11月 アーカイブ

三連休ではあるが

2008年11月 1日(土) 12:24:21

さきおとといの17時すぎに受けた「一週間後にプレゼン」という仕事。
翌朝おとといの午前中にスタッフを選んで一緒に打ち合わせ。その後社外スタッフも入れて昨日打ち合わせ。少し感じが掴めてきたのが昨日の夜遅く。だいたいこんな方向かなぁ…。でも土日月と三連休なことを忘れていた(!)。三連休あけたらもう火曜じゃん。水曜がプレゼンなので火曜に一気にまとめないといけないじゃん。実質あと一日しか営業日ないじゃん!

とか焦っていたら、営業さんが「クライアントに根回ししたいので、火曜には完成したものが欲しい」と。
ねぇねぇ、三連休あけの午後には完成品が欲しいってさ、それって三連休仕事してなんとかまとめろ、と言いたいわけ? ボクはそういう非人間的な仕事は受けません。というかもともと泣き落とし的に頼んできた仕事なのにそんな無理がよく言えるね。だいたい直前にそんなこと言ってスタッフに三連休の予定があったらどうするのよ。と怒った。ら、横にいたスタッフたちがのほほんと「三連休、仕事しますよ?」と普通に言いやがる。おーい。ちゃんと休もうよー。そういう仕事スタイルやめようよー。つか、要するに自分の三連休がつぶれるのが痛いだけだったりもするんだけど、でもさ、人生を仕事に牛耳られるのだけはやめようよー…。

実はこの三連休、沖縄に行く予定であった。
遊びではなく個人プロジェクトの件だったのだが、それが数日前に先方の都合で中止になり、だったら久しぶりにとことん休もう!と思っていたのである。先週も連休できなかったしね。
まぁそういう意味ではこの土日月の予定はない。予定はない。予定はないがっ。休みたいのだっ。もうカラダがそろそろ限界なのだっ。キミたち30代とは違うのだっ。

映画「おくりびと」

2008年11月 2日(日) 9:26:46

遅ればせながら映画「おくりびと」を観た。

脚本の小山薫堂さんと少々おつきあいがあるので「なんとか時間を作って観ておこう」と無理矢理行った感じだが、観ておいて良かった。第32回モントリオール世界映画祭グランプリはだてじゃない。静かで小さくて温かくて、でも見えない奥底で嵐が吹き荒れているのが肌身で感じられる、そんな映画。その奥底の嵐が表面に出るか出ないかギリギリの表現になっている。ハリウッドにはできない抑制。

納棺師が主人公なので、映画は死で満ちあふれている。でも、これでもかと死を描くことで生の躍動を浮かび上がらせる、みたいな定型に陥っていないのがこの映画の大人なところ。死にも生にも客観的だ。ポンッと物としてそこに置かれた感じ。その解釈は観客に委ねられている。だから観客はそれぞれの体験に重ね合わせて観ることができる。うまいんだな、困ったことに。

ようやくブッシュが終わる

2008年11月 3日(月) 8:20:55

ようやくブッシュが終わる。

ブッシュが終わるブッシュが終わるブッシュが終わる。
ブッシュが終わるブッシュが終わるブッシュが終わるブッシュが終わるブッシュが終わる〜ぅ〜ぅ〜ぅ〜。

とっても長かった…。

追いつきます宣言

2008年11月 4日(火) 6:34:50

ずっと更新が遅れていた「地方の行った店」がようやく追いついてきました。

あと数店、各地で書けていない店がありますが(札幌とか博多とか)、いままでの遅れに比べればずいぶんイマに追いついてきました。地方へのご旅行の参考になさってください。
これであと京都十数店、東京数百店(!)書けば、おいしい店リストもイマに追いつきます。でも東京はほんと更新さぼっていたので年内に追いつくかどうか…。いや、追いつこう。あと2ヶ月で追いつきます宣言(信じる人少ないと思うけど)。

あと、全く追いついてないのがメールのお返事。
1ヶ月半ほど追いついてません。誠に申し訳なく。こんなこと書いてますが、基本的にお返事はしています。よっぽどメールが多いときは別ですが…。でも最近数ヶ月は全体的に超遅れ気味。忘れた頃にポツリとお返事届くのでちょっとお待ちください。これも追いつきます宣言。

「それより今夜が怖い」

2008年11月 5日(水) 7:39:09

日本時間の今日、アメリカ大統領選挙の投開票があり、第44代アメリカ合衆国大統領が決定する。

NHKの朝のニュースを見ていると、オバマとマケインの論点の比較などがわかりやすくまとめられており、なんだよ日本の選挙よりわかりやすくまとめているよ、と可笑しくなった。
それにしてもオバマは数ヶ月で輝きが増した。メキメキと音を立てて成長しているのがよくわかる。ヒラリーに鍛えられ、マケインに鍛えられ。でも、この輝きはどこかケネディ大統領と感じが似ている。何もなければいいが。

アメリカに住む方からのメール。
「ブッシュはもう過去の人。それより今夜が怖い。この国は。あぁドキドキしながらの一日。さてさてなにをやらかしてくれるやら」
うん。ちょっと心配だよね。

性善説のリーダー

2008年11月 6日(木) 8:16:47

黒い肌のアメリカ大統領が誕生した。
白人の心の奥底にこびりつく人種差別と、黒人たちのどうせだめだよという諦めを(とりあえず)乗り越えて。

ブッシュに功績があったとすれば、中途半端でなく不人気に落ちてくれたことで、その反動として大きな変革を可能にしたことかもしれない。ブッシュがあそこまでひどくなければ、こんなに早く黒人大統領は生まれなかっただろう。
そしてインドネシアで少年時代を過ごしたことがあるこのアフリカン・アメリカンは、アフリカ・アジア・アメリカの東西ラインを好感情でつなげる可能性がある。where we are met with cynicism, and doubt, and those who tell us that we can't, we will respond with that timeless creed that sums up the spirit of a people: Yes we can.

冷笑されたり、裏読みされたり、「できるわけないじゃん」と言い返されたりしたら、我々がひとつになったこの不朽の信念でこう応えるのだ。「絶対できるさ」と。オバマの当選演説ラスト部分(訳はボクの超意訳)。

カキフライとカスレ

2008年11月 7日(金) 6:46:26

今季初めてのカキフライは「銀座キャンドル」にて。
ここではいつもチキンバスケットしか食べないのだが、カキフライの評判が高いので昨日はそれにしてみた。三陸産のでかい牡蠣が3つ。ライスをつけたら3000円くらいしてしまう(高っ)。洋食風の揚げ。全体にぬるい。あの、噛んだらジュワッと熱々の牡蠣の汁が、って感じがなく、むにゅりとぬるいだ。海の香りはするけどな〜。でもな〜……。「銀座三州屋」になるべく早く行って口直ししよう(笑)

なんか世の中が冬っぽくなったので、木のぬくもりがある暖かいビストロでカスレかシュークルートみたいなものが食べたいぞ、と、夜は久々の「ビストロ・ド・ラ・シテ」へ。

この老舗レストラン、2004年にシェフが替わり、メニューも価格も一新した。めっちゃ安くなったのだ。
で、そのコストパフォーマンスの良さを脳味噌が深く記憶していて、「安いし冬っぽいし、イーネ!」とCKB的に盛り上がって飛び込んだのだが……、メニューを見たら、アレレ高くなっている。ワインも一律「仕入れ値+500円」だったはずなのに、普通の値付けに戻っている(いやむしろ高めに戻っている)。むぅ…。サービスの関根氏は健在なのだけど、またシェフとか方針とか変えたのかな。

仙台から秋田へ

2008年11月 8日(土) 17:15:36

仙台を経由して秋田に来ている。
仙台は「都留野」で牛タンを食べた後、「一心」を再訪して日本酒を堪能。先月訪れたときよりずっといい印象。うまかったなぁ…。仙台は相変わらず美しい街。一瞬しかいなかったのでいろんな方にお会いできなかったが、またここには来ると思う。来るたびに好きになる街。

飲み過ぎて頭が多少痛かったが、昼前から移動して秋田へ。
秋田は仙台よりさらに寒い。紅葉がきれい。でも仙台よりずいぶん寂しい雰囲気である。あまり人が歩いていないのだ。観光客がいないなぁ。市民市場も空いていた。安いし美味そうで楽しかったけど。

これから川反(かわばた)に出て飲む予定。寒いけど、逆に鍋とか美味しいもんね。

地酒天国 秋田

2008年11月 9日(日) 23:19:17

秋田には川反(かわばた)という繁華街があって、昼は寂しいが、夜になると一変して賑やかになる。昨晩はそこでいくつかハシゴ。「ちゃわん屋」「比内や」「酒盃」。あ、「酒盃」は山王か。山王は秋田のもうひとつの繁華街。この店は再訪である。前回はもう少し肩が凝る感じの印象だったが、今回はガラリとかわって楽しい楽しい。夜おそいと店主にもずいぶん酒が入り、話がいろいろ弾んだ。

秋田の人はびっくりするくらい酒が好き、とはよく聞くところ。
さもありなん。なぜなら酒が異様にうまい。

今回も「刈穂 六舟」「酔楽天」「まんさくの花」「飛良泉」「雪の茅舎ひやおろし」「やまとしずく」「出羽の雫」「天の戸 Land of Water」「天の戸 黒」など、いろんな銘酒を知った。途中、川反の素晴らしい酒販店「酒屋まるひこ」でもいろいろ教えてもらった。しばらくは秋田の酒に凝ってみたいと思わせるくらいうまい。うまいなぁ。

角館の紅葉、横手の焼きそば

2008年11月10日(月) 8:34:09

昨日は昼前に秋田を発って角館へ。
先月も行ったんだけど、もう少し行ってみたい店があったので出かけた(「しょうじ」と「じん市」。後者は入れなかった。残念)。そしたら武家屋敷周辺、紅葉真っ盛り。溜息どころか涙までこぼれそうなくらいキレイだった。黄と赤と橙と緑。見事なバランスで混じり合う。その背景には黒塀と茅葺きの武家屋敷。日本の美しさここに極まる。地球広しと言えども希有な美である。こういう美を浴びている瞬間に頓死したい。とか思う。

角館から花火で有名な大曲を経由して奥羽本線で横手へ。
かまくらで有名な街らしいが、食べ好きには「横手焼きそば」の地でもある。横手には50店以上焼きそば屋があるという。決して大きくない町なのにスゴイな。

発祥の店「元祖神谷焼きそば屋」にまずは詣でる。
駅前からずいぶん郊外に移転したとのことでタクシーで行ったが(片道1300円くらい)、タクシー運転手さんが「あそこは旅館みたいに立派になった」と教えてくれた。行ってみたら確かに「焼きそば御殿」みたいな感じ。郊外にいきなり現れる立派な焼きそば屋。うわーっ。よっぽど流行ったんだなぁ。この店の焼きそばがその後全国で「横手焼きそば」として有名になるくらいだもん、そりゃそうか。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。