2006年02月

過去ログ一覧

TBSラジオで佐藤尚之会

2006年02月01日(水) 8:38:56

昨晩は臨時「佐藤尚之会」。
先週やったばっかりだろう、って? イヤ、実はTBSラジオからの取材が急遽決まったのだ。このサイトを読んで面白がってくれたようで、「同じ名前の集まりが増えているってホント?」ってテーマでこの会が例として取り上げられるそう。そのために再度集まったわけ。

放送は今日。「荒川強啓のデイ・キャッチ」という番組の中の1コーナー「うわさの調査隊」で流れるらしいです。お暇な方は今日の「17:15〜17:30」でお聞きください。TBSラジオ系全国ネット。ほんの数十秒のインタビュー出演だと思うけど。

とはいえ数人出てくる佐藤尚之のどれがボクなのかを耳で判別するのは相当難しいと思いますが。

というわけで、昨晩はその後またまた「同姓同名・漢字も一緒」の仲間でぐだぐだ飲んでました。先週会ったばかりの4人目の佐藤尚之さんがまた来てくれたのがうれしい。ひかれたかなぁ…と心配してたので。


さて。インフルエンザは潜伏期間3日。
ボクが発症するとしたら明日かあさって。いろんな打ち合わせを今日に前倒ししたいが、そうするとどうしてもヒトにいっぱい会わないといけない。保菌者だったらゴメンね、お会いする方々。

※「インフルエンザはウイルスなので保菌者とはいわないです」とご指摘いただきました。菌はバクテリアのことを呼び、ウイルスとは違う、と。なるほど、どうもありがとうございました。

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素晴らしい仕事

2006年02月02日(木) 21:18:32

昨晩は新橋でハシゴし、最後は「テンダリー」に流れた。隣にTV「世界で一番受けたい授業」の先生をしたヒトが座ったのでしばらく話をしたり(以前仕事をしたことがあるので)。
そんなにいっぱい飲んだ記憶はないのだが、家に帰ってふと気がつくと午前4時。3時間近く椅子に座ったまま寝ていたらしい。「ベ、ベッドで寝よう」と立ち上がった途端ギャギャッと腰に来て悲鳴。ぐぎゃー! 驚いた犬がワンワン! 娘が「なに〜?」と起き出す。すまんすまん。あぁそれにしてもお久しぶりの感覚。腰痛再発かぁ…。

今日はある仕事の記者発表に参加。1年半大事に大事に進めてきた仕事のローンチである。1年半前にオフィスの隅の小さな打ち合わせテーブルでFと2人で考え始めた企画がこうしていろんな方の多大なるご協力を得て現実化するとは実に感慨深い。
それにしてもこの仕事、本当に素晴らしいクライアントとスタッフに恵まれた奇跡的な仕事だったと思う。こういうことってあるんだなぁ。関係者の方々、本当にありがとうございました。まぁこれからが勝負なので大変なのだけど、とりあえずおめでたい。

記者会見場で数ヶ月ぶりにお会いした世界のカリスマは相変わらず素敵に上機嫌。うれしい言葉もかけてくださり光栄至極。つか、出来るヒトはたいてい「常に上機嫌」である。自分を振り返り反省。もっともっと上機嫌に生きよう!

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歴史は夜作られる

2006年02月03日(金) 12:08:58

このごろ本屋で古い映画の安DVDがいっぱい売っている。乱暴に編集されているものがあるという噂もあり、いまいち手が伸びないのだが、いつも足を止めてじっくりチェックしてしまう。

実は「歴史は夜作られる」が出ていないか探しているのである。
そう、シャルル・ボワイエのヤツ。1930年代に作られた古い古い映画。もうね、大好きなのですよ。でも売ってないんだなぁ。一時期LDで出てたんだけどそれも廃盤。ビデオは手にはいるようだけどできればDVDで欲しいのだ。でも出ている形跡なし。うーむ。

高校時代だったか大学時代だったか、ボクはこの映画で「ブイヤベース」という料理名を知った。いまでもブイヤベースを頼むとき、映画の一場面が蘇る。そしてレストランはサービスによっていかに生まれ変わるかを知ったのもこの映画。
いや、ストーリーはサスペンス系で、ラストはタイタニックもどきにもなるのだが、主人公のシャルル・ボワイエがメートル(給仕長)で、怒りっぽいシェフとのやりとりが映画の大きな魅力になっているのである。

アメリカに渡ったふたりがある最低のレストランでブイヤベースを頼み「オーケー」とか給仕に言われて腹立てて(そのまずさにも腹立てて)、ふたりで即興に本場のサービスと腕を見せ、あっという間にレストランを乗っ取ってしまう場面なんか、もう一度きれいな画面で観たいなぁ。

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人生をしゃぶりつくそうとする元上司と

2006年02月04日(土) 16:54:03

昨晩は大阪勤務時代の上司家族とごはん。こちらも家族連れで。
全員で7人、しかも当日予約だったこともあり、スペースが大きく比較的空いている表参道の「リストランテ・ポルトゥーナ」へ。

7人みんなでシェアしたいとお願いしたら快く受けてくれ、いろんな種類を小ポーションずついただけた。やっぱりこのリストランテは使い勝手も良いしおいしい。野菜と手打ちパスタが特にいい。デザートも秀逸。子供も違和感ないし、ワインも面白いオススメを置いていてしかも安い。立地も便利(地下鉄出口上)。でも金曜夜なのに空いてるんだよなぁ。もうちょっと流行っても良い店なのだけど。

昔の上司は相変わらずいろんなことに超積極的で、なんか全然変わらないなぁと懐かしく。
黛まどか氏や辰巳琢郎氏、藤原正彦氏など錚々たるメンバーと定期的に句会をやっているとか。ついに俳句の世界まで手を出しましたか。今日は今日で山中温泉のかよう亭へ行くと言う。はぁ……。人生をしゃぶりつくそうとするその生き方に、結局いろいろ影響されてきたのだなと気がつく。10年も一緒に仕事したし。

それにしても、もう定年間近だというのに白髪一本ないと言う。こんなエネルギッシュで好奇心の固まりな人が引退していくなんておかしな話である。こうして世のあちこちで元気な団塊の世代が一線から退く。消費構造にも社会構造にも大きな影響が出るのは当たり前。ネットの流れも含めて、まったくもって2005年からの数年は変化の年なのだな、と、多弁な上司と会話しながら肌で実感。

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自分の今の100%

2006年02月05日(日) 19:29:51

昨晩のTV「世界で一番受けたい授業」で松井秀喜が特別講義をしたが、実に素晴らしかった。

緊張せずに100%チカラを出すための方法を図表やビデオなどを用いて教えたのだが、80%(さぼり)でも120%(ラッキー)でもいけないというのが面白かったな。きっちり今現在の自分の100%を発揮することが大切。そのためにはまず「自分の100%」を知らなければいけない。

たとえば相手が大リーグを代表するようないい投手だったら、今の自分の100%では打てない、という冷静な判断が前提となる。で、そのうえで、もしこのコースに球が来たら打てる可能性がある、と考えてそれを待つ。ラッキーで他のコースも打てるかもしれないとは考えない(打てるかもしれないがそれは自分のチカラではなく運のチカラ)。打席ではそうやって頭を整理して物事に望むので緊張はしない。観客の声援やブーイングも自分ではアンコントローラブルだから気にしない。だから緊張しない。巨人時代も大リーグ時代も緊張したことは一度もない、という。

緊張せず100%を発揮するためにはまず「自分の100%」を知ることが重要。それを知るためには「過去の自分を記憶しておくこと」が必要。彼は400本打ったホームランをすべて球種まで覚えているそうだ(スタジオで証明してみせた)。ミスはもっと覚えているのかもしれない。
次にルーティンを持つ。つまり打席に入るまで、自分を100%に持っていくために普段通りのルーティンを実行するというのである。

一瞬、スポーツ以外では応用しにくい理論かも、と思ったが、よく考えるとそうではないな。
プロとして「自分の100%」を知らないと(たとえば個人的には)年末みたいな自分の能力を超えた嵐に巻き込まれてしまう。100%を冷静に掴んでいれば対処の仕方も違ったろうに。

仕事や原稿なども、いまの自分の100%をどう出すかが大事。そのためには冷静に「自分の今の100%」を知ることだ。

放送後、いままでのいろんな成功や失敗を思い浮かべながら、自分の仕事人生を振り返っていた。

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過去整理年

2006年02月06日(月) 18:45:15

そうそう、今日の朝から「座右のCD」がデザイン・リニューアルでアップしています。ずいぶん昔に書いた記事が多いので(ほとんどが1997年98年)いま読み返すとこそばったいけど、まぁあまり書き直さずに(少しは直した)リニューアルしました。画像なども。

ええと、次は「おいしいスペシャル」。そして「おもしろ本」。それらをしながら地道に「おいしい店リスト」(じわじわといじり続けています。たまには見てみてください)。その次はコラムに不定期日記にプロフィール…。なんか今年は過去整理年になりそうだけど、まぁ松井式に自分を100%知るためにも、たまにはこうしてやってきたことを見直すのは大事ではないかと。というか、全体をMT&CSSに変えていくのは時代の趨勢。面倒だけど仕方ないかも。一度きっちりいじれば後が楽だし。

あぁそれにしても月曜は雑用が多いな。少し飲んで帰りたくなったけど当てがない。寒い中さまようのもイヤだしなぁ…。

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所持金0円

2006年02月07日(火) 12:20:17

昨晩はちょっと飲みたい気分だったのだが、帰りがけに財布の中身を確かめたらなんと所持金0円! あぁそういえば金曜夜にスッカラカンになったんだったと思い出す。昼も社員食堂で5分で食べたから社員カードで払ったし、結局、土日月と3日間0円で過ごしたことになる(現金的に)。

こういうことも珍しいので、こりゃこのまま0円継続で、と、昨晩はまっすぐ家に帰ることにしたのだった。というか銀行(or コンビニ)でお金おろすの面倒だったし。クレジットカード1枚だけ持って飲み歩くのもちょっと品がないし(なんとなく)。それにクレジットカードで払うと手数料が店側につくから、薄利でがんばっている良心的な店にとっては痛いのだ。だからできれば現金で払ってあげたいという気持ちもある。

でもさすがにそろそろ現金ないと不安になってきた。現金おろしがてら、昼「しみづ」でも行こうかな。

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昼から朝まで絶食

2006年02月08日(水) 8:04:11

昨日の昼は鮨に行こうと思ったが、結局後輩となぜかカレーへ。「ラ・ソース古賀」でふたりで3品頼んだ。ボクはハヤシ。彼はカレー。んでもってブイヤベースをシェア。

ふたりで3品なんて全然多くないというかよくやる手なのだけど、この店少し量が増えてたようで、食べ終わったら相当腹一杯。はぁ〜喰った喰ったと午後眠くなるのを我慢しつつ仕事していたのだが、夜になっても腹が減らない。あれ〜? まぁ今日はちょうど食事の約束なかったし、腹減らないなら減らないで仕事して遅めにどっか行こうとか思って残業していたが、それでも腹が減らない。仕方ないから家に帰った。

んー。「ラ・ソース古賀」はフレンチ・シェフが出したフレンチなカレーのせいか、相当バターとか使っている模様。22時になっても23時になっても腹減らない。酒飲む気にもならない。"ハシゴ何軒でも体質" のボクとしては珍しい。結局昼にカレーを食べて以来、間食もとらず朝まで絶食。朝ご飯前も、もうたまらん!ってほどの空腹ではなかった。カロリーとかも相当高かったのだろうなぁ。それとも単に体調か?

それにしても、昨日は15℃まで上がるという気象庁の予報だったので厚着せずに出かけたのに、7℃程度までしか上がらないという誤報。寒かった…。朝の予報で数時間後にここまでハズレると笑える。

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人に仕事を合わせる

2006年02月09日(木) 8:53:58

フィンランドの高齢者雇用促進政策の根底に流れる思想は「人に仕事を合わせる」だそうだ。
つまり、高齢勤労者の能力に仕事内容を合わせれば労働効率が上がるという考え方。結果的に高齢者の就労率が高まっているという。

まぁ平たく言えば、作業内容と人的能力のマッチングをより深く考える、ということだろう。マッチしてなければ業務変更や配置転換で対応する。その作業をこなす能力がない人がいても、その人間の能力を活かせない組織の方が悪い、と考える。この「人間重視」の視点が高齢者の雇用対策、ひいては身体障害者の雇用にも有効だということだ。

ただし、それを広く実行していくと全体の作業レベルは下がっていく。そのせいかフィンランドでは「従業員の作業能力向上を企業に義務づける」という世界でも例のない法改正が行われたらしい。それにより全体のレベルも保持され、高齢者対策にもなり、雇用も促進されるという流れ。

日本でももちろんマッチングは考慮される。アナタの経歴ならこういう職種、とかね。
でも根底にはフィンランドと逆の考え方「仕事に人を合わせる」が流れているのは確か。高度成長期には勤労者は「組織の一歯車」でしたからね。個性的であることは許されず、会社の無個性な一部品としてロボットのように効率的に仕事をこなすのが「善」とされた時代がほんの数十年前だから(もしかしたら今でも)。

いまの60代70代80代はその歯車世代。「人に仕事を合わせる」なんて聞いたら「甘えんな!」「仕事とはそういうものではない!」とか怒りそう。彼らは(政治家をはじめとして)まだまだ社会のトップに君臨している人も多い。

彼らの勤勉が戦後の日本の急成長を支えてきたわけで、いまのある意味豊かな生活はその世代のおかげである。深く感謝したい。でも将来の少子化高齢化社会では、もっともっと人間重視に方向転換していくのが主流の考え方になるんだろうな。

この方向転換に日本はわりと時間がかかりそうではあるが。

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4人の大食漢

2006年02月10日(金) 8:52:53

昨晩はNYでお会いした間庭さんの帰国祝いの会。男2女2の食い道楽が集まり、まずは中目黒の居酒屋で。

基本的な肴メニューがおいしい隠れ居酒屋。にらのおひたしと穴子のサラダも印象的。NYの話とかミュージカルの話とかワイワイ盛り上がる。
いっぱい食べて飲んで腹一杯になったので、じゃぁ軽くバーでも、と歩き出したら、ふと右手路地に感じのいい小さな店がある。窓から覗いたら石釜でピッツァ焼いてる。へー、ピッツェリアなんだー、ピッツァ1枚にワインってのもいいねー、あーあのテーブルがちょうど4人分あいてるねー、でも腹一杯だねーとか話していたら店の人が外に出てきて、そのまま誘われるように入店。

メニューを見てるうちに腹が減ってきた40代中盤のオッサンふたり(うまい店対談の伊藤さんもいたのであった)。5分前まで居酒屋でさんざん食べてきたのにアホですか? というか「いい店オーラ」が店員や厨房やメニューからギンギンに出てるんだもの。こりゃ食べんとな。

しらうおの前菜にピッツァにパスタを二品。だから腹一杯だっちゅうのにオーダーが止まらない。さすがに頼み過ぎかと思ったがわりとペロリ。まぁオッサンふたりはわかるとしても、女性陣が平気な顔してパクパク食べるのに感心。よく食べる人は気持ちいいな。

中目黒の「サルバトーレ」で働いたあと南イタリアで修行したという若いシェフが焼くナポリピッツァはムッチリもちもちで相当うまい。女性店員さんも相当感じがイイ。追加だ追加だと騒いで、ピッツァとパスタをとり、あげくデザートまでとってしまう。ちゃんと南伊の味を出す店って意外とないんだよー、こういう粉っぽいパスタを出すのって相当勇気がいるんだよー、と南伊帰りの伊藤さん。なるほど当たりだったのね。ワインも2本あけ、食後酒に自家製リモンチェッロ(美味!)まで。

あ〜健康に悪いことした〜とゲラゲラ笑いながら店を出る。店の名は「イル・ルポーネ」。「大食漢」という意味なんだってさ。ぐはは。

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ピンクレディー幻のデビュー曲

2006年02月11日(土) 17:02:31

ピンクレディーの幻のデビュー曲「恋のレッスン」が復刻発売!
今度発売される「ピンクレディー・プラチナ・ボックス」ってすげー高い企画物にどうやら入ることが決まったらしい。まぁクッキー時代のものなので正確にはピンクレディーではないが、でもこれは買いかなぁ(高いなぁ)。ピンクレディーの企画物CDって制作側に愛がなくてひどいのが多いから毎回見送っているのだけど…。というか個人的にはアルバム「SUMMER FIRE '77」を復刻してほしい。すげー聴きたい!

…と思ってよーく見てみたら、「SUMMER FIRE '77」ってこの「プラチナ・ボックス」に相当数収録されるじゃん! 「ジャンピング・サマー・カーニバル」も一部入ってるし、KISS IN THE DARK 12inch versionも入ってる。すごい!欲しい!買い!予約!外食二回我慢!

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レノンの歌で一番嫌いなのはイマジン

2006年02月12日(日) 8:49:06

トリノ・オリンピック開幕。
開会式でソフィア・ローレンが五輪旗持って歩いていたなぁ。そのちょい後ろになぜかスーザン・サランドン。ふたりとも好きなのでうれしい。
というか、また「イマジン」大合唱すか。世界平和のためにみんなが共通した一曲を持つ、という意味ではとてもいいことだけど、でもボクはU2のボノのこんな発言に与する。

「レノンの歌で一番嫌いなのはイマジン。こうなるといいな、と頭で考えているだけではダメだ」

想像力をスタート地点にするのは素晴らしい。イマジンしないよりした方が数百倍いい。でも本当は次の一歩を踏み出さないと何も変わらない。みんなが「イマジン」大合唱でわかりあっているだけではどこへも行けない。

「明日世界が滅びるとしても、今日君はリンゴの木を植える」

無力でも、小さすぎる一歩でも、とにかく一歩踏み出すことだ。始めることだ。行動することだ。と、自分に言い聞かせる日曜朝(←昨日よっぽど無為に過ごしたらしい)。

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広島にて

2006年02月13日(月) 19:28:28

講演というか講義というかレクチャーというかで、岡山・広島と行脚。
昼は岡山でデミカツ丼(デミグラスソース・カツ丼)を食べた。初体験かも。「だて」という店は中華そばもうまく、なかなか。デミカツ丼は意外とあっさりしていて美味。わりと好きかも。

昼メシ後、紅茶専門店を見つけたのでそこに入り講義内容をチェック。で、1時間半ぐあーっと話して、新幹線に乗って広島へ。岡山でゆっくりしたかったがまた今後かなー。

すでに広島。今晩はシャオヘイさんと飲む。では、行ってきます。

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広島の夜

2006年02月14日(火) 21:56:23

岡山・広島行脚から帰ってきた。
昨晩は「快食.com」のシャオヘイさんとふたりで深い広島の夜。一軒目は「チャテオあくさん」。燻製料理&ステーキの店。すべてにうまかったが、冷薫のベーコンが特に印象的。いままで食べたベーコンの中で一番うまかった。舌の上で再構築して何度でも楽しめる名品。

二軒目は「BAR NAWANAI」。8年ほど前に行った「なわない」が経営しているスペイン・バル。インテリアは明治時代系和風なのだが、カウンターにハモン・イベリコとかがドンと置いてあり面白い。
ちょうど「なわない」のご主人が飲みに来ていて、シャオヘイさんを見つけて笑って寄ってきて、本店「なわない」から特にうまいものを店員に取りに行かせ、食べさせてくれた。ラッキー。どれもこれもうまかったが「こんなのめったに手に入らない」という質の牡蠣が絶品だった。一年生と二年生の牡蠣、食べ比べ。2時くらいまでがぶがぶと飲む。

疲れもあってわりと酔ったらしく、今朝は二日酔いの目覚め。
でもせっかく広島に来てるんだからと昼は広島風お好み焼きへ(濃すぎ)。シャオヘイさんに勧められていた「貴家。」が定休日で、結局「八誠」へ。なるほどうまい広島風お好み焼きは野菜と生地とそばがこういう食感とバランスになるのか。舌に覚え込ませる。「胡桃屋」「三八」に続き三軒目の本場広島風お好み焼き体験なのだが一番うまく感じたなぁ。うめえうめえ。

二日酔いにお好みソースが混じって相当ゲロンゲロンな気分になってしまったが、講演というか講義というかは否応なく始まってしまい、冷や汗かきながらなんとか話しきる。久しぶりにきつい1時間半だった。岡山と同じ内容を話したのだが、反応はまた全然違うもの。なるほど生き物なのね。

講演を仕切ってくださった方にオススメされた阿藻珍味の「尾道ラーメン」を広島駅で買って、新幹線で4時間、やっとこさ東京に帰り着く。
年に200往復くらい新幹線に乗っていたころの感覚を久しぶりに思い出す。なんというか、人間どこで生きても結局あまり変わらないのだなぁみたいな感覚なのだけど、うまく説明できない。

岡山・広島でお世話になった方々、ありがとうございました。さてお風呂に入ろう。

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旅行中に服を買うこと

2006年02月15日(水) 9:23:12

岡山・広島行脚にインナーの着替えを持っていくのを忘れたので、岡山駅前の高島屋に入って紳士服売り場を見回ったのだが、なかなかピンと来る物がない。普段東京の真ん中で最新のものに囲まれた生活をしているせいか、「物」で選び出すとどうしても東京の方がバリエが多くなる。

こういう時の鉄則は「人」で選ぶこと。
ブランドもデザインも無視して、デザイナーズ売り場で良さそうな売り子さんを物色して歩く。3周まわってひとりの40代女性店員さんに決めた。ファッションの感じは普通だが、なんだか相性良さそうっぽいオーラがむんむんと。
「このジャケットとジーンズに合わせてすぐ着替えたい」と言ったら頭の先からつま先までサッとスキャンしてバリエを3つすばやく持ってきてくれた。なるほどなるほど。シャツはひとつもなくダブルジッパー系。理由を簡潔に説明してくれ、その中でグレーのものをオススメされる。うん。なかなかよい。自分で探してたら選ばない組み合わせ。

「ジローラモさんもオススメの組み合わせです」というひと言が余計だったが(笑)、すっと決まって良かった良かった。これでこのインナーを着るたびにボクは岡山のあの店員さんとこの出張を頭の隅で思い出し、ちょっと楽しい気分になれる。旅行中に服を買うのってだから好き。財布の紐もゆるむしね。

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シュツットガルト歌劇場日本公演「魔笛」

2006年02月16日(木) 7:40:03

昨晩は渋谷オーチャードホールにてオペラ観劇。「シュツットガルト歌劇場」の来日公演。演目はモーツァルトの「魔笛」。

実はあまり前評判を知らずに行ったのだが、すげーのなんの。こんなに楽しんだオペラは(ビデオ鑑賞を含めて)生まれて初めてかも。
ある意味わかりにくい「魔笛」が現代風のアレンジでイキイキと生き返る。コンヴィチュニーの演出がぶっ飛んでいてとにかく面白い。

第一幕の冒頭などいきなりオーケストラボックスにタミーノが落っこち、そこで演技しはじめる(というか歌う)。そのうえ指揮者やオーケストラメンバーも演技に加わる。なんだこりゃと思っていたら、いきなりビデオ映写が始まって舞台上で侍女が夜の女王をライブ撮りし、それを使ったギャグまである。つか、侍女はOL風だし夜の女王はキッチンドランカーだ。すっかり引き込まれた。

美術も突飛。舞台上に漢字が使われたり、電光掲示板が使われたり、観客席があらわれて映画が舞台上で始まったり。エッチな場面もわりとストレート。パパゲーノのギャグライブまであり、観客に手拍子を強要したりもする。ハングルの演説まである(笑)。それをドイツ語で同時通訳(もちろん舞台袖に日本語字幕が出る)。
でも決して「前衛」ではなく、ストンと胸に落ちる演出とストーリー。枠は壊さず見た目をより過激に現代風にした「魔笛」。素晴らしい。
敢えて言えば音楽的な感動は少なく(演奏はとても良かったのだが構成的に)、一部もっさりしてスピード感も足りなかった。でも3時間全く飽きずに見せる演出のインパクトはそれらを上回る。

主なメンバーを備忘録として。
 音楽監督:ローター・ツァグロゼク(サイコー!)
 演出:ペーター・コンヴィチュニー
 美術衣装:ベルト・ノイマン
 パパゲーノ:ルドルフ・ローゼン
 ザラストロ:アッティラ・ユン
 タミーノ:ヨハン・ヴァイゲル
 夜の女王:コルネリア・ゲッツ
 パミーナ:アレクサンドラ・ラインプレヒト

元々モーツァルトの初演当時もこんな感じでモダン&過激だったのかもなぁ。彼の意図に近いのかも。きっと彼が観たら大喜びするだろう。ただただ楽しい、という根本は共通しているし。
冒頭からずっと意表をつく演出が続いたので、ラストのパパゲーノとパパゲーナのアリアはどういう演出なのかわくわくして待っていたが、これまた想像の上を行った。大笑い。楽しかったなぁ。

シュツットガルト歌劇場は過去五回も「年間最優秀歌劇場」に選ばれているという。さもありなん。オペラについての見方が少し変わった。というか、オペラに偏見持っている人はまず観るべき舞台かと。

舞台終了後、いっしょに行った伊藤章良さんと渋谷宇田川近辺をハシゴ。舞台の印象が強かったのでどんな店でも大丈夫と思ったが、宇田川周辺居酒屋はさすがにカジュアルすぎて少し余韻が壊れた(笑)。店員叫びすぎ。もう少し静かな店にすれば良かった。

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発熱中

2006年02月17日(金) 9:51:17

久々に発熱。
昨日の午前中からどうも調子が悪いと思っていたが、まぁ今週は出張もあったし疲れだろうと気にせずにいた。が、昼一に某新聞社の勉強会で講師役をやっている最中に不調が明確に感じられるようになり、終わった頃にはすでにフラフラ。会社に帰って仮眠室に行こうと思いつつとりあえずデスクでメール作業などしているうちにいつのまにか気を失うように1時間熟睡。まぁこの熟睡のおかげで少し回復したものの、近来稀に見る調子の悪さに少し気弱になり、人間ドック施設などを検索して予約手続き。

とはいえ、夜は約束があって、ふぐ「小やなぎ」へ。
ちょっと無理かもなぁ、と思いつつ、「うまいもの食べたら意外と治ったりして」とか淡い期待を込めつつ向かった。

無理をおして向かったのには訳がある。ブルゴーニュで日本料理店「媚竈(びそう)」をやっているご夫妻が来日中で、一緒にご飯を食べることを前から楽しみにしていたのである。特に奥さんには優子がフランス滞在中に大変お世話になったし。

お会いしてみたら(ボクは初対面)やっぱり予想通りに楽しく、意外な共通点もあったりしてあっという間に3時間。あー面白かった。相変わらず雑炊うまいし。で、「おや? 調子が戻ったか? やっぱうまいものと楽しい会話が最大のクスリだなぁ」とか思って店の外に出た途端オカンが襲ってきた。時々オトンも。ってリリー・フランキーかよ。悪寒だ悪寒。

寒くてたまらない。ガクブル。帰宅後とりあえず熱を測ったら、アララお久しぶりな体温。すぐ寝たが、寝る直前に「ウェブ進化論」を少しだけ読んだせいかグーグルに支配されてる夢を見た(ホント)。超細分化され極小単位で整理された情報が、今度はグーグルによって分類され定型化されてしまう夢。突き詰めきったIT民主主義はかえって共産主義に近くなっていくという夢。なんちゅう理屈っぽい夢や。あぁつらかった。

今日はとてもじゃないけど仕事に行けない。1日寝ます。申し訳なし→各方面。

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お腹系の風邪らしく

2006年02月18日(土) 7:38:37

昨日はな〜んにもせず(できず)、ずっと寝てた。というか、朝も昼も絶食。夜にうどんを少し食べただけ。どうもお腹系の風邪らしく、胃腸がしくしく痛み食欲もない。

「食欲がない」と言った時点で家族がやっと「この人は本当に調子が悪いらしい」と認識しだした(笑)。まぁ病気になっても食欲だけは落ちたためしがなかったからな。めったにない父の姿を目に焼き付けとけ。でも昼過ぎに優子まで「胃が痛い」と言いだし、だんだんおとといのボクみたいな症状に。あーあ、それ同じ風邪だよ。寝る前には熱も出てダウン。つらいだろー? おかわいそうに(経験者の余裕)。

まぁ土日は久しぶりにガッツリ休もう。
ガッツリ休む、という行為をもう何年もしていない気がするし。ということで、後ろめたいことなしに二度寝に向かうです。おやすみなさい。

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個人的には明日から2006年

2006年02月19日(日) 19:06:16

お腹は壊してないので、ロタウィルスではなさそうです > メールをくださった方々。※でもノロウィルスの可能性はありますね。

というか、広島でいっしょに飲んだシャオヘイさんも木曜日に発熱してダウンしていたようなので、メール出したら「それ、ボクの風邪です。すいません」ですと。うつされてしまった模様。シャオヘイさんの一日遅れでボクが倒れ、ボクの一日遅れで優子が倒れた。響子にはうつっていないのがラッキー。(水曜に一緒だった伊藤さんや木曜に一緒だった媚竈のご夫妻にもうつってないといいけど)

でも、犬の散歩ができるまでには回復したのでなんとかなるかな。散歩道は梅が満開。春もそこまでという感じ。

以前見てもらった四柱推命によると明日からボクの年運が変わる(人によって年によって年の境目は違うらしい)。明日から四柱推命的にはボクは2006年。新たな気持ちで謙虚に物事にあたろうと思う。

…でも、実力主義のこの世の中、この年齢で謙虚にしてると妙に弱っちく見えるんだよな。大声でのアピールが大切なシチュエーションも多い。含羞とか謙虚とかがとても難しい世の中だ。

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どこか美しい場所で暮らしたいという夢

2006年02月20日(月) 9:20:41

近所の大きな家がつぶされて、小さな区画が7個も出来た。つまり7軒分建つわけ。しかも昨日通りかかったら1軒はもう建っていた。マジ? 1ヶ月弱で建つ家って…。

趣ある古いお屋敷で緑も多かったのだが、いまや木など一本もない。フェイクの壁の似たような新建材の家がずらっと並ぶんだろうな。電線も醜く張り巡らされる。町から美がどんどん消えていく。

普段は気付かない。でもたまに意識して歩くと日本の町並みは本当に醜い。どこか美しい場所で美しく暮らしたいものだが、そんな夢がかなうとしてもきっと引退後。順調にお金が貯まると仮定して。年金に頼らず生活できると仮定して。でもあと15年ほど必死に働くのは前提。15年後ねぇ…。若く元気なうちに夢をかなえて楽しみたかったな。

今、若者たちが手っ取り早く稼ぎたいと熱望してるのはおそらく同じような気分からだろう。すごいいい生活や出世がしたいわけでもない。ちょっとした夢をかなえたいだけ。でも、そんなささやかな夢を実現させるためにこの高度成長後の閉塞感ありありの社会でヘコヘコと30年も40年も働くのはイヤなのだ。当たり前である。その点、社会と一緒に夢を見られた今の60代70代はシアワセであったと思う。

そのうち娘から「この社会で長く仕事をしていく目的と意味」について質問されるだろう(彼女がやりたい仕事・夢を見つけていない場合)。
自分に置き換えて今から準備しているのだが、説得力ある答えを言う自信がない。迷いだらけの毎日を送っているせいだな。困ったものだ。

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カーリング、やりたいなぁ

2006年02月21日(火) 8:14:26

あーあ、カーリング予選敗退。惜しかったなぁ。ちなみに本橋ファンです。ヨーダの物まね見てまた惚れました。
というか、氷上の詰め将棋とも言われる(?)カーリング、やりたいなぁ。絶対向いている。つか日本人に向いている。あんな繊細なの日本人絶対得意。ボーリング場の一部を改造してカーリング場にしたら絶対はやると思われ。

昨晩は六本木の隠れ家フレンチ。いやぁこりゃ隠れ家だ。暖炉が燃える暗い店内は雰囲気も最高。
ブラウザがモザイクの頃から(つまり10年前ですね)このサイトを読んでくださっている方と初対面。頭痛が酷かったのだが、おいしいジビエ(シェフが撃ってくる。昨晩はひよどり)とワインでだんだん癒され、最後までなんとか完走。二軒目は無理だったが楽しかった。お土産にツォップのパンまでいただいてしまった。すっごい人気で手に入りにくいパンらしいですね(帰ってから優子が大喜びしていた)。Tさんありがとうございました。
それにしてもおもしろい造りの店。奥に隠れカウンター席があったりする。手書きメニューの字が美しく、美しい字が好きなボクはそれだけで惚れちまった。

フランスで鳥インフルエンザが見つかったので、フォアグラもそのうち品薄になるかもなぁ。フランス産の野禽類も日本に入ってこなくなるかもしれない。うーむ。

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亀の手(ペルセベス)

2006年02月22日(水) 12:24:44

昨晩はある方々と手打ちの会。いや、手打ち蕎麦の会ではなくて、なんつうか、問題解決のお祝いの宴、みたいなもの。まぁなんにしろ解決してよかった。

行った店はペルー料理の「荒井商店」。店名はトリッキーだが、なかなか志を感じる店。「オテル・ド・ミクニ」で5年修業したシェフが始めたらしい。ペルービールにペルーワインでいろんなメニューを試す。

亀の手が面白かったな。フジツボの仲間。スペイン語圏では「ペルセベス」と呼ばれてとても珍重されているらしい。ステンドグラスみたいな色合いの頭部と長い足(?)。石垣産の大きなもの。グロテスクではあるが潮の香りがプンプンしてうまい。ちょっとカニの風味がある貝味かな。イカの食感。これはいいダシが出るだろうなぁと思いつつ食べた。他にもセビチェ(生魚のレモンマリネ)とかペルー風ブイヤベースとか鴨のローストとか、名前はわからない(ペルー語)がうまい料理が続いた。美人のマダムの説明も丁寧でなかなかイイ店。そういやシェフもわりとイケメン。

南米には行ったことないのでここのペルー料理がどの程度本格的なのかはわからない。ペルー料理自体も、京都のインカ料理店「森繁」で食べたくらいで圧倒的に体験不足。でもこの店の味は料理人の個性とペルー料理の個性がいい感じでぶつかりあっていると感じた。この手の「マイナー国料理店」は、現地の味の再現に汲々として料理人の個性や主張が消えている店も多いので、こういう主張ある味はうれしい。

歩いてすぐの「グラビティ」に移動して一杯。いつもの如く、思いっきり苦いカクテルを所望。胃をスッキリさせて帰宅。企画書の確認をして就寝。

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「トゥール・ダルジャン」が一つ星に

2006年02月23日(木) 17:37:21

フランスで2006年度版ミシュランが発売され、高級レストランの代名詞みたいな店「トゥール・ダルジャン」がついに一つ星に落ちたらしい。ミシュランの調査方法の問題などもあるだろうが、まだ相当影響力のあるメディアなので手痛い結果だろう。日本の同店は何度か出かけたが、影響あるんだろうなぁ。

とはいえ、もう「一権威が物を申して一般大衆がそれを信じる」という時代も終わりかけている。消費者はさらに賢くなり、様々な観点から情報を集め、比較検討する。特に嗜好性が強いレストランは権威の言うことより自分とセンスが近い人が言うことの方を信じる人が多くなってきている。ミシュランが「トゥール・ダルジャン」を一つ星と認定したとしても、ボクが信頼している人が「いや、そうはいってもさすがなものだよ。ボクは一つ星は違うと思うなぁ。いまなら空いてるから狙い目」とか言ったらそっちの方を信じて行ってしまうだろうなぁ。

消費者というナノメディアが、権威の発言や巨大なマスメディアと対等の価値を持つ時代。玉石混淆の情報が氾濫する時代でもあるが、情報リテラシーさえ鍛えておけば、相当楽しい時代でもある。しばらくはミシュランも強い影響力を持つと思うけど、何年か後には「ミシュランもひとつの意見」という利用され方をするのではないかな。もう盲目に信じる時代には戻らないと思うけど。

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荒川金メダル

2006年02月24日(金) 7:55:07

朝起きたらスルツカヤが滑っていた。お、これからコーエンか、荒川はどうだったのだ、とか思っていたらそのまま荒川が金メダルの報。おー。日本唯一のメダルおめでとう。でも7時の定時ニュースをすっ飛ばして中継を続けるあたりNHKも思い切った判断。

というか、冬季五輪ってひとりひとり別々に演技するので、どうしても他人の不幸を願ってしまいがちなのがつらいな。夏季五輪だとたいていはヨーイドンで勝敗が決まる。同時にスタートして勝敗がシンプルに決する。それに比して冬季は別々に滑って他人の結果を待つのが多い(カーリング、スノボクロスなどを除く)。その間、国民は他国の選手のミスを心の隅では願ってしまう。どうもスッキリしない印象。今日も荒川と競ってるはずのスルツカヤの転倒を心のどこかで喜んでしまったもんなぁ…。

ところで昨日の夕方から今朝までメールが受け取れなかったようです。昨晩メールを送ってくださった方は再送をお願いします。

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トリュフの「味」

2006年02月25日(土) 22:09:02

昨晩、生まれてはじめてトリュフを囓った。
もちろん香りをかいだことはいっぱいあるし、スライスを食べたこともたくさんある。でも、舌がちゃんと味として認識するには極薄スライスではやはり足りない。ある程度のカタマリをもしゃもしゃ食べないとわからない。※トリュフのパイ包み焼は食べたことがあるが、あれはソースの味が強くトリュフそのものの味はわかりにくい。

シェフがこぶし大ぐらいの黒トリュフを出してきて、生のままトンットンットンッと三等分し「ハイ」とお皿で出してくれる。岩塩も横に出してくれるがそんなものいらない。あぁ切り口から立ち上るこの香り…。おもむろにガリリと囓る。うおお。こういう「味」だったのか。このくらいの分量を食べるとなんとか味がわかる。まぁ無味に近いのだけどちょっとナッツぽいエッチな味が濃厚な香りの向こうにある。へぇ〜。

その店では肉のいろんなパターンを次々出してもらった。生レバー、生姜焼き、ステーキ、ハンバーグ、牛丼、カレー。その上、あわびも牡蛎フライも食べた。食べ過ぎ。でもきわめてキレイで雑味のない肉なので、胃にまったくもたれない。すごい肉だった。ハンバーグは石垣島の「パポイヤ」のA-5石垣牛100%ハンバーグと同等かそれ以上。牛丼は牛丼観がかわる味。牛の生姜焼きも目鱗だった。うー、まいった。
残りでステーキサンドとハンバーグサンドを作ってもらって、今朝家族で食べたが、優子も響子も「こ、これなに?」と驚いていた。一晩たっても柔らかすぎて口の先で溶ける。柔らかいのがいいとは思わないが、ここまでキレイだと驚かざるを得ない。香りも高い。

合わせたデュニ・モルテのジュブレ・シャンベルタン2003もこれまたキレイで雑味のないワインで「キレイだなぁ」と嘆息しながら食べ、飲んだ。そういえば造り手デュニ・モルテは去年12月に自殺してしまったとか。この死に関してはいろんな噂もあるようだけど、どちらにせよすごい造り手を失ったのだなぁ。

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いまさらシムシティ4

2006年02月26日(日) 18:39:13

ここ数日、集中力を欠きやる気もそげているので、こういうときはいっそのことちゃんと遊んじゃおうとゲーム売り場に行っていろいろ見るもやりたいソフトがなく、ふらふらとマック売り場に行って懐かしの「シムシティ」を買ってしまった(笑)。最新版。「シムシティ4デラックス」。シムシティ自体は10年ほど前ずいぶんやりこんだのでやり方やコツは覚えているのだが、いざ家に帰ってやってみるとものすごく複雑化しており、難易度激アップ。おかげ様で狙い通り腰を据えて遊ばせてもらっている。いまさらシムシティかよ!と思いつつ、やっぱこのゲームよく出来ているなぁ。

ちょうど響子(小5)が税金とか利息とか財政赤字とか国債とかを習っている。
昼ご飯を食べながら質問にいろいろ答えていたところだったので、思いついて途中から一緒にやってみることにした。

そしたら響子がハマったのなんの。最初は自分で世界を支配できる面白さに傾いていたが、途中から市の運営にもハマってきた。「え〜支出多すぎ!」「水道引かなきゃ!」「税金上げたくないなぁ」「この渋滞って道路を広くすれば解決するのかしら?」「小泉さんって大変だなぁ」とか、時を忘れて遊ぶ遊ぶ。もともとこういう箱庭系が好きな子なので向いてはいるのだが、教科書という紙の上の知識が、ゲーム上とはいえ実地でわかり「あぁこういうことなんだ!」と脳細胞がいろいろ連結された模様。

このまま娘とシムシティして社会構造についての脳細胞連結を補助しつづけたいところだが、土曜に引き続き今日も休日出勤。それも深夜or未明の予定。いと哀し。とりあえずご飯食べよう。一週早いおひな祭りである。

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月曜未明の都心

2006年02月27日(月) 12:04:11

仕事が何時に始まるかの連絡が夜から深夜にかけて何度か入り、結局深夜1時45分赤坂に集合という非常識なことと相成った。何時に始まるかがわからないと仮眠もできない。ひな祭り&早めの誕生会(娘)でお酒を少し飲んでしまったので相当ダルい。というか、撮影の都合とはいえもう少しまともな時間にならんかとかブツブツ思いながら。

日曜深夜は都心もガラガラ。仕事仲間(ボク以外全員女性)と待ち合わせ、相手からのプレゼンを受け、ビデオ見ながら対応策をシコシコ考える。やり直しかなぁ…。スパッと気持ちよく仕事を終えたかったがあーだこーだと数時間。おまけに来週の土日も休日出勤が決定してしまった。むぅ。

日曜深夜というか月曜未明の都心は覚醒前の一番深い眠りについている。タクシーすら走っていない。街角で仮眠をとっているタクシーを見つけてコンコンコンと遠慮がちに起こして家まで乗せてもらう。この時間にタクシーに乗ると運転手さんとの間に妙な連帯感が生まれるのだが、今日もそんな感じ。お互いお疲れ様ですねぇ。

そういえば、夜道でガマガエルを見た。冬眠の穴からヨチヨチと這い出てきたらしい。ようやく、春。

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もうひとつのマッキントッシュ

2006年02月28日(火) 9:22:47

毎年ひな祭りはひな壇が飾ってある1階の部屋でやる。

二世帯住宅なのだが、その部屋は二世帯の共有スペース。ちょうど両親世帯との接点に当たる部屋だ。一緒にごはんとか食べるときはどちらかの世帯のダイニングで食べるので、この共有スペースで集まるのは年に一回、ひな祭りの時くらいである。祖父母伝来のお雛さまはそこ以外飾るスペースがないので、必然的にそこでやることになるわけだ。

で、その部屋にはマッキントッシュがある。コンピューターのではなくてオーディオの。マッキントッシュのパワーアンプとプリアンプがハーベスというスピーカーにつながっている。独身時代に聴いていた懐かしのラインナップ。

つまり何が言いたいかというと、年に一回だけ、このアンプに灯がともるのだ。あのダークブルーの目に光がともる。あの独特の暖かい音が流れ出す。コトコトと音を紡ぐ。暖炉にあたってるような気持ちよさにうっとりする。あぁやっぱりマッキントッシュの音は好きかも。

もっと使ってやらないと老化するとはわかっているのだが、なかなかこの部屋を利用しないので結果的にこういうことになる。メインシステムとして使っているクレル×チェロより心情的には好きなのであるが、メインスピーカーであるアポジーを鳴らすにはマッキントッシュはちょっと相性が悪いのだ(パワーも少し足りない)。

ちなみにこの共有スペースにはレーザーディスク・プレーヤーもある。大量のレーザーディスクもある。29型モニターもある。過去の遺物のような部屋だ。この部屋でゆっくり古い映画のLDを観るような生活が、この家を建てる時の夢だった。まったくかなってないな。それだけ地に足のついていないせわしい生活をしているということか。

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