2008年1月 アーカイブ

ギンギラ太陽's 「呼ばれて東京スペシャル公演」観劇

2008年1月11日(金) 7:03:32

福岡の人気ローカル劇団「ギンギラ太陽's」の東京公演に行ってきた(@天王洲銀河劇場)。
この劇団と同じく「ローカル劇団」ということに誇りを持っている札幌の「TEAM NACS」のリーダーであるモリが、終演後「ギンギラ太陽's」のリーダー大塚ムネト氏とアフタートークをする、というのが行ったキッカケ。でも行って良かった。おもろかった。

なんつうか、ひと言で言ったら「かぶりもの劇団」なのだ。こんな感じの。
全員、かぶりもの。昨晩は「翼をくださいっ! さらばYS-11」という演目だったのだが、主役はスカイマーク・エアラインズ1号機で、ヒコーキのかぶりもの。他にYS-11はもちろん、JALやANAやJASがかぶりもので出てくるし、福岡空港第1エアターミナルや第2エアターミナル、佐賀空港、長崎空港なんかもビルのかぶりものとして出てくる。重要な役どころとして福岡の雁ノ巣飛行場(戦前)も出てくるが、これも格納庫のかぶりもの。リンガーハットやロイヤルホストも出てきて闘うのだが、これも建物のかぶりもの(笑)

ヒコーキやビルなどを擬人化して、そこに感動的なストーリーをのせていくのがこの劇団の特徴のようだ。
スカイマークの新規参入に対する大手航空会社のイジメから始まり、空港同士のいがみ合い、アジアの玄関としての地位を狙う長崎空港の陰謀、ゼロ戦を送り出した雁ノ巣飛行場の慟哭、今は海外で働く唯一の国産ヒコーキYS-11の悲しみと飛ぶ喜び…。見終わった後、確実にヒコーキ業界通(特に九州北部)になること請け合いの演劇なのだ。というか、ヒコーキ好きになるな。

ハンク・ジョーンズ・ソロ・コンサート

2008年1月12日(土) 5:40:01

いや〜、ありがたやありがたや。
今年90歳になるジャズ界の至宝が、海を越えてえっちら東京まで来てくれるんだもん。生活圏内から1時間以内にわざわざ来てくれるんだもん。シアワセなことだよなぁ…。現存するプレイヤーの中で、チャーリー・パーカーとやったことがある最後の人。たぶん。ジャズ界だけでなく人類にとって、まさに至宝。(※パーカーと競演した現役ジャズマンでは、ロイ・ヘインズがまだ元気です、とのメールをいただきました。ありがとうございます)

というわけで、ハンク・ジョーンズのソロ・コンサートに行ってきた(@すみだトリフォニーホール)。

客席は6割程度の入りで、はっきり言ってガラガラ。でもみんな本当に「ハンクと同じ空間にいられてシアワセ」と心から感じている人ばかりが見に来ていて、ボクは逆にうれしかったな。曲を聴くというより、ハンクと一緒にいる喜びに浸っている感じ。拍手や歓声がめちゃめちゃ温かい。

25℃! @那覇

2008年1月13日(日) 10:19:23

沖縄の那覇に来ている。
25℃ですよ、25℃。モリのいる札幌とは気温差30℃! 日本ってすごいなぁ。こんなに小さい国なのにこんなに気温差がある。昼に着いた途端じわっと汗ばむ。暑っ。上着を次々脱いでTシャツ一枚に。

まずは首里に出て「てぃしらじそば」へ。
脱サラして沖縄そば屋を始めた、という店で前から行きたいと思っていた。カフェみたいな作りだけど、どこか温かい手作り感がある居心地よい空間で、そばもとても丁寧で心温まるもの。最近若手を中心に増えてきた「昔ながらの手作り沖縄そば」系。超薄味のスープで「淡すい」のそれよりもあっさり。でも食べ終わる頃には後ろ髪引かれる味になる。麺は少し茶色っぽく、縮れが強いもの。おいしい。全体にとてもいい沖縄そばだが、敢えて言えば麺にもう少しコシがあった方がいいかな。茹で時間の問題だろうか。でもまた定期的に来てみたい店。あ、ジューシー(炊込みご飯)もとってもうまかった。沖縄そば500円。ジューシー100円。コーヒーはセルフで飲み放題。よくやっていけるなぁ。

次に公設市場に出て、銀座のあるバーで勧められた「田舎」という店でソーキそば350円。安っ。しかも超ディープ。観光客はびびって入ってこれないだろう。地元の人が昼ご飯に群がるような店(安いしね)。でもそのバーの人が帰省の度に寄るというだけあってなかなかおいしい。ここは「昔ながらの手作り沖縄そば」系ではなく、言うなれば「昔ながらの生活そば」系。なんだかとても気に入った。公設市場周りっていい店なかったんだけど、これからはここにしよう。

アグー豚 @我那覇畜産(名護)

2008年1月14日(月) 15:04:03

昨日、ボクたちプロジェクト・メンバー一行は名護の「我那覇畜産」を訪れた。
ボクはここが生産している「やんばる島豚」が豚肉の中で一番おいしいと思っている。送ってもらって家でしゃぶしゃぶで食べた時に衝撃を受けたのだ。バークシャー種とデュロック種をかけ合わせたものにアグーをかけて出来た「やんばる島豚」。肉の香りが実に素晴らしい。

ボクは5年ほど前、アグー(琉球在来黒豚)を細かく取材したことがある。
その当時、純血のアグーは沖縄本島にたった36頭しかいなかった。戦争で激減し、その後はアメリカからランドレース種などの繁殖能力が高い(つまり多産な)白豚が入ってきて、純血はほとんど絶滅したのである。アグーとランドレース種などとかけ合わせたハーフやクォーターは多いが、純血は北部農林高校や試験場などに36頭しかいなかった。

アグーは生殖能力が低く、なかなか増えないこともあって、昨日「我那覇畜産」で聞いたら、2007年現在でも、純血はまだ79頭しかいないそうである。
いまでは東京でも「アグー豚」を出すレストランが多いが、まぁウソとまでは言わないが、多少表記に誇張がある。純血はあり得ないのだ。ハーフかクォーター、良心的な店でも75%とかのものを出しているかも程度だろう(現在はランドレース種とのハーフである「沖縄あぐー」というブランド豚も出荷されているので、それを出してアグーを名乗っている場合もあるかもしれない)。

那覇から帰京。寒っ。

2008年1月15日(火) 6:19:19

昨日は昼ご飯に「シーサー」と「我楽そば」をハシゴ。「我楽そば」は特に面白かった。感想は対談ブログの方に書いたので是非。んー、沖縄そばはどんどん面白いことになっていっているなぁ。ボクが必死に食べ歩いた10年前とは隔世の感あり。あの頃はほとんどラーメン化していて「昔ながらの沖縄そばはもう絶滅か」と思ったもんなぁ。実際3軒くらいしか昔ながらの打ち方でやってる店なかったし。その辺のことに興味がある方はコラム「すばの細道」をご一読ください。

そんなこんなで2泊3日の那覇行きは終了。今日からまた一週間が始まる。あと4日だけど。

おかげさまで新刊「明日の広告」の感想、いろいろいただいております。
本業なのでエッセイよりずいぶんナーバスに書いたこともあり、ひと言ひと言が本当にうれしい。どうもありがとうございます。なんとかいまのところ評判いいみたいで心底ホッとしています。意外と広告業界以外の方からの感想が多いのもうれしい。広告関係以外の方にわかるかなぁと心配していたんだけど、どうやら全然大丈夫っぽいです。これまたホッ。なぜか「泣いた」と言う感想も3通(笑)。これはスラムダンク・キャンペーンのところですね。まぁ素材がスラムダンクですから。

毎年恒例の新年のお祝い

2008年1月16日(水) 9:26:08

昨晩は、すっかり毎年恒例となってきた神楽坂での新年のお祝い。
1時間だけだが、お茶屋さんでご挨拶をし、金粉の入ったお酒を飲み、伝統的な正月正装をした芸者さんの踊りを見て、最後は全員で三三七拍子(三味線入り)。今年は3年目ということで、多少ビビリも抜け、回りを見回す余裕も出来た。芸者さんとの会話も楽しく盛り上がる。あぁこういうのってやっぱり年月がいるんだなぁと実感。年に一回では粋な旦那衆になるまで数十年かかってしまいそうだが、こういう遊びを知らないよりはまぁいいか。

楽しく1時間が過ぎ、次の店「弥生」へ。
去年もこの店でお会いした、出版業界の大物に今年も偶然お会いした。もうお顔を見ただけで縁起物のような方。2年連続でバッタリ会うのは素晴らしい。今年もいい年になりそうである。

3軒目はお茶屋バーに行って飲み、深夜すぎに帰宅。
昨晩はもうひとつのお楽しみが待っていたのでワクワク。そう、これまた毎年恒例の「Macworld Conference&Expo San Francisco」が日本時間の16日深夜に行われ、ジョブズの発表があったのだ。

あの日から13年

2008年1月17日(木) 6:55:35

阪神大震災の日は、毎年恒例ですが、このコラムへのリンクを。

地震が起こったら、まずこれをしろ!
地震が起こる前に、これだけはしておけ!

一度読んだ方も、また思い出すためにぜひお読みください。ボクの大震災体験談が書いてあります。お暇ならこちらもどうぞ。「震度7の朝、妻は妊娠9ヶ月だった」

早起きゲーム

2008年1月18日(金) 8:36:07

ムスメはゲームをひとりでラストまでやりきったことがない。
分厚い本とかは最後まで読み切るんだから根気がないわけではない。だからゲームなんてどうでもいいやと思いつつ、とはいえ本でも「自分が好きでない世界(怖い物語とか)」は途中で投げ出すようだ。それはそれでよくないので、「ゲームをちゃんと最後までやりきりなさい」命令を出した。ゲームをやれ、と言いつける親も珍しい気がするが。

彼女が選んだのはドラクエ8。
うん、先にどういう試練が待ち受けているかわからない冒険RPGものは今のキミにはちょうど良いぞ。ドラクエ・シリーズはゲーム・バランスもよいし。 怖くても途中で投げ出すなよ。

で、年末からボチボチ始めて、順調に中盤まで進んでいるようである。
「お父さん、ワタシ、いままで中ボスとか誰かが見てくれてないと倒せなかったけど、ひとりで倒せるようになった!」とか報告に来る。それまでは親が横でヘルプしないと怖くて倒せなかったのだ。

腰割りの日々

2008年1月19日(土) 17:56:08

なんかやる気が上がらず、というか、少し二日酔い気味で、1日中ダラダラ。3時まで飲んではいけません。

今日中にしないといけない書き物があったのだが、どうしても書けない。やる気レス。困ったな。寒くてプールに行く気もあまりしない。仕方ないからエクササイズだけでも、ということで腰割りを数十回。

最近この「腰割り」に凝っている。
若いときから股関節が固く、もう半分諦めていたのだが、「ヒトは股関節から老いる」とどこかで聞いて、なんとか股割りが出来るくらいまで股関節を鍛えようと思い立ったのだ。

ダイエット順調

2008年1月20日(日) 13:49:14

去年の11月28日のさなメモで「ちょっと太ってきたので、BM(基礎代謝)を上げて体型を戻す(つまりはダイエットする)」と宣言しているが、その後なんとか順調に推移している。

宣言の時点で83〜4キロの間をうろちょろしていた体重だが、今日プールで79キロ代を記録した。2ヶ月弱で4キロほど減。4月くらいまでにあと4キロ痩せて75キロ代になることが目標なのだが、ここからの4キロは経験上あと半年かかってしまうかもしれないな。一度落とした後、長く全く落ちないという時期が続くのが通例だからだ。

ま、とりあえず「体重なんていつでも落とせます!」と豪語している証明はできたかも。それもきつくなくラクチンに落とすのだ(BMグラサンダイエット)。いったん成功体験を持つと「できなきゃおかしい」と思うから不思議。みなさんも、とりあえず一回成功しちゃうのがコツですよ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。