2006年1月 アーカイブ

MacBook Pro 発表

2006年1月11日(水) 9:03:32

intel搭載のMacBook ProとiMacが今朝発表された。intelが中に入ったことには複雑な思いがあるが、でも変化は進化、アップル信者(笑)としては与えられたものを最大限楽しむのみ。あとはあの intel inside シールが貼ってないことを祈るのみ。

とりあえず MacBook Pro が気になる。iSight内蔵。15.4インチで2.54kgか。さっそく見に行こう。もう見られるのかな。しかしこれでGシリーズは終わりなんだな。なんか寂しい。

iLife'06もいい感じ。iPhoto6の「Photocasting」が気になるなぁ。iMac経由で他人と写真が共有できるらしい(flickrと近いが、iPhoto上というのがうれしい)。iWeb はもう少し違う期待をしたけどまぁいいや。待っていた表計算ソフトは今回出なかった。

広大なワークスペースが欲しい

2006年1月12日(木) 12:11:17

代休をとって休んだら、逆に体調が悪くなった。切ってはいけない緊張の糸を切ってしまったかも。仕事もトラブっているし、なんだか厭世的になってくる。体力落ちると気持ちも萎える。ここで踏ん張らないと。

[Intel Inside]シールはマックには貼られないようですね。あのシールを貼ると、intelがその商品のマーケティングコストを一部負担する契約になるらしいけど、Appleはそうしなかったということ。あぁ良かった。

というか、MacBook Pro もいいけど、いま欲しいのは広大なワークスペース。
Apple Cinema Displayの30インチが欲しくてたまらない。いくつも書類広げて仕事するタイプなので、いまの旧型20インチではとても足りない。でもこれ高いんだよなぁ。手が出ない。次のボーナスからのローンを組むか…。

植草甚一は48歳からジャズを聴き始めた

2006年1月13日(金) 8:18:21

一般に街歩きとジャズで知られている植草甚一だが、ジャズは48歳から聴き始めたそうだ。
まぁ彼の場合、やり始めたらとことん、という部分はあるけど、それにしても48歳からあそこまでとは。それを考えたらいつ始めても遅いということはないなぁ。

というか、始めるに適した時期というのはある気がする。早ければいいというものでもない。
例えばボクには京都の割烹とか料亭とかフランスの三つ星とか、もっと歳をとって自分の格と経験が追いついてから回り始めたいと思っている食分野がある。若い間に経験する良さもあるとは思うが、ボクにはまだそこが居心地よくなっていないし、まだまだそういう場を自然に楽しめるようになるための人生経験が足りないと思っている。

他にもオペラや歌舞伎、お能、それに一部の本とかも、ある程度の年齢になるまでお取り置きしてある。まぁ少しずつ見始めたりはしているが、本当に楽しめるようになるのはあと10〜15年くらい経験積んでからなのだろうなぁとか思いながら見ていたりする(それだけ長生きすると仮定しての話になるけれど)。

とてもウェットな共同作業

2006年1月14日(土) 10:20:32

昨晩は打ち上げパーティ。12月にやった怒濤の仕事群の中の大きな一個を打ち上げた。
このところ「打ち上げ」という行為が廃れてきて、区切りもなにもなく次の仕事に向かうことが多かったのだが、こうして打ち上げをするとやっぱりどこかサッパリして気持ちが良い。つか、もっともっとささやかに「お疲れ様」を言い合う会のはずだったのだが、いつの間にか巨大化していて少し面食らった。超大物にもお越しいただき、恐縮。

こういう「打ち上げ」をして、協力してくださったスタッフがみんな集まると、どれだけの人に支えられてこの仕事が成立したのかを実感する。みなさん、朝も夜も土日もクリスマスも年末もなく情熱的に動いていただき、本当にありがとうございました。超綱渡り&ウルトラCの納品で久しぶりに脂汗をかいたけど、この脂汗を次につなげたいと思います(汚い)。

しかし、綱を渡りきっただけでもラッキーだったのに、渡りきったあとでそれをドライに評するタイプがひと昔前よりぐっと多くなった。
そういう気持ちもわかるんだけど、いわゆるクリエーティブとか制作作業とかはそんな流れ作業の工業製品のようなドライなものではない。もっとぐにょぐにょしたカタチのないものを慎重に慈しみながら整えていく、とてもウェットな共同作業だ。いや、クリエーティブに限らず、仕事に愛を注ぐとそこには自分の赤ん坊に対するようなウェットな気持ちが宿るもの。そのウェットな共同作業の中での綱渡りがどれだけ危ういものなのかをわかってくれる人が激減している肌実感。オレが古いだけなのかな。

親は絶対に勉強を教えてはいけない!?

2006年1月15日(日) 17:37:28

昨年、「新・勉強の常識」(ストロング宮迫&タイガー山中著/PHP研究所)という本を著者からいただいた。面識ない方なのだが、このサイトを読んでくださっているようで、出版社を通して送っていただいたのだ。ありがとうございました。※この本の元になったサイトはこちら

帯に「親は絶対に勉強を教えてはいけない!」とあり、毎晩のように娘と勉強バトルを繰り広げている優子にはドキッとするコピーだったようで、さっそくじっくり読んで感動していた。「わたし、いけないことばかりしていた」と反省しきり。すごく役に立ったようである。あれ以来バトルが激減した(笑)。これだけでも著者の方々に感謝しなければならない。

で、遅ればせながら、ボクもじっくり読んでみた。
なるほど、つまりどう子供を乗せちゃうか、ということですね。あとは親の勘違いの是正。親は中途半端に自分の体験を子供にかぶせるからなぁ。しかも視野狭く。

キミが生まれてきた偶然

2006年1月16日(月) 7:27:56

寡聞にして知らなかったが、日本の首都である東京の空は、未だアメリカ軍に管制コントロールされているらしい。自国機や民間機も自由には飛べないという。同じ敗戦国でもドイツの首都の空はとっくに返還されているらしい。首都の空が他国に管理されているというのは、考えてみたらものすごいことだな。

小五の娘がいまちょうど塾で日本近代史を習っているらしく、第二次世界大戦前後〜冷戦のあたりの歴史を優子に質問したりしているのが聞こえてくる。塾の教科書や問題集に載っている史実をそのまま覚えようとしている。「いや、そこはいろんな解釈があって」と説明したくなるが、問題集の答えと違うことを教えると混乱するだろう。中学に入ってからじっくり向き合って一緒に考える時間を持たないと。

史実は客観的に正視すべし。いろんな解釈も出来れば知るべし。そして自分で考えるべし。
ただ、キミが生まれてきた偶然は、数千年に渡るこの国の長い長い人のつながりの結果である。祖先や先人、そしてその年月に敬意と誇りだけは持って欲しいと思う。それが自国史を学ぶということ。

誕生年ワイン

2006年1月17日(火) 7:22:17

今日で阪神大震災から11年。
ということは、あの時お腹の中にいた娘は今年で11歳ということだし、前日である昨日は優子の誕生日ということになる。そう、我が家はあの大地震を一生忘れられないことになっている。

みなさんも忘れないでね。大地震への備え。とりあえず「地震が起こる前に、これだけはしておけ!」を再度お読みください。ボクの実体験からの教訓が書いてあります。コレコレも是非。


ということで、昨晩は優子の誕生祝い。娘は用事があったので、ふたりでレストランへ。こういう経緯もあり、優子の誕生年1967年のムートンを飲んだ。予約して半年強。折に触れ楽しみにしてきたムートンは39年ものとは思えない若々しさでびっくり。まぁまだキミも若いということだよ。

47年間ほぼ毎日〆切…

2006年1月18日(水) 7:21:47

書けないなぁ。連載原稿でまたまた四苦八苦している。調子が出れば早いのだが、なかなか調子が出ない。仕事が多くほとんど時間が取れないこともあって深夜にやっと書き始めるのだが、調子が出る前に大深夜になってしまい結局諦めることが続いている。とはいえそんなことも言っていられない。もう〆切だ。うぅぅ。

とかなんとか愚痴ってる自分に喝!
今月6日に亡くなった漫画家の加藤芳郎さんは、新聞の4コマ漫画を47年間連載しつづけたという。夕刊だったから日曜を除く週6日なのかな。ほぼ毎日〆切があり莫大な数の読者の目に触れる。毎回なにかしらアイデアもいる。それを続けて47年。つか、ボクの人生より長いではないか。ボクが生まれてからこっち以上、ずぅっと週6本ずつ書いてきたってか。ボクがはいはいしてるときから、小中高大、就職、結婚などいろいろ経てきた年月全部ずっと連載してきたってか。

あまりに偉大すぎて比べても仕方ないが、同じ人間、ま、ボクもがんばろっと。

芸者さんと新年のお祝い

2006年1月19日(木) 8:17:54

昨晩は夜に仕事を抜け出して、神楽坂の料亭で1時間だけ芸者さんと新年の祝い。

初体験である。いわゆる芸者遊びは大阪で2回ほどしたことあるが、東京で、それもお正月は初めて。お座敷にお大尽風にどんと座り、金粉入りの角樽を飲む。横には芸者さん。いわゆる「出(で)の衣装」っていうのかな、黒の裾引きの衣装にだらりの丸帯、日本髪に稲穂の簪。正月の正装だという。今週いっぱいはこの衣装で踊るらしい。

まるで映画かドラマの一場面のような光景が続く。芸妓さんおふたりと三味線に太鼓。目の前で「初春の〜」と唄い、踊る。三曲ほど踊っていただいた。いい頃合いで女将さんが現れてご挨拶のあと三本締め。三味線と太鼓がついた三本締めはなんとも優雅。楽しいと同時に心が引き締まる。で、最後に芸妓さんらの背中にお年玉を差し込む儀式(笑)。これも入れ方や入れる深さに粋な感じがあるらしく、いろいろ教えてくれた。

講演と香箱

2006年1月20日(金) 8:27:24

昨日は日本マーケティング協会というところで講演。
マーケの専門家たちが相手なこともあって、中途半端に専門用語を使うとメッキが剥げる。だから自分の言葉でやわらかく語ってみた。意外と受けたので満足。質疑応答も活発だったし。

終了後、21時まで別件で打ち合わせ。その後打ち合わせ相手とカニを食べに行く。今季はじめてのカニ。なにせ12月はほとんど外食しなかったからなぁ。香箱の内子外子をいっぱい食べた。話も盛り上がり、このところずっと感じていた閉塞感も少し打ち破れた。もうちょいがんばってみるか。

あぁ昨日はバタバタしてて英語を全然勉強しなかった。12月1日からずっと続けてきた習慣なのに…。堤防決壊しないように粘ろう。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。