2007年09月

過去ログ一覧

東京ヴォードヴィルショー「まだ見ぬ幸せ」

2007年09月01日(土) 19:13:36

「関西の行った店リスト」のリニューアル、メールをいろいろありがとうございます。ボクは関西においてはとっくに過去の人なのですが(笑)、それでも古くから利用してくださっている方々が「懐かしい」と喜んでくださいました。まぁそれだけでいいや。

あれはほぼ1994年から2000年春までの行った店をラインナップしているもの。つまりボクが33歳から39歳。関西の基本的な店をだいたい巡って、そろそろ知られてない名店とか穴場店探しに重心を移そうとしていた矢先の東京転勤だったので、いま見直してもわりとベーシックな店が並んでます。でも、ある時期(とはいえ全部で14年)、関西の薄味をしっかり体験したことはボクの財産になっています。

昨晩は「劇団 東京ヴォードヴィルショー」の「まだ見ぬ幸せ」を観劇。
初演より19年、松原敏春作・演出のリバイバルもの。布施博、あめくみちこ、河西健児、中西良太の4人芝居である。松原敏春は2001年に亡くなってしまった人気脚本家。作品は多いが、有名なところではW浅野の「抱きしめたい!」とか。いわゆるトレンディドラマの雄として知られてた人。

1980年代、ポケベルに赤電話の時代のお話しで、布施博は相変わらず声が通らないのだが、大汗流しながらの熱演。ただ、やはり、思わせぶりなストーリーがどうしても古さを感じさせてしまう。お客さんの盛り上がりももうひとつ(客席もまばら)。古い関係者が多かったかも。

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歯列矯正、はじまる

2007年09月02日(日) 19:28:02

おとといの8月31日、娘の響子が歯列矯正を始めた。
今年の2月に歯の矯正のことを書いたら、メールをいっぱいいただき、「歯列矯正はマル必です!」と強く勧められた(ありがとうございました)。で、いくつかオススメの歯科医も紹介いただいたのだが、通院しやすさなどの条件が合わずいろいろ迷っていた。そこにボクの抜歯騒ぎ。ボクとしては主治医をかえてすっかり満足しているのだが、その先生にも響子を診せてみたわけである。で、歯列矯正の相談もしてみたら、なんと紹介してくれたところがたまたま通っている中学から超至近。渡りに舟。即決したのである。医院同士仲良しらしく、きちんと連絡を取り合って総合的に診てくれている。で、おととい、いろんな検査と事前治療を終えて、ブラケットをつけ始めたというわけ。

最初の3日間くらいは痛がりますよとは聞いていたが、予想以上に痛がっている。おまけに顎に比べて上の前歯が出ているとのことで、家にいるときはヘッドギアまですることになった。これがまたひどく痛むらしい。初日(おととい)の夜は痛くて食事もできず。昨日の夜くらいから多少慣れて、柔らかいものが食べられるようになった。今日はゆっくりなら食べられるレベル。でも相変わらず痛いことは痛いらしい。

痛さにまけず、ブラケットとヘッドギアを続ければ、早くて1年半で終了するらしい。見積もりをもらったが、確かに小さなクルマが買える金額。でも、メールとかで「歯列矯正だけは本当に親に感謝しています」というのが多かったので、これは仕方がないな。親の役目。妻からは「あなたが外食を100回くらい減らせばいいだけよ」と軽く言い放たれている。ハイ。減らします(泣)

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ひとりバリカン

2007年09月03日(月) 5:51:23

3mmの短髪のために3週間に一回床屋に行っていたのだが、いい加減面倒になってきた。
しかも床屋に行く直前は1cmくらい髪が伸びてしまいみっともない。んー、やっぱ自分で刈るか。と、行きつけの理容室の感じのいいお兄ちゃんに相談したところ、「自分でも刈れますよ。簡単っす!」と快くこたえてくれた。客が減るというのにいいヤツだなぁオマエ、と思いつつ、いままで「いや、短髪だからこそ、ミリ単位で神経使うんです!」と1時間もかけて刈っていたのと話が違うじゃないか!と笑いつつ、「うん、でも数ヶ月に一回はここに来て整えてもらうから」と約束し、自分でこまめに刈ることを決意したワタクシ。

さっそくネットで検索し、主要メーカーのバリカンを見る。量販店に実物も見に行く。ううむ。どれもこれも3mm6mm9mmとか、刈り高のミリ調整がアバウトすぎる。3mmの次は6mmってどないやねん。3mmより短い目盛りがないってどないやねん。

でも諦めずに探しているうちに、ココで業務用のいいのを見つけた。米国WAHL社製。おお、しかも店長自ら一人刈りを試している!
サイトを熟読して、結局「米国WAHL社製バリカン【89スーパーテーパー2】」というのを買った。これはすごい。0.3mmから16mmまで自由に刈り高を調整できるのだ。こんなの他で売ってない! しかも他社製品とそんなに変わらない値段!

で、昨日届いたのである。
さっそくアタッチメントをつけ、長さを4mmくらいに調整(最初の数回はちょっと長めで練習)。風呂場に行ってパンツ一丁になり、スイッチを入れる。バブーーーン。低音が響く。ものすごい振動。でかいし重いし、さすが業務用だ。
頭に当ててみるも、あまりに切れ味よすぎて抵抗なく、切れているのかどうかもわからない状態。でも確実に毛が落ちてくるので切れているのだな…。とりあえず鏡も見ずに満遍なくぐるりとバリカンを当ててみた。念のため2周してみた。その間約5分。どうだろう。わくわくして妻に見せたら「まぁキレイ。というかいつもと一緒」と。うん。つまり、成功ということだな。

合わせ鏡にして後頭部などを見てみるも、ちゃんとキレイに刈れている。刈りムラも全くない。おぉ、なんと簡単なことか。これを週1回くらいすればほぼ何の問題もない。床屋代も浮くし、中途半端に伸びてイヤな気分になることもない。時間もえらく節約される。あぁもっと早くすればよかったよ、ひとりバリカン。

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手術の話

2007年09月04日(火) 6:46:19

かぜさんが手術から無事戻ってきた。
電話で少しお話ししたが、治療の話を聞いて学生時代に入院していた頃のことを思い出してしまった。かぜさんは点滴の針を刺すのに(血管が細くて)ずいぶん刺し直して痛い思いをされたようだが、ボクは「注射をあまりに多くしすぎて皮膚が硬くなり、点滴を刺す場所が見つからなくなくなってしまい、最終的に手の甲に刺した」のであった。痛かったなぁアレ。手って神経集まってるから痛いんだよ。腫れ上がるし…。いまでもあの痛みを思い出す。

浪人〜大学1年夏までの、約1年半くらいな闘病生活だった(よく受験うかったな)。
ほとんどが通院で、入院は大学1年の夏に手術した後の1ヶ月のみなんだけど、その1年半でいったいどんだけの注射をされ、カラダに薬品を注入されたか。劇薬も投入され、その後遺症でニキビがいっぱいできたのを覚えている。

しかも誤診に次ぐ誤診。
後でわかったのだが、もともとの診断が誤診で、セカンドオピニオンも誤診。その誤診に基づいて1年以上治療をした挙げ句、最終的に緊急手術をしたんだけど、その前日にまた大きな誤診。本当は手術が必要だったのに「家で安静にしろ」と言われたのである。
翌早朝、念のため採っておいた白血球の異様な数値にびっくりした医師から電話がかかってきて、近くの大病院に緊急入院。「あと3時間手術が遅れてたら死んでました」レベルの緊急手術。手術中にその医局のインターンを全員招集して、開いたボクのお腹の中を見せて勉強させたくらい稀なケースだったらしい(笑) で、最終的にようやく病名がわかったという始末。お腹を開いて初めて病名がわかるとは…。

ま、この話をしだすと異様に長くなるのでやめておくが、なんつうか、よく生き残ったなぁ…。たまに「あとはおまけの人生だ」と思うことがあるくらいである。

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ネット孤島

2007年09月05日(水) 12:13:45

昨晩は部の宴会。30人以上集まったかな。盛況。
インタラクティブ系のクリエーティブ部門なのだが、たった5年前とかは5人くらいで地味〜に宴会をやっていた。話も盛り上がらず、なんとなく白けたりして。でも昨晩はまったく異様な盛り上がり。しゃべりすぎて声が枯れたわ。隔世の感あり。

23時前くらいに解散したので、ひとり「グラビティ」に寄り道し、平野さんの作るドクター系のカクテル。何人か若者を誘おうかと思ったけど誘いそびれ(引っ込み思案)。まぁでもカクテルはひとりでちびちび舐めた方がおいしい。ポツリポツリと平野さんと話をし、新しい客が入ってきたのを機に店を出た。

今朝起きたらネットに接続できない。
うわー困った。モデム類を再起動したり設定を見直したりしてみるも接続できず。朝に送っておきたかった書類とかあったのになぁ。接続業者の方の問題だとすると時間が経てば直るかも、と、それを理由に二度寝する。あぁ二度寝ほどの快楽がこの世にあるだろうか。いや、ない。

とりあえず会社に来たが、自宅は未だにネット孤島。普段ネットに依存して生活している分、つながらないと心底焦る。ネットに囚われて生きてるなぁ。少しは自由にならないと。

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東京ヴォードヴィルショー「黄昏れて、途方に暮れて」

2007年09月06日(木) 7:03:51

結局、昨日は丸一日ネットにつながらず。落ち着かないものだ。考えてみたらこれだけネットに依存して生きているのにネットへの接続ポイントをひとつしか持っていないのはわりと不安。まぁ携帯でネットできるとはいえ。ちょっと考えておこう。

昨晩は5日前に続いて劇団東京ヴォードヴィルショーを観劇。
松原敏春作/演出の「黄昏れて、途方に暮れて」。これも19年前初演の舞台の再演である。なぜか東京ヴォードヴィルショーは故・松原敏春特集をやっている模様。
出演は佐藤B作をはじめ、佐渡稔、市川勇、山口良一、たかはし等、あめくみちこ他、と、ほぼ劇団オールキャスト。佐藤B作の熱演はなかなか素晴らしかったし、あめくみちこも相変わらず良かったが、んー、正直に言って松原敏春の脚本自体がやっぱりボクには合わない。

5日前に観た「まだ見ぬ幸せ」と同じく、ストーリーが思わせぶりすぎる。
裏に深い思索が隠れて「いそう」な謎めいた展開。哲学的な深みを感じ「させそう」なセリフ。隠喩だと「思って欲しそう」な様々なシチュエーション。ボクはそういうのが嫌いらしい。だってそれって「逃げ」だもん。正面から向き合ってないんだもん。森崎くんのTEAM NACSの舞台に感動したのは、そういう「逃げ」をひとつもせず、変化球も投げず、しっかり真っ向からストライクを取りにきたからである。彼らみたいに逃げずに直球投げてこいよ。そんな印象を持った。まぁ80年代はアングラを中心にこういう脚本多かったし、一種の流行 or 正統だったのかもしれないけど。

今朝起きたら、ネットが復旧していた。あぁホッとした。さっそくいくつかの書類を送信。今日も繋がらなかったら、CD-ROMに焼いてバイク便を出す、という面倒をしないといけないところだった。

で、ネット復旧後すぐにアップルサイトを確認。
おお!
iPod touchが!

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台風の夜

2007年09月07日(金) 8:41:26

台風関東上陸でオフィシャルに早退オッケーになったというのに、昨晩は会食があった。
行く予定のレストランは赤坂の溜池にある。溜池とはその名の通り、水を溜めた人工の池だった場所である。江戸時代に飲料用の上水ダムとして作り、特許庁前の交差点から赤坂見附までの細長い池だったという。ダムにするくらいだから水が溜まりやすい地形。特に溜池の交差点は、豪雨が降るとクルマがプカプカと浮くくらい水が溜まるという。幸いそのレストランは地下ではないので水没はしないだろうが、よりによってこんな夜に溜池で…。

19時から始めて22時くらいまで。ここ数年のメディアの話から今現在変化しつつある状況など。堅苦しい会食ではなかったが、いろいろ参考になることが多かった。次回は居酒屋でと約束して終了。料理は相変わらず繊細至極。食べると優しい気持ちになれるような味。

外を見るとやはり大雨。でも店の前の道はまだ水没していない。タクシーを呼んでもらったが、電話がまったく繋がらない。地下鉄もいくつか止まっているらしい。進退窮まったな、と思った頃にようやく電話がつながり、なんとかタクシーが来た。ラッキー。乗ってる途中からどんどん豪雨に。家についたらゴミや葉っぱが道に散乱していた。近くの木は倒れかかっている。おぉ、久しぶりにちゃんとした台風だ。

夜中も風雨がすごかった。風で家がゴゴゴと揺れ、雨が壁をドドドと鳴らす。なんとなくベッドで映画「台風クラブ」の一場面を思い出していた。台風の中、校庭で工藤夕貴らが踊る場面。相米慎二も死んじゃったな。

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とんかつと焼肉

2007年09月08日(土) 22:00:29

昨日はなぜか「肉」の日だった。
ボクは20代の一時期ベジタリアンをしていたくらいであるから、あまり肉を中心には食べない。なのに昼はとんかつ。夜は遅めに焼肉。なかなかハードだったな。

昼はとんかつの名店「勝漫」の職人さんが独立して開いたという「とんかつ やまいち」へ。8/20にオープンしたばかりの店である。てっきり「勝漫」のオーナーだと思っていたのだけど、雇われだったんだなぁ。
で、そろそろ辞めたいと周囲に漏らしたら「独立しろ」とせきたてられたとか。ただ、その職人さん、わりと弱気だったようで「自分なんかが独立しても成功しない」とあくまで謙虚。日本トップクラスのとんかつを揚げる人なのに謙虚すぎ。
でも常連さんをはじめ、強く勧める人が何人かいて、「勝漫」から程近い場所に店を開くに至ったと聞いた。ちなみに現在の「勝漫」は、ホテルの社員食堂で働いていた方が受け継いで揚げているとも聞いた。

いや〜やっぱうまかった。日本トップクラスに好きなとんかつかも。ご飯が少し残念だったけど、あっさりしたとんかつでいくらでも食べられそうだ。また来よう。

で、夜は広告の講義。
2時間の講義の中で、スラムダンクの事例を話したのだけど、終わってから聴いた人が寄ってきて「広告を続ける勇気が出ました」と言って泣いてくれた。普通にキャンペーン事例を話しただけだったのでちょっと戸惑ったが、なんかボクももらい泣きしそうになった。何かが伝わったのなら、うれしい。

講義後、一緒にやった方とふたりで渋谷「ぱっぷハウス」。焼肉だ。
裏メニューで豪華な食事。でも食べた量に比して高すぎる印象。うまかったけどなー。でもふたりとも「サシが嫌い」の「赤身好き」。とにかくサシが入っているのを持ってこないでくれ、と頼んだけど、裏メニューはどうしてもサシ入りばかり(まぁ単価が高いから仕方ないのだけど)。最後は内臓系。深夜なのに食い過ぎ。

ということで、しばらく肉はもういい気分。

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川の写真

2007年09月09日(日) 8:06:41

中一の娘が写真部に入った話はしたが、夏休みの部活は「川の写真を撮ってきてコンクールに出すこと」だった。要するにどっかの写真コンクールのお題が「川」なわけですね。そこに出す写真を夏休み中に撮ってこい、と。

そういうこともあって、暑い盛りに親子で京都に行った。
鴨川や白川、ついでに神戸の夙川も撮った。

で、彼女がいっぱい撮った中から3枚セレクトしてみた。いかがでしょ?
  
京都の白川で、川に落ちていた携帯電話があったのでそれを撮ったもの2枚。川の流れをアップで撮ったもの1枚。それぞれリコーのCaplio R6にて。そう、銀塩の一眼レフとかでなくても何でもイイ、ということだったので、とりあえずデジカメで応募してみます。まだ一眼レフは使いこなせないし。

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人形浄瑠璃 文楽「菅原伝授手習鑑」

2007年09月10日(月) 7:30:58

5月以来4ヶ月ぶりに文楽を聞きに行った。国立劇場小劇場。
って、そう、初めて知ったんだけど、文楽は「観る」のではなくて「聞く」んだってね(無知)。要するに太夫が語る義太夫節を聞くのが主で、人形の演劇は従なわけだ。だから太夫の位が一番高いのだとか。次が三味線弾き。人形遣いはその下に位置するらしい。

昨日は吉田玉男一周忌追善公演で「菅原伝授手習鑑」。
人形浄瑠璃の三大名作のひとつと数えられる作品で、主役である菅原道真(菅丞相)が故・吉田玉男の当たり役として有名だったので追善公演に選ばれたという。その初段と二段目を16時から20時半まで4時間半(!)かけて上演。本当は三段目と四段目が一番盛り上がるらしく、初段と二段目だけを上演することは珍しいらしい。それを聞いて「あ〜盛り上がりに欠けるのかぁ…」とちょっと心配したが(寝ちゃいそうで)、杞憂に終わった。実に面白かった。これで盛り上がりに欠けるのなら、三段目四段目はどんななんだ?

ギリークラブという会員組織で一度講義をしたことがあり、その関係でいろんな案内メールをいただけるようになったのだが、今回はその会合「和・倶楽部」に参加したカタチ。
特典として開演前に太夫から1時間弱のレクチャーが受けられる。座学形式とはいえ、間近で太夫のレクチャー、そして義太夫の一部を聞かせていただけるのはなかなか面白かった。教えてくださったのは竹本文字久太夫。町人と武士の演じ分け方なんかも教えてくれたり、「書見台はヤフオクで買った」みたいな裏話を教えてくれたりして楽しかった。で、実際にその数時間後、彼自身が舞台で義太夫節を語ってくれたわけで、なんだか妙なシズル感があったな。思わず応援したんだけど、そんなことが必要ないくらい堂々たる義太夫。今回の太夫の中で豊竹嶋大夫に次いでうまかった気がしたくらい。

さて、開演。会場はほぼ満席。
最初に書いたとおり、初段と二段目は退屈そうだったから心配したが、全くそんなことはなく、特に築地の段、東天紅の段、丞相名残の段あたりは全く飽きなかった。オモロイなぁ文楽。
太夫では、前回「通し狂言 絵本太功記」でも感心した豊竹嶋大夫がやっぱり素晴らしい。人形そっちのけで聞き惚れた。そしてレクチャーしてくださった竹本文字久太夫。素晴らしい。人形遣いでは特別出演でちょっとだけ出た吉田簑助の奴宅内がやっぱ印象的。全部持ってっちゃった感じ。あとは桐竹勘十郎の宿禰太郎も。吉田文雀の覚寿も良かったけど、相当玄人好みな感じで、ボクにはまだわかりきっていない。吉田玉男にかわって菅丞相を演じた吉田玉女もよくわからなかった。目が肥えてくるともっと渋いところを見出すのかも。

さて、文楽はこれで時代物をふたつ観たので、次は世話物を観なければ。
前回もバッタリ会った仕事仲間(着物来て格好良く観劇に来ている)と今回もバッタリ。「さとうさん、世話物はまた違う面白さよ」と頻りに勧めるし。今度はいつ行こうかな。

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愛犬バースデイ

2007年09月11日(火) 8:56:20

朝晩涼しくなり、窓をあけて寝るようになると、窓外を散歩する犬に反応して早朝から我が愛犬が吠えまくる。

これがたまらん。
家の中で放し飼いにしてるから、寝るときはボクらの寝室にいる彼。世界中が寝静まった朝4時すぎとかに耳元でワキャキャキャワワン!と突然爆発される驚愕よ。心臓発作一秒前である。つか、そんな早朝から犬散歩しないで欲しい。

おかげで窓を開けて寝る季節は、家族はみな寝不足状態になる。
ボクなんかはいっそ吠え声を目覚ましにして朝4時すぎに起きちゃう生活にしようなどと調整できるが、もういくらでも寝たい成長期の娘はちょっと可哀想だ。眠いだろうなぁ。

と、大迷惑な我が愛犬だが、今日で5歳の誕生日である。
そう、セプテンバー・イレブンに生まれたのです。それにちなんでテロリンと名付けようかと思ったくらい。もしくはノームくん(←ノーム・チョムスキーから)。まぁジョージとかラムちゃんとか呼ぶ手もあったけど、思わずイジメそうだったので回避。結局、なんとなく娘が呼び始めた「トイプードルのトイ」という名前に自然になったのだった。トイ。ま、犬はシンプルで意味がなくて素っ気ない名前の方が好きなのでいいんだけど、それにしても捻りがないな(笑)

トイくんの写真集もあるです。全部で5ページ。ここ数年、更新をさぼっているけど、写真はいっぱい溜まっているのでそのうちに一気にアップします。

でも、彼のおかげで家族は本当に助かっている。家族のかすがい。ストレスの抜き場所。どんなにネガティブに落ち込んでいるときでも、彼と話していれば笑顔が戻る。ありがとさん。これからもよろしく。

ちなみに、犬を飼うことを考えてるみなさん。トイプードルは本当にいいよ。なにより毛が抜けない。匂いもしない。ウンチが小さい(笑)

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おいしがり

2007年09月12日(水) 8:04:55

昨晩は関谷江里さんと会食。初対面。
ブログは読ませていただいていたので、こんな人かなーあんな人かなー、と、いろいろ想像はしていたものの、予想を超えるパワフルさで周囲を圧倒。なんというか、ここまで「おいしがり」な人を久しぶりに見て、新鮮アンド何かを思い出した。どちらかと言うとボクも関西時代はこういう「おいしがり」をしていた。なにしろ「うまひゃひゃひゃ〜」と叫んでた人なので(笑) 東京に来て妙に大人しくなってしまった自分を発見させていただいた感じ。やばいやばい。

あるフレンチに3人で食べに行ったのだが、とてもおいしかったせいもあって、江里さんひと口ごとに「踊っていい? 踊っていい?」「卒倒するー。倒れるー」「叫んでいい? もうだめ。叫ぶ」などとおいしがる。こっちもだんだんそのペースに巻き込まれていって、思わず笑顔で叫びたくなる。彼女と食べているとシェフが作った料理が倍おいしく感じられる。食べ方で人を幸せにするのは素晴らしいことだ。

彼女との共通点はいろいろあり、大きなところでは「赤が好き」「タバコがダメ」。そして一人っ子とか携帯が同じとか食事が好きとかサイトやってるとか。今後は「京都師匠」と呼ばせていただき、おいしいものをいろいろ教えていただく予定。「おいしがり」の感覚も思い出させていただく所存。よろしく。

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安倍首相辞任

2007年09月13日(木) 7:30:13

すさまじく悪いタイミングだったとは思うが、ボクはなんだか責める気にならない。
「男」としてよっぽどのことだと思うからだ。
本当に、本当に孤独だったんだろうなと思う。あと、もう少しやっていたら「取り返しの付かないこと」が起こっていたのではないか、とも想像する。「政治家安倍」に対してはその辺を同情はしないが、「人間安倍」に対してはいたく同情する。お疲れ様でした。

今日発売の「週刊文春」に書評を書きました。
魚柄仁之助著の「冷蔵庫で食品を腐らす日本人」。どっかで見かけたら見てみてください。

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リンチ・スイッチ

2007年09月14日(金) 7:25:28

世の中の全員から「無責任」とか「資質がない」とか「ひよわ」とか言われるのってどんな気持ちなんだろう。

戯れに安倍首相の気持ちをリアルに想像していたら、なんだかとってもドキドキし、昨日は朝からずっと落ち込んでいた。人生を悲観した。しまいには生きるのまでイヤになってきた。わかりやすいなオレ。でも、なんつうか「辞める」と言える勇気があってよかった。欝の本とか読むとよくわかるが、これはもう相当勇気がいることだ。

もちろんプロの政治家そして国の代表者として、今回の一連はまずい。そこは弁護しない。
でも、それにしても叩き方が少々醜い。圧倒的に追いつめてなお叩く。「武士の情け」という言葉はどこへ行った。追いつめた挙げ句、誇りまでずたずたにする斬り方は、あまりにも「情け」ない。

なんか「リンチ・スイッチ」というのが日本人にはある。
政治家、社長、有名人、大金持ちなど、まぁ「わかりやすく大きな存在」は、足をひっぱっても叩いてもいいんだ、どうせ人間の心なんて持ってないんだ、裏で悪いことしてんだ、おいしい蜜吸ってきたんだ、いい気味だ、とか、極端に走る。そして大合唱。今回も大合唱の連続だ。辞めろ辞めろと大合唱し、辞めたら辞めたで無責任とまた大合唱し、あぁやっぱり「鬼畜米英の大合唱」で団結した国民性なんだな、と、なんだか理解した。認めたくないが、日本人には戦争の資質がある。憎しみやねたみでスイッチが入り、大同団結する。そして国民大合唱。気をつけないと。

そこそこの幸せと気分の安定を求めている今の若者は、もう「目立つのは面倒で大変」って知ってしまったゆえ、そういう場所を目指す人がどんどん減ってくるだろうな。少なくとも、総理大臣を志す若者や、横綱を目指す若者は、最近のドタバタで激減したんじゃないかな。

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より目立たない場所へ

2007年09月15日(土) 14:36:50

昨日とおとといのさなメモに同感メールをたくさんいただいたのだけど(ありがとうございました)、安倍首相の名前が阿部とか安部とか阿倍とかボロボロ。みなさん、自分の国の首相の名前くらい間違えずに書きましょう(笑) まぁある意味象徴的なことかもしれないけど。

学生さんからもいくつかメールをいただいた。
メールをくださった少数の方の意見で一般化するのは無理があるとしても、「総理大臣になりたいなんてありえない」と考える学生は多いようだ。ここまで公然と傷つけられる職業なんて他にない、それには自分はとても耐えられない、なりたい人の気が知れない、と。国をよくしたいとかいう志よりも、いじめられる怖さの方が先に立つ、と。

まぁ学生は斜に構えるし、本音を言わない(わからない)としても、優秀な若者が「より目立たない場所」に向かっているのは肌感覚で感じる。マスコミも何でも叩く体質をいい加減に変えないと、マジで若者が目立つ場所に出てこなくなる気がする。

マスコミは「社会の木鐸」と言われてはいるが、とはいえ批判が仕事だと思いすぎてないだろうか。反対運動ではなく賛成運動するのだって立派なマスコミの仕事だろう。「国防省よりも必要なのは平和省」と主張するデニス・クシニッチ米民主党議員のように、ポジティブな発想をもっともっと増やしていかないと、本当に有為なる若者が出てこなくなる気がする。

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亡くなった人たち

2007年09月16日(日) 18:38:14

おとといだったかな。土居甫氏が亡くなった。
言わずと知れたピンクレディの振付師。阿久悠に続いてピンクレディ関係者である。桜田淳子の振付もしていて、「笑っていいとも!」の「テレフォンショッキング」の第2回ゲストという名誉も持っているのは有名な話(第1回はタモリがファンである桜田淳子)。それももう25年前のことである。すごいな。

ちなみに、もともと「テレフォンショッキング」つうのは、タモリが伊藤つかさのファンで、お知り合いになりたくて始まったもの。友達の輪を広げていくうちにいつか彼女に辿り着くだろうという魂胆。数年後に伊藤つかさに辿り着いたときのお祭り騒ぎは今でも覚えている。

ま、そんなトリビアはいいとして。
書かなかったが、パバロッティもベルイマンもアントニオーニも相次いで亡くなった。ボクが10代20代のころ第一線で活躍していた人は、もちろんあれから20〜30年ほど経っているわけで、そりゃ亡くなるのも仕方ない。それだけ時が経ったのだ。

ボクたちの世代が本当にショックを受けるのは、ユーミンとか桑田とかが亡くなった時だろうな。なるほど自分が生きた時代も終わるんだ、と実感させられ悲観する気がする。ま、ボクの方が先に死ぬ可能性も高い。なんだかその死を聞く前に死にたい気もする。

話は戻って土居甫。
ボクは彼のピンクレディの振付を覚えて高校の後夜祭で踊り、週刊セブンティーンに写真が載ったことがある(笑)。軽い高校生だ。タンクトップにミニ着てさ。「透明人間」をやった。その時の相方(ケイちゃん役。ボクはもちろんミーちゃん役)も若くして死んでしまった。

ちなみにその後夜祭のステージでツイストの「宿無し」をやったのが「Amoh's Bar」の天羽である(笑)

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佐藤家の4球

2007年09月17日(月) 21:24:21

週末は友人夫妻が来宅。
新婚さんなので結婚のお祝いをしようという趣旨。ほんでは、と、ちゃんとしたワインを開けることに。ワイン・セラーは妻の管理なので何が置いてあるかボクもほとんど知らない。何が出てくるのかなー。

まずは「Salon 1988」。いきなり贅沢だ。
これはある方からいただいたもの。インパクトがあったのでよく覚えている。大切なお客さんのときに開けようと取っておいたもの。うむうむ。濃くて複雑な味わい。当たり前であるがこりゃいい出だしである。ど真ん中のストレート。素晴らしく印象的な球筋。

2本目は、元ピアニストのフランソワ・グリナンが有機栽培で作った「セレーヌ・ブランシュ」。
ルセットという品種。面白い。ソーヴィニヨン・ブランをちょい甘くしてクセをつけた感じ。「Salon」と張りあわず、違う方向で攻めてきた。内角高め、ボールになるシュート。これを投げておくと次の外角直球が効く。

そしてその外角直球は、ジョルジュ・ミュヌレの「リュショット・シャンベルタン 1998」。
これは数年前のボクから妻への誕生日プレゼントだ。なぜ誕生日プレゼントのワインをこういうタイミングで開けるかって? それは「ふたりだと勿体ながって開けないから」ですね。こういうときでもないと一生開けない(笑) さすがの美味。酸味がいいなぁ。ズドンッとキャッチャーミットへ。バッターは呆然と見送るしかない。美しい。

ということで、ここまでの投球内容は完璧。ツーストライク・ワンボール。押せ押せ。
で、4本目はウィニング・ショットになるはずなのだが……。1998の「バーン・オーブリオン」はちょっとその役をこなしきれなかった。惜しいなぁ。開けるのが早かったのか、外角に力弱く逃げていくカーブになっちゃったよ。残念。やっぱシュート回転の直球で内角を抉って欲しかった。でもまぁ最後の最後に逃げるカーブを投げちゃう江川卓みたいで微笑ましかったけど。詰めが甘い佐藤家らしい。

ま、それにしても、相手夫妻が完璧にワインをわかっている人たちだったので、ワインも幸せであった。また是非。

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Shared Space

2007年09月18日(火) 7:12:08

先週のニュースになるけど、気になったもの。
ドイツ西部のボームテという町の繁華街で、全ての信号・標識を撤廃した、というニュースである。理由は「交通の安全性を高める最良の策」とのこと。交通事故を減らし、歩行者が歩きやすい環境を実現するとも謳っている。

これはオランダの交通専門家ハンス・モンデルマンが考案した「Shared Space(共有空間)」という考え方で、交通安全の向上が目的だという。このSpace内ではみんなが自然と行動に責任を持つので、車もノロノロ運転となり、事故は減るらしい。いや、事故が起こることは起こるらしいが、死傷の程度が軽いらしい。逆に信号があると「青だから走ってよし」という判断が優先されスピードを出す。「歩行者が渡るかもしれない」という可能性はあまり考慮されなくなる。相手への意識がSharedされないわけだ。そして事故が起こりやすくなり、死傷の程度も重くなる、と。

日本でもテレビで見た記憶がある。どっかの五叉路だったか六叉路だったかに信号がないのだが、いままで事故ゼロらしい。番組では不思議なこととして報告されていた気がするが、結果的に「Shared Space」になっていたわけだ。みんな無意識に「相手のことを考えて」気をつけるもんね。

これって性善説みたいな空気が根本に流れていて気持ちがいい。
ボクは基本的に性善説論者なので、なんだかとってもしっくりくる。
ちょっと前に紹介した「平和省」の考え方も性善説っぽくて好き。ちなみに第三回平和省地球会議は日本で今週21日から開かれるらしい。

いまのマスコミは性悪説の塊だ。まぁそれが一概に悪いとは言わないが、行きすぎである。
人間の「志」「誇り」「信念」みたいなものを全く信じず、その裏に「私利私欲」「損得勘定」「権力欲望」があると決めつけ、暴こうとする。政治家や官僚、医療関係者、学者、企業トップなどに対して「どうせ裏に私利私欲あり」と重箱の隅をつつき、わずかな隙を見つけて「そら見たことか!」と叩きまくる。

もちろん悪いヤツはどの世界にもいる。マスコミの中にもいるように。それを暴くのは確かにマスコミの仕事だろう。でも、マスコミの中にも「志」で仕事をしている人がいるように、政治家にも官僚にも医療関係者にも「志」や「信念」を支えに毎日の激務をこなしている人はいるのだ。それも意外とたくさん。そこをまず信じることから始めて欲しいと願う。

って、話がやたらオーバーになってスイマセン(笑

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打ち上げ

2007年09月19日(水) 12:14:07

ドラマ「受験の神様」が昨日クランクアップしたとのことで、森崎くんたちとお祝いの宴。
まずは焼肉。打ち上げは焼肉、というのはもうほとんど伝統行事みたいなものだ。場所は「正泰苑」。久しぶり。んー、なんだか高くなんない? もう少しリーズナブルな店だった記憶が。

まぁでも美味しく食べて場所を変える。
これまた久しぶりの某バー。シャッターを開けてもらって東京タワーを眺める。眺めるというか見上げる。札幌からのお客さんは当然喜ぶ。まぁこのシチュエーションは凄まじいからなぁ。ウンダーベルクで苦いカクテルを作ってもらって(そればっか)肉に疲れた胃を癒す。涼風が入ってきて気持ちよし。

〆は「Amoh's Bar」。
数日前に「宿無し」のことを書いたら「余計なことを書くな(笑)」とメールをもらい、いいタイミングだったので訪問。森崎くんもすでに何度か来て馴染みになっている模様。たまたまボクのiPodに入っていた「宿無し」をかけてもらったりしつつダラダラと飲む。

「じゃあね」と店を出るときにTOKIOの「本日、未熟者」が流れてきた。「だってドラマの後テーマじゃん!」だって。後テーマを背中に店を出る森崎くん。天羽はこのために用意してたのね(笑) サービス精神あるなぁ。

♪野望はあるか 義はあるか 情けはあるか 恥はあるか

中島みゆきの詞がこころにささる青山の夜。

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ちゃんと遊ぶ

2007年09月20日(木) 7:27:38

昨日は2時間だけ無理矢理早退して夕方しかやっていないやきとり屋へ。
15時半から18時までしか営業していない。開店前にはもう行列。うひゃ。

おととい「Amoh's Bar」で夜中に盛り上がったのは書いたが、そのとき「明日も飲もう」という話になり、森崎くんたちも含めて4人でそんな時間から繰り出したのである。というか、夜には店を開けないといけない天羽(中高の同期)にとっては、このトリッキーな営業時間は「店を開ける前に一杯飲める、まさにオレのためにあるような店」。しかも通勤経路にあるというから、彼がこの店の常連になるのも時間の問題だ。常連になっても仕方ないくらいは旨かったし。前から行ってみたかった店だが、やはりなかなか図抜けていた。煮込み、ガツ、ハツ、子袋、シビレ、生ピーマンに塗り込むつくね、ヒモのスタミナ、キャベツサラダ、黒ビールを混ぜるカクテル…。しかも激安。雰囲気もいい。来てる客もいい。外はまだ明るい。いいなぁ…。

17時すぎにはもうすっかり出来上がり、よし!とばかり2軒目へ。
典型的なサラリーマン居酒屋(だけど名店)へゴー。この店のゆぶしのファンである。やっぱうまい。名物の腸詰めとかアリラン漬けとかのりうどんとかもらってまたまた満足。そろそろ会社帰りのサラリーマンが店に来だした。ごめんね、こんな時間にすっかり出来上がっていて。

なんとなくスウィーツが食べたいねとなり、甘い店を探して街をさまようベロベロの4人。
「こっちです!」と自信たっぷりの森崎くん(札幌在住)の先導で自信たっぷり道に迷う4人。「絶対こっちです!」自信を失わない森崎くんのディレクションでますます深みにはまっていく4人。「あと少しです!」いよいよロストの度を深め、住宅街の奥に入っていく4人。というか、札幌に住んでいる人に東京の道案内をさせた時点で死。歩き疲れた頃に一軒の日本茶バーを見つけ、そこで和風スウィーツを食べて人心地。あ〜歩き疲れた。

で、4軒目はラム酒専門店へ。
ここはコロンボというカレーがうまい。腹一杯だけど食べちゃう。珍しいラムもいろいろいただいて満足。ふと時計を見ると「オイ天羽! そろそろ開店しないといけないんじゃないの!」という時間。ベロベロだったのに「店を開ける」と思い出して背筋が伸びる天羽。さすがプロ。がんばれよ〜とみんなも解散。5時間以上遊んだなぁ。疲れたけどなんか吹っ切れた。「ちゃんと遊ぶ」って、やっぱ必要だな。

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ONとOFFって何?

2007年09月21日(金) 5:35:51

昨日、ある雑誌のインタビューを受けた。
忙しい仕事とサイト、執筆、メシ、旅行などをどうやって両立させているか、という「タイムマネージメント」についての取材であった。ONとOFFをどう切り換え、どう使いこなしているか、みたいな質問。きっと分秒単位で時間を使いこなすコツみたいな答えが欲しかったのだと思う。スケジュール管理術とか仕事の仕方とかこまめにメモしとくみたいなノウハウとか。

でも、たぶんご期待に背いた(笑)
もっと根本的な話で止まっちゃったのだ。「ONとOFFって何?」みたいな(笑)

いや、聞かれてあらためて気づいたのだが、ボクにはほとんどその意識がないのである。少なくともこの数年は。
前にも「プライベートと仕事の区別」のことを書いたことがあるが、なんつうか、区別をつけて切り換えようとするからストレス溜まるし、いろいろ大変なんじゃないの?とか思う。

つか、ONって何だ?
一般的には仕事がONで、遊びや休暇、家庭がOFFだろう。でもなー、人生を主体に考えると、本当に遊びってOFFなのか? それこそONじゃないの? 「遊びがOFF」って「人生=仕事」という発想から出てくる言葉。仕事がスイッチ入った人生で、それ以外はスイッチ切れてる状態。でも、ボクみたいに「人生=時間」と考えるタイプにとっては、スイッチ切れてる時間って人生ではない(つまりは「死」)。仕事もONで遊びもON。サイトも執筆もON。家庭もON。飲み会も旅行もON。だってあらゆる時間一瞬一瞬こそが「人生」だと思っているので、どれも区別がつけられないのだ。キレイゴトに聞こえる? だとしたらゴメンけど、まぁ今の本音はそうかなぁ。

もちろんダラダラする時間は多いし、二度寝もするし、ベロベロに酔っぱらって使いものにならない時間もいっぱいある。でもそれらもOFFではなくてONなのだ。ONだから充実していないといけないということではない。どれも区別をつけていないだけ。

ダ・ヴィンチの言葉に「惰眠は死に似ている」というのがあるけど、ボクの中では「OFFって死に似ている」感じ。生きているすべての時間がON(でありたい)。だから切り換えない。そういう意味で全くタイムマネージメントしていない。スケジュール帳は会議とメシと家庭と遊びで同価値に埋まっていく。

ま、敢えて言うなら、早起きっすかね。コツみたいなものとしては。
今日も4時すぎに起きた。5時半現在、すでにいろいろこなした。でもこれは「目覚まし時計をかけて計画的に起きた」わけではない。自然に目が覚めたので仕方なく起きただけ。だからタイムマネージメントとはいえない。単なる老化現象である(笑)

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ホーム・プラネタリウム

2007年09月22日(土) 17:01:49

昨晩は森崎くんと奥さんと「タニ・キッチン」。妻は仕事で来れなかったが娘は呼んで4人でタイ料理。3ヶ月以上に渡るドラマの撮りも終わり、もうすぐ札幌に帰っちゃうので、東京で遊ぶのもこれがしばらく最後かも。

相変わらず健やかに美味しいタイ料理に感激したあと、移動して我が家へ。
そのうち妻も帰ってきて深夜まで5人でダラダラと飲む。

森崎くんにホーム・プラネタリウムをいただいたので、部屋を暗くして星を眺めながらのダラダラ飲み。
BGMは最初は「Star Dust」とか「Stella By Starlight」とか気取っていたのだけど、どこからともなく「宇宙戦艦ヤマトが聴きたくなった!」というリクエストが出る。もちろんありますよ、と、いきなりささきいさおの野太い声。星空にワインにささきいさお。まぁでもなかなか楽しいな。よし、こうなったら岩崎宏美の名曲「銀河伝説」でしょう!と思ってかけたら、みんなポカン。へ? マジ? そんではと沢田研二の「ヤマトより愛をこめて」をかけたらこれまたポカン。おいおい、トーシローは相手できんな(笑)

終わったのは何時だったか。送り出しはもちろん「本日、未熟者」。
今日はそのドラマ「受験の神様」の最終回である。いろいろ微妙で残念なドラマだったけど、森崎くんの勇姿を最後に見よう。

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久々にプール

2007年09月23日(日) 6:12:49

7月におかしくしてからずっと右肘の調子がおかしいのが続いている。
一時良くなったり、また悪化したりの繰り返し。まぁ毎日毎日すごいイキオイでキーボードを打っているのがやはり悪いらしい。患部にステロイド打ったりする治療法もあるようだけど、なるべく自然治癒を目指すタイプなので、とりあえず宥め賺して生きている(なだめすかすって「宥め賺す」って変換するんだ! 初めて知った)。

でも、ここ数日まぁまぁマシなので、6月以来久々にプールに行ってきた。
右肘のせいでプールはもちろんジムも中断していて、ついでに暑さを理由に腹筋なんかもさぼっていたので、どうにもカラダがぶにょぶにょしてきたのだ。BMグラサン・ダイエット法のおかげで体重は増えてないし、どちらかというと微減しているくらいなのだが、筋肉が落ちて贅肉が増えているのでは意味がない。

昨日は久しぶりなので600m泳いでストップ。少しずつ距離を伸ばしていこう。右肘をあまり使わないように右肩からグイィと出す感じでクロール。もともとTIスイミングは手で掻かないで体幹を切り換えて前に進む泳法なので、それも可能。

あぁ久しぶりに気持ちよかった。やっぱプールはいいなぁ。右肘の調子を見ながらじわじわ運動量を増やしていこう。

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面魂

2007年09月24日(月) 9:18:35

昔、「TVスクランブル」という番組でメインパーソナリティーを久米宏と横山やすしがやっていたことがあった。

あれは中曽根康弘がはじめて自民党総裁になった総裁選だから、1982年か。ちょうどその年に始まったこの番組でもこの総裁選は相当くわしく取り上げていた。
その時の立候補者は4人。中曽根康弘、河本敏夫、安倍晋太郎、中川一郎。

そのとき、横山やすしが「わしは誰がいいかわからんけど、面魂(つらだましい)でいうと、やっぱ中曽根や」と言っていたのを妙に印象的に覚えている。

当時ボクは大学生で、「顔で評価するんかい!」と笑ったが、今ならわかるな。面魂は大事だ。

面魂。
佐藤栄作、田中角栄、三木武夫、福田赳夫、大平正芳、中曽根康弘あたりの政治家の面魂と、いまの政治家の面魂はずいぶん違うなぁ。この四半世紀で日本人の顔はずいぶん変わった。女性はキレイになったが、男はなんか穏やかで情けなくなった。

いいか悪いか全く別にして、最近よく出る政治家の中では与謝野馨に面魂を感じる。彼は1970年代の政治家の顔をしている。昨日新総裁になった福田康夫は……ノーコメント(笑) でも、彼は相当なタヌキだな。大化けするかもしれない。17年間サラリーマンをやってたらしいので、サラリーマン的理不尽に耐え抜くだろうし、調整能力もあるだろう。

でもまぁ面魂とは別の話。
ボクが政治家の顔として一番好きなのは、「三木おろし」の大合唱の中、苦虫を噛み潰していた三木武夫の顔である。ちょっと惚れ惚れした(笑)

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水曜どうでしょう

2007年09月25日(火) 7:09:08

昨日は丸一日執筆。
ちょっと必要があって本業である広告のことを書いている。本業だけにスラスラ書けるが、逆にイイタイコトがいろいろあってシンプルにまとまらない。広告とはイイタイコトを整理して絞る作業が重要なのだが、自分の意見となるとあれもこれも言いたくなり、絞るのが急に難しくなる。客観的になるって難しい。自分の商品のいろんな面を言いたくなってしまうクライアントの気持ちがよくわかる感じ。

その合間を縫って、家族で「水曜どうでしょう」のDVDを次々と。
YouTubeなどで流れているものは観たことあったが、初期から系統立って観ていくのははじめて。いい意味の緩さと自由さがあって良い。というか、当時現役の大学生だった大泉洋のテレビ勘の良さに舌巻いた。

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携帯メールで娘の夜ご飯に同席

2007年09月26日(水) 7:07:32

仕事が全然間に合わなくて、昨晩は遅くまでぐじゃぐじゃと会議をしていた。

昨晩は妻も仕事で出張だったので、期末試験中(二期制)の娘は家でひとりぼっち。夜ご飯を家でいっしょに食べる約束だったのにもう9時すぎだ。全然間に合わないので、携帯メールでなんとか娘の夜ご飯に同席。

会議中、3分置きに行き来する短い携帯メール。若造のころコレをやったらゲンコツもんだ。でも横の若者が変な目で見ているのに気がついた。ん? もしかしてこの年齢の男が頻繁に携帯メールしてるって、不倫かなんかに思われてる?

仕方ないからみんなに「子供のひとりぼっちの夜ご飯にメールで同席してまーす」と宣言して、さらに堂々と携帯メール。こそこそやらずとも、宣言しちゃえばみんな認めてくれる(批判不可!みたいな雰囲気を体中から漂わせたが:笑)。なんつうか、便利な時代ではある。会議しながら娘の雑談につきあえるんだから。

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嵐のような一日

2007年09月27日(木) 8:06:22

企画がどうしてもまとまらずほとんど寝なかった上に、昨日はなぜか講義がふたつも重なり、嵐のような一日に。

朝は一番乗りでオフィスへ。企画企画。んーでもやっぱりまとまらねーや。久しぶりに冷や汗かく状況。
午前中は他の打ち合わせなども入りドタバタ。で、午後いちにあるクライアントの勉強会で講義みたいなもの。ガガガとお話ししてすぐ会社へ帰ってくる。話す間ってアドレナリン出てるから元気だけど、終わるとグッタリ疲れる。寝てないからなぁ。でも夕方「1時間だけ異様な集中力でやろう!」と部下とふたりで鞭打ちあいつつ、懸案のどうしてもまとまらない企画に手をつけたところ、彼のさりげないひと言からサクサクサクと音を立てて企画が進行! おやまぁなんだか出来ちゃったかも。すぐに営業を呼んで説明したところ「いいじゃないですか」となり、一気に具体的制作に突入。プレゼンに間に合うかも(喜)

グゴゴゴゴと紙にいろいろ書き殴って部下に渡し、ギリギリの時間に会社を出発、新宿での講義に走る(これがまた新宿駅から遠い)。
ある広告系学校の特別講義だったのだが、客席には制作会社のベテランもチラホラ。ぎゃ。学生さん相手かと思ったら意外と現役バリバリさんが多くてちょっと緊張。でも、企画でアドレナリンが出てたことと駅から小走りしたイキオイで1時間半なんとか完走。盛りだくさんを早口でスイマセンでした。

もう22時すぎ。アドレナリンが収まらないので「テンダリー」で一杯だけ飲むことにした。
ジントニックをもらって口をすっきりさせ、じゃ、帰ろうかな、と思ったら、宮崎さんが「『REBOOT』という雑誌の企画で "四十代をリブート(再起動)するカクテル" を作ったのですがいかがですか?」と。疲れを読まれてた模様(笑)。Bulleitというバーボン(この銘柄知らなかった)でバーボンソーダにしているのだが、宮崎さんはそれをステアせず、ソーダの上にバーボンを浮かべるようにして作ってくれた。おぉキレイ。そっと飲んだら最初の一口目はほとんどストレート。ガツンとくる。香りを味わいつつ飲み進めるとだんだん薄くなっていく演出。最後はソーダだけになる。あ、この変化、確かにリブートされるかも! 特に最後がクリアなソーダのみって、意外といいなぁ。

たった二杯でほろ酔いになって帰宅。メールと電話で仕事の進行状況を確認し(ちゃんと進んでる♪)、ホッとして急にグッタリ。あぁ夜メシ喰ってないや…。でももう寝よう。

今日はちょいと京都。明日はネット環境にいないので更新できないかも。

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京都から帰還 アーンド 披露宴

2007年09月29日(土) 22:02:40

娘が試験休みだったので家族で二泊の京都旅行を企てたのだが、急ぎの仕事や原稿が挟まってなかなかしんどい京都行きになってしまった。疲れフルスロットル。そのうえ娘の体調もいまいち優れず。んー…。でもメシ屋はたくさん回った(笑)。「祇園ちんねん」が秀逸だった。

宿にネットが来てなかったので、電話で仕事指示などしつつ凌いでいたのだが、とうとう凌ぎ切れず、今日は朝5時に起きて(ま、いつものことか)早朝の新幹線でひとり東京帰還。一度家に帰って荷物を置き、着替えてオフィスへゴー。ドガガガと打ち合わせてサササと抜けて、13時には恵比寿で披露宴。

ひょんなことから親しくなった会社の後輩(新婦)の披露宴。
披露宴に出るのって実に久しぶり。わりとシンプルでアトホームないい式だった。でも久しぶりだったのでファッションに困り、京都伊勢丹でじたばた店をまわってしまった。昔は紫のボータイとカマーバンドにドレスシャツでへらへら列席していたのだが、年齢的にはもうちょっと落ち着きたいところ。で、いろいろ店を回った後、「ARISTOCRATICO」に絞り、店の人と相談してシンプルな白シャツと銀ネクタイと白麻のポケットチーフを揃えた。いまの流行とかも教えてくれて面白かった。でもわりと散財。

披露宴も無事に終了し、夕方帰宅してから仕事&原稿をしようと思ったが、疲れたカラダに昼酒がきいてダルダルとなり、そのまま夜に。やっとこさ溜まったメールをチェックしたところ。寝よう。

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ゴミの分別方法が変わる

2007年09月30日(日) 8:30:56

明日10月1日から日本郵政公社が民営化されるが、同時に、ボクが住んでいる地区のゴミの分別方法が変わる。

なんと今まで不燃ゴミとしていた「プラスチック、ゴム、皮革製品など」が可燃ゴミに変わるのだ。
ビニール袋もCDやビデオもボールペンも弁当容器も長靴やボールもプラスチック製おもちゃも発泡スチロールも皮革製品も、すべて可燃ゴミ。CDとかも可燃なのか…。
じゃぁ不燃ゴミとは何かというと、ガラス・陶器類や電球、アルミ箔、金属系、乾電池など。金属とプラスチックが分解できない部品なども不燃ゴミ。瓶や空き缶(飲食用)やペットボトルなどは、従来通り資源ゴミらしい。

なんでもサーマル・リサイクルといって、ゴミの焼却時に発生する熱エネルギーを発電などに利用するシステムらしい。「プラスチック、ゴム、皮革製品など」はこれまで埋め立ててきたのだが、それを可燃ゴミとして焼却することで発電量を増やすというのだ。埋め立て量が減るのは大変喜ばしいが、焼却時の有害物質とか大丈夫なのかな。焼却工場の設備・技術ともに改善されて、焼却実証では法規制値を下回ったというけれど。

まずはモデル地区から始めて、来年には東京全区で実施されるらしい。10年くらい前はゴミ問題に関心をもっていろいろ調べていたが、ちょっと目を離すとガラリと変わってしまう。少し注目しておこう。

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