2008年1月 アーカイブ

平穏でフツーなお正月

2008年1月 1日(火) 11:04:07

東京は快晴です。大雪の地方も多いみたいですね。
みなさんはどんなお正月をお迎えでしょう。

ボクはといえば、今朝は6時過ぎに起きて、シュトラウスのワルツとモーツァルトのパリを聴いて、1階の父母のところに挨拶に行って、神棚に柏手打って、一緒にお屠蘇飲んでお雑煮食べて、ムスメにお年玉あげて、さて今から家族みんな(with 犬)で1時間くらい歩いて初詣に行こうか、といった感じの静かなお正月。

こんな風に当たり前のように家族が健康で全員揃っている平穏でフツーなお正月を、懐かしそうに、そしてちょっとうらやましげに眺めている「20年後の自分」をリアルに後頭部後方に感じる。あ〜オレ、見てるわ、思い出してるわ、こういうのをシアワセと呼ぶんだよなぁとか思ってるわ、って。いや、ちゃんと今あるシアワセに気づいてますからご安心を >20年後の自分

喜久酔 純米大吟醸 松下米40

2008年1月 2日(水) 10:58:16

ある方にいただいた日本酒「喜久酔(きくよい)」。
静岡県藤枝市の青島酒造が作っているお酒で、ボクはまだ飲んだことなかったのだが、元日の夜、家族+父母で開けて飲んでみた。

ひと口目は「んん?」。なんか鋭利な香りが鼻に抜け、キレ味ばかりが強調された。
思い直してふた口目。急にフルーティさが広がり甘みも感じられる。キレ味はそのまま。「おぉ!なんだこれ」と優子と目を見合わせる。うまっ。優しく大らかなのにスキッとキレる。理想的な美味だ。
三口目、四口目、あぁほんのりした甘さとキレ味がバランスとれてきてさりげない味になってきた。わざとらしさがまるでない自然体の素晴らしさ。
一本空ける頃には、酔い心地に合わせていろんな顔を見せ、水のような柔軟さに収束していった。参ったな。傑作かもしれない。

この「喜久酔 純米大吟醸 松下米40」は、静岡の稲作農家松下明弘さんが、田んぼの土つくりから始めて農薬の代わりに特製の肥料を使用して育て上げた山田錦(松下米と呼んでいるみたい)を40%まで磨き上げた純米大吟醸。なんだか違う次元の酒だった。キクヨイかぁ。ちょっと他のも飲んでみよう。素晴らしい。

1キロ完泳とイチローの「狭さ」

2008年1月 3日(木) 10:13:46

プールが休みの大晦日と元日を除いて、しこしこと毎日プールに通っている。
エクササイズと早足長距離犬散歩も毎日続けている。その甲斐あってかスタミナが戻ってきた。自分でもわかるくらい。見城徹が言うところの「メイク・ア・フルーツ」だな。

昨日は初泳ぎ。
家族3人で浜松町〜芝増上寺〜東京タワー〜愛宕神社〜汐留と「写真散歩」(カメラを片手にいろんな写真を撮る散歩)をしたのだが、その帰りにひとり泳いできた。

軽く準備運動したあと泳ぎだしたのだが、いつも何となくしっくりとこない息継ぎが昨日はワンテンポ遅らせてみたところ妙にしっくりと来て、アレレと思うまもなく400m行ってしまい、この「しっくり感」を手放すのがイヤでそのまま泳いでいたら1キロをノンストップで泳げてしまった。これで何回目かな。初完泳が06年6月でその後さなメモに記録がないから、もしかしたら人生2回目の1キロ・ノンストップかも(よく覚えていない)。完泳後もほとんど疲れがなく、体調が整ってきたのを知る。まぁここから谷と山が交互にやってくるのだが、多少はがんばりがきく体調になってきた。

ドラマの再放送

2008年1月 4日(金) 7:27:43

観たいテレビがあまりにないので、ご飯時は家族で年末に録画したものとか再放送のものとかを観ている。

日テレ系「ごくせん」の第一シリーズ。小栗旬が出ているシリーズで見逃していた。一話一話ちゃんと面白く、第一シリーズならではの新鮮さを感じている。4月からは第三シリーズが始まるらしい。楽しみ。
フジ系「のだめカンタービレ」再放送。第一話から例のSオケの感動的演奏までを観てしまった。やはりよく出来たドラマだ。でも再放送とはいえ「ふざけるな!」と思うくらいCMが挿入され困惑。本業が広告なだけに責めにくいが、こういう入れ方は逆効果。普段は15分毎に入れるところを8分毎くらいに入れるんだもん。この「のだめ」は今日と明日、新シリーズ「パリ編」が放送される。楽しみ。

とはいえ、今日からツマとムスメが関西の実家に行くので(ボクは犬の世話と執筆で居残り)、ひとりで観ることに。いっつも家族で観ていたドラマをひとりで観るというのもなかなか寂しい。

佳作を3本

2008年1月 5日(土) 21:18:24

ツマとムスメが金土日といないので、久方ぶりのヤモメ生活。
大阪勤務時代にひとり暮らしを8年強したのだが、その頃の楽しさをカラダが覚えているので、たった3日とはいえワクワクした。でもまぁ現実にはレンタル・ビデオ屋で「どの映画を借りようか」と迷った程度で、後は犬散歩とプールとエクササイズと三度の飯と書き物といういつもの生活。独身時代と行動範囲が違うなぁ、と実感する感じ。まぁこれが毎日ならまた遊び場とか作るんだけど。

借りた映画は「死ぬまでにしたい10のこと」「グッド・ウィル・ハンティング」「リトル・ダンサー」の三本。「死ぬまでに…」以外は再見。レンタル屋のいっぱい並ぶタイトルの中で突出して光って見えたのでなんとなく。気分的に小津か溝口という感じでもあったのだけど、急にもうちょっと若い感じの映画が観たくなったのだった。

つか、若いときは「こういう時こそ!」って感じでエッチな映画とかをレンタルした気がするが、あたしゃ枯れてしまったのだろうか。そんな気も起こらず、ひたすら佳作を探していた。名作ではなくて佳作。佳作が見たかったのだ。

アバンギャルドの真っ只中

2008年1月 6日(日) 18:03:05

フジテレビ系「のだめ」のスペシャルは4日放送分はとても良かったが、5日放送分は後半「野田恵」が描けておらず、結果として千秋真一も表面的になり、ドラマとして破綻していた。やはり一気に5時間スペシャルは無理があったのではないか。残念至極。
とはいえ、ここまでクラシックの世界をじっくり描くドラマは希有でうれしい。もっともっとみんながクラシックを聴くようになればいいな(って、ボクも決してくわしいわけではないのだけど)。

今朝は昨晩の「のだめ」の影響もあって、チャイコフスキーの協奏曲を聴いたりブラームス聴いたりメンデルスゾーン聴いたり。
最近ブルックナーを意識して聴いていたせいもあり、妙な開放感あり。複雑に哲学や宗教心を入れ込んだ音楽は続けて聴くものではない。でもブルックナーの7番とか8番とか、かけっぱなしでヘビー・ローテーションしていたので、少し馴染んだ。まぁ、でも、この辺の重厚なヤツは60歳からでもいい気がしないでもない。

たまたまスカイプを立ち上げていたら、パリに住むフランチェスカという、ファーマシーに勤める43歳の女性がチャットをしかけてきて、英語で四苦八苦しながらやりとり。「イエスタデイ・ナイトはパリをステージにした、ジャパンでモスト・ポピュラーなドラマのニューバージョンがオンエアーされてベリー盛り上がったよ(ほとんどルー語)」みたいなことを書いたら、彼女、なんと知ってたよ。ジャパン・フリークらしい。

日本各地の行った店リスト

2008年1月 7日(月) 7:14:18

どんだけ長くリニューアル作業してたんだよ、という声が聞こえてきそうですが、ようやく「日本各地の行った店リスト」、リニューアルし終わりました。興味がおありの方はこちらからどうぞ。

以前のデータを今の視点で書き直しつつ、200店くらい新規更新店も増やしました。
札幌、軽井沢、名古屋、金沢、長崎あたりが増えています。「関西の行った店リスト」も京都が15店くらい増えるはずなんだけど、更新が間に合いませんでした。今月中旬までにはなんとかしたい…。

「東京の行った店リスト」も100店くらい新しい店が増える予定です。
あぁ早くアップしないと。「海外」もポルトガルをアップしてないし、やること山積。で、こっちをやればあっちが疎かに、という感じで「おもしろ本」の更新も滞り中。昨日、吉田修一の「悪人」だけアップして「更新する気はあるんです!」とアピールだけはしておきました。

もっと文章がうまくなりたい

2008年1月 8日(火) 8:14:03

中国人初の芥川賞候補になった楊逸(ヤンイー)さん。中国生まれで日本語などまるで出来ず、1987年に来日してから本格的に日本語を学び始め、今回の芥川賞候補作「ワンちゃん」を書いた。同作で文学界新人賞も獲っている。

日本語を学び始めてたった20年で芥川賞候補か、すごいな…、と感心したが、でも、考えてみたら、綿矢りさは日本語をいちから学び始めてたった17年で(つまり17歳で)文藝賞を獲り、その2年後に芥川賞を獲った。20年っていうのは一言語を使いこなして純文学まで昇華させるに充分な年月なのかもしれない。

たまに「ブログを始めたいけど、文章がうまく書けない」という相談メールをいただく。
でもこれは本末転倒的な相談で、文章はたくさん書かないとうまくならない。文章がうまく書けないからブログを始められない、では、いつまで経ってもうまくはなれない。たくさん書くという意味でブログはいいエクササイズになる。毎日毎日書くことによって少しずつヒトに伝わる文章になっていく。最初はぎこちない文章でも、書き続けると少しずつスムーズな文章になっていくものだ。まぁその遠い先に「書きすぎると筆が荒れる」ということもあるようだが、それこそ芥川賞を獲るようなレベルでのお話。

寝そびれた

2008年1月 9日(水) 5:09:45

あぁ寝そびれた。ほぼ完徹。
ベッドに入ってから「あぁこれは眠れないかもなぁ」と予感はあったのだが、ちょうど考えたいこともあったのでそのままベッド内でぬくぬくしていた。考えているうちに眠れるだろう、と。
でも眠れない。数時間経ってもまったく眠くならない。昨日は終業後にプールで1キロ泳いだのでカラダはそこそこ疲れているのにアタマが寝ようとしない。

そういえば年末に「就寝1時間前の電子メールのチェックは睡眠を妨げる」みたいな記事が新聞に載っていた。濃いエスプレッソ2杯分の不眠効果だとか。英エディンバラ睡眠センターの博士によると「コンピューターの光が、眠りを助けるホルモンのメラトニン分泌をやめるよう脳にシグナルを送ってしまう」らしい。でもそんなの日常なんですけど…。

昨日は寝る30分ほど前にわりときちんとエクササイズをしたのもいけなかったのかなぁ。腹筋とか背筋とか4セットやった。それとエキスパンダー。ある会社から「新巻鮭エキスパンダー」をいただいたのだ。写真の頭と尾の間がエキスパンダーになっていて荒縄を引っ張る(笑)

「明日の広告」発売

2008年1月10日(木) 9:27:22

明日の広告表紙まだ書店に並んでないだろうと思っていたら、昨日「ブック・ファースト」で平積みされていたので、急いで告知します。

「ブック・ファースト」は特別早いけど、普通の書店だとたぶん今日か明日くらいからボクの新刊「明日(あした)の広告」が並び始めると思います。三連休のお供にいかがでしょう?(書店によっては土日くらいからかもしれません)

副題は「変化した消費者とコミュニケーションする方法」。
初めての本業(広告)の本です。本業なので「さとなお」ではなく「佐藤尚之」で出版しました。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。