2005年2月 アーカイブ

「鷹匠寿」の鴨チャーハン

2005年2月 1日(火) 11:34:58

昨晩は1年ちょっとぶりに「鷹匠寿」へ。江戸でも数少ない野鳥料理の名店である。なかなか予約が取れない盛況さ。そのせいか紹介がないと入れない店になったようである。昨晩はラッキーにもたかぶ(小鴨)あり。旨すぎ。でも意表を突かれたのはラストで出た鴨チャーハン。絶品とはこのことかと唸る…。幻の美味かも(いつもは鴨雑炊)。3人でワイン3本あけ、日本のジビエのチカラを再認識。いや〜本当に旨かった。お兄さんの焼き技術もまた一段と進歩した感じ。

Flu

2005年2月 2日(水) 8:21:04

昨日は昼から映像文化製作者連盟というところが主宰したセミナーでしゃべった。120人くらいの中によく知っている人がふたり聴きに来ていて、妙に照れてしまい、終始ボソボソしてしまったかも。あそこはああ話せば良かった…など少し反省。

夜は妙にだるく「もしかしたらFluかも」とつぶやいたら「東京は降らないわよ」と妻に言われ、「いや、あの、英語のFluだから」と言ったら「そりゃフルでしょうよ、あんだけ夜ご飯食べれば」と言われ、「いや、えーと、あの、FullじゃなくてFluですから」「へ? なにFluって」と、際限なく疲れていった。「Fluっちゅうのはインフルエンザのこと。もう常識っすよ」「じょーしきじゃないわよ〜!」 ……常識、だよね?

シャルトリューズの古酒

2005年2月 3日(木) 8:20:55

昨日は銀座「パプリカ」で誠実な炭火焼きを食べた。料理人の真ん前の席で初対面の料理人といろいろ話をしているうちに「鷹匠寿」の話になり、なぜか一緒に行く流れに…。遠い先のことだけど。おもろい展開。
その後久しぶりに「テンダリー」に流れ、ピコンを一杯。それを飲み終わると「今日は特別なお酒があるんです」という宮崎さんが言う。勧められるままに飲んでみたら、これが……いままで飲んだリキュールの中でもトップクラスの旨さ。シャルトリューズなのだが1950年以前のもので、なんつうか香りが尋常ではない上にその香りが塊となって舌の一点から脳やカラダまで球体波として広がるのである。しかも異様に長く。あんなの飲んだことない。ビックリ。クゥ〜ッと余韻を楽しんでいるうちにあっという間に大深夜。あぁ校正作業が。

あ、そういえばFluは「常識ではない」という意見が多数。というか全員。そか。なんでボクだけそう思い込んでいたのだろう。

悪夢の南セントレア市

2005年2月 4日(金) 7:07:43

キリンジの曲「アルカディア」が耳について離れない。♪風、風 冬の宇宙(そら)も焦がす〜。キリンジって、はっぴぃえんどとブレバタの中間な感じでどこか懐かしい。でも相撲の麒麟児の顔がどうしても浮かんできてしまうのはこの世代のお約束。

あまりに脱力すぎて取り上げなかったが、やっぱ記録のために残す。愛知県美浜町と南知多町が合併して「南セントレア市」になるという1週間ほど前のニュース。もうそれだけでも卒倒しそうだったけど、その決定過程もすさまじい。中部国際空港の愛称「セントレア」を使った案は公募ではゼロだったらしいのに、委員(26人)が出した案に「南セントレア市」「セントレア市」「遷都麗空(セントレア)市」の3つがあり、セントレアを使った3案を合計すると公募1位の「南知多市」を上回ったっつうのが理由だという。出来レースにしてもおそ松杉。ってどんな杉だよ。おそまつすぎ。つか、遷都麗空市って…。耳から血が出そうだ。

これからの日本の若者がどんなにセンスよく生きようと思っても、日本に南セントレア市がある限り、日本人は「センス悪い国民」と一括りされるであろうとすら思ったよ。国を愛する心とか故郷を尊ぶ気持ちとかって意外とこういうところから少しずつ崩壊していくのだろう。取り返しがつかない悪行。

インフルエンザはフルーと呼ぼう、てか。

2005年2月 5日(土) 8:38:23

Fluについて未だに意外なほどのメール数。
「常識ではない!」という大多数のメールに混じって「アメリカ語菌にヤられています。流感、もしくはインフルエンザと言いましょう」「fluなんて言葉を使ってキザぶるなら正しく発音して欲しいもの。いけてない!かっこ悪い!」というメールも(笑)。まぁ確かに発音はフルではなくてフルー(語尾上がる)だよね。

でも、キザぶった上で敢えて言わせてもらえば、わざとFluと呼ぼうと思っている部分もあるのです。欧米では風邪を「コールド」、インフルエンザを「フルー」と呼んではっきりと区別してるという。先進国の中では日本だけが風邪とインフルエンザを混同していると言われているわけ。それってとっても危ない。流感とか流行性感冒という意味でインフルエンザと呼んでいると、どうしても風邪の延長的イメージになる。流行ってる風邪=インフルエンザ、ってね。だから、「Flu」という新しく聞こえる言葉を使って、その認識を変えた方がいいとボクは思ってます。そのくらいインフルエンザは怖い。風邪ではないのだぞ、と。
風邪はコールド。インフルエンザはフルー。アメリカ語なんて使いたかないけど、はっきり区別するために、こういう外来語は歓迎したい。←ちょっと詭弁。

昨晩は鮨水谷。酢飯に塩が効きすぎていた。開店以来の満席続きで少しお疲れなのではないか。

iPod Shuffleがまだ来ない

2005年2月 6日(日) 19:57:07

優子がフルーで響子がコールド。ボクだけなんとか健康な我が家族。この土日は校正のみに集中するつもりだったのでなんとかうつらずラッキーだ。

えーと、その、もちろんアメリカでも混同している人多いのだけど、とりあえずインフルエンザと風邪は違うという意識徹底をこれからすべきだという意味でご理解ください。

アマゾンでiPod Shuffleを発表日に予約したのにまだ来ない。周りでも持っている人がいっぱいいるのに…。くやしい。毎日「今日かも」とか思って待っているのに。

初校作業終了!

2005年2月 6日(日) 22:04:45

初校作業終了! あぁ肩こった。これで2月中旬の再校作業が済めば、あとは本が刷り上がるのを待つのみじゃ。うれすぃ。

書きまくる

2005年2月 7日(月) 13:16:12

朝からブルーマンデー系長い会議で午前中いっぱい。ふらふらと(相変わらず)ひとりでメシを食べに行き、昨晩大量にカレーを食べたことを忘れて「古奈屋」でカレーうどんを食べてしまった。ううむ。今日は鰻丼の気分だったのに…。思考停止しているらしい。午後からは企画書4連発。書きまくる。

身動きできず

2005年2月 8日(火) 19:28:06

昨晩1年以上ぶりに会った人に「痩せましたねぇ! 街ですれ違ってもわかりません!」と言われニンマリ。まぁメガネも髪型も変えたので、そのせいもあるけどな。ただ、ウエスト周りにまた肉がついちゃったので、それは夏に向かって落とそうと思う。
ところで、油断して仕事をハイハイ受けていたらスゴイ事態になってきた。でかい案件も多く身動きできない感じ。次の出版の準備やサイト系などプライベートでもやること多い。やばいなぁ。こういう時ってなんか大きな失敗やらかすんだよなぁ…。

大河ドラマの「義経」が面白くない。小学生の時のボクのアイドル。親にお願いして平泉とか連れてってもらったっけ。源平系は異様にくわしかったあの頃。30年以上ぶりにその世界に浸りたいのだが、どうにもこうにも…。「ゴクセン」も思ったよりつまらない。「わかば」は言わずもがな。おもろいドラマが見たい。

「まんがパレスチナ問題」

2005年2月 9日(水) 8:35:39

何度勉強しても頭に入らないパレスチナ問題。小難しい論説文ではなく漫画で読んでみよう、ということで「まんがパレスチナ問題」(山井教雄著/講談社現代新書)を読む。漫画というか挿絵程度の本なのだけど、かなりシンプルにまとめてあり、いくぶんスッキリ。つか、ユダヤ人っていう人種はいないって初めて知ったよ(無知)。ユダヤ教を信じている人はすべてユダヤ人なんだな。
パレスチナ知識が整理されたところで、昨日のイスラエル・パレスチナ首脳会談ニュースを読む。うむ。頭が整理されているからよくわかる。でもあれだな、根本的に「国という団体がひとつの宗教に左右される」ということが実感としてわからないから、底流に違和感が残る。しかもキリスト教もイスラム教もユダヤ教も、どれも同じ神が話したことを基にした宗教。エピソードも教えもとっても似ている。同じ哲学を違う言葉で語っているだけのようにも思えるくらいだ。聖地まで一緒だもんね。
ま、どれが悪いというのは難しいのだけど、キリスト教の強引なやり方が元凶だなぁ、どう見ても。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。