2006年07月
オフィス内大引越
2006年07月01日(土) 16:10:36
ふと気がつくとウィンブルドンで杉山愛がヒンギスに勝っていた! すげー。これはすごい。世界(日本も)の目がサッカーに向いていたのも良かったのかも。プレッシャーを受けず自然体で実力が出せたのかもしれない。
昨日は会社内引越で一日中エクササイズ状態。同じ階の西の端から東の端までの移動(といってもこれが歩いて2分以上はかかる遠距離。いや、オフィス内で2分って相当な距離なのよ)。で、すべての荷物を段ボールに入れて自力で運ばないといけないので割合エクササイズ効果があるのである。パソコンとかもすべて自力で運んで自力配線。あぁいったい何往復したことか。
うちの部署は時代もあってか伸び盛りの部署なので、どんどん人数が増えていっている。だから小さな引越は日常茶飯事的に起こるのだが、ここまでの大移動は初めてなのでさすがに疲れた。腰痛めずに終了して良かった良かった。
終わってから汗みどろのTシャツのまま宴会に行ったのだが(高級中華)、久しぶりにビールを「うまい!」と思った。デスクワークだけでは得られないうまさだなぁ。
西側に座っていたときは東京タワー越しに富士山が見え、そこに夕陽が大きく沈んでいくのが見えたりもしたのだが、そういう風景とももうお別れ。でも東側だと朝の「気」を取りこめそうで朝型のボクとしてはちょっとうれしい。とりあえず7月から新鮮な気持ちで仕事に臨めそうである。
元日本代表の死
2006年07月02日(日) 13:41:42
橋本龍太郎元首相、亡くなる。まだ68歳。日本の総理大臣だった人にしてはニュースなどの扱いも小さかった気がする。せめてNHKくらいW杯とかよりも時間を割いて欲しかったな。別にハシリューが好きだったわけではないが、日本の代表だった人の突然の死である。サッカーで言ったら日本代表監督兼10番みたいなもんだ。亡くなった日くらいはもっとちゃんと功績・失敗を振り返ってもいい。日本は過去に学ぶことをこのごろ怠りすぎているような気がするし。
つか、「ニッポン!ニッポン!」と叫んでた愛国心溢れるサポーターたちは、元日本代表の死をどう受け止めたのかな。彼がやったことの是非はいろいろあるだろうが、とりあえず国のために人生を懸けて闘った人ではある。興味本位でいいのでその愛国心を一瞬そういった人にも向けて欲しいとか思う。
ハシリューに限らず、ボクは政治家という人種を好きでもないが嫌いでもない。どうせ悪いことやっているだろう、とかも思わない。やってる人はやってるし、やってない人はやってない。それだけ。たとえ世間一般的に「悪いこと」をしたとしても、それで人間を決めることはしない。出来れば日頃の政治行動で判断したいと思っている。権力団体や官僚や海外などと日々相当な仕事量をこなし続けていれば、そりゃ叩けば埃が出る場合も出てこよう。不感症にもなりえよう。魔が差す瞬間もあろう。でも、日頃志高い政治行動をしている人であるならば、きちんと反省し償って出直してくれれば水に流して応援する。行動したことによって起こるミスは、行動しないで起こるミスの数倍いいと思うから。
たとえば、対クロアチア戦でのFW柳沢のシュートミスを責める人も多い。
でもなぁ…。彼がゴール前にちゃんと詰めるという行動をしてなくて、どっか他のところに突っ立っていたのなら誰もあそこまでは責めないだろう。加地の惜しいシュートミスということになってたはず。ちゃんとあそこに柳沢が走り込んできたから逆に責められちゃうわけだ。あの時高原はどこを走っていたのかとか別に誰も責めないのだから。
FWとしてあそこに飛び込んでくるのは最低の動きだとしても、とりあえずちゃんと行動してボールに触るところまでは行った。ミスを恐れて行動しないより数倍いい。結果的に柳沢は目立ってしまったけど、他のいいチャンスできっちり詰めてなかった選手もたくさんいた。でもそういう消極的な人々は戦犯にすらならない。
ええ、FWはそういうワンチャンスを活かすのが仕事、というのもわかってます。もし決めてたら英雄になるわけで、そういう毀誉褒貶の大きいポジションなのだから仕方がない。弁護してるわけではない。でも動いた結果責められちゃう哀しさというか…、なんとなく柳沢に同情的なボクなのです。だって、動いてないヤツ、いっぱいいたよ?
同じように政治家だって、少なくともちゃんと行動した人はそれがどんな結果になっていようがどっかで認めているボクです。ハシリューもそう。彼を気に入らないヒトもいっぱいいるだろうけど、あのややこしい政界で筋を通してちゃんと動き抜き、周囲に認められて総理になり、志を持って数年行動した。動き回った結果ゴールには入れられなかったかもしれないけど、動き回ったことはちゃんと認め、敬意を払いたい。
施設との相性
2006年07月03日(月) 8:15:23
土日は連続でプールに行ったが、またしても「あの1kmノンストップ完泳は夢幻だったのではないか」と疑い始めている(笑)。だって全然泳げないんだもん。200mくらいが何の苦労もなく泳げるようになったのは大進歩だが、1キロは遠いなぁ。まだまだ上がったり下がったりの時期なのかも。秋から冬にはコンスタントに泳げるようになっていたいものだ。
この頃はプール放浪していて、いつもと違うプールに行ったりしているのだが、必ずしも新しくてキレイなプールが気に入るとは限らない。ちょっとした相性みたいなものがある。プールへのアプローチとか、プールを上がってから風呂へのアクセスとか。プール自体も泳ぎやすいプールと泳ぎにくいプールがある。ただの水貯めなのにね。不思議なもんだ。
一番よく行くスポーツクラブは施設も古いし風呂もイマイチ。マシンも中古品かよと思うくらい古い。しかもプールはご存知の通りキタナイ。でもなんとなく肩の力が抜けてラクなんだよね。なんつうか懲りすぎてないさりげなさが良い。一方昨日行った施設は全体にとてもキレイだったけど、なんか通う気にならないよそよそしさがある。
区画整備された「作られた街」より、小道が入り組んだ「昔ながらの街」の方がホッとする、みたいなことかもしれない。作られた街って狙いが読めちゃってどこかくつろげない。人の気配も漂ってこない。空間デザイナーとかが作るレストランが落ち着かないのもそういう理由かも。人の「狙い」なんて一度読まれちゃうと鮮度失うからな。
男4人の食事会
2006年07月04日(火) 8:30:17
昨晩は不思議な男4人による食事会。以前も一度あったが、どうも定例会化しそうである。
前回、鮨の話になり、結局ボクとIさんが勧める鮨屋に今回行くことになった。このメンバーに鮨屋を勧めるのはちょっと緊張する。失点したくない感じ(笑)。
で、昨日行って、相変わらずボクはあの鮨の方向性は好きだなと再確認したが、他のメンバーにはどうもいまひとつだったよう。あらら参ったな。もちろん高水準であることは認めてくれたと思うが、ここまでくると趣味嗜好の違いであろう。クラシカルな男鮨で酢飯の感じもボクは好きなのだけど、Kさんとかはもっと現代風で繊細な女鮨の方が好きな感じ。Yさんはバランスがいまひとつと感じたよう。
えーと、言い訳をひとつ(笑)。昨晩は親方の握りに今までにないような雑さがあった。握りが崩れるなんて信じられない。店はすいていたので万全だったはずだが…。ううむ。ちょっと残念だなぁ。
鮨を食べ終えて二軒目。Kさんの紹介で紹介制の隠れ家へ。いやぁ、こういう店を紹介させたらKさんの右に出る人はいない。シャンパーニュと赤ワイン飲んで楽しく解散。次回はお好み焼きの隠れた名店と相成った。ひとつずつ手札を出しあっていく。怖いこって(笑)
メシについて4人ともとてもくわしいので、逆にそういう話にあまりならない。そういうところもラクチン。昨日もほんわか楽しかった。次回がまた楽しみである。
姿勢よく。ひとりで。縦に。美しく。切り込む。
2006年07月05日(水) 7:19:31
プロジェクトが重なりすぎていてちょっくら鬱。
朝5時半に起きてニュースをつけたら、北朝鮮がミサイルを3発発射していた。日本海に着弾したらしい。ニュースを見ながら、もし寝ている時突然に東京に着弾したら日本はどう対応するか、ボクはそれをどう考えどうアタマを整理して物事に臨むのか、家族や友人が殺されたとしても非戦を主張するのかそれとも違う感情に支配されるのか、など、いろいろアタマの中でシミュレーションしてみる。ま、訓練みたいなものですね。一時の感情に引っ張られず冷静に対処できるかどうか。朝からやっかいな命題に悩まされる(笑)
中田英寿選手引退。もともとビジネス指向が強い人だったようなので、29歳での引退は計算づくだと思う(いい意味で)。ただ、彼は日本人離れしたコミュニケーションをするので、日本的社会での成功は難しいかもしれない。アメリカかユーロ圏の方が向いているな。
日本的社会では言っている内容の正しさよりもその言い方の方が問題視される。低レベルのようであるが、まぁこれはこれで高度で成熟した「和」の社会。西欧にはマネできないコミュニケーション手法だったりする。来るべき超高齢少子化の非成長社会ではわりと大事な概念かもしれない。非成長的豊かさ(心の豊かさみたいなもの)を第一義として追求するような国になる気があるのなら、ではあるが。
個人的には中田の姿勢の良さが好き。背筋がシャンと伸びている。彼を見るたびに「姿勢がよいことが格好よさの基本」との思いを新たにする。他の選手の足が止まっている中、彼があの姿勢で縦にドリブルして切り込んでいく姿の美しさ。あれが彼のすべてを表している気がする。
姿勢よく。ひとりで。縦に。美しく。切り込む。
ビジネスでも、そのスタイルが出せれば、きっと成功するだろう。
27年ぶり
2006年07月06日(木) 12:17:22
昨日は中学高校の同期Sと27年ぶりに会い、ふたりで飲んだ。
Sはベンチャー企業の社長をしており、仕事で少し関係が出来そうだったのでお互いに連絡をとって会ったのだった。うわーまったく変わってねえ。ボクは相当変わったけど彼はまったく変わっておらず、昔のまんま。とても懐かしい。共通の友達の噂や懐かし話で一軒目はあっと言う間だった。
Sに会う2時間前、会社近くのエスカレーターでこれまた中学高校の同期Hとバッタリ会った。Hとは業界がいっしょなのでたま〜にすれ違ったりするのだが、このタイミングで会うのも何かの縁。「ねぇ、同期の天羽がバーやってるの知ってる?」「アモーってあのアモー?」「そう。実は今日、同期のSと27年ぶりに会うのだけど、二軒目でそのバーに行くと思うんだ」「おお、S!」「来ない?」「行く!」とトントン拍子。
Sといっしょに二軒目の青山「Amoh's Bar」に行ったら、Hはもう来ていて、天羽を含めて同期4人。しかもSの奥さん(大学の同期)とその同期までたまたま集まっていて、店の中が同年齢だらけに。しかもその中にいま仕事をしているプロダクションの社長の妹が交じっていて、途中から一瞬その社長と部下(さっきまで一緒に仕事してた人)まで合流し、わけわからん状況に。なんか気がついたらBGMのユーミンとかを合唱しているような、そんなノリ(笑)
誰が払い何時に帰ったかもよく覚えていないが、SとHはその後錦糸町に流れたらしい。ボクはといえば、4時ごろ「ちょっと起きて!」と奥さんに起こされるまでリビングで寝ていた。ううむ。飲みすぎた。いまだ酒抜けず。
上川徹審判
2006年07月07日(金) 7:18:18
誠意を持って立ち向かっていたある仕事がいかんともしがたい状況で座礁してしまい、ちょっとむなしくなっている。あーあ。わりといいキャンペーン構築だったのだけどなぁ…。これに限らずいろんな作業が錯綜していてナニガナニヤラになっている。落ち着け、オレ。
北朝鮮のミサイル発射時、米国第7艦隊を率いる指揮艦ブルーリッジがちょうどミサイルの着弾海域に近いウラジオストクに寄港中だったらしい。以前艦内を見学させてもらったブルーリッジ。マイク君も乗っている(はず)。知りあいがミサイル着弾からすぐのところにいると知ると、このニュースもまた違って聞こえてくる。彼はあの狭くて小さいベッドの上で何を考えているだろう。
W杯3位決定戦であるドイツvsポルトガル戦の主審を日本人の上川徹氏が務めることになったらしい。副審も日本人で広嶋禎数氏。日本人審判が1次リーグ以降を受け持つのは初めてだという。すばらしい。3位決定戦。とても大きなゲームの主審と副審だ。日本のサッカー自体のレベルはまだまだ低いが、世界的にトップクラスの審判を持っていることはちゃんと誇っていいと思う。ある意味ヒーロー。彼らを見るために3位決定戦を観ようと思う。あ、フィーゴも観たい。日曜午前4時。まぁなんとか起きられそう。
久々の不眠
2006年07月08日(土) 12:45:06
久しぶりに寝そびれて、ほとんど不眠で朝を迎えた。
ボクには昔不眠症気味だった時期があって(大学2年から会社員3年目くらいまで)、不眠には馴れている。徹夜も多かったしね。でも40歳を越えてから出来るだけ規則正しい生活をしようと心がけているせいか、このごろではわりと珍しい。
不眠時のコツは「無理に眠ろうとしないで起きちゃうこと」である。起きて行動しているとある瞬間にドアが突然開くように眠りがやってくる。少なくともボクレベルの不眠ではそう。でも昨晩は来なかった。
諦めて「ねじまき鳥クロニクル」第三部の続きを読んだ。再々読くらいだが、第三部の中盤からはまったく覚えていなかった。圧倒された。初読時にも再読時にも感じなかった圧倒感。よくそこまで自分の中に降りていけるものだと少し哀しくなったくらい。
読了し、朝ご飯を食べ、今度は「ノルウェイの森」を書棚から持ってきた。この小説はあまり好きではない。初読時の印象が悪い。でも上巻を読み始めるとこれはこれでまた印象が違う。なるほど歳を取るのも悪くないかも。
と、機嫌よく読んでいたら昼ご飯だと呼ばれ、ちょっとボンヤリする頭でうどんをすする土曜の昼。平和だ。いつまで続くか知らないけど。
老人確定
2006年07月09日(日) 20:26:42
だからラグビーファンなんですけど。とかブツブツ言いながら朝3時半に自然起床。前日の不眠で疲れきっているくせに朝3時半に自然起床。老人確定。
W杯3位決定戦の上川主審の晴れ姿視聴。あ、フィーゴとカーンも。でもフィーゴは後半あと10分まで出てこずちょっとがっくり。フィーゴって体臭きつそうだけどカッコいいよね。名前的にはシモン・サブローサが気に入った。シモン・サブローサ。なんとなく文明開化の音がする。
それにしても、はじめて主審注目で一試合見た。意外とドキドキするものだ。大事な試合、しかも開催国の試合で疑惑の判定とかしないといいな…。選手が不満をアピールするたびにヒヤヒヤする。でも上川主審、毅然とした態度でとても良かった。
んでもって二度寝。昼前に起きてプール。一週間ちょっと無茶したのでラクに流す。午後は娘といっしょにツタヤでCDレンタル。村上春樹全小説再読にかかっているせいか、ビーチボーイズとかブラームスとかスタン・ゲッツとかの持ってないヤツを聴きたいと思うものの、持ってるヤツしか置いていない。しょうがないのでボブ・ディランの初期の持ってないヤツなど。ついでにムーディ・ブルースなども脈絡なく。
夜メシは「印度の味」で作ったカレー。最初から「おかわりはあるけどダメ!」と釘を刺される。おかわり出来ないとなると家カレーって魅力半減する。あぁおかわりして腹一杯食べたいっ!
W杯終了
2006年07月10日(月) 5:45:49
しつこいけどラグビーファンなんですけど。とかブツブツ言いながら今日は朝2時半に自然起床。いやまだそれ朝じゃないから。朝2時半自然起床ってアンタ、普通に起きてろよっつーハナシだよ。
3時からサッカーW杯決勝戦。フランス vs イタリア。文化としても料理としてもワインとしてもどちらも好き。だからジダン引退試合の分だけフランス贔屓で観戦する。
ジダンと言えば、昔書いたこれでも登場したミーヌが「ジダンは本当にハンサム。格好いい」と漏らしていたのを色濃く思い出す。
「へぇ…まぁ格好いいけど、ハンサムなのかな?」と疑問を呈したボクに「フランスではああいう顔がハンサムなの。アラン・ドロンじゃなくて」と返す彼女。「ジャン=ポール・ベルモンドは?」「あぁ彼もハンサムよ」「ふーん…、でもジダンはハゲてるよ」「またあのハゲがセクシーなのよ。だからさとなおさんもきっと(後略)」 まぁ確かにハゲてない若い時のジダンを見てもあまり格好いいと感じないんだけどさ。
いきなりジダンのPKが(クロスバーに当たりながらギリギリ)決まる。すかさずコーナーキックからイタリアが追いつく。絞まったいいゲーム。延長後半でジダンの頭突き炸裂。ジダン一発退場。ちょっとひどい頭突きだった。引退試合なのに残念。結局PK戦になりイタリアが優勝。いいチームである。
これでW杯も終了。今回日本は自分たちの本当のチカラを知った。等身大の自分を客観視することから進歩は始まる。そういう意味で実り多きW杯だった気がする。
花火師、始動
2006年07月11日(火) 9:26:33
◆花火大会のお知らせ◆
日時:7月15日(土)夜19時半くらいから。
場所:東京都品川区東品川海浜公園(天王洲アイル)
ボクの所属する「のれそれ花火企画」による花火大会です。ある小学校のPTA主催ですので子供たち用の演出ですが、間近で見る打上花火はなかなか迫力あるものですよ。つか、隅田川花火大会と同じくらいの大きさを上げます(規模は全然違うけど)。花火師免許を持っているボクも数発上げます。お近くの方はぜひお越しください。ナイアガラもやります。場所はこのあたり。地図の矢印のところから右に入っていった公園の運河沿いが観客スペース。打ち上げ場所は小さい橋(アイル橋)を渡ったところです。もちろん天王洲アイル側からも入れます。きちんと消防・警察にも許可を取ったイベントで、安全にも最大限気をつけますが、一応自己責任でお越しください(笑) ちなみに雨や強風の場合は中止もありえます。ビミョーな場合の問い合わせ先はありませんので、そこも自己責任でおいでくださいませ。
多摩川の打ち上げ許可が厳しくなってしまい、このところ毎年この場所での打ち上げが「のれそれ」の最大イベントになっています。まぁハッキリ言って「打ち上げ花火は打ち上げる真下で見るのが一番の快感」なのですが、それは花火師しか味わえません。とはいえこの場所は運河をはさんですぐのところで花火が上がるので、迫力は相当あります。どうぞお楽しみに(品川周辺にお住まいの方なら家から見えるかもですね)。
三軒そぞろ
2006年07月12日(水) 12:41:07
昨晩は京割烹。本格的な京料理なのだが、店はとってもカジュアルで実に気楽。わりと安いし。しかもうめーうめー。ぐじ焼き、鱧焼き、明石の子蛸レモン塩、うまし。ぐじは酒蒸しか焼きか迷ったが、結局焼きにして正解。新玉葱すり流しや鰯梅煮、賀茂茄子田楽、湯葉あんかけご飯も美味だった。大きいのにやわらかく味の濃い賀茂茄子、うまかったなぁ。湯葉あんかけご飯は絶品。何杯でも行けそうだった。やっぱうまい和食はいいなぁ。ちょっと焦燥感いっぱいで疲れていたのだが、少し元気になった。
二軒目はぶらぶら歩いて知らないバーに飛び込む。古い街だったので飛び込みでも大丈夫。奇妙な店だったがわりと正解。こういう飛び込み系の遊びをもっとしたい。
で、三軒目、隠れ家蕎麦屋へ流れたら、ある方々と遭遇。こりゃまた奇遇ですねぇ。ある有名な社長さんとも初めまして。蕎麦うまし。
帰ってメール見て寝て起きたら、ジューン・アリスンが亡くなっていた。「グレンミラー物語」の奥さん役が鮮烈すぎて、たぶんこれからもずっと好きな人だと思う。そういえば甲斐智枝美も亡くなった。昔わりと好きだった。
村上春樹ばっかり読んでると「死」を身近に感じるようになる。生は表、死は裏。もしくは生が裏で死は表。死んでいても生きていても結局同じ、みたいな感覚。そういう時、春樹の主人公はきちんと髭を剃り掃除をし与えられたステップでダンスを踊る。ボクは唸るくらいうまいメシを喰い、プールに浸かる。
さて、今日はプールへ行こう。
♪ほーみーたぁーっあい
2006年07月13日(木) 8:05:58
通勤途中、iPod shuffleから思いがけず松田聖子の「秘密の花園」が流れてきた。
いや、思いがけずって言っても、自分で入れたんだから覚えはある。ポップスやジャズやクラシックなんかがランダムに流れてくる構成になっている。つか、GREENDAYの「バスケットケース」の次とかに突然あの前奏が流れてくると妙にシュール。
ここでも書いているように、別に松田聖子のファンだったわけではない。なのにいっぱい聴いたし嫌いではない。歌い手として好きなのかも。
冒頭。
♪月明かり青い岬に の「みさきに」の「きに」の部分の発声の仕方が好きなんだよなー。大学生の時みたいに何度か巻き戻して「きに」を聴いた(笑)。あと「ほーみーたぁーっあい」の「ぁーっあい」の部分も好き。なんか麻雀漫画「スーパーヅガン豊臣くん」の中でこの「たぁーっあい」の部分で踊ってた記憶が…。いや「ぎゅわんぶらぁ自己中心派」だったかも…。えーとほとんどのひとはわかりませんねいいですべつに。
昨日は夜にジム&プール。
ボクと同じようにトータルイマージョンを練習している人からメールで「TIのクロールの原理は腰のひねりによって推進力を得ることで、手で水を掻くことやキックはほとんど使わない泳法です。(中略) 腰のひねりで推進力を出すというのは、例えばスキーでスケーティングで進むような感じです」と教えてもらう。
体幹の切り替えは意識しているし、手でプルしないように気をつけてはいるし、足はツービートで泳いでいるが、どうも壁にぶち当たっていた昨今。あぁスキーでスケーティングする感じに腰を使うのか、と妙に納得するものがあり、さっそく試してみる。スケーティングみたいに腰の大きな筋肉つかってあとから手が出てくる感じね。そんなイメージで泳いでみたら意外とうまく行った。オーバーにやるとカラダがよれるのでちょっと抑え気味くらいがちょうどいい感じ。今週はもう一二回行って練習しよう。
「あ、伊藤たかみだ!」
2006年07月14日(金) 12:04:34
芥川賞と直木賞の受賞者が発表になった。
あぁ名前だけは知ってる人がいるなぁとかボンヤリとニュースを見ていたのだが、あれ? 森絵都って娘の響子が読んでいたような…。
で、聞いてみたら、響子はえらくよく知ってたよ。
森絵都の「カラフル」とか読んでるし、伊藤たかみの「ミカ!」も読了済み。他のも読んでるらしい。しかも伊藤たかみの奥さんである角田光代は彼女のフェバリットだ。角田光代の「キッドナップ・ツアー」が模試の国語の問題文で出た!と喜んで見せに来たくらい(その時は点数も良かったらしい)。
それにしても彼女が「あ、伊藤たかみだ!」とTVニュースに向かって声あげたときはビックリしたよ。おめぇよく知ってんなー。ボク知らなかったもんなー。すげーすげー。
友達と貸し借りしたり本屋で新規開拓したり、彼女なりにいろいろ新しい情報を摂取しているようで、本という父親の得意分野についても父親が焦るくらい独自のフィールドをしっかり築きつつあるようだ。とてもイイコトである。がんがん行ってくれ。本だけはいくらお金使っても許す。
というか、いままでどこか時代離れして感じられた芥川・直木両賞だが、小六の娘がよく知ってる作家が取ったというのもイイコトだ(まぁ児童小説出身とはいえ)。同時代性が肌で感じられる。娘は受賞作を読むだろうし、それによって何か新しい影響を受けるだろう。
さて。そんなことより、受賞者の作品を一作も読んでいないオレをどうにかしなくては。ええと、とりあえず「カラフル」を貸してください!>娘
大崎善生「優しい子よ」
2006年07月15日(土) 13:28:50
今年の2月5日付けの日経新聞に大崎善生氏の「守られている」というエッセイが載っていた。NYに在住する人からメールで教えていただくまで気がつかなかったのだが、探し出して読んでみるとそれはとても感動的なエッセイだった。筆者の奥さんである女流棋士とそのファンである不治の病に冒された少年との手紙の交流を書いたもの。ボクは会社のデスクで人目を忍んで泣いた。いまでもその日の新聞はデスクの上に乗っている。捨てられないのである。
そのエッセイが、先月末に発売になった大崎善生氏の短編集「優しい子よ」の表題作として私小説になっている。というかこの私小説を元にあの日経エッセイが書かれたという経緯かな。ボクとしては日経のエッセイの方が抑えた筆致で好きだが、それでも家のリビングで家族に気がつかれないように泣き濡れてしまった。ボクはいろんな愛や優しさを出し惜しみしている。心の中の密閉容器にしまい込みすぎている。照れとか損得とか自分本位とかで出しそびれてる。でもそんなのっていったい何のための人生だろう。
そんなことを思いながら、昨晩は「テンダリー」で飲んだ。ボクの疲れた顔を見て宮崎さんはさっとウンダー・モーニを作ってくれた。ウンダーベルクのスプモーニ。心の焦燥を柔らかく包んでくれるような涼やかなカクテル。それは出し惜しみのない優しさで満たされていた。なるほどバーテンダーというのはそういう仕事なのだな。料理人も同じ。尊い仕事だ。きちっと受け止め一杯で店を出る。さてと。ちゃんと生きようっと。
やっぱ見る側より打ち上げる側!
2006年07月16日(日) 8:30:31
昨日は花火大会。花火大会といっても、そこらの店で買ってきたオコチャマ花火を上げる内輪のものではない。メインは3号玉15発。ちなみに隅田川花火で上げられる最大がその3号玉。わかります? つまり、小規模ながらも、東京で上げられる最大級の花火を上げる大会なのである。
ボクは花火師として打ち上げ側なので4時集合。まず筒をセッティングし、その後ナイアガラのポール立て。今年は過去最長の4連ナイアガラを運河を横切って渡す。ポールもワイヤーもそれぞれ重くて長い。男10人くらいで必死に立てる。これだけで疲れ切るくらいの重労働。結果、奇跡的と思えるくらいうまく張れた! がっ! 張った直後に雨が降ってきやがった。うわ〜花火が濡れる〜。でも運河の上に張ってしまったのでもう取り返しがつかない。あ〜あ…。
小休止して雨が止むのを待つ。結構本降り。昼にものすごい雷雨があったのだが、もしこのまま雷雨になったら中止かな…とか危惧しつつ、自分の「晴れ男」を信じる。人生と一緒で、信じていると晴れるのだ。晴れろ晴れろ晴れろ…。
と、開演1時間前くらいに雨が上がった! というか晴れわたった! やりっ! 晴れ男認定! ナイアガラがどの程度湿気たかわからないが、とりあえず打ち上げは出来そうである。
7時半、打ち上げ開始。
直前の雨にも関わらず、なんと今年は観客1500人集まったとか。1500人! すげ〜。消防士や消防団の方々も40人くらい出ている。警備の人、ボランティアの人を入れると100人体制。これまたすげ〜。一方花火師はたったの10人。失敗できないぞ。自ずと気合いが入る。
1発目はMCでもある師匠が火入れ。ドゴババーーーン! ぅぉおお〜〜! 観客の歓声がすごく大きい。
ボクは2発目を火入れさせてもらう。
一年ぶりだし、3号玉だし、やっぱ緊張する。最近では離れたところでの電気点火が主流なのだが、わが「のれそれ花火企画」は筒の真横で手で点火する。ひとつ間違えば死ぬ。こえ〜。
観客のカウントダウンに合わせて即火線に火を入れる。
ズバシュッ……(しゅるしゅるしゅる)……ドゴババーーーン!
ぅぉおお〜〜〜〜〜パチパチパチパチ!
真上で花開く3号玉。やっぱ3号玉はでかいわ。一般に3号玉は高さ120mで直径35mの花が開くという。あぁ久しぶりの快感! ちょっと遅れて聞こえてくる観客の歓声と拍手もこれまた快感! やっぱ見る側より打ち上げる側! 遠くで見るより真下で見る花火!
基本的に小学生相手だし(ある小学校のPTA主催で、我々花火師はそこに依頼された格好)、打ち上げ場所のすぐ横にあるアイル橋の通行を待って一発一発上げるので相当間延びした花火大会なのだが、プロでない花火師たち(主メンバーは小学校の先生、主婦、サラリーマン←ボク)にとってはこれが精一杯。今年も事故なく上げられて良かった…。
雨に濡れて湿気が心配された最後のナイアガラも奇跡的に火が入り、大拍手で終わってジ・エンド。4連ナイアガラは見ごたえあるなぁ。苦労してポール立てた甲斐があった。運河に映るナイアガラのきれいさはまた格別なもの。
終わって後片づけと掃除。やっとビールにありつけたのが午後10時。打ち上げ場所でそのままみんなで乾杯。いや〜楽しかった。とはいえ準備から乾杯まで正味6時間、マジで疲れ切ったよ。
ふらふらになりながら帰宅。汗でベタベタのカラダを洗って(昨日は36℃)、ちょっと火傷した手に軟膏塗って、即寝。夢も見ずにぐっすり。夢とは起きてる時に見るものなのだ。
彦山権現誓助剣
2006年07月17日(月) 10:11:15
昨日は歌舞伎。「親子で楽しむ歌舞伎教室」ってヤツで去年も行ったもの。響子が気に入ったようなので今年も国立劇場まで出かけてきた。わかりやすく解説してくれるし、イイトコドリみたいな構成になってるし、なかなかいいのである。
演目は「彦山権現誓助剣」(ひこさんごんげんちかいのすけだち)。「毛谷村」という題名で知られている名作らしく、いわゆる義太夫狂言らしい。義太夫演奏者が舞台上手(かみて)で三味線をバックに義太夫節を唸る。こんなに長く義太夫聞いたの初めてかも。こりゃ落語でハっつぁん熊さんが逃げ出すのもよくわかる。大家のヘタな義太夫なんて悪夢だよなぁ。
出演は中村梅玉、中村松江、中村芝雀ら。外国人も多く観ていたけどたぶん退屈だったろうなぁ。展開が遅いので、日本人には耐えられるけど、なにがなにやら分からなかったことだろう。響子は「おもしろかった!」と満足げ。そりゃ良かった。またいい演目があったら行きましょう。
帰ってから久しぶりにブラームスを正対して聴く。ピアノ協奏曲の2番。なんか歌舞伎で時間感覚が伸びたので、ブラームスあたりがちゃんと聴けるかもと思ったのだ。でも途中で寝た(笑)。4楽章で起きて最後までなんとか聴き、サラダとパスタの夜ご飯。花火のポール立てで腰をグギッとやったのが響き少々腰痛気味。静かに食べて静かに就寝。ベッドの友は「海辺のカフカ」上巻。ゆっくり再読ちう。
「今」を生きるって?
2006年07月18日(火) 4:58:36
カラダの節々が痛く、花火大会でのポール立てなどの筋肉痛かいなと思っていたが、どうやら珍しく風邪ひいたらしい。昨日の午後からだるくなり、喉も急に腫れ上がった。ううむ。モノ食べるにも一苦労状態。今晩はフレンチ会食なのになぁ。参った。熱計ったら37.5度くらいなので、まぁオコチャマ風邪ではあるのだが。
「海辺のカフカ」再読了。初読時はこんな感想だったが、今回は、そうだな、より深く「空っぽな存在としてのナカタさん」に惹かれた。もしくは「間にある存在としてのナカタさん」。彼を通してこの物語は「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」とつながっている。
「間」に入り込んだ天然ホシノちゃんの存在も初読時では読み切れてなかった。「世界の終わり」の門番を思わせるカーネル・サンダースも。そして15歳のボクはある意思(資格)を持って「間」に入り込みそこから出てくる。keyになるのは愛と記憶(図書館も絵も歌もみんな「記憶」のメタファーだ)。
「記憶」って人生そのものだし、「現在」ってそれを認識した時点ですでに「過去」であり「記憶」である。「現在」を生きるってことは「記憶」の中に生きるのとニアリィ・イコール。じゃあ「今」を生きるっていったい何なのだろう? ベッドでうつらうつらそんなことを考えてた。つか、そんなこと考えてるから熱が出るのだ。寝なさいね。
若い人たちとフレンチ
2006年07月19日(水) 9:27:35
喉の痛みで寝られないほど。ネットを見るとプール熱(アデノウイルス)が大流行しているようで、これか?と疑う。だって「感染源:汚いプール」とか書いてあるし。潜伏期間も5〜7日と長い。この7日間でボクは違う2つのプールに行っている。ううむ、アソコが臭いな。ってアソコが臭いのではなくて、あのプールがどうも怪しいな。
とはいえ、高熱を発してないのでプール熱ではないのかも。結膜炎も出てないし。とりあえず喉が痛くて寝られないので「中国行きのスロウ・ボート」など読んでいた。最初期の短編集。ムラがある。相変わらず「午後の最後の芝生」と「土の中の彼女の小さな犬」は良い。
喉の痛みと微熱をおして、夜は西麻布「アルモニ」で7人の食事会。普段フレンチを食べ慣れない若者も多く参加。それぞれに感銘を受けていたようである。まぁやっぱフレンチは圧倒的にうまいもんね。連れていった甲斐があった。みんなイタリアンはよく行くようだけどフレンチはあまり行かないという。値段も変わらないのになぁ。
あらかじめ予算を言ってその金額内で料理とワインを仕切ってもらったのだが、こういう頼み方も大事。知った店では、こうやって店側に任せてしまうと少々安い予算でも上手に仕切ってくれる。食べ終わったあと若者たちは「○万○千円くらいですか?」と予算の倍を予想していた。「いやいやその半分以下」と予算を言うと愕然。そして喜ぶ。そう、そこらの居酒屋に払うくらいの値段でこれだけの料理とワインが楽しめるのである。しかも3時間以上ちゃんとしたサービスを受けながらゆっくりくつろげるし。この頃ではジャケットもネクタイもいらない店多いし。ね、フレンチっていいでしょ? と、ジバラン時代みたいに久しぶりにフレンチ啓蒙してしまった。
殺木
2006年07月20日(木) 12:19:09
喉の痛み取れず。微熱も取れない。なんかしんどいなぁ。病気って久しぶりにするとしんどいね。我が身の健康を疑わない傲慢な日々を諭してくれている感じ。ありがたいことだ。
以前このエントリーでも書いたが、近所の大木が4本、醜く切られた。「この〜木なんの木♪」みたいに丸く広がっていた枝や葉がすべて切られ、単なる一本の太い棒と化したのであった。でもその後ずっとそのままだったので、これはある種の剪定なのかなとホッとしていたのだが…。
昨日、不意打ち的に4本すべて根元から伐採されてしまった(!)
クレーンで吊って次々と大木を倒していく。きっと木がないほうが敷地面積も大きく取れるし四角いプレハブ住宅も建てやすいのだろうけど、たったそれだけの理由で切られてしまう大木たちが不憫でならない。実に大きく威風堂々とした誇らしい木だったのだ。でももちろん木は何の抵抗もできない。されるがままに分断され木っ端になってトラックで運ばれていく姿の哀しさよ。誇り高きアスランが悪鬼邪鬼たちに穢されるのを見ているようだ。気分が悪くなる。これは完全な「殺木」である。
敷地には誇らしげに某私鉄系不動産企業(有名)の幟がたくさん立っている。逆効果だよ。はっきり言って近隣から憎まれているよ。
あーあ、なんだか引っ越したくなった。次々と小さく分割され、目印になるような木も迷いなく切られ、趣ある旧家もどんどん消滅していくこの土地に、今は何の愛情も誇りも持てない。
プール熱だった!
2006年07月21日(金) 6:54:44
今朝起きたら右目が開かなかった。目ヤニだ。え?目ヤニ? 鏡見てみると真っ赤に充血。プール熱じゃん! アデノウィルスじゃん! やっぱそうだったのかぁ。
【咽頭結膜熱】(プール熱)
主としてアデノウィルス3型が起こす。主症状は高熱・咽頭炎・結膜炎。熱が出て頭が痛く、食欲不振と全身倦怠感がある。咽頭炎によって喉が痛くなり、結膜炎にともない目が充血、眼痛、明かりがまぶしくなるとともに、涙目になり目やにが出て、3〜5日間程度持続する。また、頚部特に後頚部のリンパ節が腫れて触ると痛いことがある。
潜伏期は5〜7日とされる。夏にプールを介して流行することがあるため、プール熱とも呼ばれているが、プールに入らなくても飛沫や糞便を通して感染する。うがい、手洗い、プールの塩素消毒などで、ある程度予防できる。学校伝染病の一つであり、主症状がなくなった後、2日間登校禁止となる。
大の大人がオコチャマの病気に罹るなよ!って感じだが、高熱にならなかったのはボクが大人だからだろう。子供だと38〜40度の高熱が4.5日続くらしい。あぁ響子にうつっていたらヤバイなぁ。それにしてもずいぶんしんどかった。喉はありえないくらい痛いし、全身の関節も痛かった。食欲はあったけど(笑)。
プール熱は今年大流行しているようで、ボクもまぁプールが感染経路なのだろう。潜伏期間に2つプールに行っていて、もし1つ目のプールで感染してたとすると、2つ目のプールではボクが感染源になっていた可能性もある。申し訳なし。体内から完全に菌が消えるのに(症状が出てから)3週間かかるというから、8月10日くらいまでプールには行けないなぁ(悲)。
このウィルスにきく薬はないらしい。寝とくしか治療法はないという。症状が出だしてもう5日経つのでそろそろ終盤だろうけど「主要症状がなくなった後、2日間登校禁止」というから、感染力が強いんだな。悪いことに昨日から咳が出ている。会社に行ったら菌を振りまくことになる。今日も休むしかないか…。うーん、打ち合わせが…。
タッチ、タッチ、ここにタッチ♪
2006年07月22日(土) 10:49:25
目は見えない。喉は痛い。咳もとまらない。の、三重苦。菌をまき散らすから会社にも外食にも行けない。家族からもバイキン扱い。「キャッ、触らないでっ!」とか叫ばれちゃう大黒柱なワタクシ。まぁたしかに受験勉強中の響子にうつったら大変だ。手から間接感染するのでなるべく物に触らないで生きなければ。冷蔵庫も戸棚も触らない。ドアノブとかもなるべく触らない。冷蔵庫から Vittel を出すのも戸棚からコップ出すのも人の手を借りる。コップはすぐ洗う。マスク常用。消毒液も持ち歩いてすぐ手を消毒する。家族の3m以内には近づかない。犬の頭を介して感染する可能性もあるので犬をヨシヨシもできない。と、こんな風に珍しい人生を送っている今日この頃、岩崎良美の「タッチ」が愛唱歌。
とはいえ切迫した仕事が数本あって、電話とメールを駆使して対応。ネット上をファイルが飛び交う。家にいてケータイの電池切れは初めて。いったい何本電話したことか。まぁでも技術の進歩はありがたい。5年前なら這ってでも会社に行かなければいけなかったところ。ありがたいかどうかは考えようだけど。
「国境の南、太陽の西」「スプートニクの恋人」再読完了。「ノルウェイの森」と合わせて恋愛三部作、なのかな。カラダで実在を確かめる行為が実に美しい。「こちら側」の象徴としてのSEXをどんどん突き詰めていっている最中の村上春樹。「国境の南、太陽の西」で突き詰め切って、「スプートニクの恋人」で裏側に出た感じ。そこにはリアルな交わりという意味でのSEXはもうない。もうひとつ突き放してテーマをふんわり浮かばせている感じ。回転木馬が人工衛星になって三次元になった感覚に似ているなぁ。
「ねじまき鳥クロニクル」までは、理由なき暴力というテーマも明確に現れていたが、これと「スプートニクの恋人」の間で起こった阪神大震災と地下鉄サリン事件、そして自らの「アンダーグラウンド」で、明確にこの辺のテーマ性が深く沈降したみたい。「スプートニクの恋人」で沈んで、「海辺のカフカ」でカタチを変えて表出し、「アフターダーク」に至るということか。
村上春樹再読行も長編はあと「アフターダーク」を残すのみとなった。どうせ何にも触れない日々。ベッドでゆっくり紐解こう。
「山」
2006年07月23日(日) 8:05:29
あぁアデノウィルスのせいで早稲田の會津八一記念博物館でやっていた國吉清尚展に行けなかった。とっても残念。昨日の最終日、よっぽど行こうと思ったのだが、あまりに体調が悪く無理であった。なんだか寝てばかりいる。
「アフターダーク」が本棚に見つからず、アリャもしかしてこの「山」の中にあるのか、と嘆息。
ニューヨーク長期出張で2004年1月で途切れてしまった「おもしろ本」の更新だが(せっかく1995年からずっと続けていたのにねぇ)、一応それ以降読んだ本は「いつか書こう」と部屋の隅に「山」となって積んであるのである。もう200冊以上になっているだろう。書き終えていないから本棚にもしまえない。行き場のない本の「山」。
「アフターダーク」は2004年9月発売なので、確実にこの「山」の中にある。この「山」の奥から本を掘り出す覇気が今はない。村上春樹集中再読もここまでか…。つか、この「山」、いつどうやって崩すつもりだ? 家族からも文句噴出である。ううむ。とりあえず「おもしろ本」を再開して「山」がこれ以上高くならないことから始めないと。
伊勢丹「大沖縄展」
2006年07月24日(月) 8:30:04
新宿の伊勢丹で26日(水)から「大沖縄展」が催される(31日まで)。
それに合わせて山本彩香さんも上京。昨日「豆腐ようを900個、しゃこ貝の豆腐よう漬を360個、作って詰めるのに大変な思いをした」と電話があった。気の遠くなるような手作業、お疲れさまです。「山本彩香」の豆腐ようは毎日150個限定。しゃこ貝のは毎日60個限定らしい。そのうえ娘さんとのコラボ「母娘弁当」を毎日100個限定で売るという。
他にも「うりずん」の「どぅる天」(毎日220個限定)、「きしもと食堂」のすば(毎日600杯限定)などが出店するらしい。「うりずん」と「きしもと」を引っ張りだしたか…。伊勢丹だなぁ。どぅる天を売ってくれるのはうれしいが、こうなると山本彩香の「どぅるわかしー」も売って欲しくなる。
さて、どう回るか。
午前11時ころ行って、まず母娘弁当、豆腐よう、しゃこ貝、どぅる天を確保してから「きしもと食堂」のすばをさっと食べ、そのあと屋上へ出て「オリオンビールのビアガーデン」でオリ生を飲みながら母娘弁当とどぅる天をつまむ、というルートかな。ビアガーデン内に弁当持ち込めない場合はどっか屋上のベンチでね。
んでもって会場に戻って瑞泉やら忠孝やら久米仙やらの試飲巡り。いい加減に酔っぱらったらウコンを買って飲む、と。その後また屋上に上がって島唄ライブなどを聴きながらオリ生という手もある(スケジュール表見ると島唄は夕方以降が多いが)。半日酔っ払いコース。土日か会社半休か。
山本彩香さんも上京するが、岩田守弘さんもロシアから来日する。今週は盛りだくさんだ。アデノウィルスもほぼ終盤なので、マスクして、握手などの接触をしなければおふたりにうつすこともないとは思うが、極力気をつけよう。
そうそう。お見舞いメール、たくさんありがとうございます。なんとか目も開き(最初期に眼科にすぐ行ったのが良かった)、熱も引き、喉も回復。あとは咳とだるさって感じです。超安静にしてたのが良かったのかも。
娘的チャップリン初体験
2006年07月25日(火) 6:59:57
ほぼ完治かなぁと思っていたが、今朝はまた喉が痛い。フィニッシュをいい加減にすると長引くので慎重に。とはいえ今日はさすがに出社。そろそろやばい。
かぜさんからメールで「この頃、健康でいるための頑張りがちょっと過ぎているように感じられました」と指摘されドキッ。プールは健康のためというよりは趣味だったのだけど、まぁ仕事も家庭も外食もプールも読書も花火も、って欲張りすぎていた部分はあったかも。身体が悲鳴あげてたのかもしれませんね。「仕事が過酷なんだから、身体はもっと甘やかしてやった方がいいんじゃないの?」とありがたいお言葉。その通りでございます。ありがとうございました。
ただ、プールは「面白い盛り」だったことは確か。伸び盛りってヤツ。でも、プールにあれだけイレアゲタあげくプール熱でダウンってオチは世の中的に笑われても仕方がないので、少々ペースを緩めまする。
昨晩、NHK-BS2で、チャップリンの「黄金狂時代」と「犬の生活」をやっていた。
娘に聞いたら「チャップリン? 知らなーい」と言う。まー知らないだろーなー…。とはいえ知っていて欲しい親心。あの笑いが今の時代の子供に受けるかなぁ、のんびりしすぎてやいないかなぁ、サイレントって退屈に感じないかなぁ、とか心配しながら試しに観せてみた。チャップリンこそ現代の笑いの原点にして完成形なのだよ的講釈を(少しだけ)たれながら。
結果。大受け。笑い続け。せつない場面では泣きそうになってるし、緊迫した場面では「わ〜、危ない〜!」とか叫んでる。異様に気に入ったらしい。さすがチャップリン。普遍にして新しい。
ほーかほーか、じゃツタヤで他のもいくつか借りて観てみようね、と妙にご機嫌になるワタクシ。新しい人に古い映画を認められるとなんでこんなにうれしいのだろうね。 ←それはアンタが古い側に立っているからです
岩田さんと「眞由膳」
2006年07月26日(水) 8:43:55
世界トップのボリショイ・バレエ団で第一ソリストをやっている岩田守弘さん。ボリショイにおける唯一の日本人ダンサー。野球でいったら野茂かイチローかというくらいすごい人なのに日本では全く無名。数年前に彼と知りあって以来、なによりも彼の人柄の良さに惹かれ、個人的に彼のマネージャーというか応援団東京支部長(本部は岡山:岡山に彼の最大の理解者がいる)を買って出ているのだが、昨晩は短期来日中の彼と、彼をTV番組とつなげてくれた人と西麻布「眞由膳」で会食。
今回、彼が出演する番組は関西ローカルの「セカイノ・ドコカ・デ」。
読売テレビで日曜の夜9時54分〜10時まで。「行列ができる法律相談所」のあとの6分である。8月6日(日)から数週にわたってオンエアされるらしい。ロシアでの彼の日常をロケで撮ったもので、改築中のボリショイ劇場にも潜入しているらしい。関西の方はぜひ見て下さいね。
「眞由膳」は二回目。前回ご飯まで行き着けなかったので、今回は〆の鮎ご飯までしっかり食べた。味噌汁のリクエストがきくので、昨晩は熟考の末「なすとミョウガの赤出し、ちょっと濃いめ」をオーダー。嗚呼大好きです茄子茗荷。じゃがいもとタマネギという組み合わせも好き。シンプルにシジミも好きだけど。どちらにしても濃いめの赤出しが好み。口の中を濃いめの赤出しの匂いでぷんぷんさせて歩く帰り道も好き(笑)。
燃える人さし指
2006年07月27日(木) 9:13:14
昨晩は岩田守弘さんの実家にお呼ばれ。一緒に来日してる奥さん(オリガさん)のロシア家庭料理をいただいた。オリガさんの手料理はモスクワも含めると4回目かな。ロシアの食材をわざわざ持ってきて料理してくれるという本格ぶり。味もそうだが色が違うの。ボルシチとか金赤だし。マジで毎回びっくりするほどうまい。
食後、今日のメインイベントである70度のお酒「PASSOVER SLIVOVITZ」の一気飲み。
パッソーヴァ・スリヴォヴィッツ。プラム・ブランデーともプラム・ウォトカとも言われるスリヴォヴィッツァの中でも最高クラスの度数を誇る。樽熟の甘い香り。これを一緒に飲みたいとロシアからわざわざ持参してくれたのだった。
「このお酒はね、ポーランドのお酒なんですけどね、飲み方があるんですよ」と岩田さん。
「まず人さし指を口に入れて舐める。その後、お酒の入ったグラスに指を突っ込んで浸す。んでもってライターでその人さし指に火をつけて燃やします」
「ひえ〜〜!」
「ボクがあっちで飲んだのはもうちょっと度数高かったんで燃えたけど、コレは70度だからなぁ。燃えるかなぁ」
「も、燃やさないとダメっすか?」
「ダメです! 味が違います!」
「……(ほんまかいな)」
「でね、佐藤さん、ライターで火をつけて、指が燃えたらすぐ火ごと口に入れてしゃぶるの。それからすぐにグラスを一気飲みするんです。そうするとうまいの!」
……な、なんちゅう飲み方や。
ポーランドでポピュラーな飲み方かどうか知らんが、とにかくそれが正式だ!と岩田さんは主張する。それではまず岩田さんから。岩田家族、佐藤家族の目が集まる。
「こうでしょ。グラスの酒に人さし指を浸して…ライターで………アチッ!」
爆笑。でも、青い火が人さし指から確かに立ち上り、それを急いで口に入れ、そのままグラスを一気飲みする岩田さん。カンッと乾いた音を立ててテーブルにグラスを置く。「プハーッ、うまい! はい、次、佐藤さん!」
ううむ…。
でも肚を決めてトライ。花火師だしな(関係ない)。
指を舐め、酒につけ、いざライターで点火。
……どわアッチィ!
指の先はあまり熱くないが、指の根元、つまり酒がついているとことついてないとこの境目あたりの皮膚がチリチリ燃える(あぁなるほど。この境目がヤケドしないように先に指を入念に舐めて唾液で囲っておくのだな)。
観衆に言わせると「人さし指の青い火をしばらくボーッと見てた。そりゃ熱いわ」らしい。だってキレイなんだもん。とはいえ見てたのはほんの0.8秒。急いで口でしゃぶる。焦ってるから味なんてわからん。その後すぐに一気すると、なんだか焦げ臭い味と混ざって妙に香ばしい。ん? こ、焦げ臭い? あ! 数本しかない指の毛が全部燃え、キレイに脱毛されてます!
「ね、味が違うでしょ? ほら、次、優子さん!」と、嫌がる優子もオリガさんもやらされ、みんなでキャーキャー盛り上がる。いやぁこんな飲み方聞いたことない。ポーランドでは4本指でやる強者もいるらしい。燃えた指を順々に口に入れていくので小指は相当時間燃え続ける。うひょひょひょ。
70度の酒なので調子に乗って飲んでるとボーッとしてくる。
あぁ楽しいなぁ。こういうおバカな時間って人生そのものだよなぁ。明日のことを考えずにこのまま70度の世界におぼれちゃうのが筋だよなぁ。とか思いつつ、明日の仕事を考えて適当なところで切り上げちゃう小市民なワタクシ。でも本当に楽しかった。岩田さん、ありがとう! また!
守備力アップ
2006年07月28日(金) 12:02:25
かねてより「もし強盗や変質者が家に押し入ってきたら、家長としていかに闘うべきか」という壮大な脳内シミュレーションをしているワタクシではあるが、「うちには武器がない」という致命的な事実があり、「イスを持って相手を近づけないように脅しつつ台所まで走っていって包丁を手に取る」とか「手近な物をぶん投げて脅しつつ家族を呼んでドアを閉め、閉じこもって110番する」とか「でかいバランスボールを胸に相手を壁際に追いつめるのも意外とイケルかも」とか、不毛な想像に終始していた。勝てねぇよそれじゃあ。ま、早いとこ木刀でも買っとけ、っちゅう話なのだが、この度めでたくとっても強そうな武器を手に入れたのである。
岩田さんがお土産としてロシアから持ってきてくれたコレである(←クリックすると写真が見れます)。
こえ〜。なんだかドラクエに出てきそうである(笑)。ボガティリというロシア独特の武器らしい。本来は鉄でできているものらしいが、これは木で出来ている。そこそこ重く、丈夫である。これでぶったら頭蓋骨に穴あけるくらいは出来そうだ。ヒゲの大男がこれを振りかざせば相当怖いに違いない。よしよし。
ということで、佐藤家の守備力は15くらいアップした。備えあればヨーロレイヒ。ボガティリひとつでずいぶん能力アップしたように感じられる今日このごろ。
テレビCM崩壊
2006年07月29日(土) 9:03:44
2004年末くらいから講演に呼ばれることが増えた(決して自分の力ではなく、たまたまそういう部署にいるから、だけど)。
そこでは事例をいろいろ示しつつだいたいこんなことを話す。
「ここ数年、消費者がガラリと変わった。情報洪水、成熟市場、ブロードバンドの普及などにより、情報の受け手であった消費者が送り手にも変わり、メディアの選択の仕方も激変した。彼ら自身すでにメディアであり、広告で説得すべき対象から一緒にブランドを作り上げる仲間にとっくに変わってきている。消費者がこのように変わったのだから、彼らに伝える広告の手法もトラディショナルなものから脱皮しなければいけない。テレビCM的なプッシュ型から、よりコンテンツ化したプル型へ。CGMを介した新しい伝達手段へ。代表的な例として、メディア・ニュートラル、ブランデッド・エンタテインメント、BUZZ(バイラル)などがある。いずれも、賢くなった消費者に見透かされぬよう細心の注意を払って取り組むべき手法である。そして、今後の主流はたぶん……云々」
この「テレビCM崩壊」という本は去年、NYでの「Branded Entertainment Summit」に参加したときに講演を聞いてとても面白かったJoseph Jaffe氏の本。その時一緒に講演を聞いていた織田浩一氏が「この本、訳して出そうと思ってるんですよ」と言っていたのをよく覚えている。とうとう出版、ということで予約し、出てすぐ読了。
ここ1,2年の、そしてこれからの広告の大変革をまとめた本で、著者独特の言い回しが多少読みにくいのだが、広告に携わるものとしては必読の一冊だろう。「崩壊する」という予言ではなく「崩壊した」という事実として語っていることを重く受け止めなければいけない。というか、これを読んで「へー」とか言っているプロがいるとしたらかなりヤバイ。書いてあることは危機意識が少しでもある人たちにとってはとても常識的なことだ。
ボク自身、トラディショナルな広告会社の"アン"トラディショナルな部署にいて、身に染みて危機感を感じているというか「背中は冷や汗でビッショリ」なのであるが、ボクは、外からではなく中からの変革を模索していきたいと思っている(間に合えば)。変化はチャンス。危機もチャンス。でもなぁ「針の穴を通すコントロールで頭をかすめるビンボールを投げないといけない」からなぁ。
大沖縄展と古月新宿店
2006年07月30日(日) 13:07:27
先週の平日の夕方遅め、なんとか時間を作って伊勢丹に行けた。大沖縄展。
山本彩香さんに会うときはいつもなにか奇跡的なことが起こるのだが(前回はホテルの朝食でNYで会った友達と偶然隣あった)、今回もビックリがひとつ。伊勢丹前を歩いていたら、NY在住の仕事仲間にバッタリ出会ったのであった。ボクが新宿のこの辺に出てくるのもレアなら、彼が来日するのもレア。同じ時間にこんなとこ歩いてるなんてもっとレア。うひゃあ!
しばらく話したあと固く握手して別れたが、メールやネットでなんだか世界が狭く感じられるこの頃、昔ほどの重みはないかも。軽く「またね〜」って感じで別れる。だっていつでもメールのやりとり出来るし。やろうと思えばビデオチャットでも顔見れるし。一期一会感がなんだか減ってきたなぁ。いいことなのか、悪いことなのか。
で、6階に上がって彩香さんの売り場へ。
前回お会いしたときより元気そう。営業を週4日にしたのがいい意味で効いているのかな(2006年6月から月木金土の週4日営業になったので、行かれる方は注意)。営業再開で何かが吹っ切れたのだろう。70歳超にはとても思えない顔艶である。
夜ご飯をご一緒することにしていたが、それまでちょっと時間があったので、ひとりで「きしもと食堂」ですば食べたり、その辺で試食を繰り返していたら「もう行きましょう!」と彩香さん。あらら、お腹がいい感じに一杯なんですけど…とか思いつつ、伊藤さんに勧めてもらった「古月 新宿店」へ友人の作家さんも含めて4人で向かう。伊勢丹から近くていいな。それにしても彩香さん、一日売り場で接客したあとなのに、リュックを背負って颯爽と歩くではないか。まったく若くて参る(笑)
いやぁこの店、良かったなぁ。伊藤さんありがとう。彩香さんもとっても気に入ったらしく、伊勢丹に来るときはココに来ようと名刺をもらってた。4800円の充実したコースを食べて解散。次に沖縄に行けるのは秋かな。それまでお元気で。ちゅうか、彩香さんよりボクの方がずっと弱っている。がんばらねば。
映画「ハチミツとクローバー」
2006年07月31日(月) 7:34:12
映画「ハチミツとクローバー」を家族で観に行った。
原作のマンガは読んでないが、予告編を見てなんとなく「いい予感」があったし、大作でも問題作でもない気楽な映画が観たかったのもあった。話題のマンガのストーリーをたった2時間で知れるのもいいしね。
で、思った通りの佳作だった。そっと大事に作った感じの空気が心地よい。細部まできっちり凝って演出されていつつ、演出しすぎてないというか、CM的演出と映画的演出の合体感がちょうど良かった感じ。ピンぼけ多用もギリギリOK。
それにしても若手俳優陣が抜群でビックリしたよ。森田役の伊勢谷友介と真山役の加瀬亮が特に印象的。うまいし存在感あるし目が離せない感じ。いや、櫻井翔も蒼井優も関めぐみもいいのだが、特にあのふたりが良かった。このごろの若手ってイイね。検索したら伊勢谷友介って「CASSHERN」の主役か。あれ、そうだったか。ううむ。「雪に願うこと」「嫌われ松子の一生」なんかにも出てるらしい。見てみよう。というか、この頃邦画がいいので、ちゃんと追いかけたいと思いつつ。
年寄り系(笑)では堺雅人がいい雰囲気だった。利重剛がちょい役で出ていてニヤリ。意外と好きなんだ、役者としての利重剛。なんか「父母の誤算」という古いTVドラマでの彼の印象が強くて、それ以来ずっと好き(監督作品はあまり見てない)。この番組は「教育は死なず」という本(わりと好き)をドラマ化したもので、ボクが大学1,2年の頃だから1981年か82年かな。利重剛の役者デビュー作。今はイイヒト役が多い村田雄浩の不良役も印象強い。ボクの中では村田雄浩はいまでも超不良(笑)。
映画を観終わってふと気づくと喉が痛い。再発しちゃったか…。ちょいと焦りつつ帰宅。早めに就寝。




