2005年3月 アーカイブ

「銀座とよだ」でランチ

2005年3月11日(金) 15:36:15

昨日は「銀座とよだ」でランチ。銀座ではトップクラスのランチである。すばらしく美味しいしホッコリする。夜に行かなければとずっと思っているのだが、まだ機会がない。行かなければ。

本の原稿をいままでずっとJedit(ウィンで言ったら秀丸みたいなメジャーなエディタ)で書いてきたのだが、ここのところなんか文章がドライブしない。なんかノリが悪い。Wordだともっとダメ(当然)。こういう感覚って大事なので、昨日iWork05を買ってきてアップル純正のワープロ「Pages」をインストールしてみた。さすがにキレイだし使いやすいな。まだわからないけど、これなら書けるかもしれない。特にフィクション。写真なども入れ込んで、雰囲気出して一気に書いてみよう。

あぁ。確定申告しなくては。やばいやばい。

目を閉じてリラックスするだけで

2005年3月12日(土) 18:17:34

最新の脳科学によると、ヒトは睡眠中に情報を整理して引き出しにしまう作業をしているらしい。つまり徹夜勉強なんかは意味がなく、ちゃんと睡眠をとって情報を脳みそに格納しないと覚えないし、物事を体系的に整理もできないわけだ。
ま、そこまでは知っていたのだが、チューリッヒ大学のゴッツェリッヒ博士の去年の研究で「目を閉じてリラックスしているだけでも睡眠と同じ効果が得られる」ことがわかったそうである。なるほど、テストや重要な仕事の前日など、眠れなくて焦ることが良くあるけど、目を閉じてベッドでリラックスしているだけでも睡眠と同じ効果が得られるなら安心するね。いいことを聞いた。
ただし外界から脳を隔離することが大事らしいので、目は閉じないと効果ないし、たぶん耳からも情報を入れない方がいいのだろう。音楽とかラジオとかも聞かない方がいいんだろうな。結局「眠れない長い夜」には変わりはないわけである。

堀江氏がずっと語っていること

2005年3月13日(日) 9:38:21

アメリカではブログ記者をホワイトハウスの取材に参加させたという。ここらへんの感じはアメリカは10年進んでいるね。
プロの記者よりジャーナリズム・センスが上回る人は市井に山ほどいる。ネットの出現で情報がフラットに行き渡り、ジャーナリストだけが時代に対する当事者意識を持っていた時代は終わろうとしている。一般人がそれぞれきちんと当事者意識を持つ時代になってきている。彼らの多くが発信しはじめたらマスメディアの役割はある意味終わるとボクは思う。ジャーナリストだけが情報強者だった時代はもうとっくに終わっているし。いや、糾弾や告発こそジャーナリズムの役割という考えに固執したジャーナリストは、そのうち情報弱者に成り下がる可能性すらあると思う。

その辺に謙虚にならずに「大衆にいろいろ教えてあげる」的態度でこれからもいると、新聞やテレビなどの既存メディアやジャーナリストはマジで痛い目に遭うんじゃないかな。ネットを日常に使っている人たちは、あなた方が考えているよりずっと情報強者なのだ。しかもブログで発信し始めるとそのスキルは日々磨かれる(発信とは情報整理でもあるから)。古いタイプのジャーナリストたちを憐れみの目で見ている人たちがいっぱいいることをお忘れなく。

その辺の感覚のズレを堀江氏はずっと語っている気がする。ネットの世界に長くいるとその辺の感覚って「常識以前の超当たり前な感じ」になっちゃうので、彼はそこら辺をうまく説明できないだけ。ボクもその辺はもう肌感覚になっちゃって、あまりに古い人から質問を受けるとどこから説明すればいいかわからなくなってしまう。

ヒロミティ交代

2005年3月14日(月) 6:17:50

「おかあさんといっしょ」の体操のお兄さん、佐藤弘道(ヒロミティとか言うらしい:笑)が交代するらしい。響子があの番組を卒業してから5年は経つのでずっと見なかったが、なんと12年もやったというではないか。おかあさん方に人気がありすぎたらしい。まぁ適性あったもんなぁ。子供番組の勘どころをきちんとわかって、ちょうどいい距離感で演じていた。しかもおかあさん方が安心するタイプのハンサム。あまりに向いていすぎて次の進路が危ぶまれる。しかし…顔も髪型も12年変わっていない。新種の八千草薫か(古)。

「銀座小笹寿し」

2005年3月15日(火) 8:24:22

昨晩は「銀座小笹寿し」。ここのご主人が長く修業した代沢の「小笹寿し」での名物「穴子のきじ焼き」(生地から焼くからきじ焼き)を久々に味わえ満足。ちゃんと技が伝承されていてうれしい限り。そのうえ、きじ焼きの握りまで食べられた! これは代沢では岡田周三が機嫌のいいときしか握ってくれなかった幻の握り。結局ボクはありつけなかった一品だ。念願叶ったり。その岡田周三も去年亡くなり、伝説化した。昭和がどんどん消えていく。あぁ山口瞳を再読したくなってきた…(全集持っているくらいはファン)。ちなみに穴子はこれからうまくなる。最高の時季に再訪してみよう。

22時頃食べ終わって「テンダリー」へひとり流れる。このごろの鮨後の定番「ピコン・スペシャル」をまず一杯。口を鮨味から取り戻し、さて何飲むかと思ったら「オールド・トムがまた入りましたよ」と宮崎さん。もうどこにも売っていないゴードンのオールド・トム。宮崎さんはたまにどこからか仕入れてくるんだよね。ストレートで一杯。まろやかでさわやかで極上。香りが脳に充満。この香りを引き連れてすっと帰ろうと思ったら「もう一杯珍しいのが」と言われ再び腰を落ち着ける。「山崎」の醸造所80周年記念モルト。レアらしい。へぇこんなのあるんだ…と、飲んでみたら、これが実によい出来。荒涼たるスコッチや潮風のアイラなどに比べると、湿気ある森の緑が漂う感じ。短歌俳句の世界デアル。イヤン、シャーワセ♪

「人生ピロピロ」見本刷り

2005年3月16日(水) 9:40:28

先週から追っている情報として「911 ボーイングを捜せ」「人権擁護法」がある。どちらもメールで教えてもらったもの。特に後者の問題を知ったのは13日。ネットがなかったら見逃すところだった。マスメディアはあまり騒いでいない。

昨日、新しい本「人生ピロピロ」(角川文庫)の見本が刷り上がってきた。書き下ろしエッセイ集。文庫化をいれると9冊目。9人目の子供という感じ。なでなで。出来が良くても悪くても可愛いものです。健康に育てよ(どうやって)。書店に並ぶのは来週末あたり。並び始めたらまたここで宣伝しますね。

で、ベッドでドキドキしながら刷り上がったばかりの文章を読んでいたら、目がさえてしまい一睡もできなかった。あーここはこう書けば良かったかも、とか、ここらへんはリズムが乱れてるなぁ、とか、グジグジ考えているうちに。でも朝になって逆にスッとした。諦めついたというか開き直ったというか。毎回こんな儀式をして、次に向かいます。何冊出しても変わらない。

勝どき「さ々木」

2005年3月17日(木) 14:47:17

ちょっと仕事でストレスがたまり、久々に「おれはいったい何をやっているのだ」気分に。これが大きくなっていくとあらゆる仕事や執筆が空しくなり、一気にテンションさがるので、ここで必死に食い止める。スタバでラテと甘い物どっさり。今日だけで2キロ太ってやる! んでもって来週2キロ痩せてやる! みたいな複雑かつ予定調和なストレス解消。おバカでよろしい。少し自分を笑えたので、復活できるかもしれない。

昨晩は久々に勝どきの「さ々木」でひとり鮨。親方は手が動かなくなったとかで実質引退したらしい。知らなかった。息子さんが握る。札幌「すし善」で修業したらしい。他に客がひとりもおらず、彼と話が弾んだので、わりと食べてしまった。6貫くらいをさっと食べて20分くらいで帰ろうと思ったのに。

今晩はパーティふたつハシゴしないといけない。その後深夜から編集作業。長い一日である。

「GRAN」で鮨対談

2005年3月18日(金) 11:22:43

DCカード会員誌の「GRAN」という雑誌の4月号(いま配布されているやつ)に、All About「大人の食べ歩き」の伊藤さんと寿司について5ページにわたって対談してます。ボクの食べ方や好きな店などいろいろ話してます。顔も1/4だけ出ています(笑)。でもこれ、市販されていないんですよね。そのうち対談内容はサイトに載せるかもしれません。極力謙虚に語ったつもりなのだけど、印刷されたものを読むと少し偉そう…。そんなつもりはないんだけどな。
というか、ボクたちの対談のあとに、勝見洋一氏やら早川光氏やら犬養裕美子氏やら、錚々たるメンバーが寿司について語っており、おいおい、そんな怖い人たちの前に載るなんて聞いてないぞと編集者を責める(笑)。冷や汗出ました。

昨日はパーティがふたつ。ふたつ目のパーティ(仕事の打ち上げ)でメシを喰う予定だったので、ひとつ目のパーティ(事務所開き)では何も食わずにワインをがぶがぶ飲んでいたら、空きっ腹にかなり効き、相当クラクラに。ふたつ目のパーティでは最後の方の記憶がなく、その後、仮編試写のために深夜にプロダクションに行ったのだが、酔いはなかなか覚めず、みんなから酔っぱらい扱いされちまった。またしても酒に弱くなったのを実感。酔っぱらい中年は醜いので、マジで控えよう。あーヤだヤだ。

「スラムダンク」グランプリ受賞!

2005年3月19日(土) 17:48:24

昨晩は「名古屋いい店うみゃ〜店」(文藝春秋)という本の出版パーティに参加。ひょんなことから繋がったのだが、ボクの大学時代の後輩が書いているのだ(しかも同じ会社)。長いこと繋がらなかった「繋がるはずの縁」がつつっとタイミングよく繋がったのでパーティ嫌いをおして参加。つか、ボクは文庫化を含めて9冊出しているのにまだ出版パーティとかしたことないぞ。一冊目でこんな盛況なパーティしてもらえるとはシアワセものである。

その最中、この前のスラムダンクの仕事が、ある広告賞の2004年度グランプリを取ったという速報が入る。うひゃぁと叫んでプロデューサーと落ち合い、乾杯。全体に奇跡的な仕事であったが、最後にもうひと奇跡来た。グラッパでぐらぐらになりながら帰宅。まだ余韻が残っている。

サイト始めて今日でちょうど3500日目

2005年3月20日(日) 18:09:34

このサイトで、数字を自分の誕生年月日に合わせてOKを押すと、いままで何日生きてきて、100歳まであとどのくらいあるかが見えてくる。ワンドット1日というのがすごいなぁ。

ちなみにボクは今日で15998日目。あさってが16000日目である。
16000日も生きたのか。いや、たった16000日しか生きていないのか。どっちの感慨もあるな。1日1日の喜怒哀楽が16000回分。とりあえずあさっては16000日おめでとうの乾杯をしよう。

んでもって、1995年8月20日にサイト始めてから今日でちょうど3500日目。よく続いているなと自分でも思う。会社入って7293日目。うわ。そんなに働いてますか! ええと響子が生まれて3667日目。優子が生まれて13943日目。ふむ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。