2006年6月 アーカイブ

今日から45歳

2006年6月 1日(木) 7:14:33

今日から45歳。
四捨五入したら50歳と考えると人生もそろそろ終盤って感じがしなくもないが、70歳くらいに人生のピークを持ってくるとするとまだまだ「人生の初夏」あたり。伸び盛りである。人生のピークまであと25年。何をやるにしてもほぼ無限の可能性がある。何でも出来るなぁ。何からやろうかな。

デズモンド・モリスが書いた本の中に、92歳の男が美しい少女を見て「もう一度70歳になれるのなら何でもくれてやる」と嘆いたという話が出てくる。92歳から見たら70歳なんて「可能性の塊」に見えるのだろう。その70歳から見たらボクなんて可能性の塊どころではない。まさに無限の地平が開けて見えるだろう。

ボクもたまに「30代に戻れたら」とか考える(20代には戻りたくない:笑)。もし戻れたらアレをやってコレをやって、とか若さをうらやむわけだ。でも、そんな無駄な計算してないで今すぐやればいいだけのこと。

タテル・ヨシノ

2006年6月 2日(金) 6:55:36

誕生日の一日は朝プールから(笑)
というか、飲んだ翌朝にプールする快感を知ってしまい、このところよっぽどの二日酔いでなければ出社前にプールすることが増えてきた。軽〜く中毒かな。でも反動で飽きてしまったらモッタイナイのでいい加減にやろう。

出社して午前中にバタバタと仕事を終えてサッと午後半休。昼は優子のおごりで「レストラン・タテル・ヨシノ」へ。芝パークホテルの本店の方ね。6/1は響子の小学校も創立記念日で休みなので家族3人で行けた。

昼とはいえアラカルトで組み立てて3時間弱ガッツリ食べる。楽しいアミューズ2品から始まり、仔ヤギのカルパッチョ、松木一浩さんの季節野菜のエチュベ・グリーンソース、鳩のトゥールト。松木さんというのは「タイユバン・ロブション」で総給仕長を務めた人。40歳を機に農民になり、レストランを深く知る立場で有機野菜の提供をしているらしい。その人が作る野菜をエチュベしたものを、アラカルト・メニューにはないソースでさわやかに和えてもらったものなのだが、これが実にうまかった。本日の白眉。「コート・ドール」のエチュベの印象をボクの中では越えたかも。
仔ヤギは喜界島産(シェフの出身地)。ヤギ好きのボクとしてはもう少し臭みがあってもいいくらい。でもちゃんとまとまっている。メインの鳩はフォアグラとトリュフを胸肉で挟み、その周りを手羽などのミンチで包んだものをパイ包み焼きしてあり、モダンなバランスを持っていた。あと少し深入りするとクラシカルでしつこいぞというギリギリの線。うまい。

涼しい那覇にて

2006年6月 3日(土) 8:53:31

週末を使って沖縄に逃避中。
いやーさわやかで涼しくて……って、おい。東京より涼しいとはなんたること! 那覇空港を出た途端に感じるあのムワ〜ッとした熱気がないと沖縄に来たって感じが全くしないなぁ。

沖縄へはあるプロジェクトで。仕事ではなくボランティア。だから多少お気楽な旅ではある。沖縄のゆるやかな空気の中で肩の力を抜いて来し方行く末など考えよう。

夜に那覇に着き、そのまま久茂地に出て「なかむら家」。以前連載していた美ら島物語編集長と久しぶりの再会。オリオン飲んで泡盛飲んで。あぁ心が開いていく。スルル(きびなご)の唐揚げ、からしな炒め、うまし。1時間半ほどふたりで食べて飲んで3000円。安〜。
二軒目は「カラカラ」へ。沖縄の雑誌「カラカラ」が出した新しい店。久茂地に一軒、桜坂にもう一軒ある。久茂地の店に行ったら、桜坂の方に雑誌発行人である阿南さんがいらしているとのことで、桜坂の店の方へ。ちょっとだけお会いしたことがあるのでご挨拶。盛り上がる。

1キロ完泳記念日@那覇

2006年6月 4日(日) 7:44:48

よく飲んだ翌日は朝プール。
というわけで、調べてみたら、会員になっているスポーツクラブに那覇支店があったので、「若狭パーラー」で朝沖縄そば(ここ好き)してからGO!

去年出来たばかりの真新しい施設。なにもかもが新しい。うわーと驚きながらプールへ。
プールに入ってもっと驚いた。25m向こうの壁がクリアに見える。しかも塩素臭くもない。すげー。いつも通ってるプールは透明度5mくらい。それに比べるとおろし立ての水のよう。しかもボクを入れて3人しか泳いでいない。波が全く立っていないよママン。
シアワセを噛みしめながらゆっくり泳ぐ。クロールしながらちょっと横を見ると一番端で泳いでいる人の一挙手一投足まで見える。こんな透明度ってあり? つか、いつも泳いでいるプールがひどすぎるのだな。

1時間ほど断続的に泳いだ後ジャグジーで休憩し、再びプールへ。よし300m泳げた時の感覚でゆっくりカラダを伸ばしながら遠距離を狙ってみようと考え、全く気負わず泳ぎ始める。
300mはなんなくすぎる。水泳を始めたときの目標である400mもさりげなくクリア。おや。意外と行けるな新記録だなと驚きながら500mもクリア。ここらでやめようかと思ったが、ま、せっかく気持ちいいプールだし行けるだけ行ってみようとそのまま泳いでみる。
600、700と順調にクリアし、800を越えた時点で欲が出た。よし目指すは1キロ!

奇遇な再会 @那覇

2006年6月 5日(月) 8:49:16

昨朝、プールに行く前にホテルの朝食を食べに行ったら、たまたま隣の席に知った顔発見。うわ〜間庭さんじゃん! え、さとなおさん!? と奇遇を喜び合う。NYで初めて会い、東京で再会し、その後まさか那覇のこんなところで! やっぱ沖縄マジック。ひとしきり興奮して話しした後「もしタイミングが合ったら夜にでも合流しましょう」と約束し、ひとりプールへ。

スポーツクラブに10時の開場と同時に入ったので(毎日10時に開場というのが沖縄らしい:笑)、プールにはボクひとり。最初の100mはなんと貸し切りだった。25m6コースのど真ん中を泳ぐ。水質は最高だし、こんな極楽めったにないなぁ…。
でも昨日はうまく水に浮かばず遠距離は400m止まり。あまり寝てないので無理せず楽に泳ぐ。おととい右でばかり息継ぎしたので昨日は主に左で。

終了後、前原の「がじゅまるのそば」で沖縄そば。今回は初めてカレーそばを試したが、これが掘り出し物で実にいい。ナーベラの黄色いカレーがそばを邪魔しない程度に乗っていて、そのバランスが秀逸。カレー味の沖縄そば自体意外とないのだが、カレーだらけにしてなくて美味。これはオススメかも。

沖縄の空気が続いている

2006年6月 6日(火) 19:21:31

昨日は会社を休んで沖縄。三日連続の朝プールでスッキリしたあと、昼メシは「淡すい」に駒沢さんと。相変わらずお替わりしたくなるスープでうまい。食べ終わった後も胃がスッキリしている。いい沖縄そばだなぁ。

そのまま空港へ行き羽田に帰還。一瞬だけ家に戻って荷物を置いた後、すぐさま夜の飲み会へ。
不思議な縁でつながった4人の男の食事会。それぞれに発信メディアを持っている4人だが(しかもメシ系)、こうして4人揃うと実に不思議な感じであった。みんな「ちょうどよい距離感」を知っている人ばかりだったし、価値観も近いものがあったのでとってもラクチン。

同年代の男が集まるとお約束のように病気とか数値とかの話から始まる(笑) ひとしきり数値自慢をしあった後、おいしい食事会の始まり。いいワインとうまい食事。あぁ楽しい。そして二軒目は超隠れ家へ。沖縄のあの空気が続いているような素晴らしい東京の夜。またぜひご一緒しましょうね。

読書好きな娘に育って良かった

2006年6月 7日(水) 12:09:25

娘が全巻読み終わったので、寝る前に久しぶりにナルニアの世界に浸っている。

というか、この頃では娘の方が読書量が多く、「これ、読んだ?」と持ってくるのである。「その日の前に」とか「博士の愛した数式」とか「itと呼ばれた子」とか「ミルクウィード」とかを、「面白かったよ。読んだ?」とか持ってくる小六って…。負けそうである。でもまぁ真の読書力ってこの時期しか付けられないので、とりあえずイイコトではある。

以前、鴻上尚史が仕事相手や友達を評して「映画をいっぱい観てる人は手ごわくないが、本をいっぱい読んでる人は手ごわい」と書いていた。映画は受動的にできるけど、読書は能動的なチカラがいる。自分から物語の中に入っていき、飽きずにページを繰り続け、それを何日にもわたって継続しつづけるチカラ。そういうチカラって意外と大人になってからは付きにくいものなのだ。

「透明度5mの世界」に戻る

2006年6月 8日(木) 7:01:11

残業後、夜遅くにジム&プールに行った。
というか、那覇のプールのあの素晴らしい水質を一度知ってしまうと、いつもの「透明度5mの世界」に戻るにはそーとー勇気がいる。なんか足が進まないぞ。まずい。困った。いや、意外とこんな理由でせっかくの習慣が途切れてしまうこともありうるので、ここは無理にでもこっちの世界に戻っておかなければ、と、嫌がる自分を無理矢理引きずって出かけたのである。

恐る恐るプールに入って潜ってみる。
うが〜。やはり5m向こうでぼやけてあとはホワイトアウト。きたねえなぁ全く。25m向こうの壁なんて存在も感じられない。浄化槽とかの問題かな。底には絆創膏とか沈んでいるし、塩素の匂いプンプンだし。同じ運営のスポーツクラブとは思えないよ。

泳ぎ始めるといつものあの味が口の中に広がる。お馴染の味。まぁ死にゃあしないさ。諦めて泳ぐ。
ジムでわりと消耗したせいかプールでは不調で、ノンストップは200mがせいぜい。あの「いつまでも泳げるぜい!」と思った1キロ完泳のときの快感はなかった。あれは沖縄マジックだったのかもなぁ。まぁこうして上がったり下がったりしながら少しずつうまくなっていくのだろう。どんなスポーツでも「できた!」と思った後にまた出来ない日が続くものだ。

道が広くなった

2006年6月 9日(金) 9:24:42

昨晩は表参道周辺にいたのだが、なんかいつもと印象が違う。なるほどそうか駐車違反の取り締まりが超厳しくなったので道が広いのだな。

ボクは4年ほど前に車を捨ててしまったので、どちらかというと取り締まりが厳しくなってヤッホーな立場。宅配業者などには心底同情するが(郵便局の配達車は取り締まり対象外だというから不公平)、道が広くなるのは単純に気持ちいい。

よく「車がなくて不便じゃない?」と聞かれるが、都内だと全然不便じゃない。電車&タクシー移動の方が効率的だし、結局お金もかからない。というか、車を持っていると、つい友人宅とか旅行とかに自家用車で行ってしまい、飲酒運転してしまう可能性がある。事故るリスクも大きくなる。もし人を轢いてしまったら人生がガラリと変わっちゃいそうだし、やっぱ割に合わない気がするなぁ。維持費もそこそこかかるしね。

成長せず

2006年6月10日(土) 7:30:41

あれー? なんだか異様に忙しいぞ、分秒単位で会議をハシゴしているうちにあっという間に夜になるぞ、と不思議になったので久しぶりに数えてみたら、責任者としてやっている案件が16個あった。そりゃ余裕がないのも当たり前。一日が会議会議会議で終わっていくのも当たり前。つか「断ることを覚えた」「まかせることを覚えた」と思っていた自分の甘さよ。何にも成長していない。仕事受けすぎ。ポカしないように気をつけながらひとつひとつを終わらせていこう。

とか言いつつ、新しい仕事絡みで今から札幌出張である。YOSAKOIソーラン祭り関連。まだ仕込み段階だけど。あ、これ入れたら17個だ。うぅぅ。

札幌にもスポーツクラブの支店がある。明日の朝、寄れるかな。でもススキノで今夜遅くまで飲む予定なので無理かもなぁ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。