2005年12月 アーカイブ

料理説明のタイミング

2005年12月 1日(木) 8:13:59

昨日は夕方、日本橋で空き時間が出来たので、三越7階の「沖縄展」に行ってきた。
お目当ては山本彩香さん。お忙しそうにしていたが、少しだけお話できた。というか、実は金曜夜にご一緒する予定なので、いろんな話はそのときにと約束して別れる。
完成した「しゃこ貝の豆腐よう漬け」を少し試食したが、やはり激うまい。3000円近くするがこれはマジでオススメだ。夜にあるお偉い方々との会食があったので、そこへのお土産にふたつ買い込む。これは誰にあげても絶対喜ばれる美味なので。

そのまま赤坂に出店した京都の有名割烹へ。
料理はそれなり。印象は薄いけど、美しい盛りつけと素材はよい。が、サービス系がどうもなぁ。まず、カウンター内に立っている料理人たちの白服(割烹着)がみな薄汚れているのがどうにも気になる。若い人なんか黒ずんでいる。あー悲しい。しかもこちらの会話がどんなに盛り上がっていようが無理矢理割り込んできて料理説明をするのも腑に落ちん。こういう店では会話が主役で料理は脇役だと思うのだけどなぁ。つか、会話に割り込むタイミングというものがあろう。出してすぐ食べて欲しいからすぐ説明するのはもちろんわかるが、聞かれたらきちんと答えるというスタンスでいいと思うのだけど。このごろ料理説明のタイミングが最悪な店が多いなぁ…。結局、店へのアプローチの見事さだけが印象に残るお店だった。

カウンター「12345678」は多くの方が狙ってくださった模様。すごいイキオイでカウンターが回った。ゲットしたのはJetさん。
「サイン入りブック、ホントに欲しいんですが、お!もうちょい!と思って何回かポチポチしてしまったのでちょっとインチキっぽく心苦しいので、ここはファン皆さんの為にも『おいしい店リスト』リニューアルをお急ぎ頂くことプレゼントにかえていただくということでいかがでしょう?笑」

テレビドラマ制作

2005年12月 2日(金) 7:16:02

昨日はやけにダルかった。ダルくて眠い。40代になってからダルいことが多いな。こんな日は無理矢理予定を入れて舞台とか映画を見ないとだらだらと一日が終わってしまう…と、思いつつ、仕事であっという間に夜になってしまい、そのままだらだらと一日が終わってしまった。あ〜あ。まぁ仕事して家メシして風呂入って本読んで、と、真っ当な一日とは言えるのだけど、気を緩めるとこれで満足してしまいがち。なにかプラスワンしたいところ。

話は変わるが、いま、ある仕事でテレビドラマの制作に携わっている。それもあって某テレビ局に週1.2度通っているが、CMやショートフィルム制作とはずいぶんやり方が違うので毎回いろいろ新鮮だ。

というか、ドラマの撮影って、タレントたちのスケジュールとスタジオの空きと脚本の意図と撮影の都合が絡み合って複雑怪奇。あぁこうやってジグソーパズルのようにドラマが作られていくのかと初めて肌で知る感じ。これに予算と天気とトラブルが重なると一体どうなるんだろ。ドラマのプロデューサーって死ぬよなぁ…。

山本彩香さんと夜ご飯

2005年12月 3日(土) 9:18:38

昨晩は、三越日本橋店の沖縄展のために東京に来られている山本彩香さんと、作家の駒沢敏器さんとそのフィアンセの建築士(お美しい!)と、4人でご飯を食べた。

山本彩香さんとプライベートでご飯を食べるのは初めて。気軽な店でやさしいお野菜を食べたいというご希望にそってお連れした「霞町一(ぴん)」は彩香さんのお気に召したらしく、おいしいおいしいと食べていただいた。ほっ。まぁ丁寧に丁寧に作られた無添加の自然食ばかりだからなぁ。良かった。

彩香さんは70歳とは思えない健啖ぶり。頭も実にクリアで、会話で一度使った単語は繰り返さない。どんなに話が飛んでもついてくるどころか先を行く。感服。ボクが思わず口に出すカタカナ語もすべて伝わるし。「だって占領下で必要に迫られてめちゃめちゃブロークンな英語使いましたから」 なるほどー。そのブロークン度合いでまた大笑い。楽しかった。

評論? 感想? お見立て?

2005年12月 4日(日) 9:25:28

Soloさんからメールをいただいた。「レストラン評論はしないとのことですが、12月1日のさなメモで有名割烹について書かれてますが、あれはレストラン評論だと思います(笑)」

ありがとうございます。でも全く意識しなかったな。ボク的には単なる「感想」だったので…。意識して読み返すと「こういう店では会話が主役で料理は脇役だと思う」というあたりが評論かな。うーむ、よくわからん。

評論を辞書でひいてみる。
新明解国語辞典第三版によると「(専門の分野や社会の動向などについて一般読者を啓発するために)自分の意見を加えながら解説すること(したもの)」とある。
あのメモは、料理説明のタイミングについて読者を啓発するために「こうあるべし」と解説しているわけではなくて、単に自分の不満を述べただけなのだけど…。それでも評論なのかな。評論であるためにはもう少し客観性と根拠と系統だった論の展開が必要な気が。

義経

2005年12月 5日(月) 7:54:58

NHKの大河ドラマ「義経」を小五の娘がかかさず見ている。タッキー効果でもあるのだが、なかなか感慨深いものがある。

というのも、ボクが義経にはまっていたのがちょうど小五のときなのだ(なんと34年前)。

子供向けの歴史本を読みまくり、義経記はもちろん、平家物語、太平記、保元物語、平治物語、椿説弓張月などの再読を重ねていた当時のボクは、義経を唯一無二のヒーローと崇め、親にねだって平泉に旅をし、義経最後の地と言われる高館義経堂では虎の子の500円札一枚を賽銭箱に入れたのであった。当時の小五にとっての500円はとんでもない金額で、目に涙を浮かべつつ、どえらい決心で奉納したのを鮮やかに覚えている。よっぽど好きだったのね。

ドナステラで再会の夕べ

2005年12月 6日(火) 8:46:34

ニューヨークで会った方々との「日本での再会の夕べ」が昨晩とりおこなわれた。
といっても4人だけなんですけどね(笑)。同業種かつ同領域かつ先端系。4人中2人はライバル会社の方なのだけど、もともと異国の地でのディナーが出発点ゆえ、なんというか日本人同士感があり、オープンで和やかでとてもいい会になった。素敵な3人に囲まれてシアワセざんした。

つか、「そのうちメシでも喰いましょうね」と言って別れても、まずたいてい実現はしない。こうしてなんなく実現するなんてことはめったにない。せっかくだからこの会は今後も続けましょう。

行ったのは銀座のイタリアン「ドナステラ・クチーナ・オオサコ」。ここはとてもいい店だ。
エントランスも店内もカジュアルで普通っぽいのだが、出てくる料理がどれもこれも美味美味。量も多くて満腹。トリュフを入れて熟成させた濃厚なチーズのソースの「取り合わせ茸と鳥のせせりのソテー」と、これまた秋トリュフをむせるくらいふんだんに載せた「仔牛のローストとフォアグラのソテー」、どっしりと力強い「琉球ロイヤルポークの骨付きロースのグリル」なんかが印象に残っている。がっつり主張があるのに胃がまるでもたれず、食後感がさわやか。やるなぁ。あ、マロングラッセ入りのバニラに熱々のエスプレッソをかけたデザートも良かったなぁ。

クナイプのお風呂

2005年12月 7日(水) 7:45:32

いや〜このところ急に寒くなりましたね。

昨日は一日中いろんなところを回っていたけど、寒くて寒くて。
寒いと身体が縮こまり、いろんな部位に無理な力が入るせいか腰や足や背中まで痛くなってくる。夜は大井町「廣田」で栄養たっぷりのおいしい料理をいただいたので(牡蠣を16個使った巨大まんまる牡蠣フライには驚いた)、身体が温まりずいぶんマシになったが、どうも腰・足・背中の痛みがとれない(老人ぽ)。

こういうときはお風呂! あまり入浴剤とか入れない家なのだが、クナイプの入浴剤がいいと友人に聞き、買って使ってみた。まずはラベンダーの香り。あぁ〜これはいい。マジでいい。いままで使った数少ない入浴剤ではダントツにいい気がする。香りの方向性がハッキリしていて気分が変わる。天然塩が入っているのも身体が温まる要因かな。ユーカリとかワコルダーとか買い置いてあるので、しばらくはお風呂が楽しみ。※クナイプはドラッグストアで普通に売ってます。

AKB48

2005年12月 8日(木) 9:28:47

ある縁があってAkihabara48というアイドルグループ(現在20人)の誕生に立ち会った。昨日がプレス発表&ゲネプロ(公開リハーサル)。オーディションからたった1ヶ月でよくぞここまで踊れるようになったと感心。デビュー前から少し関係していたこともあって、初舞台にはちょっと感動した。うるっとな。そのまま二舞台見学。将来彼女ら(もしくはこの中の誰か)がビッグになったら、「ボク初舞台見てました」って言えるなあ(アホ)。つか、娘と同学年が舞台上にいる!
最初は全員同じ顔に見えたが、なんとか20人の顔と名前は一致するようになった。どう成長するか楽しみ。今日が一般デビューである。

入浴剤は身近な話題だったせいか、たくさんメールをありがとう。
残り湯を洗濯に使っているせいもあって入浴剤を普段あまり使わないのだが、クナイプだと大丈夫らしい。それも大きい理由のひとつ。まぁ他のも意外と大丈夫なのかもしれないけど。

あぁそれにしても、昨日も深夜まで残業してタクシー帰宅したのだが、タクシーの運転手さんの口臭があまりにあまりにひどくて、朝になってもまだダメージあり。寒いのに窓全開にしたので喉も少し痛い。細胞にあの口臭が染みついている感じ。うぅ。

ハ、ハロー

2005年12月 9日(金) 7:43:35

タクシーに乗ったらいきなり「ハ、ハロー」と戸惑いがちに言われた。
またか、である。このごろ外国人に間違われる確率高し。まぁ昨日みたいな夜道ならまだわかるが、朝10時ころ打ち合わせで行ったホテルのドアボーイに「Good Morning, Sir」と言われたときは面食らった。「え? あ、日本人ですよ」「あ! 失礼しました!」と深々お辞儀されたが。

タクシーの運転手さんに「中国人とかに見えるの?」と聞くと「いえ、東洋系ではなくて、アメリカかどこかの方に見えました」という。ボクを知っている方はよくおわかりだと思うが、ボクの顔は超ドメスティックである。髭・5mm短髪・メガネ・背の高さあたりで騙されちゃうのかな。


最近、気分の浮沈が激しくて我ながら呆れる。余計なひと言も多い。黙って生きよう。

空は青いのに

2005年12月10日(土) 9:45:11

昨晩は所属組織での120人からの大宴会だったのだが、しかも幹事部の責任者だったのだが、某テレビ局にてどうしても抜けられない打ち合わせがあって出席できず。豊漁祭と称して鮮魚と大手巻き寿司大会だったのにぃ〜。残念至極。

というか、宴会メシに期待してしまうくらい、ここ三日間の昼メシ夜メシはほとんど弁当系である。ちょうどメシ時に打ち合わせが入ってしまい、変な時間に5分で急いでおにぎり二個食べる、みたいな不幸な食事ばかり。年末に向けてこれがどんどん加速しそうである。大晦日までびっしり仕事の予定が入っているし。下手すると元日とかも危ないし。クリスマスの夜くらいは娘と過ごせるようにしこしこ画策中。いくつか入っている外食の予定もお断りしないといけないかもしれない状況…。もしそうなったらスイマセン >予定に入ってる方々

まぁ忙しいのは慣れているのでなんとでもなるが、精神的に妙に落ち込んでいてスッキリしない。自分の方向性に疑問ばかりが浮かんでくる。空は青いのになぁ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。