2006年08月
同年代の女性たちと焼鳥
2006年08月01日(火) 12:12:13
昨晩は同年代の女性たちと焼鳥。
初対面な上に、ボクのサイトをよく読んでくれている方々なので最初は居心地悪く(ハダカを見られている感じだ)、でもまぁハダカ見られちゃっているわけだから見栄張っても仕方ないし、と、だんだん気楽になっていく。まぁサイトが「本当のハダカ」というわけではないけど、毎日毎日書いているとどうしても本当の部分は見透かされてしまうもの。あぁそれ考えたら会社でもハダカで歩いているようなものか! いまさらながらちょっと恥ずかしくなったり。
昨日のボクは朝から理屈っぽく、会議でも辛辣な言葉を吐いたりしてなんかイヤ〜な状態だった。でもそうやってお酒を飲んでいるうちにかなり楽になった。うまく彼女たちが誘導してくれた感じ。ありがとう。つか、サワーって大学時代ぶりに飲んだな。なかなかうまい。
商店街のハシッコにあるその焼鳥屋は、店主の息子たちが中学の部活帰りの格好そのままでカウンターに座ってテレビを見てて、彼らに常連さんが話しかけて一緒に笑うみたいな、なんつうか地元生活感に溢れた店。いまどき貴重ないい感じ。こういう家族的な店って妙にくつろぐ。味もちゃんとしていた。突き出しのささ身と〆のチキンカレーが特に良い(焼鳥は褒めないのか?)。
なんだか、健さんの「駅」に出てくるような、倍賞千恵子がやっているような、場末の小さなカウンター居酒屋でちびちび飲みたい気分が続いている今日この頃。
5年後には9テラ
2006年08月02日(水) 7:16:01
昨日夕方、優子から「響子が塾で具合が悪いらしい」とメール。私は仕事で遅いので早く帰ってくれと。すわ、プール熱がうつったか! もしそうならワシの責任! と、とりあえずぶっ飛んで帰ってみると熱はないし喉も痛くない、単にダルくて頭が痛い、と。うはは。夏の疲れが重なったか、単に塾の夏季講習が負担になったか。まぁ今晩はラクチンにしなさいと、ふたりでテレビ見てくつろぐ。あんまりテレビを見ない家ではあるが、こういう「なーんも考えずにラクチンにしたいとき」ってテレビは重宝するね。
テレビといえば、少なくとも5年後にはHDD-DVDプレーヤーのHDD容量は9テラとなるらしい。9テラって、1テラが1000ギガであるから、9000ギガ。これってどういうことかというと、テレビを10チャンネル分1ヶ月録り続けることが出来る容量、ということらしい。
「10チャンネル分1ヶ月録り続けることが出来る」とどういうことが起きるか。つまりは録りっぱなしにしておけば、1ヶ月前までの番組だったらどれでも今すぐ見られるわけですね。どのチャンネルのどんな番組でも1ヶ月前までであれば「見逃す」ということがなくなる。ちょっと前のNHK「プロフェッショナル」の吉兆の回が面白かったらしいが、それも「へー、そうなんだ」と知った時点でさっと見られるわけ(つか、今でも面白いのはすぐ「You Tube」にアップされちゃうから見られるんだけど)。
要するに、1ヶ月分の編成権がテレビ局から視聴者に移るということ。テレビ局は「この番組は日曜のゴールデンタイムに。これは水曜の深夜2時から」とか編成してるけど、視聴者にとっては全く関係がなくなる。だってぜーんぶ録りためてあっていつでも見られるから。早朝に編成された番組であっても自分が見たい番組であれば自分にとってはゴールデン。CM飛ばしの問題と相まって、テレビ局にとっても広告会社にとっても大きく発想の転換を迫られる事態である(というか死活問題)。
ま、それはそれとして、こうなるときっとワンテーマ番組が増えるだろうな。HDD内検索しやすいから。ブログネタ提供的なワンテーマ・ニュースショーとか増えるかも。編成の都合による時間潰し系バラエティとかは消え去るだろうし、ドラマとかはより良質さを競いあうようになるかもしれない。オリジナルで実験的な深夜番組が正当な評価を受けたり、逆に「深夜だから」と許されていた過激さを失ったり…。iPodとかでみんなが録画番組を持ち歩いて消費するようになると5分番組とか15分番組が増えるかも。そして本当のキラーコンテンツはスポーツとかの「ライブ中継」になるんだろうな。
というか、個々人それぞれの都合に合わせて見たい番組がいつでも見られるのだから、家族がテレビの前に集まるという構図は死滅してもおかしくない。高画質大画面で見たい映像以外は個人のパソコンやケータイ、iPodなどで見るようになるんだろう(若い世代はすでにそうなってきている)。検索とかメールとかチャットとかしながら見られるしね。そういう時代の「マス」って一体なんだ? とか、ま、この辺や広告の周辺について想像しだすと一冊の本になるくらいの量になっちゃうので省略。いずれにせよ一般人の生活や消費行動に相当な影響を及ぼすのは間違いない。変化はチャンス。おもしろい時代だとボクは思う。
神保町トライアングル
2006年08月03日(木) 9:25:09
昨日のエントリーを受けて、タカヒロくんから、
>Slingbox など、ロケーションフリーな視聴もあるとおもいますよ。
>自宅の、HDD/DVDレコーダーに導入しましたが、めっちゃ便利です。
これ、気になってるんだけど、マックに対応してないんだよね…。ロケーションフリー、体験したいなぁ。
ま、いずれにしても「茶の間」は死語となり、「F1M1」という大ざっぱすぎる分類も廃れゆく兆候かと。そういう時代の広告は? インフルエンサーとどう向き合う? とか考え出すと楽しくて仕方ない。中から変える身としては気が重いけど。
とか言いつつ、昨日は昼に突然「カレーが喰いてぇ」と胃が叫び、神保町の「カーマ」まで久しぶりに出かけた。なんとなくシャバシャバ&家庭っぽさが感じられるカーマ気分だったのだ。いつものチキンカレー大辛。ん? あれ? こんなに塩辛かったっけ? あれ〜と戸惑う。カーマは気まぐれ?
なんか口が塩辛くなってしまった上に量も足りなかったので、お約束のように「丸香」でさぬきうどん。「カーマ」に行くといつも帰りにさぬきうどんをハシゴして帰ってしまう。今日はぶっかけ。んー釜玉にすれば良かったかな…。
なんとなく満たされず、これまたお約束のように「いもや」の前に佇んでしまう。「カーマ」「丸香」「いもや」のトライアングルは危険だぁ…。店頭で散々迷う大男。他の客の邪魔だよ。「イヤ、オマエは45歳なのだ、いい加減にしろ」と声に出して叱責。なんとか「いもや」の天麩羅を諦める。危ねえ危ねえ。
夜は同期の昇進を祝って銀座「VILA MOURA」。南ポルトガル料理。飲みすぎて食べ過ぎた。同期同士だとラクチンすぎてダダ酔いしてしまう。ちょっと二日酔い気味。
腹は出るけど体重減
2006年08月04日(金) 8:45:10
昨日はわりと遅めから和食屋で新しい連載の打ち合わせ。
連載…できるのかな? と思いつつ、隔月刊の雑誌なのでまぁなんとかなるやろという方に気持ちが傾く。昼メシ連載が終わったので、いまはイリイにオサニチの連載、そして婦人画報のエッセイコラムのふたつになっているし。ということで決まり。具体的に詰め始める。
その和食屋はカウンター割烹で、店主といろいろ話しあいながら料理を決めていく。突き出し、刺身と来て、焼きを新サンマとノドグロとタカベのどれにするか迷いまくる。だってどれもうまそうだよ? それぞれの長所を店主が語ってくれちゃうからなおのこと。いっそ3つとも!と叫びそうになる。でもこの頃食べ過ぎで「腹が出気味」なので我慢我慢。結局編集者の希望でノドグロに。イカフライもオーダー。最後はじゃこご飯に味噌汁で〆。それにしても遅い時間まで一種独特のお客さんたちで賑わっている店であった。高等遊民的人々。もし話したとしても共通の話題がなさそうな感じ。
そう、このごろ腹が出気味なのです。
ただ体重は減ってるんだよなぁ。プール熱にかかって以来、プール&ジムの習慣が途切れ(プールに行って病原菌ばらまくと悪いので自主規制中)、筋肉が急激に落ちている模様。腹に脂肪が貯まる重量より筋肉が落ちる重量の方が勝っているということ。体重減を素直に喜べない。
そろそろエクササイズだけでも復活しよう。暑いけど。
根詰めたのか、さぼっていたのか
2006年08月05日(土) 19:14:20
朝から一日中ひたすら書き書き。もう狼少年すぎるが「おいしい店」のリニューアルを着実に進めている。夏の終わりにはなんとか出すつもりで。ま、少しだけ期待してお待ち下さいませ。
合間のストレス解消はウイイレ10。なんか妙にスポーツ系のゲームがしたくて当初はウイイレ7を引っ張り出してやっていたのだが、データが古いので10にした。あら、難易度が下がってる。うれしいようなつまんないような…。わりと好きなのは、トリニダード・トバゴとかセルビア・モンテネグロとかラトビアとかトーゴとか、ほとんど自分と接点がない国の選手になって闘うこと。なんかさ、不思議な気持ちになるんだよね。
そのまた合間に内田樹の本をまとめ読み。おもしれ〜。おもしれ〜けど頭まとまんね〜。タツルせんせ、煙に巻くのうますぎる。
そのまた合間の合間に久しぶりにElton Johnを対面聴きなんかしたりして、そうやって一日が終わっていきます。あ、そういえば夕方に散歩に出てコンビニでカップヌードルを衝動買いし、家族に隠れて食べた(笑)。10年ぶりくらいに食べた。妙に欲しくなったの。相変わらずうまかったが後味が残るなぁ。しかしなぜ隠れるかね。
というか、こうやって書くと意外とさぼっている。おかしいな。根詰めたんだけどな。
ムラカミハルキの中にある世界的共感
2006年08月06日(日) 23:16:29
村上春樹集中再読は、短編もだいたい網羅して、やっと一段落した。
そういえばある方と飲んだときに「なんでそんなにストイックに全部読もうとするんですか?」と言われ、あれ?なんでだろう? と考えた。たぶん「村上春樹が世界的にとても流行っている」という事実をもう一度確認しなおしたかったからだと思う。
いままで、世界で本当の意味で流行った日本作家はいなかった。
ナツメだってカワバタだってミシマだってオオエだって、専門家やマニアは読んだだろうが、一般には特殊であった。特殊というか狭い意味で「ジャパネスク」と受け取られていたのだと思う。極東のエキゾチックな文化、みたいな。
でもムラカミハルキの流行り方は違う。アメリカやヨーロッパや韓国とかで普通にベストセラーだったりするのだ。ものすごい数の一般人が読み、共感している。彼らはムラカミハルキを「特殊な日本文化」と捉えはしないだろう。つまりムラカミハルキの中に「世界中の人が共感するある普遍」があるということだ。ボクは全小説再読作業を通じて、それが何なのか確認しなおしたかった(ってそんな偉そうなものでもないが)。
もちろん彼は現代日本を舞台に描いているわけで、彼が描く現代日本が「世界的共感として通用している」ということもボクにはやけに面白く感じられる。マンガやアニメやゲームでも現代日本は確かに通用している。でもそれらは新しいメディアだ。小説という古い古いメディアでそれが通用したことがやけに新鮮に感じられるのだ。
ムラカミハルキという作家を通して、ボクらの極東の日常が、世界的に共感される不思議さ。
なんとなく、初めて世界市民の一員と実感できたような、そんな感じをちょっと持っていたりして。
自分が選んだ人生だし
2006年08月07日(月) 21:26:58
今日は通勤電車がすいてるかと思ったらまだまだ全然。激混み。みんないつからお盆休みなのかなぁ。
夜はある会社から独立した方のオフィースを独立祝いも兼ねて訪ねた。
シャンパンをあけてくれるというのでシャンパンに合うチーズと、新しいオフィース用にスメルキラーのお土産持って。スメルキラー、ウケた。ま、知らないととっても不思議だもんね。
オフィース(オフィスというよりオフィースという感じなのだ)は緑豊かな場所にあり、当人は謙遜するが、ボクにとっては最高の立地。そのうえとてもセンスあるインテリア。しかも美人ふたりと3人生活。いいなぁ。「うらやましい…」という言葉が出そうになるのをギリギリ押さえる。ボクは「この人生」を選んで生きているわけで、人をうらやむのはお門違い。うらやむくらいならやればいい。というか、彼はきちんと at his own risk でやっているわけで、気楽なサラリーマンとは訳が違う。
そういえば武田鉄矢が「うらやましいは、裏病しい。裏(本音)が病な状態なんです」と言っていた。こじつけっぽいと思うけど、うらやむという行動が心の病気というのには賛成。自分が選んだ人生をちゃんと生きてれば人をうらやむ暇などないもんな。ということで、ボクはボクが選んだ人生をちゃんと生きよう。以上! ←やっぱりうらやましいらしい。
ハイテンション
2006年08月08日(火) 21:24:54
今日は夏休みで会社休んで丸一日リニューアル作業。いやマジで12時間くらいマック前。マックと言えばMac Pro発表になりましたね。来年まで待とうかなぁ。つか「one more thing...」がなかったのが残念。iPodの新しいのか、30インチの新しいの出るなら買おうと思っていたのに。財布もろ口開けて待っていたのに。あ、でも2007年のMailのアップデートはうれしいな。毎日酷使するものなのでもっともっと洗練されてほしい。Mailと言えば、お返事をなかなか出せなくてスイマセン。小躍りして読んでます。読んでますけど仕事を含めてすべてがメールで進行するのでたまに「お返事出せない週間」が来てしまいます。ごめんなさい。でもいただくのは本当にうれしいし、感謝して熟読しています。そういえば岩田守弘さんからメールがたったさっき来た。「koreha royal ballet no gakuya no buffet ni aru conputer kara mail wo siteimasu」と。ロンドンからですね。しかもロイヤルの楽屋から(日本語環境にないからローマ字)。いまさらながらメールのシズル感にはびっくりします。リアルタイムだもんねぇ…。シズルって、そういえばアメリカ人にはほとんど通じない英語だって知ってました? sizzle。日本の映像系の人はみんなよく使うんだけど「え、シズルって…え、日本人はそういう時に使うの?」と現地の人はすごく面白がる。ええとだからね、って英単語の説明を英語母国語人にするのがわりと面白くて、お互い笑いながら説明しあったり。そうそう母国語といえば……って、無限に話を続けられそうなハイテンションな夜。細かい作業続けすぎ。疲れすぎ。酒飲んで寝よう。
花形満が主役?
2006年08月09日(水) 9:22:11
「巨人の星」がリメイクされるそうですね。
なんと主役は花形満で、舞台は現代。タイトルは「新約『巨人の星』花形」。画は村上よしゆき。
ニュースによると「今回、花形を主役にした理由について、少年マガジンでは『今の中高生には、貧しさからはい上がる飛雄馬より、恵まれた環境にある花形のほうがリアリティがある』と話している」とのこと。花形を新庄みたいに描けばウケるのでは? リメイクならあわよくば中高年まで取れるのでは? みたいなノリの企画会議が想像される。
たしかに星家の貧乏長屋は今の中高生にはリアリティがないだろう。
でもそんなこと言ったら大河ドラマだって落語だってビートルズだってリアリティなどない。村上春樹が描く60年代70年代ですらすでにリアリティを失しているだろう。現代のリアリティをつけたからって共感されるとは限らないのだ。大事なのは「普遍」。あの星飛雄馬の根性物語には「普遍」があったから共感され、今でも生き残っているのである。リメイクするならあの「普遍」をもう一度しっかり描いた方が逆に共感を呼ぶと思う。
たとえば昭和初中期のリアリティだった源氏鶏太の作品を何人の人が覚えているか。
サラリーマン小説の第一人者にして大ベストセラー作家である。彼には時代的リアリティは存分にあったが、申し訳ないが「普遍」はなかった。だから今はほとんど読まれない。
いずれにせよ、軽いノリであの名作を弄ってほしくなかった。残念。
侃々諤々。喧々囂々。
2006年08月10日(木) 23:19:58
「巨人の星」のリメイクも怖いけど、「のだめ」のドラマ化も怖い〜!
とりあえず家族会議。発表されただいたいのキャストをボクは見たのだけど、それは内緒にして、のだめは誰がやるべきなのか、千秋は一体誰なのか、と、優子と響子に問いかける。侃々諤々。喧々囂々。まぁ久しぶりに盛り上がる話題だったです。
ところで、会議でも何でもだけど、「侃々諤々」と「喧々囂々」をごっちゃにする人、このごろ増えてない? 前からいたけど、どんどん増えている気が。
前者が「かんかんがくがく」。後者が「けんけんごうごう」。ごっちゃにして「けんけんがくがく」と言う人が多すぎて、このごろスルーするのもどうかと思い出し始めている。いちいちちゃんと指摘したほうが良いかな、と。ま、漢字はボクも書けないんだけど。ちなみに「喧々囂々」の囂々は「非難轟々」の轟々という字と同じかとボクも長く思っていました(笑)。喧々轟々だって意味的に通じそうだよね。
と、今「けんけんがくがく」と入力したら、すぐ「喧々諤々」と変換された。
あれ? もう間違ったまま通用するようになったのかな…。
親の仕事
2006年08月11日(金) 6:22:43
今日から越後湯沢方面へ秘所。じゃなかった避暑。つかフジロックやった祭りの後にドラゴンドラ乗りに。スキーで行けよって感じだが、ま、夏のゲレンデでだらんこするのも小六には楽しいかもと思って。ハイキングしたいって言ってるし。受験勉強の合間に少しだけ気分転換。
受験って「将来の職業の選択肢を狭めない」という意義と「冷や汗かくくらいの努力を一度はきちんとする」という経験とでとても大事なものだと思っているが、もう「いい大学行っていい企業入って」というシアワセ・モデルはとっくに崩れていると思うので(国としての成長が終わったこれからの時代、どっちかというと不幸なモデルかもしれない)、上記ふたつを満たせばどの中学に行ってもいいと思ってる。というか、高校入試でも大学入試でもそれは満たせるのだが、自分が通った経験から6年一貫はなかなかいいと思うので中学は受験させてみたい。小学校は公立で正解。幅広くいろんな家庭の子が集まっている方が健全。
大学受験までに「将来やりたいこと」が絞られていなければ(その可能性が高い。現代は選択肢が多すぎる)、大学も「職業の選択肢を狭めないレベルの学校」を狙って受験した方がいいだろうが、大学2年から就職活動して3年で内定取るような学生生活に何の意味があるのか調査中。欧米的なキャリアアップを意識した大学選択もありなのだろう。海外を含めて。
たぶん、あと10年後20年後にどのような日本になっているか、をある程度推測してゆるやかに導いてやるのも親の仕事。堀井憲一郎の「若者殺しの時代」など読んでも思うが、これから(今の老人たちが作った)社会に出ていく人たちの生きにくさは相当なものだと予想される。思考停止して既存のレールに乗せるのだけは避けたいと思う。
とかなんとか理屈っぽく言いながら、まぁきちんと休んで夏休み後半もキリキリ勉強しろよ、っつうことですわ。気分転換させるのも親の仕事、ってか? そんでは避暑に行ってきます。暑いトーキョーよ、さらば!(3日だけな)
※あっちではネットにつなげないかもしれません。
苗場より帰宅
2006年08月14日(月) 21:46:44
「越後湯沢って避暑にならないくらい暑いですよ」というメールをいくつかもらっていたけど、そこからレンタカーで30分ほどの苗場は朝晩はちゃんと涼しかったです。さむっ、って思えるのが避暑の醍醐味。それはなんとか体験してきました。
夏の苗場はな〜んもないところだったけど、それなりに家族遊びを存分に。どんな風に過ごしたかは明日あたりに書きます。ご興味ある方だけお楽しみ下さい。うまい店を一軒だけ見つけました。では、おやすみなさい。
夏の苗場 家族旅行(一日目)
2006年08月15日(火) 9:28:58
苗場に行ったのは会社の契約施設があったからで、貸マンションみたいな部屋が一晩900円とかで泊れるのが理由のすべてである。子供がもう少し大きくなったら高級リゾートホテルや旅館もありだが、子供が小中学生のうちは自然の中の安い保養施設で充分。宿の快感なんて社会人になってから知ればよい。で、毎年軽井沢の保養施設に行くのだが、今年は抽選で出遅れて取れず、なんとなく苗場にしたというわけ。
苗場に行くのは初めてで、スキーと苗場プリンスとユーミンとフジロックのイメージしかないのだが、まぁなんつうか、夏の苗場はな〜んもないところだった。苗場プリンスも相当にしょぼい。貸マンションに荷物を置いてからちょっと途方に暮れたが、結果的にはとても楽しい旅となった。旅行中にやったことだけ、記録として残しておこう。
一日目
越後湯沢でレンタカーを借りて、昼過ぎに貸マンションに入る。
とりあえず目的のひとつドラゴンドラに乗りに行くことにする。フジロックに行った友人が「ドラゴンドラはいいですよ〜」と教えてくれたので、その友人に携帯メールで「いまドラゴンドラの中」とかメールしながら。ゴンドラ内は蒸し風呂。涼しい風は入るものの非常に暑い。夕方でこれだと昼は厳しいなぁ。16時でおしまいということで終点の田代湖にも長くいれず、すぐとって返す。往復で40数分のドラゴンドラは景色も良くなかなかよろしい。なにより娘が喜んだ。
その後苗場プリンスで遊び、敷地内を散策したが、そのあまりのショボサにガックリ。屋内プールは芋の子洗いだし、パターゴルフは鄙びすぎてるし、ショッピングモールは遺跡化してるし。ゲレンデをちょっと散歩し、カートに乗ったりもしたが、すぐそれにも飽き、仕方ないから温泉にでも行こうと話し合う。
温泉(公衆浴場。露天は必)は周辺にいくつかあったが、その中でなんとなく「雪ささの湯」を選んだ。源泉掛け流しだし、部屋からも近いし、施設の外にある足湯が気持ちよかったので誘われるように。で、これが正解。真っ茶色な湯は鉄分がぷーんと香り、なにやら効き目がありそうな雰囲気。施設も全体に清潔でよいしサービスもさりげなく良い。上がった後、生ビールも飲める。なかなかよかった。結局その後4日連続でここを利用することになる。
さてメシにでもしようと悩む。事前にほとんど調べてこなかったしロクな店がなさそうだ。
仕方がないから、さきほどクルマで通りかかって「意外とよさそう」と思った店「ちゃんこ谷川」へ。で、これがまた大正解。なんとこの店、毎年ユーミンが訪れる店らしく、ユーミンのサインがたくさん貼ってある。BGMもユーミンだ(笑)。あれ、つい1週間前にも来てんじゃん。へー…。
そして、ちょっと食べてみてわかった。ユーミンが常連になっている理由が。そう、うまいのである。というかマトモ。新潟の地の魚や野菜がうまく、一品もちゃんとしてるし、ちゃんこも具だくさんで立派なもの。そのうえ八海山がほとんど揃っているので、夫婦でがんがん飲んでたら相当酔っ払い、部屋に帰って即寝。娘も誘われるように即寝。9時前には全員寝てたのでは?(二日目に続く)
夏の苗場 家族旅行(二日目)
2006年08月16日(水) 7:52:56
二日目
雨模様っぽいので予定していたトレッキングは諦め、まず午前中は施設で開催していた「親子キャンドル教室」へ参加。キャンドルを作るというたわいもない教室だったが娘の響子はこういうのが大好きなのでまぁ良かった。
その後、三国トンネルを越えて群馬県方面にクルマで向かい「たくみの里」へ。七宝焼、ガラス、陶芸、竹細工、藍染、木工、こんにゃく作り、蕎麦打ち、など、いろんな制作物の体験をさせてくれる里である。
「ありがちかも」と警戒しつつ訪れたが、ここが意外と良かった。まず里の佇まいというか風景が良い。実にいい。散歩していても飽きない。匠の家(体験工房)が村のあちこちに点在するのだが、それらを歩いて巡る間が楽しいのだ。特に「ガラスの家」周辺の風景が秀逸だった。日本の里山。こういう風景を見ると日本って美しい国だなと思う。そういう思いをほとんど失いかけていたので(ここ15年ほどで急激に失った)再確認できて良かった。メイン・ストリートのきれいさにもちょっと感動。植木や花が手入れされていてとても美しい。がんばっている里である。
響子はここで七宝焼とガラス(サンドブラスト)を体験し、オリジナルなアクセサリーとコップを作った。彼女もとても気に入ったらしく、この里にはまた来たいと言っていた(結局四日目にまた来ることに)。
昼飯はみなかみ町の「五郎兵衛やかた」。平たいうどんを野菜や山菜と煮込む「五郎兵衛うどん」が名物である。江戸末期の豪農の家は雰囲気は良かったな。
食後、もう雨が降る心配ないので、近くの桃李館によってジェラート(意外とうまい)を食べた後、「いわな広場」という釣り堀へ。
意外と広い釣り堀。ビギナーズラックもあってか響子がまず2匹のでかいいわなを釣り上げる。周りは誰も釣れていないし、係のオジサンも「その場所は難しいよ…あ、釣れたか! あ、またか!」と驚いてた。ボクと優子は全く釣れず、2時間の制限時間ギリギリ、最後の最後でニジマスをそれぞれに釣り上げ面目を保つ。夕まずめに助けられた格好。
クルマで苗場に帰ってきて前日に引き続き「雪ささの湯」でひと風呂浴び、これまた前日に引き続き「ちゃんこ谷川」でメシ。いや、この店以外にどこかないか必死に付近をドライブしまくったのだよ。でも(外観からの判断だけど)なんだかピンとくる店がなく、結局「谷川」へ。おねえさんが「連続でありがとうございます」と笑ってくれ、和む。この店はちゃんこもいいが一品が良い。もつニラ炒めとナス漬けが特に良かった。八海山の純米吟醸をコップでもらい、がぶっと飲んで、部屋に帰って即寝。21時就寝で朝5時すぎに起きるという健康な旅である。(三日目に続く)
夏の苗場 家族旅行(三日目、四日目)
2006年08月17日(木) 5:39:42
三日目
毎朝6時〜8時は娘の勉強タイム。今日はあまり捗らなかったので11時くらいまでかかってしまった。そういうこともあって少し出遅れたが、とりあえず登山へ。この旅行の目的の1つである。
三国トンネル横の三国峠登山口からまず三国権現まで上がる。普通の山道。そこに石碑があり、ここを通った(つまり三国峠を歩いて越えた)有名人たちの名が彫られている。与謝野、直木、川端だのの文学者多し。その後、権現の裏から一気に三国山山頂へ。1636mの山だが、とにかく急で、階段状の登りが多い。登山が初めての響子には地獄だった模様。一歩一歩励ましあいつつ登ってなんとか山頂征服。大汗。山頂近くの通称「お花畑」で食べたおにぎりはとんでもなくうまかった。
山頂からあと4時間歩くコースを当初予定していたのだが、初心者たちにはちょっと無謀かもということで中止。つか、途中に通る「毛無山」という山がなんとも気にくわんしな(笑)。同じコースを通って下山。娘は「膝が笑う」という状態を初体験。いいこっちゃ。
14時すぎに一度部屋に帰ってひと休み。部屋で読書したいという娘を残して、夫婦はまたしても「雪ささの湯」へ。3日連続。他を開拓してもいいが疲れちゃって「雪ささでいいねぇ」「とにかく温泉入りたい〜」という状態。ロビーに台湾式足裏マッサージのおねえさんがいるのでこの日は足裏を念入りに揉んでもらうオマケつき。極楽極楽。
部屋に帰って少し休んで、5時半になるのを待ってまたしても「ちゃんこ谷川」へ。もう他の店に行くことを諦め「苗場=この店」と決めてしまった佐藤家。3日連続の登場におねえさんも喜んでくれ、しばし話す。スキーのシーズンは開店前に20人くらい並ぶこともあるとか、ユーミンが来店するときはユーミンのBGMは消すとか、でもどんな顔するか一回消さずにやってみたいとか、いろいろ。今日はちゃんこを雑炊にしたがそれがうまかったな。
部屋に帰ってNHK「功名が辻」を見て即寝。暇な夜用にツタヤでDVDとか借りて持ってきたのに無駄になった。借りてきたのは「博士の愛した数式」と「機動戦士ガンダム 特別編1」(笑)
四日目
家族三人ともにひどい筋肉痛。ボクが一番軽いのだが、たぶんボクはきっと明日ひどくなるのだろう(because 老人)。いや、あさってだったりして…。東京は大停電だってニュース見ながら「クーラー効かないのは大変だなぁ」とか話し合う。苗場は昼は暑いが、朝晩はとても涼しい。
勉強タイムが終わって、響子と川を見に行く。貸マンションの横に小川が流れているのだ。山の湧き水を受け、水はあくまでも透き通っている。小魚も見え隠れ。川の音って本当に癒されるな。
今日は帰る日。
17時すぎの新幹線まで、トレッキングに行くか、二日目に行った「たくみの里」にもう一度行くかを迷った揚げ句、響子の希望もあり「たくみの里」に行くことに。とても気に入った模様。今日は「くるみ彫り絵付け体験」と「マッチ箱絵付け体験」、「土鈴絵付け体験」のみっつをやり、くるみと土鈴を家や祖父母へのお土産にした。手作りのお土産が一番だし。ついでに蕎麦打ち職人による蕎麦を昼メシに食べたが、これはスマンが素人芸だったな。ボクの方がうまいかも(笑)
トレッキングもしようかと目論んでいたが、あっという間に時間が経ち、「たくみの里」から越後湯沢駅へ直行。レンタカーを返し、1時間弱ほどあったので駅ビルの「CoCoLo湯沢」に立ち寄った。ここって日本酒好きにはたまらないショッピングモールだね。ちょっとビックリした。充実の品揃え。うまそうなディスプレイ。日本酒を覚えたての優子は特に気に入った模様。
という感じの旅行ざんした。長々書いてスマンでした。
ERGO REST
2006年08月18日(金) 5:59:23
初代ERGO RESTのパッドの部分がボロボロになったので、新しいのを買った。
パッド部だけ交換する手もあるが、まぁ約10年使ったし、マウスパッド部もいい加減ボロボロなのでそろそろ替え時かと。
初代を買ったのは1997年春。いいよ〜という自慢を当時の不定期日記でしている(笑)。あ、2ページ目に古いマックが写ってる(家も違うわ。関西勤務時代だわ)。
長いことサイトをやって日々を書いている余禄のひとつは、こうして「あれはいつだったか、あのときはどうしたか」がすぐわかることですね。家族旅行とかもひとつひとつ記録しておくと後で便利。
まぁそれはそうと、このエルゴレストには本当に助けられている。
肩凝り激減のみならず、腱鞘炎予防、首への負担軽減、正しい姿勢への誘導、ひいては眼精疲労の軽減まで、(個人的には)明らかなる効果が感じられている。まぁ右左2つ買うと2万ちょいしちゃうので安くはないのだが、ボクにとってはもう必需品。古いヤツもパッド部をなんとか手入れして会社で使おうかな。
新しいエルゴレストくん(今度は黒。ロングアームタイプにしてみた)。これから10年、55歳になるまで(55歳か!)、毎朝毎晩よろしくタノム。
FIBA
2006年08月19日(土) 7:17:32
今日からFIBAバスケットボール世界選手権である。
なるほど Football はFIFAで、Basketball だとFIBAか。じゃぁLunch選手権があったらFILAか。かっこええ。
とかいうことはどうでもよくて、それにしても日本開催なのにいまいち盛り上がりに欠けるなぁ。
今日はいきなりドイツと対戦である。善戦してほしい。なんかルカワくんみたいな五十嵐圭(格好良さが)、ゴリみたいな折茂武彦(顔が、ではなく精神的支柱として)、そしてまぁ敢えて言えば河田兄弟かなぁな205cmの長身双子竹内公輔&譲次(無理矢理キャラづけしなくてよろしい)、みんながんばれ!
というか、ボク自身バスケとは縁遠い生活をしてきた。井上雄彦さんと出会うまでは。
遅ればせながら「スラムダンク」を深く愛し、一緒に手作りでキャンペーンをやり、バスケを愛する人にいっぱい出会い、だんだんはまっていき、家族でバスケを観戦しに行くようになり、という段階を踏み、今は「バスケの話題は家族の共通話題」というところまでは身近になった。
今見たら、FIBA公式サイトのENGLISHページのデザインがすごい。お相撲さんかよ(朝汐?)。富士山にダンクかよ。お城に幟かよ。日本のイメージって…(笑)
1ヶ月以上ぶりにプール
2006年08月20日(日) 7:01:39
昨日は久しぶりにプール。
アデノウィルスが完全に消滅してからじゃないと迷惑だと思って行かずにいたら、1ヶ月以上間が開いてしまった。たぶん7/12以来。久しぶりに入った行きつけのプールは相変わらず透明度悪かった(笑)
チームも相手もいない、つまり自分以外の要素に影響されにくい個人競技でよくあることだが、ちょっと間が開いて久しぶりにやると妙にうまく行くことがある。いままで四苦八苦してたことがなぜかスッと出来ちゃったりね。昨日がそれ。ま、どうせうまく泳げないし、とか思って泳ぎ始めたら、うまく全身の力が抜けたらしく、最初の100m、つまり25m4本がすべて13ストロークで楽に泳げたのである。キャッチもプルも意識せず息継ぎも意識せず。うわー。14は普通に出来てたけど13で連続って意外となかったよなぁ〜と喜ぶ。そのまま200m泳いだが、一回15ストロークがあっただけ。
まぁでも体力は落ちていたので全部で600mほどに止めておいた。ウィルスだから仕方ないとはいえ、ハイペースで通いすぎて身体壊した(弱っ)教訓を活かし、少し飢餓感があるくらいで止めることにしたのである。ただでさえも酷暑で体力奪われているし。
それにしても、あぁ気持ちよかった!
ところで、昨日のバスケ世界選手権「日本vsドイツ」、見ました?
ボク的には相当感動したんだけど。あと少しで一桁差。優勝候補のドイツに超善戦。竹内公輔のダンクに五十嵐の速攻。すんげかった。今日はアンゴラ戦。楽しみだ。
それにしても競技人口に比べてマスコミの扱いが小さすぎる。日本でやってんのにな。
「図書館戦争」、読了。
2006年08月21日(月) 6:55:28
誰だっけ、と少し考えて思い当たった。
なるほどビル・マーレイに似てるのね、バスケ日本代表のジェリコ監督。そっくりだ。
というか、昨日は全く精彩を欠いた日本代表。
まぁでも日本のバスケの問題は、コートやバスケットゴールが圧倒的に少ないことですね。だから入学するまで出来ないし、卒業したら出来ない。そういう環境で世界と闘うのもつらいよなぁ。
「図書館戦争」(有川浩著)、読了。
「本の雑誌」が選ぶ 2006年上半期エンタテインメント第1位である。
前半は、本書内の言葉を借りれば少し「痒かった」。でも、設定の秀逸さ、キャラ立ち、若者言葉のリアルさ、文章のリズムなどに引っ張られ、読み進むうちに止まらなくなる。武装化&銃弾の雨あられっつうあたりにもう少しリアリティ(そうなる必然性)があったらより完成度増すんだけどなぁ…。
とはいえ「メディア良化法」って怖すぎ。一歩間違えばありえるだけに。あぁ怖い。いい設定だ。でも現実には、図書館を守るよりも海外サーバーでの無償公開で悪法に対抗した方が有利かも。代金は心ある人のカンパ制とかで(無理か?)。ネットを利用する話がひとつも出てこなかった(と思う)あたりが、この時代のリアリティを少し欠いているかも。←ネットを利用するといきなり物語が陳腐になりがち&まだついてこれない人が多そう、というのもわかるけど。
この夏、10冊くらい本を読んだ。「おもしろ本」を復活させるまでは(秋予定)さなメモに少しでも書いておこう。
半年ぶりの「鷹匠寿」
2006年08月22日(火) 6:15:18
先週、半年ぶりに浅草の「鷹匠寿」に行ってきた。
もう年に2〜3回行くのが恒例になった店である。夏の時期は冷凍の鴨を使うが、現代は冷凍技術も進化しているし、解凍を数日かけて行う店なので冬と遜色ない味が楽しめる。鶏は朝絞め。
当日もうまかった。砂ずりやレバ串がまず「焼き鳥専門店」を凌ぐ味。
その後出てきた鶏の唐揚げがすごかった(夏しか出ない)。衣をつけない唐揚げで、ちょっと食べた感じ醤油煮みたい。むちむちのプリプリで、これはこれで鶏の食べ方の最高峰のひとつだな、と感嘆。
鴨の御狩場焼きは相変わらずの絶品。すごい。ほとんど冬食べるのと変わらないねぇと話す。これならすいてる夏の方がゆっくり出来ていいくらいだ(当日も2組しか客がいなかった)。
〆は初めての鶏飯。うわっ何これ。鶏で炊き込まず、よく混ぜ込んだあとサッと炒めるチャーハン風鶏飯だが、シンプルな料理なのに異様にうまい。鶏の素材の違いかなぁ。この味で鶏飯専門店を作れば絶対当たると脳内発酵してしまうような美味。
いっつも不思議だったので「厨房は誰が?」と聞いてみた。座敷に石を持ち込んで息子さんが焼いてくれる御狩場焼きはともかく、その他の料理もうますぎるので、誰か特別な料理人がいるんじゃないかと思ってしまうのだ。でもやっぱりお母さんと息子さんと若い男性の3人で切り盛りしているらしい。ううむ、さすがなものだ。
大老舗で個性が強い店ではあるが、やっぱりジビエ料理の世界最高峰のひとつだと確信して店を出た。
※すいません。ここは紹介制なので基本的に紹介者が同行しないと行けません。あしからず。
ベッカムカプセル?
2006年08月23日(水) 9:26:00
昨日「鷹匠寿」のことを書いているうちに頭の中が鴨でいっぱいになって書きわすれたが、早実優勝もFIBA日本パナマ戦勝利もおめでとう。特に早実。会社でも飲み屋でもこんなにみんなが高校野球のこと話してるのってすっごい久しぶり。今年は「KOKOYAKYU」もアメリカで賞とったし(リンク先のトップ画像は再読込ごとに変わります。ちなみに予告編はこちら)、高校野球当たり年ですね。つか、こまだいとまこまい、ってみんなよく早口で言えるな。こまとま、とかですら舌噛む私。
FIBAの日本は今日が正念場。NZ戦で勝てば一次予選突破。ボクの友人親子は応援に行くらしい。いいなぁ。生で見るとバスケってまた違うんだよな。
とかいいつつ、昨晩は久しぶりに26時くらいまで学生飲み。いや、最初は仕事関係の上品な飲みだったのだけど、途中で古い友人が乱入してから一気に学生飲みへ(笑)。こういう飲み方も昔は週1くらいであったけど、このごろ本当に減った。逆に新鮮。これで26時からカラオケとか行っちゃって29時ころ帰宅だったら完成品だ。しないけど。
お子さんが早実中学を狙って受験勉強しているらしいある方が「この優勝で倍率上がっちゃいそうで困る」とこぼしていた。あぁ…確実に上がっちゃいますね。それと、早実斎藤投手が再決勝戦前夜に疲労回復に使用したという高気圧エアーカプセル(ベッカムが使っているところから別名「ベッカムカプセル」とも言うらしい)を作ってる会社の株も上がりそう(笑)。こんなものらしい。
水金、知佳、黙読ってんかい?
2006年08月24日(木) 7:28:58
冥王星が惑星からはずされるニュースにはビックリした。
"めい"が抜けて「すいきんちかもく、どってんかい!」って、大阪弁みたいな連なりになったわけね。「水金、知佳、黙読ってんかい?」って「水曜金曜と知佳は黙読の宿題したかなぁ?」みたいに知佳の親(誰?)が心配する言葉にも聞こえるか。いや、「水琴、地下も口説ってんかい!」って「水琴窟を地下街にも置くように口説いてんかい!」という大阪の水琴窟業者の言葉にも聞こえる。「最近地価、戻ってんかい?」と意訳もできる(意訳すな)。
しかし、他人事ながら降格って哀れ。冥王星を英語で言うとプルート。ディズニーのプルートって冥王星が見つかった1930年に出来たキャラだからプルートって言うらしい。
つか、西洋占星術はどうするんだろう。
西洋占星術に冥王星は確実に絡む。まぁ冥王星が現実になくなるわけではないが、惑星の地位からは降りるわけで…。どうするんだろう。公式見解とかあるのかな。
ちなみに、西洋占星術と四柱推命はその起源を一にしている。
検索してみたら、
西洋占星術と四柱推命は、今から約五千年前のカルデアの地(シュメール・アッカド文明)におきたカルデア人の星占いがギリシャと中国に渡り、それぞれ発展進化したものです。そして、上記ふたつの命術の根本的な法則性や規則律は全く同じで、ホロスコープ(命式表)の作成および宿命・運勢・吉凶禍福の判断は、12数と10数をクロスさせて鑑定してゆきます。すなわち、西洋占星術の場合は12星座と10惑星をクロスさせ、四柱推命の場合は12支と10干をクロスさせて鑑定します。※(筆者注:西洋占星術でいう10惑星とは、天文学上の9惑星から地球を除き太陽と月を入れたもの)
と出てきた。ちなみに引用したこのページ、今回のニュースについて5年以上前に検証している。すごいな。
いや、なぜ四柱推命に言及するかというと、四柱推命は、ある占い師に見てもらってよく当たったことがあり、ちょっと信じているのね。んでもって、実は昨日までの1ヶ月は「人生でもどん底的によくない」月だったのです。ま、今年自体とてもよくない運気なのだが、今日、なんとかどん底は脱出したというわけ。個人的にはめでたい。(※四柱推命の1ヶ月はその月ごとに始まりの日終わりの日が違う)
それにしてもFIBAの日本ーNZ戦、惜しかったなぁ。前半で18点差で勝っていて、後半によもやの逆転をされるとは…。本当に惜しい。千載一遇のチャンスだった。
お返事とか
2006年08月25日(金) 7:18:55
どうしても花火師になりたいんだけど方法がわからない、どうか教えて!という切羽詰まった文章のメールをいただいていて、お返事を出しているのだけどサーバーエラーで戻ってきてしまいます。お心当たりがある方は違うアドレスから再送していただけますか?
3週間に1通くらい、こうして戻ってきてしまうメールがあります。
「こいつは返事をくれないなぁ」と思っているそこのアナタ、ご自分の返信メアドとか間違ってませんか? 確かにお返事できないときもあるのだけど(余裕がなくて)、しかも全体に遅れがちなのだけど、お返事できるときは極力しています。長々と返事書いた時に限って「failure notice」とかいってメールが戻ってきたりしてよくガックシきています。
あとは、たま〜に迷惑メールに自動的に振り分けられちゃってボク自身が目にしてないこともあるかもです。迷惑メールは数日に一回ざっとタイトル確認をするのだけど、たま〜にいただいたメールが混じっちゃうことがあるんですね。出来れば件名というかメールの題名(Subject)を日本語で書いていただけると、救出しやすいです。あ、でも日本語でも、「薫です(^-^)/」とか「香坂、お願いなんです。」とか「今って電話平気ですか?」とか「私の写真、見てください」とかはやめてください(笑)。よろしくお願いします。
しかし多いですね、迷惑メール。数日見ないと軽く数千行っちゃいます。サイトトップにアドレスを馬鹿正直に載せてるからかなぁ。遅ればせながら対策するか。←画像にしたり、メアドに●とか混ぜたり、英数の@を全角の@にしたりとかって意外としたくないタイプ。でもそろそろ限界かも。
「Amoh's Bar」〜「礼三」
2006年08月26日(土) 11:22:03
ある広告系の学校で講義。
こういう学校も「既存のマス媒体に乗せる表現技術」の講義が9割みたい。ボクのは「ねえねえみんなまだそんなこと言ってるの? マジ?」的ハナシなので異質&異分子。でもさあ、ボクはいろんな意味で抜き差しならなくなっているし、優秀なヤツらがトラディショナルを見捨てていく中で少なくとも「しんがり戦」だけはキッチリやろうと思っているんだけど、これから広告業に関わる若い人たちは「とっくに気づいてとっくに行動おこしてないとヤバイ」よ? というか大チャンスよ? そこんとこだけ伝えたかった。
終わってからひとりで「Amoh's Bar」。講義した場所から歩いて1分。ちかっ。
バーのマスター姿がすっかり板についてきた同期とぐだーと話して、満席になってきたのを潮時に退散。いいタイミングで、ボクが「東京の父」役をやっている可愛いムスメ(この人)が「飲みたい!」と連絡してきたので、西麻布「礼三」へ。ええと店に入った時点で22時半くらいか。店を出たのは27時くらい。1杯だけとか言いつつボトル2本強。だからさー、与えられた場所で一番になりなさいね、まずはそこから、とか。いや、お説教ではなく、ある意味身につまされつつ。
急速に変化していっている世の中で、一番の害毒は「古い成功体験」だ。
成功体験を捨て続ける人生はたいそうしんどいが、たいそう新鮮で楽しくもある。楽しむ気持ちがあるならば、だけど。
苦楽園口「THE BARNS」還暦祝い
2006年08月27日(日) 19:07:12
関西勤務時代の行きつけのバー「THE BARNS」のマスターが還暦になったので、そのお祝いをしに神戸まで一泊で行ってきた。
当時苦楽園口駅近辺に住んでいたボクは、近所のこの店にひとりで実によく通った。週2から週3、下手すると週4くらいは普通に顔を出していたと思う。現在、店にキープしてあるボトルのナンバリングが154。つまり154本目のOld Grand Dadが入っている。この店で飲むのはこのバーボンと決めている。
なんつうか、若いボクはここで酒場修行をしたのだと思う。常連が多く顔を出す住宅街のバーに馴染むのは相当ハードルが高かった。しかも関西人からは疎んじられる東京人。転勤したばかりで東京臭が抜けなかったボクは、理不尽なまでの白い目に耐えつつも、必死に食らいついていつしか大常連になっていった。なんであんなに食らいついたのか我ながらナゾ。
20代中盤。当時のボクは訳知り顔で、鼻っ柱も強く、プライド(単なる世間知らずの自惚れ)も相当高かった。
マスター(&常連客たち)はボクのそういう部分を徹底的に壊し、へし折り、切り刻み、「自分を笑える大人」に仕立て直そうとしてくれた。ま、まだまだ成長途上ではあるのだが、そういう道をつけてくれたことにとても感謝をしている。
東京に帰ってきてしまった今では遠くなりすぎて、1年に1回くらいしか行けないが、行けば30秒ほどで昔の関係に戻れる。昨晩もそうだった。マスターの辛辣かつ温かいひと言であっと言う間にあの頃へタイムスリップ。ガハハと笑ってジョークの掛け合い合戦。東京生活で全然でなくなっちゃったジョークがここだとこんなにイージーに大量に出てくる。不思議だな。
芦屋・夙川・苦楽園は相変わらず時間がゆったり流れていた。
往復の新幹線の友にと持っていった文庫本は「クライマーズ・ハイ」。日航ジャンボ機墜落事故を記者の目で描いたこの小説を読みながら、そういえば「THE BARNS」に初めて行き、ビクビクしながらカウンターにひとり座ったのは、日航機事故があったあの年の秋であった、と、ふと思いだした。
芦屋・苦楽園・原宿・青山
2006年08月28日(月) 6:59:36
土日は神戸に行ってたのは昨日書いたが、土日は他にもいろいろした。簡単に書いておこう。
土曜は夕方に関西に着いて、「THE BARNS」に行く前に2軒ハシゴ。
1軒目は阪急芦屋川駅近くのおでん屋「楽ぜん」。
ひとりで。ここ良かったなぁ。食べると口の中が清らかになるようなおでんなのだ。特に中の黄身の部分がパサパサになっていない卵と、香り高い牛すじ、プリプリする手練りのエビ天、ごっついでかい特製ひろうすが印象的。うまいので他にもいろいろ取る。ほんの少しだけ食べて次に行こうと思ったのに思わず取りすぎた。
2軒目は苦楽園口の「くすはら」。
「THE BARNS」の昔の常連たち2人とココで待ち合わせ。「楽ぜん」でいっぱい食べてしまったのであまり食べられなかったが、怖面のご主人がやってる清潔な和食割烹。がんばってる感じ。魚うまし。また来よう。
で、「THE BARNS」で深夜まで。お祝いの品も喜んでくれて良かった良かった。グランダッドとチキンカチャトラ。久々のバーボンがきいた。
翌朝日曜。
がんばって早起きして新幹線に乗り、東京は原宿へ速攻移動。ウコンを大量摂取したせいか二日酔いなし。
新大阪駅の「浪花そば」で久しぶりににしんそば。関西在勤時、出張前によく食べた店。ここはレジカウンターで先に発注する立食い蕎麦なのだが、このレジカウンターの感じが好き。
原宿へは「スーパーよさこい」を見に。6月に札幌で「よさこいソーラン」を見て以来ちょっと目が離せなくなっている「よさこい」関連。本場高知へは行けなかったけど、これは見ておきたかった。ちゅうことで、数時間、いろいろ歩き回って見る。最後は表参道ヒルズの真ん前に陣取って表参道を踊り行軍するチームをいろいろ見学。惚けたように見続ける。知りあいが踊ってるはずなのだが見つからず。
いい加減疲れ果てた夕方、青山通りまで出て昔よく行った「大坊珈琲店」へ久しぶりに。
抹茶を入れるようなでっかい土の器に入って出てくるミルクコーヒーは健在。温度管理がよい(ちょうど飲みやすい程度にぬるい)。相変わらず落ち着く店。ここによく来ていた頃のことを思いだしつつ。
で、帰宅・食事・就寝。そんな土曜日曜。疲れたけどいろいろ楽しかったよ。
キーツ・マンゴー
2006年08月29日(火) 6:48:08
今年はマンゴーの当たり年♪
って、収穫の話ではなく、我が家に溢れた数が。
まず7月アタマに、ネットで知りあった方から宮古島の有機栽培のドでかいマンゴーが届いた。すばらしかった。うますぎ。いままで食べたマンゴーのトップ。いやーマンゴーをどこかで「うまいけど濃厚さがちょっと単調」と軽視していたボクを悔やんだよ。こりゃうまいわ。
んでもってつい先週、別の方から、沖縄のキーツ・マンゴーが届いた。
いわゆる一般的なマンゴーはアーウィン種。その出荷が終わる8月中旬頃からキーツ種のマンゴーのシーズンが始まるらしい。これって「幻のマンゴー」と言われていて沖縄県外ではめったに手に入らない。収穫量が非常に少ないらしいのだ。大きさはアーウィン種より大きく、赤くならないで緑のまま。全体が黄色くなって指で押してほにゃりとしたら食べごろだ。酸味があって至極あっさり。あぁこういう濃厚さだったら飽きが来ないなぁ。こりゃアーウィン種とはまた違うおいしさだ。うみゃ〜。
しかし贅沢だ。前者も後者も品質を吟味しきって出荷してくださった最高級もの。それを毎朝毎晩…。この夏、マンゴー・リテラシーが飛躍的に増大した佐藤家である。
斎藤泉さん
2006年08月30日(水) 8:28:31
毎日新聞で連載中の「となりの達人」の斎藤泉さんがスゴイ。
新幹線のカリスマ販売員と紹介されているが、東京−山形・新庄の往復7時間に車内販売員1人が売り上げる平均額が8万円のところ、斎藤さんはその4倍近い30万円を売り上げるという。定員400人の車内で片道187人分の弁当を売った「記録」も持つらしい。2人にひとりかよ!
新幹線車内を往復して乗客のニーズに応えるだけの仕事で、なぜそんなに差が出るか。
昨日の記事にも感動したが、今日の記事もまたスゴイ。販売する商品のメーカーにまで直談判するその努力。一部引用してみる。
売れ行きが悪いすき焼き弁当があった。1899年創業の老舗駅弁屋のものだったが、「プラスチックのようなにおいがする」などと乗客の評判は良くなかった。ある日、牛丼屋の商品をヒントに、デパートで買った温泉卵を試しにかけて食べてみると、思わぬ美味。「これはいける」と弁当屋に直談判した。
サラリーマンがターゲットになると見越して、黒とオレンジの力強いパッケージにすることや、「車内限定」の殺し文句を印刷することも依頼した。斎藤さんの提案はすべて反映され、月500個だった売り上げは14倍の7000個に急増した。
繰り返すけど、新幹線の車内販売員っすよ?
直談判する発想と勇気も偉いけど、他社販売員の意見を取り入れるメーカーも偉い!
彼女はきっと「ものすごく楽しく仕事をしている」だろう。
一方で、やる気なくぶつくさやっている車内販売員も多いと思う。
どんな仕事、どんな作業でも、努力と工夫でここまで伸びるしここまで楽しくなる。すげーなー。目が覚めた気分。
明日も連載が続く(最終回)。見逃せない。
というか、もう今日の時点でヘッドハンティングされちゃってるかも。彼女はどこに行っても成功するタイプの人。高い年収を保証する会社が出てきてもおかしくない。
8月31日
2006年08月31日(木) 7:39:37
昨日紹介した斎藤泉さん。今日の記事によると「並外れた販売実績を築いた今でも『仕事は嫌なことばかり』と言う」だって(笑) きっとものすごく楽しく仕事をしていると想像したボクの負け。というか、まぁ文脈的には「だからこそ、それを改善するために現場からどんどん声を上げて、全体のサービスの質を高められる」と続くので、「嫌」=「つまらない」という意味ではないようだけど。
それにしても時給1200円かぁ…。歩合を入れても平均1700円とは!
ところで「おいしい店リスト」。
週明け9月4日月曜朝に、とりあえず「東京の行った店リスト」を再オープンします。900店くらいかな。以前の「おいしい店リスト」ですね。ダラ〜と長々表示するヤツ。同時に「好きな店リスト」もリンク先が増大すると思います。関西と地方と海外はそのあと作業に入ります。ただし「行った店リスト」は個人サイトの個人的食べ歩き記録であって、ガイドでも評価でもありません。そこんとこ、よろしくです。
今日は8月31日。特別な響きを持つ日ですね。お子さんたち、宿題、間に合いそうですか?




