2006年8月 アーカイブ

同年代の女性たちと焼鳥

2006年8月 1日(火) 12:12:13

昨晩は同年代の女性たちと焼鳥。
初対面な上に、ボクのサイトをよく読んでくれている方々なので最初は居心地悪く(ハダカを見られている感じだ)、でもまぁハダカ見られちゃっているわけだから見栄張っても仕方ないし、と、だんだん気楽になっていく。まぁサイトが「本当のハダカ」というわけではないけど、毎日毎日書いているとどうしても本当の部分は見透かされてしまうもの。あぁそれ考えたら会社でもハダカで歩いているようなものか! いまさらながらちょっと恥ずかしくなったり。

昨日のボクは朝から理屈っぽく、会議でも辛辣な言葉を吐いたりしてなんかイヤ〜な状態だった。でもそうやってお酒を飲んでいるうちにかなり楽になった。うまく彼女たちが誘導してくれた感じ。ありがとう。つか、サワーって大学時代ぶりに飲んだな。なかなかうまい。

商店街のハシッコにあるその焼鳥屋は、店主の息子たちが中学の部活帰りの格好そのままでカウンターに座ってテレビを見てて、彼らに常連さんが話しかけて一緒に笑うみたいな、なんつうか地元生活感に溢れた店。いまどき貴重ないい感じ。こういう家族的な店って妙にくつろぐ。味もちゃんとしていた。突き出しのささ身と〆のチキンカレーが特に良い(焼鳥は褒めないのか?)。

5年後には9テラ

2006年8月 2日(水) 7:16:01

昨日夕方、優子から「響子が塾で具合が悪いらしい」とメール。私は仕事で遅いので早く帰ってくれと。すわ、プール熱がうつったか! もしそうならワシの責任! と、とりあえずぶっ飛んで帰ってみると熱はないし喉も痛くない、単にダルくて頭が痛い、と。うはは。夏の疲れが重なったか、単に塾の夏季講習が負担になったか。まぁ今晩はラクチンにしなさいと、ふたりでテレビ見てくつろぐ。あんまりテレビを見ない家ではあるが、こういう「なーんも考えずにラクチンにしたいとき」ってテレビは重宝するね。

テレビといえば、少なくとも5年後にはHDD-DVDプレーヤーのHDD容量は9テラとなるらしい。9テラって、1テラが1000ギガであるから、9000ギガ。これってどういうことかというと、テレビを10チャンネル分1ヶ月録り続けることが出来る容量、ということらしい。

「10チャンネル分1ヶ月録り続けることが出来る」とどういうことが起きるか。つまりは録りっぱなしにしておけば、1ヶ月前までの番組だったらどれでも今すぐ見られるわけですね。どのチャンネルのどんな番組でも1ヶ月前までであれば「見逃す」ということがなくなる。ちょっと前のNHK「プロフェッショナル」の吉兆の回が面白かったらしいが、それも「へー、そうなんだ」と知った時点でさっと見られるわけ(つか、今でも面白いのはすぐ「You Tube」にアップされちゃうから見られるんだけど)。

神保町トライアングル

2006年8月 3日(木) 9:25:09

昨日のエントリーを受けて、タカヒロくんから、

Slingbox など、ロケーションフリーな視聴もあるとおもいますよ。
>自宅の、HDD/DVDレコーダーに導入しましたが、めっちゃ便利です。

これ、気になってるんだけど、マックに対応してないんだよね…。ロケーションフリー、体験したいなぁ。
ま、いずれにしても「茶の間」は死語となり、「F1M1」という大ざっぱすぎる分類も廃れゆく兆候かと。そういう時代の広告は? インフルエンサーとどう向き合う? とか考え出すと楽しくて仕方ない。中から変える身としては気が重いけど。

腹は出るけど体重減

2006年8月 4日(金) 8:45:10

昨日はわりと遅めから和食屋で新しい連載の打ち合わせ。
連載…できるのかな? と思いつつ、隔月刊の雑誌なのでまぁなんとかなるやろという方に気持ちが傾く。昼メシ連載が終わったので、いまはイリイにオサニチの連載、そして婦人画報のエッセイコラムのふたつになっているし。ということで決まり。具体的に詰め始める。

その和食屋はカウンター割烹で、店主といろいろ話しあいながら料理を決めていく。突き出し、刺身と来て、焼きを新サンマとノドグロとタカベのどれにするか迷いまくる。だってどれもうまそうだよ? それぞれの長所を店主が語ってくれちゃうからなおのこと。いっそ3つとも!と叫びそうになる。でもこの頃食べ過ぎで「腹が出気味」なので我慢我慢。結局編集者の希望でノドグロに。イカフライもオーダー。最後はじゃこご飯に味噌汁で〆。それにしても遅い時間まで一種独特のお客さんたちで賑わっている店であった。高等遊民的人々。もし話したとしても共通の話題がなさそうな感じ。

そう、このごろ腹が出気味なのです。
ただ体重は減ってるんだよなぁ。プール熱にかかって以来、プール&ジムの習慣が途切れ(プールに行って病原菌ばらまくと悪いので自主規制中)、筋肉が急激に落ちている模様。腹に脂肪が貯まる重量より筋肉が落ちる重量の方が勝っているということ。体重減を素直に喜べない。

根詰めたのか、さぼっていたのか

2006年8月 5日(土) 19:14:20

朝から一日中ひたすら書き書き。もう狼少年すぎるが「おいしい店」のリニューアルを着実に進めている。夏の終わりにはなんとか出すつもりで。ま、少しだけ期待してお待ち下さいませ。

合間のストレス解消はウイイレ10。なんか妙にスポーツ系のゲームがしたくて当初はウイイレ7を引っ張り出してやっていたのだが、データが古いので10にした。あら、難易度が下がってる。うれしいようなつまんないような…。わりと好きなのは、トリニダード・トバゴとかセルビア・モンテネグロとかラトビアとかトーゴとか、ほとんど自分と接点がない国の選手になって闘うこと。なんかさ、不思議な気持ちになるんだよね。

そのまた合間に内田樹の本をまとめ読み。おもしれ〜。おもしれ〜けど頭まとまんね〜。タツルせんせ、煙に巻くのうますぎる。

ムラカミハルキの中にある世界的共感

2006年8月 6日(日) 23:16:29

村上春樹集中再読は、短編もだいたい網羅して、やっと一段落した。
そういえばある方と飲んだときに「なんでそんなにストイックに全部読もうとするんですか?」と言われ、あれ?なんでだろう? と考えた。たぶん「村上春樹が世界的にとても流行っている」という事実をもう一度確認しなおしたかったからだと思う。

いままで、世界で本当の意味で流行った日本作家はいなかった。
ナツメだってカワバタだってミシマだってオオエだって、専門家やマニアは読んだだろうが、一般には特殊であった。特殊というか狭い意味で「ジャパネスク」と受け取られていたのだと思う。極東のエキゾチックな文化、みたいな。

でもムラカミハルキの流行り方は違う。アメリカやヨーロッパや韓国とかで普通にベストセラーだったりするのだ。ものすごい数の一般人が読み、共感している。彼らはムラカミハルキを「特殊な日本文化」と捉えはしないだろう。つまりムラカミハルキの中に「世界中の人が共感するある普遍」があるということだ。ボクは全小説再読作業を通じて、それが何なのか確認しなおしたかった(ってそんな偉そうなものでもないが)。

自分が選んだ人生だし

2006年8月 7日(月) 21:26:58

今日は通勤電車がすいてるかと思ったらまだまだ全然。激混み。みんないつからお盆休みなのかなぁ。

夜はある会社から独立した方のオフィースを独立祝いも兼ねて訪ねた。
シャンパンをあけてくれるというのでシャンパンに合うチーズと、新しいオフィース用にスメルキラーのお土産持って。スメルキラー、ウケた。ま、知らないととっても不思議だもんね。

オフィース(オフィスというよりオフィースという感じなのだ)は緑豊かな場所にあり、当人は謙遜するが、ボクにとっては最高の立地。そのうえとてもセンスあるインテリア。しかも美人ふたりと3人生活。いいなぁ。「うらやましい…」という言葉が出そうになるのをギリギリ押さえる。ボクは「この人生」を選んで生きているわけで、人をうらやむのはお門違い。うらやむくらいならやればいい。というか、彼はきちんと at his own risk でやっているわけで、気楽なサラリーマンとは訳が違う。

ハイテンション

2006年8月 8日(火) 21:24:54

今日は夏休みで会社休んで丸一日リニューアル作業。いやマジで12時間くらいマック前。マックと言えばMac Pro発表になりましたね。来年まで待とうかなぁ。つか「one more thing...」がなかったのが残念。iPodの新しいのか、30インチの新しいの出るなら買おうと思っていたのに。財布もろ口開けて待っていたのに。あ、でも2007年のMailのアップデートはうれしいな。毎日酷使するものなのでもっともっと洗練されてほしい。Mailと言えば、お返事をなかなか出せなくてスイマセン。小躍りして読んでます。読んでますけど仕事を含めてすべてがメールで進行するのでたまに「お返事出せない週間」が来てしまいます。ごめんなさい。でもいただくのは本当にうれしいし、感謝して熟読しています。そういえば岩田守弘さんからメールがたったさっき来た。「koreha royal ballet no gakuya no buffet ni aru conputer kara mail wo siteimasu」と。ロンドンからですね。しかもロイヤルの楽屋から(日本語環境にないからローマ字)。いまさらながらメールのシズル感にはびっくりします。リアルタイムだもんねぇ…。シズルって、そういえばアメリカ人にはほとんど通じない英語だって知ってました? sizzle。日本の映像系の人はみんなよく使うんだけど「え、シズルって…え、日本人はそういう時に使うの?」と現地の人はすごく面白がる。ええとだからね、って英単語の説明を英語母国語人にするのがわりと面白くて、お互い笑いながら説明しあったり。そうそう母国語といえば……って、無限に話を続けられそうなハイテンションな夜。細かい作業続けすぎ。疲れすぎ。酒飲んで寝よう。

花形満が主役?

2006年8月 9日(水) 9:22:11

「巨人の星」がリメイクされるそうですね。

なんと主役は花形満で、舞台は現代。タイトルは「新約『巨人の星』花形」。画は村上よしゆき。
ニュースによると「今回、花形を主役にした理由について、少年マガジンでは『今の中高生には、貧しさからはい上がる飛雄馬より、恵まれた環境にある花形のほうがリアリティがある』と話している」とのこと。花形を新庄みたいに描けばウケるのでは? リメイクならあわよくば中高年まで取れるのでは? みたいなノリの企画会議が想像される。

たしかに星家の貧乏長屋は今の中高生にはリアリティがないだろう。
でもそんなこと言ったら大河ドラマだって落語だってビートルズだってリアリティなどない。村上春樹が描く60年代70年代ですらすでにリアリティを失しているだろう。現代のリアリティをつけたからって共感されるとは限らないのだ。大事なのは「普遍」。あの星飛雄馬の根性物語には「普遍」があったから共感され、今でも生き残っているのである。リメイクするならあの「普遍」をもう一度しっかり描いた方が逆に共感を呼ぶと思う。

侃々諤々。喧々囂々。

2006年8月10日(木) 23:19:58

「巨人の星」のリメイクも怖いけど、「のだめ」のドラマ化も怖い〜!
とりあえず家族会議。発表されただいたいのキャストをボクは見たのだけど、それは内緒にして、のだめは誰がやるべきなのか、千秋は一体誰なのか、と、優子と響子に問いかける。侃々諤々。喧々囂々。まぁ久しぶりに盛り上がる話題だったです。

ところで、会議でも何でもだけど、「侃々諤々」と「喧々囂々」をごっちゃにする人、このごろ増えてない? 前からいたけど、どんどん増えている気が。
前者が「かんかんがくがく」。後者が「けんけんごうごう」。ごっちゃにして「けんけんがくがく」と言う人が多すぎて、このごろスルーするのもどうかと思い出し始めている。いちいちちゃんと指摘したほうが良いかな、と。ま、漢字はボクも書けないんだけど。ちなみに「喧々囂々」の囂々は「非難轟々」の轟々という字と同じかとボクも長く思っていました(笑)。喧々轟々だって意味的に通じそうだよね。

と、今「けんけんがくがく」と入力したら、すぐ「喧々諤々」と変換された。
あれ? もう間違ったまま通用するようになったのかな…。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。