2008年06月

過去ログ一覧

47歳

2008年06月01日(日) 8:08:55

今日から47歳。
50歳まであと3年。3年あったらたいていのことは出来るな。なにやろう。

人生のピークと設定している80歳までは、あと33年の上り坂。
坂本龍馬の人生が赤ん坊の期間まで全部含めて31年間だから、それより2年も長い。濃い人生まるまる1個分、まだ成長していけるということ。ありがたし。

坂本龍馬といえば、ボクは高校卒業の寄せ書きに、彼が好きだった(と、司馬遼太郎が書いている)都々逸を寄せている。

 何をくよくよ川端柳
 水の流れを見て暮らす

ヤな高校生だ(笑)
でもきっと「くよくよ」の百貨店みたいな毎日だったんだろう。あの頃は人生を俯瞰できなかったし。

俯瞰っていつ頃からできるようになったんだっけな。
いまでも「できる」とは言いきれないけど、あの頃よりずいぶんマシだ。んーと、結婚した頃(30代あたま)はまだ俯瞰できてなかった。自分ではできていたと思っていたかもしれないけど振り返ると全然ダメ。となると、だいたい40歳くらいになって…、いや、実は最近なのかもしれない。ここ数年。45歳くらいから。

もちろん、相変わらず近視眼的な「くよくよ」に囚われることはよくある。そういう意味ではまだ「水の流れを見て暮らす」なんてできていない。でも、この「何をくよくよ川端柳 水の流れを見て暮らす」って、都々逸的にふざけてはいるけれど、実はいわゆる「悟り」に近い心持ちのこと。そう簡単に手に入れられるわけもない。手に入れられないから面白いとも言える。

あと33年。いつ頃手に入れられるかな。どう生きれば手に入れられるのかな。今日はその辺をちょっと俯瞰して考えて、今後の人生の予定を立ててみる日にしよう。

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FROGMAN

2008年06月02日(月) 6:39:40

先週、FROGMANの講演を聴いた(オフィシャルサイト「蛙男商会」。←サイトからは音が出るけど、面白いので見よう)。
映画「秘密結社鷹の爪 THE MOVIE 2 〜私を愛した黒烏龍茶〜」は観たいと思っていたし、「古墳ギャルのコフィー」とかピジョンのネットCMとか見たことあったので面白いのは知っていたが、話を聴いて、正直、舌を巻いた。ここまでクレバーかつ意識的にやっていたとは。ちょっと尊敬のまなざしで見てしまった。

制作者、というかアーチストとしての自分の特徴(売り)を「面白さ」と捉えず、「フラッシュだから早く作れる」と冷静に分析していることがまず素晴らしい。そしてフラッシュとデジタルの良さを最大限に利用して作品を量産していく。ナンセンスであるようでいて冷静な計算が施された作品群。いままでの映像文法を無視して緩くチープに作っていくが、それが逆にとても時代に合っている。

制作時間が少ないだけでなく、直すのも数分(スポンサーがいるとここの部分が意外と大きい)。監督・脚本・キャラデザイン・フラッシュ制作・編集・録音・声の出演まですべて自分でやることで権利関係のゴタゴタもなくスピード重視で世の中に出すことができる。ライツがひとりに集中しているので、二次使用やメディア展開、広告展開などの決断もスピーディ。彼の直感でどんどん仕掛けられる。

んでもって、YouTubeなどでどんどん露出していくことを重視するので「コピーOK」と打ち出しているのも素晴らしい。
講演では「もともとデジタルはコピーできるのが便利だし最大の特徴。なのにコピーされては困るという方向に考えるのはナンセンス。どんどんコピーされることを前提に作ればよい」というような発言もあった。海外のミュージシャンなんかはすでにそういう方針を打ち出している人もいるが、映像アーチストでそれを言い出しているのはちょっと珍しいし目鱗。

広告マンとしては、映画スクリーンの右端で上下する「バジェットゲージシステム」が画期的に面白かった。
予算が少ないのも笑いにしようと、バジェット(予算)のゲージが映画中どんどん減っていくのだ。CGとか使うとどーんと減る。観客はハラハラするわけ(笑)。
でもって面白いのは、プロダクト・プレイスメントで映画の中にクライアントの製品が出てきたりするのだが、出てきた瞬間にどーんとゲージが増えたりすること。そこで会場から大笑いが起こるらしい。本来邪魔なものである広告自体が笑いを持って好意的に迎えられるという発想の転換。なるほどー。

映画史上初といわれる「サブタイトルネーミングライツ」もいいなぁ。黒烏龍茶。こういう「広告まみれ」も「チープさ」も今の若者は「逆手にとってくれてさえすれば面白がってくれる」ことをきちんと見抜いているのが良い。元々、映画やTVの裏側などとっくに見抜いている若者たち。取り繕わない方が面白くなるならとことん取り繕わない。それは正しい。

YouTubeを見ていると「映像クオリティより内容」という流れはもう止めようがない。
劣悪な画質のビデオでも、面白いものは面白い。それで満足なのだ。隅々まで画質とクオリティにこだわったCMとかを作ってきたし、その良さももちろん知っているが、もうそういう時代でもない。FROGMANのこの動きはそれを加速させるものかもしれない。なにしろフラッシュだけで映画まで作っちゃうのだ。ひとり全役で。

ちなみにこのFROGMAN、今年2月に行われたニューヨーク国際インデペンデント映画祭で、アニメーション部門の最優秀作品賞と、国際アニメーション最優秀監督賞の2部門を受賞している。まぁ日本より海外で認められるタイプの人ではある。

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山田洋次監督の講演

2008年06月03日(火) 7:25:00

山田洋次監督の講演を聴いた。テーマは「演出について」。

「演出とは何か、何を意味する言葉なのか、いまだにわからない」と語りつつ、ご自分の作品の演出についてではなく、小津、黒澤、ヒッチコックなどの「語り口」について解説してくれた。「それぞれの監督がそれぞれの語り口を持っていて、それは、映画を数分観れば『この映画は誰々のだ』と指摘できるような確固としたものである」と話しつつ、「では、ちょっと観てみましょうか」と巨匠たちの映画の冒頭をスクリーンに映し出す。

なんという贅沢!
だって、小津安二郎の「東京物語」の冒頭をスクリーンに映しながら、1カット1カット、リアルタイムで山田洋次が解説してくれたりするのだ。「このカットはこういう意味があります」「小津の演出の特徴はココです」とか。
で、次に黒澤明の「赤ひげ」を映して小津との違いを語ったりする。その次はヒッチコックの「サイコ」。んでもって黒澤の「七人の侍」。贅沢じゃない??

「七人の侍」というモチーフを思いつくに至る黒澤明の秘めたるエピソードも面白かったが、印象的だったのは講演のラスト。いったん終了したあと、「あ、ひとつ言い忘れた」と、こんなエピソードを話してくれた。

「当時、松竹の若手助監督だった私は、松竹を代表するマエストロであった小津安二郎を恥ずかしく思っていた。なんとも古くさく感じたし、どうでもいいような小さな幸せをじめじめ描いているし。 そのころ封切られた『七人の侍』を観て、これこそ映画だ!と興奮した。黒澤のダイナミックさ、技巧を凝らした演出の妙。小津にはまったくないものだったし、いよいよ彼をバカにした。同じ撮影所としての反発もあったかもしれない。
年月が経ち、歳をとるに従って、小津の凄さがわかってきた。
そんなころ、私は黒澤明と個人的に親しくなり、彼の家によく遊びに行くようになった。
世界の黒沢とは思えないような小さな家で、一人暮らしをしていた黒澤明。門から玄関までたった2,3メートルしかないような普通の家だった。
ある日、確か黒澤明が最後の作品を撮る少し前、遊びに来いと呼ばれたので、玄関を入って「山田です」と名乗ると、2階から、おう、上がってこい、と声がした。彼の書斎は2階にあった。上がってみると彼がなんかのビデオを食い入るように見ている。世界の黒澤が何を見ているんだろう、と見てみると、それはなんと小津の「東京物語」だった。
オレはいますごいものを見ているなぁと思った。
昔自分が憧れた黒澤が、昔自分がバカにしていた小津を食い入るように見ている。そして思った。実は、黒澤明は、こういう小さな幸せを、小さなユーモアみたいなものを描きたかったんだなぁ、と。
そのすぐ後に撮った遺作「まあだだよ」を観て、それを確信したのです。」

こんな話だった。なんだか巨匠が3人、内臓を擦り合っているような話だ。しみじみ聞いた。

その後、会社の先輩と感想を話し合った。
「僕は小津については、少し見解が違うなぁ」と彼は言った。

「小津安二郎って、ダダとかの影響をすごく受けていて、当時世界で最もモダーンな映画を作っているという自負を実は持っていて、あの超モダンさがあるからこそ今でもまったく古さを感じないのだと思う。シュールでしょ、小津の描く日常って。ジム・ジャームッシュが『ストレンジャー・ザン・パラダイス』の中で『今夜はオヅのトーキョー・ストーリーを観に行くんだ!』とニューヨークのスカ青年に言わせてるけど、そこによく現れているんだよ。つまり、小津は当時の東京のバリバリのモダンボーイ。一方の山田さんは文学青年。そこら辺に小津の捉え方の違いが出ている気がするんだよなぁ」

同意。そのとおりだとも思う。
でも、ボクは山田青年助監督の言葉に、やけにリアリティを感じたな。意外と感情レベルではそんなもんだったんだろうなぁ、と。観客側ではなくて、制作側のリアルな言葉としてとても面白かったし、そういう「反発」が若き山田洋次にあったことが微笑ましく、ちょっと彼を好きになったりもしたのだった。

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柳家三三 独演会 @国立演芸場

2008年06月04日(水) 6:54:52

ひっさしぶりに落語を聞きに行った。何年ぶりかな。

若手の実力者と名高いらしい柳家三三(さんざ)。小三治のお弟子さん。彼が33歳になったのを記念して「三三 三十三歳 三夜 三席 三宅坂」という三尽くしの独演会である。昨晩はその第二夜中日で、余計な「二」が入ってしまったが、六月「三」日なのでまぁいいか。

直前まで仕事でバタバタしていて、そのまま会場に飛び込んだ。うまくビジネスモードから転換できるかなぁと不安だったが、国立演芸場の独特のほんわかした雰囲気にさっと転換でき、笑いの世界に突入できた。国立演芸場って初めてだったけど、ここ、なんか「場の力」があるね。

昨晩の三席は「道灌」と「三軒長屋」、仲入りがあって「崇徳院」。
締めに大ネタ「三軒長屋」かと思いきや「崇徳院」か。ちょっと拍子抜けしていたら、その「崇徳院」、「道灌」や「三軒長屋」のエピソードをちょこっと入れたりして、客席爆笑。なかなか上手。キャラからすると、弱った若旦那とか弱った熊さんとかでもうちょっと笑わせて欲しかったかな。弱った人とかもっとうまく出来そうな人だ。

「三軒長屋」は、演じ分けが異様に難しい噺なのに、実にうまかった。
ちょくちょくPodcastingで聞く「ニフティ寄席」の若手たちに比べるとうまさが違う。さすが。敢えて言えば「男っぽい女将さん」が男にしか聞こえなかったのが惜しい。まぁ男が「男っぽい女将さん」を演ずるのは超難しいとは思うけど。
「道灌」は初高座のネタらしく、思い入れが深そうであった。ちょっと固かったけど満足。

三夜ともにチケットはすぐ売り切れたらしい。柳家三三って人気者なのね。チケット取ってくれた人に感謝。聞いたら、みんなわりと青田刈り的に見に来ているらしい。落語好きたちが青田刈りする柳家三三。これも何かの縁なので、注目しておこう。

そういえば昨日の朝、予約しておいた「ちりとてちん 完全版 DVD-BOX 1」が届いた。2ヶ月ほど前に衝動アマゾン買いした「古今亭志ん朝 全集 上巻 DVD」もまだ見ていないが、とっておきの休日に見るつもり。
個人的に、落語の「流れ」が来ているな。もちろん、乗る。しばらくはiPodで落語通勤。

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iPhoneとObama

2008年06月05日(木) 8:13:57

iPhoneのソフトバンクからの発売が決定。
そうか…。と、呆然としていたら、娘が寄ってきて「やっぱりソフトバンクに変えるの?」と訊く。ううむ。ニュースを聞いてすぐ「うちの父親はアップルの犬だから必ずや携帯会社を変更するに違いない」と判断し、家族割がお得だから自分の携帯も変えさせられちゃうかも、と心配するに至る思考経路や良し。そういう論理的思考を身につけるために数学とか習っているのだよ。ってそんなことはどうでもよくて、ソフトバンクか!予想はしたけどそうなのか!どうしよう!って話だよ。さてどうしよう。
docomoはまだiPhone発売の可能性があるらしいが、我がauでの発売はほぼないだろう。むぅぅ。どうすっかなぁ。それにしても、iPhoneのカタカナ表記が「アイフォーン」に統一されているのが気になるな。アイフォンの方がいい。アップルのシンプルさは短い表記の方が似合っている。アイフォーンってちょっと間抜け。「アップルの犬」としては許せない(笑)

ニュース、もうひとつ。民主党候補者選挙でオバマの勝利が確定。
クリントンが勝たなくて良かったなぁと思うのは、オバマが好きだからでもなく、「ブッシュ家〜クリントン家〜ブッシュ家〜クリントン家」という、たったふたつの家に大統領職が専有されてしまうのはいかがなものかと思っていたから。他国とはいえなんかイヤ。まぁ民主党候補になったからといって大統領選で勝てるとは限らないとしても。

オバマの勝利は、アフロ・アメリカンの初勝利、ネット・キャンペーンの勝利、薄く広い献金の勝利など、いろんな意味があって歴史的だと思うけど、今回の選挙戦を子細に眺めていて思うのは「アメリカの大統領って、長くシビアな選挙戦で強烈に鍛えられ、飛躍的に成長するんだな」ということ。この5ヶ月の揉まれ方は尋常ではない。どんなナイーブな精神も、ここまで揉まれれば鋼鉄の精神に生まれ変わることができるだろう。そして、やっとこれから本選だ。アメリカの大統領選挙って「大統領をタフに成長させるシステム」なんだな。

振り返って日本の首相は、そういう成長過程を踏まない。たいしてアピールも必要ないから演説もうまくならないし、流れを読んだフレキシブルな政策策定能力も、スキャンダルなどの危機管理能力も、誹謗中傷に耐えるタフさも、強固な人脈と金集めの方法も、そして国民の人気を得るためのプレゼンテーション能力も、まったく身につける必要なく首相になることができる。
そんな、温室育ちの成長しきってない政治家が、いきなり首相になって国際舞台に出るのである。とてもではないが、鍛えられきった合衆国大統領と対等に渡り合えるわけもない。

逆にいうと、日本は「政治家がそれなりに成長するために長い年月がかかるシステム」とも言える。そこそこ完成度が高い政治家になるには70歳80歳まで生き残るくらいな経験値が必要なのだ。急速に成長させられる大統領選挙みたいなものがないからである。日本に「政治家を急速に成長させるシステムとしての長く厳しい選挙制度」があれば、30代40代の若手でも充分に首相になれるかも。

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子孫に閉塞感のない社会を残すという貢献

2008年06月06日(金) 8:48:50

数日前になるが、「今のままでは著作権法に未来はない」という中山信弘氏(知的財産権研究会会長)の素晴らしいスピーチを池田信夫氏がメモから書き起こしてくれているので、リンク&共有します。

著作権法についてボクの考えをくわしく書くことはしないが、アナログ時代に最適化された法律をそのままデジタル時代に当てはめるのは無理というか怠慢、とは思っている。デジタル&ネットの出現は、産業革命に匹敵する変革だ。産業革命以前のやり方や価値観を改めないといけないのは自明である。

ま、それはともかく、このスピーチを読んでボクは「子孫に閉塞感のない社会を残すという貢献」について考えさせられた。子孫によりよい社会を残す、という言葉はとかく環境問題みたいな文脈で語られることが多いけど、古くなった体制を変え、閉塞感を取り除き、チャレンジしやすい社会にしてあげることもそのひとつである。そのために力をふるえるのなら、「地位を得る」というのもある種の「貢献」なのだな、と気づかせてくれた感じ。

組織の中での出世とか地位とか、ボクはどこかで鼻で笑っていた。
興味もないしひたすら面倒臭い。そんなことに自分の限られた人生を使いたくない。何かやりたいことがあったら自分個人のリスクで、と思っていたし、そういう準備も続けてきた。実際、上の方は、変化しつづける社会に対応しようともしない「老害」としか言いようがない人たちが古い価値観と既得権益を守っている魑魅魍魎の世界でもあるので(うちの会社が、ではなく、一般的に)、なるべく関わらずに遠くから見ていたいと思ってきた。

でも、そういう場所に足を踏み入れることでしか出来ない「子孫への貢献」もあるのだな。
会長という地位を得て発言力を増し、こうして改革の先頭に立つ人もいる。そのためには「組織の中での長く厳しいステップアップ」や「業界の重鎮になるための様々な面倒」が必要だ。でも、その分、上に立てれば(上に立つ過程で志を失わなければ)、評論家や批評家には出来ない「実際的な改革や貢献」が出来る。その辺の考えがボクには欠落していた。

出世して地位を得たいと書いているわけではまるでない(念のため)。そういう地位を得ることで「子孫に閉塞感のない社会を残すという貢献」ができるのなら、捨てたものでもないかも、と思っただけである。偉い人にはガッカリさせられることが多い昨今だが、こうしてちゃんと次代のことを考えて動いている人もいる。捨てたものではない。

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祭りなのに!

2008年06月07日(土) 5:52:28

だりーなぁ、疲れやすいなぁ、と思っていたら、ちゃんとした病気かもしれない疑惑浮上。
どうも不調が激しいので、仕事の合間に20分だけポカンと時間が空いたのを利用して会社の医務室行って検査をしたら、抗生物質を渡されて「安静推奨」と言われてしまったのだ。感染系&過労系。お酒もスポーツもダメとか。熱が出だしたら入院レベルのものらしい。幸い熱はないが、いつ出だすか。

どの程度の安静かニュアンスがわからなかったので、親しくさせていただいている医院長さんに電話して「これこれこういう診断をされたのだけど…」と聞いてみたら、検査結果と渡された薬を聞いて「あ、まぁ安静ですね。とりあえずお酒はダメ。しばらくダメ。ちゃんと治るまでダメ」と言われてしまった。むむぅ。来週は夜の約束がいっぱい入っているんですけど…(泣)。すいません、お酒抜きになりました > お約束した方々。

ということで、昨晩は以前からの約束でビストロに行ったのだけど、ワイン抜き。水で過ごした。お酒を飲めないということ自体は実はそんなに苦ではないのだが、フレンチにワイン、とか、和食に日本酒、とか、合わせられないのは辛いな。ちょうどシャンパンがおいしい季節でもあるのに。

というか、今日は今から札幌に行って「YOSAKOIソーラン祭り」である。
今年もセミファイナルの審査員だ。なのになのに! お酒が飲めないとは! 祭りなのに! すすきのなのに!

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YOSAKOIソーラン & 酒抜きすすきの

2008年06月08日(日) 9:18:09

木金と雨だった札幌も、ボクが千歳空港に着く頃から晴れ(笑)。そろそろ「晴れ男」という非科学的なことを認めてくれてもいいのではないか(→R嬢)。

札幌に着いて、まず未食だった「ピカンティ」でスープカレー。その後、大通公園まで行って「YOSAKOIソーラン祭り」。ボクはステージ演舞よりパレードの方が好きなので、パレード中心に夕方までいろんなチームを観た。印象に残っているのはやはり「平岸天神」。彼ら恒例、冒頭の「波」の演舞を観るとなぜか涙が出る。
あと、へたっぴいだけど一生懸命なマイナーチームの演舞も好き。こういうのも涙が出るんだよね。って、すっかり涙もろいオッサンに。20代30代のころからは考えられないような変化。いや、若い人たちもそのうちわかりますから!

携帯でGmailを見ると、次々と「病気の怖い話」がメールで舞い込んでいる。みなさん、そんなに怖がらせないでください。でも「そういう年齢」なのだなぁと自覚。風邪のつもりで病院行ったら別の病気が見つかって即入院&即手術、それから半年入院したまま今に至ってます、なんて例もベッドから携帯メールで送られてきた。怖いなぁ。一寸先は闇な年齢になってきたのだなぁ。

夕方までいろんな演舞を見たあと、少しペースを落として、ホテルの部屋で寝たりまた見に行ったりと自愛モードへ。抗生物質を飲んでいる間は体力温存しないとな。20時から始まった「ソーラン・イリュージョン」が、今年はディズニーとタイアップしていて、ミッキーやミニーがディズニーランドさながら山車の上で踊りながら先導。いや〜、ディズニーのチカラはすごいわ。観客のノリが全然違う。子連れがキャーキャー走ってついて行く(危ない)。過去3年のイリュージョンで最高の盛り上がり。まぁ確かに見ていても面白かった。

20時30分にモリたちと待ち合わせて、すすきのの「鮨処有馬」。うまっ。鮮度と仕事のバランスがとてもいい店。タネの温度管理にも感心。深夜までやっているのもよい。その後「バーラー ペンギン堂」。バーなのにパフェを出すから「バーラー」。ここのパフェ(パルフェ)も非常にうまかった。んでもって少しモリの家に遊びに寄ったあと解散。え? いや、もちろんお酒は抜きましたよ。一滴たりとも飲まず。お酒飲まないとノリという面では確かに少し客観的になるね。楽しく話しているんだけど、すこーし自制心が働いて「このギャグはくだらないから言うのをやめておこう」とストップがかかる(あぁでも酔っているときはこんなレベルのギャグを言っていたのか、と少し青ざめる)。そして少しずつノリから遅れていく。

さて、今日は1日よさこい三昧。
審査員でもあるので、(体調と相談しながら)数多く観るつもり。

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よさこい審査終了 & 10歳雌マトン

2008年06月09日(月) 6:35:44

朝いちからYOSAKOIソーラン。
最終日ということもあってかどのチームも燃えていて見応えがある。昼ご飯に「一灯庵」までスープカレーを食べに行った以外はずっと演舞を見ていた。
午後2時半にセミファイナルの審査員に集合がかかり、ホテルの部屋で事前打ち合わせ。去年一緒に審査員した方もいて「お久しぶりです!」とか声を掛け合う。説明や段取りを聞いたあとスタンドの審査員席へ。去年は初めてでそこそこ緊張したけど、今年は楽しむ余裕も出た。

セミファイナルに残ったチームのステージ演舞を見る。11組。各4分の演舞だから入れ替えの時間を含めて約1時間の審査。
個人的には「北海道大学"縁"」「AOMORI花嵐桜組」「REDA舞神楽」が印象に残った。「あかびら華炎」「コカ・コーラ 札幌国際大学」も良かったかな。なんか去年のセミ・ファイナルより勢いがある演舞が多く楽しかった。集計結果はほぼ順当に「北海道大学"縁"」「AOMORI花嵐桜組」が1位2位。

基本的に義務はここでおしまい。あとは気楽に最後まで。
ファイナルはパレード演舞とステージ演舞の両方で採点する。倉本聰さんや久米宏さんなどが審査員。まずはパレード演舞。セミ・ファイナルも相当いいなとは思ったが、でもまぁやはりファイナルに残るチームはすごいな。すばらしい。特に「VOGUE038」「夢想漣えさし」「平岸天神」の3つに震えた。その中でも「平岸天神」は完成度も高く圧倒的に素晴らしかった。ディフェンディング・チャンピオンにして4連覇中の「新琴似天舞龍神」も安定していて良かったが、少しまとまりすぎていた印象。

で、ステージでの最終演舞。やっぱり「VOGUE038」「夢想漣えさし」は素晴らしかったが、「平岸天神」はパレードが100点とするとステージ演舞は70点って感じ。演出がパレードの方がよく、ほとんど優勝を確信してはいたが、ステージ演舞の配点に寄っては「新琴似天舞龍神」が5連覇する可能性もあるかも、とドキドキ。

結果は「平岸天神」、5年ぶりの優勝。
2年前から新琴似とどっちが勝ってもおかしくないくらい拮抗していたので、まぁそろそろ平岸かとは思っていた。「VOGUE038」も「夢想漣えさし」も惜しかったなぁ。「旭川 北の大地」も上位に食い込んだ。ここは一見地味な衣装が逆に良かった。踊りもよし。

終了後(21時)、またまたモリたちと待ち合わせて、宮の森の「ル・サンテ」へ。
白アスパラを3種の料理でいただいたあと(塩釜焼きうまし)、乳飲み仔羊と10歳雌マトンの食べ比べ。この10歳雌マトンが実にうまかった。めったに入荷しないものとのことだが、こういう質のマトンは確かにあまり食べたことないかも。
ボクだけ酒を飲まなかったので、同行者たちはしきりに気を遣ってくれたけど、昨日も書いたようにあまり飲まないこと自体は苦にならないので大丈夫。逆に頭がクリアなままでキープされるので良い。ただ、まだ「自分だけ素面」という状況に慣れておらず、「自分以外の人々はお酒でもろもろ緩くなっている」ということをすぐ忘れてしまうのが難。ツッコミや指摘が思わず知らず(相対的に)きつくなる。東京帰って病院行って検査すればもう飲める可能性もあるのだが、もうちょい「自分だけ素面」という状況にも慣れようね>自分

デザートでサプライズの「誕生日ケーキ」(笑)。47歳を祝われてしまった。ありがとう。でも素面だったこともあって照れが勝ってしまい顔が引きつってしまった。

札幌の二泊もこれでオシマイ。急いで東京へ帰って仕事。札幌の朝は雲ひとつない快晴。
いま、ホテルの部屋から、ファイナルなどが行われた大通り西八丁目のステージが見える。祭りの後って、淋しいというより美しいな。いろんな人の想いが確かに残っている。

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重窓

2008年06月10日(火) 7:53:21

約1年前にお会いした千宗屋さん(武者小路千家若宗匠)と再会し、彼が麻布に造った新しいお茶室「重窓」に招かれてお茶をいただいた。
「ちょうそう」と読む。軒とか庵とか呼ぶのと同じように、お茶室を「窓」と呼ぶこともあるらしい。マンションの一室の中にお茶室を造ったので窓が重なるという意味もある。由緒正しい名前ということだった。

朝いちに札幌から帰ってきて、仕事でも疲弊し、わりと疲れが出ていてボーッとしていた。
もう「お断りしようか」という体調だったのだが、千さんとお互いの予定を合わせるのに数ヶ月かかっており、しかも千さんは来月から1年間ニューヨークに行ってしまう。出発直前の慌ただしさの中で予定を開けてくれたのだ。うん、やはりお会いしたい、と出かけたのだが、お会いして良かった。鮨をご一緒したあとお茶室に招かれたのだが、彼が点ててくれたお茶をいただいたらなんか元気になっちゃった(笑)。現金なものだ。でも今朝の目覚めのさわやかさと言ったらない。

まず、マンションの一室「待合い」に入る。
ベランダから東京タワーがほぼ全身、間近に見える。すごい立地だなぁ。そこはソファが置いてある洋室で、品のいいバーのよう。床の間に模した一角もあり、真ん中には千さんが設計した立礼式のテーブルもあることから、最初はここでカジュアルにお茶をいただくのかなと思っていたくらい、静逸ないい空間であった。

茶室を含めたこの部屋のオーナーであるS氏(偶然、中高の後輩だった)や千さんのマネージをしている方々ともお会いし、ついでにボクの友人である編集者たちも到着して総勢6名揃ったところで、千さんがおもむろにクローゼットを開いた。
と、なんと、そこはクローゼットではなく、お茶室への隠し戸(!)

その「驚き」自体がもてなしなのだな、と気づく。
いったんくつろいだ気持ちがここで緊張とワクワクに変わり、探検のような気持ちで戸をくぐり、お茶室へ。
そこは天井が低い、京間の四畳半。ロウソクがゆらぐいきなりの異空間。もう入っただけで「あぁ」と溜息をつく感じ。実にくつろげるいい空間だ。弛緩して緊張してまた弛緩する。筋肉をストレッチするように心がストレッチされる。これも計算されているのだろうなぁ。

勝手がわからないボクたちをS氏が優しくリードしてくれたが、「正客」を務めることとなったボクは何事も一番にやらねばならず、またしても少々緊張。でもまぁ「ねばならない」を心から追い出して自然体でいることに。

全員が揃った後、千さんが入室してきて、まずはお菓子。その後「濃茶」の用意をしてくださる。
千さんの姿に慄然。目を閉じて心眼で茶器を扱っているのかと思うほどの半眼。火影にゆらめいて迫力あり。鮨屋での饒舌な青年の面影は消え、近寄りがたい空気が漂う。でもそれもボクにお茶を出してくれるまで。ボクがお茶を手にする頃から、ボクの右側から厳しい気配が見事に消えた。

お茶をいただいた瞬間は「この後の感想をどう言おう」という雑念に囚われてうまく味わえなかったが(ゆえに感想も中途半端になった)、隣のS氏に茶碗を渡し、ホッとした後、口の中の豊かな味に気づいた。濃いけどさわやか。深いけど淡い。「初夏らしく点ててみました」と千さん。なるほど。

その後、器の話、掛け軸の話、花器の話、茶道具の話など、さまざまに教えてくれる。
もうね、ここでそれぞれ書いていきたいくらいいい話が満載だったのだが、不調法で専門用語や固有名詞を知らず、うまく書けそうもないのでパス。

ひとつだけ書くと、それぞれの道具がすべてつながっていたことが(初心者のボクには)目鱗だった。
三途の川をモチーフとした掛け軸の淡い絵。その川はこちらに向かって流れてくるように描かれているのだが、絵の中から川が溢れ出てくることをイメージして、そこに舟の形をした花器を浮かべ(しかも千さんがNYに行くので出船の方向に浮かべ)、茶室にいる我々はその流れの中にいる。掛け軸の絵には遠くに霞む山も描かれているのだが「だから『遠山』の茶壺を使いました」と千さん。「今日は雨で霞んでいましたし」と。そういえば夕方、東京タワーも細かい雨に霞んでいたな。すべてつながっているのか。感心すると同時に弛緩しまくる。流れに逆らうようなインパクトを出そうとする広告表現の世界に普段いるせいか、この、大きな流れの中に同化するようなもてなしがひたすら心地よい。正座の足が痛いのも忘れるほど心地よい。

「この茶室は時間を忘れるんですよ」とS氏。
確かにねー。そういえばもう何時間ここにいるんだろう。会話がだんだん途切れ途切れになるのだが、気にならず、ひたすらボーッとする。お茶室の障子を開けると間近に東京タワーが見える。都会の真ん中にふわりと浮かんだ深山幽谷。違和感があるはずなのに、なんでここまで自然でくつろげるのか。

確かその後、待合いに戻って少し話をし、ありがとう、今度はNYで会いましょう、とか約束して千さんたちと別れて帰宅したのだが、その辺の記憶が曖昧だ。ボーッが続いていた感じ。いつの間にか自宅のリビングにいた。
で、ふと気づくと疲れが霧散していた。川の流れと共に流れて行っちゃったのかもしれないな。あぁこうやって流してやるのか。疲れって、とろうとか癒そうとか思わず、ただ流してやれば良かったんだとようやく気づいた。

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アグネス・ラムの全盛期って何歳だった?

2008年06月11日(水) 6:35:40

むーん。iPhone 3G、7/11発売。すぐじゃん。
こういう「消費者を驚かせる素早さ」はアップル独特のもの。実は日本発売はアメリカから遅れること約1年で、ちっとも素早くないのに、いったん「今冬日本発売か」というニュースが流れたあとだけにサプライズが大きい。まんまと演出に乗ってワクワクしちゃっているワタクシ。買うかな。買うんだろうな。アップルの犬だし。

そんなニュースに打ち震えながら、昨晩は「36年会」。
あるバーにて、バーテンダーさんと「あれ? 昭和36年生まれ !?」と盛り上がったことがキッカケで、1961年生まれの男女が、業種を越えて集まる会になった。共通点は「そのバーに来ている客であること」。1回目は4年前。今日で2回目4年ぶり。前回は十数人集まったが、今回は6人。話がしやすい人数ではある。

1961の「Chateau Caillou」をあけて、ある住宅街の小さなフレンチでフォアグラに合わせた。
同い年が集まって同い年のワインを飲む。昭和36年にボルドー・バルザック村に降った雨。そうそう、ボクの病気は抗生物質によってなんとか治った模様。念のためあと数日は酒を抜こうと思ったけど、1961のソーテルヌには叶わない。一杯だけ飲んだ。ご心配いただいた方々、ありがとうございました。

同い年というのは楽しいもので、「大阪万博が小3の夏だよね」「ユーミンの『あの日にかえりたい』って中2の冬だったよね」「青函連絡船って何年生のとき着工したっけ?」「アグネス・ラムの全盛期って何歳だった?」とか、ピンポイントで記憶を共有できる。特にアグネス・ラムの話題のときは、男性陣全員黙り込み、目を虚空に泳がせ、頭の中で雑誌「GORO」のグラビア・ページを孤独にめくる作業に同時に突入。甘酸っぱい沈黙がテーブルを覆う。なんかいいなぁ。

オリンピック・イヤーでの開催だから、次は51歳になる歳か。50代。ううむ。

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お酒解禁

2008年06月12日(木) 9:14:22

うれしいニュース。
「ちりとてちん」のDVDが、「おしん」を抜いて、朝ドラの中でトップに躍り出たらしい。17000セット。「おしん」(少女編)が9000セットらしいから、倍近い。まだ発売後数日でこれだから、もっと伸びるかもしれない。関東地区の平均視聴率ワースト1の汚名返上。DVDを買ったひとりとして素直にうれしいな。というか、こんなことに一喜一憂させてくれるドラマは(ボクの中では)これしかない。

そんなニュースに打ち震えながら(って、昨日と同じつなぎの言葉)、昨晩はお酒解禁日。
たった1週間弱の禁酒で済んで本当に良かったけど、まだどこかで慎重な気持ちも残っており、気をつけながら飲んだが、グラスのスプマンテを皮切りに、ふたりで赤ワイン2本は解禁日にしては飲み過ぎか。それでやめとけばいいのに、〆にモヒートを2杯。おかげでやっぱり二日酔い気味。弱っ。

昨日、ちょっと重い仕事を乗り越えたので、夜の飲みは楽しかった。夜半から雨。深夜すぎの雨は好き。

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みんな痩せていて立派

2008年06月13日(金) 8:14:15

昨晩は大阪勤務時代にいっしょに仕事した仲間が8人集まってイタリアンで会食。
ある先輩が次長になったのをお祝いして男ばっかりで集まったのだが、若い頃にワイワイと広告を作った仲間がみんな部長以上になっているのがなんとも不思議。あの頃、部長ってすっごい上に見えたし、もっと「若者には想像もできない何か深いものを身につけたヒト」みたいな目で見てたけど、実際にそのくらいの歳になってみると全くそんなことはなく、20代30代と精神的にはほとんど変わらない感じ。すごく久しぶりに話す後輩もいたけど、いい意味で20代から成長しとらん。懐かしい。

一番若いヤツで43歳くらいだったかな。もう立派な中年の集まり。でも、なかなか立派だったのは全員スリムだったこと。昔太っていたヒトも3人くらいいるのだが、それぞれにきっちりダイエットしていてスッとしている。みんなダイエット法が違っていて、「一日一食。食べないダイエット」「ひたすら歩くダイエット」「基礎代謝ダイエット」など、しばしダイエット話で盛り上がる。

中でも「ひたすら歩くダイエット」ってのはすごいな。え? 毎日銀座から吉祥寺まで歩いてるの? 夏など汗で服がぐっしょりになるそうである。それはいかにも辛そうだ。
実際辛かったようで、歩く習慣をつけて15キロくらいのダイエットに成功したその人は、健康診断で「栄養失調」と宣告されたそうである。きっと、辛い運動をしている分、効果を出したい気持ちが高まって、知らず知らずに食も制限していたのだろうな。

ボクはご存じの通り「BMグラサン・ダイエット」を続けていて(もう習慣化して無意識的ではあるが)、どんなに食べていても体重はほとんど増えてない。一定体重をキープしている。もう少し痩せようと思えば運動量を増やすだけ。いつでも痩せられる。
それでも年齢とともに基礎代謝が落ちていき、どうしても効果が微減してくるので、今年からは万歩計をポケットに入れて、なるべく歩くようにしている。ただ、ニューヨークから帰ったころから不調が続いていて、疲労感が落ちないので、最近はちょっとペースを落としているかな。ここ数週間の最高歩数は16847歩。もうちょっと歩きたいけど、なにしろ疲れやすい。体力を一からつけ直さないと。

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映画「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」

2008年06月14日(土) 17:24:28

インディ・ジョーンズの最新作を先行ロードショーで観てきた。本公開は6/21から。
中間テストが終わった娘とふたり(妻は札幌出張中)。娘には1年ちょっと前にシリーズを観せている。だから彼女もワクワクの鑑賞。

ご存じ19年ぶりの新作。製作総指揮がジョージ・ルーカスで、監督がスティーヴン・スピルバーグで、主演がハリソン・フォードな「新作」をロードショーで観られるなんて、同時代を生きている極上のシアワセのひとつではなかろうか。まさか第4作を作るとはなぁ。しかもこの歴史的シリーズを娘とリアルタイムで共有できるとは。あぁシアワセ(笑)。

内容的にはなんというか「てんこもりの極致」といったところ。凝ってるし楽しいし破天荒だし荒唐無稽だが、最後には「あぁイイモノを拝ませていただきました」と合掌する感じ。もうね、このメンバーで作ってくれるならどんな映画でも有り難い。
ハリソン・フォードはもう65歳になるので、前作でショーン・コネリーがやったような引退探検家的役割かと思ったらとんでもない。ここまでやるかの連続。65歳って、知人で言ったらあの人とかあの人とか、だよね。うーん、すごい。40代の動きである。

まぁこれから観る方がほとんどなので詳しくは書かないが、インディ・ジョーンズ好きは何度もニヤリと出来るだろう。失われた聖櫃もちらりと出てくる。

あぁそれにしてもこの夏は観たい映画が多い。
「アフター・スクール」、「ザ・マジック・アワー」、「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE 2 〜私を愛した黒烏龍茶〜」、「ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛」、そしてここへ来て「Juno」がものすごく観たいぞ。

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岩手・宮城内陸地震

2008年06月15日(日) 8:01:24

昨日の岩手・宮城内陸地震では、緊急地震速報を初めて生で見た。
NHKニュースを見ていたときに「♪トンテン、トンテン」と音がして速報が出た。優しい音だが、かなり注意を引きつけられる喚起音。違う話題をしゃべっていたアナウンサーが慌てて地震についての注意を話し出し、ボクと娘は画面に釘付け。「岩手か…M7.0か…」と詳しい情報がわかってきた1分後くらいに東京にも震度3が来た。岩手から東京まで地震波が土の中を伝わって届いたのがリアルに感じられる。

まずはふたりで「大地震が起きたら何をするか」を再確認。ちなみに最近このサイトを見てくださるようになった方のために、「地震が起こったら、まずこれをしろ!」「地震が起こる前に、これだけはしておけ!」を再掲します。阪神大震災におけるボクの体験談が書いてあります。

地震速報のシステムは、初期微動(P波)と主要動(S波)の時間差を利用するものらしいが、今回は震源地近くでは間に合わなかったらしい(P波とS波の時間差が少ないため)。でも少し離れた場所では揺れる前に速報を出せたという。いろいろ文句を言う方もいるみたいだが、ないよりマシだ。ほんの1秒前でも心構えがあるのとないのとでは雲泥の差。なにしろドンッという最初の揺れでテレビやレンジが飛んでくるのだ。それを避けられるだけで死者の数が変わってくる。

とはいえ「テレビやラジオをつけている」というのが必要条件になるのは厳しいな。緊急地震速報をすみやかに流してくれる家庭用機器もいくつかあるようだが、まだ8〜10万円前後とバカ高い。いつでもポケットに入れている携帯に情報をプッシュするシステムも開発が進んでいるらしい。完成が待たれる。

余談だが、「携帯をポケットにいれておく気がしないビデオ」をいくつか見た。「Pop corn with cell phones」ってビデオ。これとかこれとか。いろんな国で実験している模様。こわっ。

※1時間半後の追記:上記の「携帯でポップコーンを作るビデオ」はバイラルムービーだという発表があったそうです(つまり企業が話題作りのために作ったビデオ)。プロのくせに騙されました(笑) 信じた方、すいません。

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容態急変

2008年06月16日(月) 7:30:00

体調って急変するのね。いまさらながら。

金曜は具合が悪く、会社を休んだ。土曜は体調が少し持ち直したので、中間テストが終わって開放感一杯の娘と映画を観た。インディ・ジョーンズ。でも観ている最中から強い倦怠感が訪れ、映画から帰ったら速攻で寝た。昨日の日曜は午前中だけだけど休日出勤。やっぱダルいなぁ。立ってられない。ちょっとだけ危機を感じてそのまま家に帰って寝た。夕方に起き出したが、ダルさが消えないので熱を測ったら36.8℃。微熱。

例によって食欲はあったので、「篤姫」を見ながらご飯を食べた。
カラダの芯のあたりに大きな疲れにようなものがあり、このままだと来週の仕事に差し支えるなぁとかボンヤリ考えながらテレビを見ていた。そのとき。

強烈なオカン。時々、オトン。
ってこのギャグどっかで使ったな。ええと、強烈な悪寒です。

悪寒ってこんなに急に来るものなのか。何の前触れもなくいきなりカラダがガタガタしだし、死ぬほどの寒さが襲った。もう寒くて寒くて何も出来ない。食卓のテーブルから何も言わず走って寝室に行きベッドに潜り込んだけど、それでも死ぬほど寒い。大声で家族を呼んでスウェットとかフリースとか出してもらって全部着込む。でも寒い。着ぶくれて、ふとんも二人分かぶってもまだ寒い。極寒。ガタガタガタガタ。

少しカラダを動かすだけで悪寒がするので、じぃぃぃぃっとふとんの中で動かず。数十分そうしていたらようやく落ち着いてきたので、熱を測る。おお、39.0℃。こりゃまずい。一気にヒートアップじゃん。

何の病気かわからないからクスリは敢えて飲まず。じぃぃぃっとふとんの中。しばらくするとようやく汗が出てきた。ものすごく暑くなってきたけど我慢。とにかく我慢。

で、細切れに睡眠しながら、やっと朝になった。
今現在は37.6℃。起き立てでこれだと、昼間はまた熱が上がるかもなあ。あぁ今日は大事な打ち合わせや会議が山ほどあるんだけどな…。でも、たまにこうして倒れると「会社なんかオマエがいなくても回るのさ」と再認識できてよい。今日はとにかく寝ておきます。おやすみなさい。

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いまのところ原因不明

2008年06月17日(火) 6:59:20

専門家の方々をはじめ、いろんな方から心配メール・お小言メール、ありがとうございます。
「もう無理がきかない歳なんですから!」というメールをどんだけいただいたか(笑) たいてい、ちょっと年上の方が慈愛に満ちた表現で教えてくれるパターン。ボクもそのうち誰かにこういうことを言うのだろうな。「こればっかりは経験しないとわからないと思うけど」みたいなニュアンスを言外に含ませつつ。 経験者の言葉、好きです。再度ありがとうございます。

でも(と、言い訳するところがセコイけど)、意外とカラダには気をつけているんですよ。
週に3日は飲まないし、つまり家で週3日は食べているし、家では基本的に玄米正食だし、三食規則正しいし、早寝早起きだし、適度な運動はしているし、適正体重保っているし。 普通の勤め人より気をつけている方だと思っています。昨日も「その歳にしては立派です」とお医者さんに太鼓判を押されました。

って、そう、つまり、あれから病院に行ってCTなどを含む精密検査をしたのだけど、数値が良かったんですね。ほとんど正常値。心配された白血球数も正常。疑われた部位の数値も高くない。唯一高かったのが、炎症があると上がると言われるCRP。でもそれも「本格的な病気ならこの数倍は高い」という程度の数値。知り合いのお医者さんと一緒に首をひねりました。先週からの不調を(さなメモ&メールで)すべて知ってくださっているお医者さんのところに行ったのだけど、もしかしたら先週のとは関係なく、単なる風邪かもしれない可能性すらあり。あとはCTで見えた小さな結石かな。それが悪さをしている可能性はある、と。

ということで、有り体に言うと「いまのところ原因不明」というところ。もう少し様子を見ないとわからない。んー、あの強烈な悪寒はなんだったのだろう。
原因不明が一番怖いとはいえ、とりあえず抗生剤&安静を言い渡されたので、今週の予定はすべてキャンセルしました。どうしても行かないといけない打ち合わせだけ行く体制。お約束していた方々、すいません。今現在はほぼ平熱に戻り、体調も回復途上。体力をチャージし直している最中。

それにしても、金月火の予定をすべて先送りしたので、今後が怖い。病み上がりに襲いかかる打ち合わせの群れ。結局会社が一番カラダに悪いのではないかと…。

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気力が戻ってきた

2008年06月18日(水) 7:23:03

気力が戻ってきた。
体調はまだまだなので慎重に社会復帰するのだが、気力が戻ってきたのはうれしい。「あぁもうこのまま死ぬまで気力レスなのか」とすら思ったくらい気力が上がらない数週間だった。そのくらいダルくてやる気がおきない日々だった。病気や体調不良って本当に気力を削ぐね。病床であれだけの集中力とクリエイティビティを見せた正岡子規の凄さを思い知る。

昨日は会社を休んだのだが、午前中から仕事の電話がバンバンかかってきて、それに対応しているうちに頭がビジネスモードになり、企画書を一本仕上げた上に連載原稿までひとつ書き上げた。数週間ぶりだなぁこういう能率。で、無理せず一度寝て、夕方に起き出して、明日のレクチャーの予習。パワポを作っているうちに(といっても聴衆に合わせて再構成しているだけだが)200ページになり、慌てて削る。さすがに2時間のレクチャーでこの枚数を話しきるのは無理。

レクチャーとか講演とかの経験が増えれば増えるほど、世に数多いる講師や講演者の方々の苦労を思い知るようになった。予習が大変なのだ。話す相手によって中身を変えているならなおのこと。話す時間の倍以上予習にかかる場合すらある。
まぁ本を書くのも「一冊分のアウトプットをするためにはその倍以上の知識や知恵、そしてインプットが必要」で、「知ってること」と「書けること」は全く別物なのだが、それに似ているかも。伝えたい内容を誰にでもわかるように10万字にまとめるには、20万字分くらいの内容と推敲がいるのである(感覚的に)。同じように、1時間話す場合は2時間の準備作業が必要だ(これまた感覚的に)。大学の先生の1時間半講義とか、あの頃なにげなく聞いていたけど、あれって意外と大変だったんだなぁ(長年同じ内容を語っている先生は除く)。

話がズレたけど、ええと、抗生剤を飲んでいるとはいえ、なんとか復帰しましたというご報告でした。無理せずゆっくり様子を見ます。みなさま、ご心配ありがとうございました。懐かしい方々がメールをくれてうれしかった…。

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2008年トニー賞発表

2008年06月19日(木) 7:17:55

病気ですっかり書くタイミングを失ったけど、日本時間の16日にブロードウェイのトニー賞が発表になりましたね。今年は9本観たボクとしては、どれが獲るのかまさに当事者気分。去年も同じようなワクワクでトニー賞を迎えたっけ。

で、トニー賞ミュージカル最優秀作品賞は「In The Heights」!

予想通りである。というか圧倒的である。観た当日、ボクも「トニー賞はこれでいいのではないかなぁ」とつぶやいている。作曲賞、振付賞、編曲賞も合わせて4部門受賞。去年の「Spring Awakening」の8部門には劣るけど、でも立派。まぁこれは旬だよなぁ。オフ・ブロードウェイからオンに上がってきた勢いがそのまま舞台に活かされていた。

この「In The Heights」を、トニー賞ノミネート前の緊張感ある時期に、モリとふたりで前から5列目ド真ん中で観られたのは本当にラッキーだった(って、自分でネット予約したのだけど)。
乗りに乗っている上に、まだノミネート前なので海のものとも山のものとも知れない「オフ・ブロードウェイ感」がどこかに残っており(主に観客側にかもしれない)、とても熱い舞台&客席であった。最高の時期に最高の席で、全身でこのミュージカルを浴びたこの経験は得難し。モリも「一生の思い出」とまで書いている(2008/06/16の日記)。

と、喜んでいたら、昨日の深夜、ニューヨークの空港にて帰国の搭乗を待っている友人から偶然に携帯メール。
「『In The Heights』観ましたー! しかもトニー賞獲った翌日の最初の公演(つまり火曜日のソワレ)です。すごい盛り上がりで興奮しましたー!」だって。くそー! それはそれで異様にうらやましい!

それにしても、7部門獲った「南太平洋」を、迷った挙げ句観なかったのは汚点。そのうえ「ジプシー」も、Patti LuPoneかぁとか迷った挙げ句観なかった。勘が働かなかったなぁ。特に「南太平洋」。昔の名作をリバイバルしているものは、リバイバルする意味があってリバイバルするので、いいのが多いのだ。でも大ハズレもたまにある。あぁ残念。まぁまた来年行こう。

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ぶりかえし

2008年06月20日(金) 9:05:23

これまた病気ですっかり書くタイミングを失ってたけど、発売中の雑誌「日経エンタテインメント!」に載ってます。P88にインタビュー。顔写真付きだけど、シルエットなので超謎の男(笑)。ちなみに発売中の雑誌「日経おとなのOFF」にも出ています。これはインタビューのみ。

って、すっかり病気が回復したような感じで書いてますが、まだまだ不調は続いていて、今朝また微熱に戻ってしまいました。水木、そこそこ自重して働いたのだけど、それでも忙しくしすぎだったか…。いただいた抗生剤は飲み続けているんだけどなぁ…。昨晩ほんの少しだけ外食したのもいけなかったかなぁ…。この程度なら家で食べるのと一緒、程度な外食だったのだけど。

あぁこれでまた今日はお休み。来週もちょっとわからない状況に。いろんな仕事が重なっていてとても休める状況じゃないだけに冷や汗が出る。いま熱が出る風邪が流行っているらしいので、それかなとは思うのだけど、とにかく治さなければ。

って、またみんなにメールで怒られるー(笑)
こわいこわい。お手柔らかに。。。(でも、ちょっと怒られ好き。特に副委員長タイプのヒトに「ダメでしょ!」とか言われるとグッと来ます ←バカ)

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一日ボー

2008年06月21日(土) 19:03:36

一日、ベッド上。
読もうかどうしようか迷っていた北方謙三の「血涙」上下巻をついに読み、次に売れっ子脚本家の初小説ということで楽しみにしていた篠﨑絵里子の「転がるマルモ」を読み、それでも時間をもてあまし、たまたまベッドサイドにあった角田光代の「キッドナップ・ツアー」を読んだ。

微熱がとれず、37℃前後をうろうろ。体調は悪くないが、なんとなくボーッとしている。考えてみたらこうやって何ひとつせずボーッとする日がここ数年あまりになかった。たまにはこうしてカラダを休めよということなのだろう。「死んでからいくらでもカラダを休められるじゃん!」という考え方をするタイプなので、何かと動こうとしてしまうが、そろそろ考え方を改めないといけないのかな。

夕方、家族が外出したので、久しぶりにスピーカーの前に座り込む。
さーて、この貴重な休日の貴重な独りの時間に何を聴くか………。それを決めるだけで40分強。決まらない。床にCDが散らかる。ポップスとかジャズという気分ではないのでクラシック。最初はショパンかモーツァルトと思ったけどなんかもっと硬質なものが聴きたく、フランクとかブルックナーとか(硬質でもないか)で迷い、最後にはエイヤでブラームスにしたが、聴き始めて違和感を感じ、結局ラフマニノフの2番に(硬質ちゃうやんけ!) その後なんとなくチャイコフスキーへ。どうもロシアがしっくり来る日。

ロシアといえば、ボクが親しいもうひとりの「モリ」こと岩田守弘さんが、単独でプロデュースした公演が大成功だったらしい。ボクは見逃したけど、NHKの朝のニュースにも取り上げられたという。モスクワ開催だったので行けなかったけど、彼、今年は来日するのかなぁ。お互いに「会いたいねぇー」「会いたいよー」と恋人同士みたいなメールをやりとりしている(笑)

この公演、彼の自作自演の全一幕バレエ「魂」や「富士への登攀」をはじめ、御大グラチョーワへの振付作ややアレクサンドロワのグラン・パ・クラシック、カプツォーワとのパ・ドゥ・ドゥ。彼の十八番「ゴパック」、奥さんのオーリャさんによる「ルースカヤ」など、全11曲。観たかったなぁ。

彼のブログの「公演の感想」を読むと、「痛かった腰が治った」という観客の感想が載っていた。これ、わかる。もうこれだけで公演の質と流れがわかる気がするくらい。わかるなぁ。いい公演って病を治してくれるんだよね。何かいい舞台が観たいな。病を治してくれるほどスゴイのを。 って、微熱程度ですっかり病人気分だが、まぁ普段あまり倒れないので許してください。

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そうでありたい

2008年06月22日(日) 14:44:25

相変わらず一日ベッド上。まだ微熱あり。昨日より頭痛がひどく、寝返りを打つだけでギガンギガンと響きやがる。

新聞に数学者の森毅がいいことを書いていた。

「身につけた教養を捨ててこそ老人の風格」

ちょっと前、「バガボンド」の単行本24巻のカバー袖に井上雄彦さんがこんなことを書いていたが、それに通ずるものがある気がした。

「人は
 まっすぐにものを見る眼を持って生まれ
 後天的に獲得した斜めに見る眼をもてはやし
 いつかまた手放していく
 ならば早くに手放した者勝ち
 そうすることが難しいこの世ではあるけれど」

ま、似ているようで似ていない言葉なのだけど、でも、ボクの中ではしっくりと結びつき、違和感がない。

そうでありたい。と、心から思う。

本が読めないくらい頭痛がひどいせいもあり、こんなようなことを暗いベッド上でうつらうつら考えている。

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投げ出すわけにはいかない

2008年06月23日(月) 14:51:37

病院に行って血液検査などを受けてきたのだが、数値はやはり安定していて、特に悪いところは見つからず。でも微熱はとれない。頭痛もとれない。うーむ。

ということで、まだしばらく会社に行けないのだが、まさかこんなことになろうとは思わなかったので、さすがにいくつかの仕事がやばくなっている。投げ出すわけにはいかないので、とりあえず家で企画書の草案などを書いている。本格的企画書を書くにはテンションと体力が足りない。

もうひとつ、やばいなぁと思っているのは明晩の講演。これはお断りできないので這ってでも行くが、1時間半しゃべり切れるのかがどうにも不安。いや、話している間はアドレナリンが出ているからいいけど、話し終わってからのグッタリが怖いな。

昨日、井上雄彦さんの言葉をひとつご紹介したが、同じく「バガボンド」の28巻袖のこんな言葉もご紹介しよう。

「高校生の頃
 好きなことを仕事にするのはつらいよ、
 そこそこ好きなことを仕事に選ぶといいと助言された
 僕はその言葉に逆らった
 そして今それで良かったと思える
 この仕事がそこそこ好きなことだったら
 もう投げ出していただろう
 好きなことと自分はイコールだ
 自分を投げ出すわけにはいかない」

上の方でボクも「投げ出すわけにはいかない」とは書いているが、でも、そこにあるのは責任感と義務感である。それとは違う意味で、つまり井上さんが語っている意味で「投げ出すわけにはいかない」と、コミュニケーションの仕事全体のことを思っているかどうかはまた別だ。この仕事、とてもボクに向いているとは思うが、投げ出せちゃう気もする。じゃ、投げ出せない仕事は? どこにある?

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気になる会議

2008年06月24日(火) 8:21:28

昨日ボクが会社を休んだことで出られなかった企画会議のことが気になっていた。

会議は16時に始まる。「終わったら結果を電話してね」と営業に電話しておいたのだが、19時になっても20時になっても21時になっても連絡がない。シビレを切らして「どう?」と電話したら「もうちょっと…」と疲れた声で。んー、すまんなぁ。ボクが出席していれば(ボクは長時間会議が嫌いなのでサッサと進行しようとするせいもあり)もうちょっとは早く終わっていただろうに。というか、ディレクターとしてのボクが参加しないと、ある程度滞るのは仕方ない。偉そうな意味ではなくて。物理的に。

で、ようやく22時ころ電話。6時間も会議してたのかよ…。
疲れ果てた営業から会議の結果を聞きつつ、「いや、でもさー」と口を挟むイヤなディレクター。長い会議の挙げ句、休んだヤツに言われたくないだろうなぁ、本当にイヤだろうなぁとは想像つくのだけど、ここで妥協するとボンヤリしたコミュニケーション・デザインになっちゃいそうなので心を鬼にしてあーだこーだ言う。すまん。ホントすまん。今度おいしいものでも奢るから、我慢してください。

1時間以上電話で話して、お互いなんとかコンセンサスを得る。
営業の不安がビンビンに伝わってくる。ボクも不安だ。ボクのディレクションが間違っていたら、10億円くらいの仕事がなくなる。この年齢になるとこういう責任が急激に増えてくる。でも自分以上のことはできないので、自分を信じて仕事するしかないなぁ。

なんかストレスがたまったので、iTunesからダウンロードした「Sick Puppies」のアルバムを寝る前に聴いた。「Free Hugs」のテーマ曲である「All the same」で知ったグループだが、なかなか良い。少しだけ活力をもらう。

微熱は微微熱に変わりつつある。

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美しく気持ちよい夜風

2008年06月25日(水) 8:17:23

自分的にはおそるおそるリハビリって感じで夕方の打ち合わせに行ったのだけど、考えたら別に入院していたわけでもなく、数日休んだだけだった。なんでかしんないけど、えらく長いこと病気をしている気分。まぁ最初に病院行ったのが6月6日だったので20日間近くダラダラと病気ではあるのだけどな。そろそろちゃんと治さないと。というか、治れ。

ここに来て「心の病気も疑いなさい」というメールが急に来だした。
カラダが先に信号を発するんだって。なるほどー。ありがとうございます。まぁ本業の本を出して以来、様々なリクエストが届きだし、仕事でも今までになく高い結果を期待されるようになり、プレッシャーが日々強まっているのは確か。心が悲鳴あげてるのかなぁ。少し慎重に心を覗くようにしよう。

昨晩の講演は「変化した消費者とコミュニケーションする方法」みたいなテーマだったのだけど、業界が全く違う方々の集まり(100人くらい)だったので、消費者はどう変化したのか、をいつもより丁寧に話した。途中で時計を見てビックリ。おお、もう1時間経っている! 微熱で勘がにぶっているのか、丁寧に話しすぎたのか、時間配分を大幅に間違え、そこからが駆け足&端折り。「ではどうやって変化した消費者に対応するのか」の部分が少し説明したりないまま終了。あぁ申し訳なかったなぁ。伝えたい核の部分はちゃんと伝わったみたいでホッとしているけど、自分的には後悔あり。まだまだアマチュアだ。

講演後、夜の街をゆっくり歩いたが、昨晩は最高に気持ちいい夜だったな。まるで奇跡のような美しく気持ちよい夜風。横を歩いている人と思わず手をつないで歩きたくなるような(よしなさい)。夜風を楽しみながらふわふわと歩きつつ、ふと、妙にほがらか&ポジティブな自分に気づく。お。こりゃ、治るかも、しれないぞ。

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サザンオールスターズ30周年

2008年06月26日(木) 8:07:34

昨日でサザンオールスターズがデビュー30周年だそうだ。

ボクの中でサザンの一番古い記憶と言えば、高校2年のとき(つまり30年前)。
いま青山で「Amoh's Bar」というバーをやっている天羽が、放課後だったか文化祭の準備中だったかの教室で、大声で「♪ラーラーラーララララーラーラー」と、発売されたばかりの「勝手にシンドバッド」の出だしを歌っていた映像的な記憶である。前後のつながりはわからず、そこだけクッキリ覚えている。きっと「あ、知ってる! その曲大好き!」とか強い共感があったのだろう。

高校生のときに、当時大学生だったサザンの衝撃的デビューをリアルに体験していることは、きっと「得難い人生の体験のひとつ」なのだろうと思う。シアワセだ。まぁ衝撃的といっても音楽的にではなくて、当時としては「お笑いバンド的に」なのだけどね。大好きだったし大人気だったけど、典型的キワモノでもあった。3枚目に「いとしのエリー」を出すまでは、全員が全員「一発屋」と思っていた。でもボクはわりと早くにデビューアルバムを買っていたな。それはものすごく「勝手にシンドバッド」が好きだったから、である。「こんな名曲あるかいな」と、一方でストーンズ好きの友達とかとつきあいながらコッソリ思っていた。

彼らの深夜放送もよく聴いた。2枚目の「気分しだいで責めないで」を桑田佳祐が「本邦初公開!」とか叫びながらオールナイトニッポンで流したのを覚えている。「うわっ、またすげー早口」とか笑いながら。まだ若き西田敏行も深夜放送のDJをしていて、「うわー、大好き」とか大笑いしながら「気分しだいで責めないで」をかけていたっけ。そんな記憶が次々と。

あの当時は桑田佳祐の作詞は「ありえないくらいな早口&詰め込み」に思えたものだ。まだ情報量が少ないのどかな時代だったのだと思う。

17歳から47歳まで。30年ずっと聴いているバンド。すごいことである。
桑田佳祐も52歳になった。たぶん(とはいえ確信があるのだが)、彼らは60歳とか70歳でサザンオールスターズをやりたいがために、いったん活動休止したのだと思う。カッコイイじじい&ばばあバンドでロックやろうぜ、とか、心のどこかで狙っているのではないか、と。

ついでに言うと、桑田佳祐より2歳年上のユーミンも、70歳くらいに大復活すると睨んでいる。
「こういう風に歳をとりたい」みたいな代表としてユーミンが再度あがめられる未来が見える。彼女は「どうすれば時代的に格好良く見えるか」に敏感だ。たぶん70歳くらいに、時代を象徴する「異様に格好良い大人の女性」として、もう一度一世風靡するのではないかな。いまの年齢は中途半端。だからじっと静かにしている感じ。

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ひとりの強い想い

2008年06月27日(金) 8:29:02

昨日は少し疲れが出て調子が崩れかけたので早々に帰宅。
本当は大事な送別会があり、どうしても出たかったのだがちょっと体調に自信がなく、このまま再度崩れるとまずいので諦めて帰ってきた。帰ってすぐ寝たらずいぶん楽になった。

良くなったり悪くなったりジグザグを描きつつ少しずつ右上がりに調子が上がってきているのは感じているが、今回は油断せず、必要以上に気を遣って元に戻そうと思う。もうちょいという感じ。毎度のコトながら、ご心配いただいた方々、ありがとうございます。メールのお返事おくれております。ゆっくり書かせていただきます。

メールで教えていただいたが、「Where the Hell is Matt?」の2008年版、「Where the Hell is Matt? (2008)」が公開されている(動画の右下の「高画質表示ボタン」を押して見るといいです)。

「Free Hugs」もそうだけど、ひとりの強い想いを世の中に伝えるために、いろんな方法がとれる時代になったな、と心底思う。そしてちゃんと伝わっているところがすごい。マスコミも使わず、お金も使わず、一滴の水が水面に波紋を起こすようにじわりじわりと影響を与えていく。ネットの恩恵にあずかりすぎて「アタリマエ」と思ってしまいがちだが、やっぱりこれって希有だ。人類の歴史が始まって以来、こんな時代はない。

あとは言葉の壁さえ越えれば、日本人の発信ももっともっと世界に受け入れられるだろう。
日本人って(ボクを含めて)言葉に頼るコミュニケーションをとる。きっと、もっとノンバーバルな、つまり「言葉の壁がない表現」をしていかないといけないのだろう。MattもHugsもノンバーバルだ。英語が読めなくてもイイタイコトは肌でわかる。日本人も、もっと言葉に頼らない発信をするクセをつけないといけない。

ボクはいま日本語に頼った表現、つまり読み物で発信をしているが、考えてみたらボクは20年近くCM制作の現場にいたわけで、(そのプロくささがデメリットにならなければ)映像発信は得意分野でもある。ちょっとノンバーバルな映像発信も考えてみようと思い始めている。数年かけてゆっくりと。個人制作で。ショートショートで。

そういえば、今年10周年になったショートショートフィルムフェスティバルで、映画祭史上初、日本人がグランプリを獲った。「胡同の一日」。この作品、世界最大の短編映画祭、フランスのクレルモン=フェラン国際短編映画祭の正式招待作品でもあったんですよね。すばらしい。鈴木勉監督、おめでとうございます!

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地球と一緒に頭も冷やせ!

2008年06月28日(土) 19:02:31

ロンボルグの新作が出たそうだ。「地球と一緒に頭も冷やせ!」。原題は「COOL IT」。

ボクが地球温暖化を巡る一連の騒ぎにあまり乗らず、客観的もしくは中立的なスタンス(少し懐疑的寄り)を取っていることは、以前からこのブログを読んでくださっている方々はもうご承知かもしれない。このスタンスはロンボルグの前作「環境危機をあおってはいけない」を元にしている。
ロンボルグに偏りがないとは言えない。彼の論のすべてを信じてるわけでもない。地球温暖化をキッカケに環境問題をみんなが考えるようになったことは尊いし、環境が崩れ始めていることも否定しない。が、「みんなが大騒ぎするほど優先順位が高いのかどうかはどうも怪しい」とは、この本を読んで思った。「他にもっと緊急課題はあるはずだ」ということだ。その後いろいろ他の本も読んだが、やはり諸手を挙げて「CO2削減!」とか言う気にはならなくなっている。

その辺の懐疑は、この本の発売を報じている今日の池田信夫ブログに端的にまとめてあるので、それを読んでいただくのが早い。
彼もそこで書いているが、ボクの大きな疑問はふたつ。「本当に温暖化しているのか」ということと「最善の策がCO2削減なのか」ということだ。彼はこう書いている。ちょっと長いが引用してみよう。

  1. 「地球が温暖化している」という大前提が疑わしい:ここ18ヶ月連続して、0.7℃以上という観測史上最大の寒冷化が進行しており、東工大の「理学流動機構」のモデルによれば、これは2000年ごろをピークにして始まった寒冷化の局面の始まりである。
  2. かりに温暖化しているとしても、その主要な原因がCO2かどうかは疑わしい:IPCCの報告書でさえ、「人為的なCO2排出が温暖化の原因だ」と書いているだけで、それが最大の原因だとは書いていない。人為的な要因があることは明らかだが、その比重が50%なのか0.01%なのかは不明だ。線形の因果関係がないので、その排出量を削減すれば温暖化が緩和するかどうかもわからない。
  3. かりに人為的温暖化が主要な原因であるとしても、CO2の排出削減によって温暖化を防止することはできない:京都議定書が完全実施されても、CO2の絶対量を減らすことは不可能であり、それは温暖化を5年ほど先延ばしするだけである。
  4. かりに京都議定書によって温暖化を先延ばしすることに意味があるとしても、その効果がコストに見合わない:Beckerなども指摘するように、100年先の気温をわずかに下げる政策の割引現在価値はたかだか500億ドルであり、1兆ドルを超えるコストに見合わない。同じコストを飢餓や感染症への対策にかければ、数千万人の生命を救うことができる。
  5. かりにCO2削減に意味があるとしても、排出権取引による統制経済は莫大な経済的損失をもたらす:今週のMankiw's Blogでも指摘しているように、この種の絶対的基準のはっきりしない問題には、Coase型(財産権方式)よりもPigou型(課税方式)の政策のほうが望ましいのだ。
繰り返すが、世界人民が環境意識を持つのは素晴らしいことだ。今回の一連の流れはいいキッカケになったと思う。
でも、いつの間にか、本当に効果があるかどうかわからないのに、世界中がCO2削減の大合唱をしている。この、大合唱的「環境保護ファッショ」がボクはちょっと怖い。最近では我が愛しの「白熱灯」までやり玉に挙がり、憎し「蛍光灯」への買い換えが叫ばれている。生産終了するメーカーまである。その決定の根拠が薄弱かもしれないのに、そんなに早く生産終了してよいのだろうか。というか、世の中が蛍光灯の品のない白い光で満たされるなんて、ちょっと耐えられないなぁ。

毎度のことであるが、環境問題について疑義を呈すると超エキセントリックなメールが舞い込む。せめてロンボルグの著作を読んだ上でメールください。んでもって、ボクが「反環境スタンス」ではないこともご理解ください。環境を保護するのは素晴らしい。でも、この方法が本当に正しいのかがどうも疑わしい、と思っているだけである。やんないよりマシというにはコストがかかりすぎている。

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マリオカートWii

2008年06月29日(日) 9:00:36

昨日はとてもよく寝た。長時間&何度も。おかげでかなり体調復活。単なる慢性寝不足が原因ではなかったのか、と思うくらいスッキリ。多少は頭痛の残滓があるが、まぁ無視できる程度である。こうやって回復していくのだね。回復期の自分がなんだか新鮮だ(本当に回復期なのかどうかは油断せずウォッチするが)。

ということで、久しぶりにマリオカートWii(笑)

というか、このメモで書くのは初めてか。
いや、このまえYOSAKOIソーランで札幌に行ったとき、「鮨処有馬」にて、モリたちが誕生日プレゼントとしてマリオカートWiiをくれたのだ。ハンドルとのセット(ありがとう)。で、東京の自宅に帰ってきたら、娘が「誕生日&父の日」ということでマリオカートWiiのハンドルをひとつ、それもボクのイニシャルを貼り込んでプレゼントしてくれたのである。まるで彼らと謀ったかのようなタイミング(いや、実際に謀ったらしいのだが)。

ということで、その日からマリオカートでの対戦が我が家の旬になったのだが、途中でボクが病気脱落し、その間は娘と妻とがひとしきり勝負に励んでいたらしい。そろそろマリオカートくらい出来るだろうというのでようやくボクも復帰というところ。まだ対戦で熱くなるのは自重して、ひとりで孤独に150ccを走り込んでいる(50cc、100ccは勝てるが、150ccはなかなか勝てん!)。

さすがにゲームバランスが良く、素晴らしいゲームである。こういうゲームをやっていると大画面TVが欲しくなる。PSPのモンハンが意外と盛り上がらずに停滞しているボクとしては、しばらくはマリオカートかなぁ。

ネット対戦も出来るらしいし、札幌のモリたちとネット上のレースを繰り広げる日も遠くないだろう。回復したら相手してやる。待ってろよ。

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幻想即興曲

2008年06月30日(月) 7:26:27

日曜は昼すぎまで読書。
復刊された「偉大なワンドゥードル最後の一匹」を読む。ジュリー・アンドリュースによる色彩感豊かな名作。あまり読み飛ばしたくない本なのでゆっくりと半分くらいまで。

午後3時くらいに家を出て、娘の響子のピアノ発表会。
今年はショパンの幻想即興曲。ピアノ演奏素人が聴くとどの指がどの音を鳴らしているのかわからないような難曲に思えるが、大丈夫なのだろうか…。でも心配は杞憂に終わり、相変わらずの勝負強さを見せた。たっぷり情感を込めて弾けており感心(親バカ)。この曲は「素人驚かし」にはとてもいいので、発表会が終わってからも忘れないように時々練習するといいな。何かの都合で人前でちょっと弾くときにいい曲だ。

彼女の出番だけ見て(ビデオも撮って)、そのまま休日出勤。
今週のプレゼン用の表現物が少しずつ上がってきたのでそれをチェック。みなさん土日も働いてもらってスイマセン。表現物に合わせて自分の企画書も修正していく。だんだん準備が整ってきた。

昨日はトニー賞授賞式をBS2でやっていて「いよいよですよ!」とモリから携帯メールが来るものの、仕事場を離れられない(泣)。しかも祖父母との会食がその後にあり、結局全然見られなかった。あぁモリとチャットしながら中継を見たかったなぁ…。

娘のピアノ発表会を理由に集まった祖父母との会食は芝の「とうふ屋うかい」にて。
芝のボーリング場跡地に出来た豪華な料亭である。なんでそんな贅沢を?と思ったが、調べてみるとそんなにべらぼうに高いわけでもない。立地・敷地・景色・設え・個室・サービスなどを考えると安いとさえ言える(原価を考えると高いが、総合的には安い感じ)。意外とメリハリがきいた美味しさで満足した。んー、この店は外人ウケするだろうなぁ。それと親戚との会食向けによい。歳を取った両親とかを連れて行く、みたいなシチュエーションにもたぶん重宝するだろう(料理的にも超あっさりだし)。なるほど流行るわけだ。日本の伝統的な建築&庭園の真横に聳える東京タワー。このアンバランスさは逆に美しい。

相変わらず頭痛がとれない。そろそろゴッドハンドの出番かな…。

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