2004年10月 アーカイブ

アメリカ赴任前に「與兵衛」へ

2004年10月20日(水) 10:14:53


中学高校の同期に「アメリカに赴任する前に本当にうまい江戸前が食べたい」とリクエストされたので、西大島の「與兵衛」に連れて行く。本当にうまい江戸前と言われたら今はココ。生ものが一切出ない、すべてに仕事が施してある鮨。味は計算しつくされており「鮨は結果がすべて」と言い切る。天然物より養殖物の方が握ったときにバランスがいいと判断すれば堂々と養殖物を使う。天然物や旬のものが握りに適しているとは限らないと笑いながら言う。つか、気難しさが少しもなく、とにかく明るくカジュアルなオヤジさんであることも好ましい。
同期から「堪能した。間違いなく生まれて初めての経験だった」と言われ、ホッ。新鮮さが売りの鮨はアメリカでも食べられる。でもここまで仕事してある鮨はアメリカには皆無。というか日本全国でも数少ない。

そういえば、握る前に出た「にんにくと炊いたシマアジのアラ」がとても良かったなぁ。にんにくかぁ。今度家でもやってみよう。

「はなまる」出演

2004年10月21日(木) 16:52:41


そういえば、今日の「はなまるマーケット」(TBS)に優子が出たらしいです。家でチーズをつくっている中継。って前からわかってたのだけど「うまくしゃべれなかったから誰にも見られたくない。さなメモに書いたら殺す!怨」と脅されていたのでした。なのでボクもまだ見てません。見た方いらっしゃいますか?

家がキレイすぎ

2004年10月21日(木) 20:46:52


うはは。家に帰ってビデオ見たが、かなり緊張してはるね(笑)。ええ、あそこに映っているのは我が家ですが、自分の家とは気づかないくらいキレイになってる。詐欺!
何人か「見ましたよー」とのメール、どうもありがとう。

Netscapeが出来て丸10年

2004年10月22日(金) 7:49:04


Yahoo! Japanが10月20日、10億ページビューを記録したらしい。台風の情報を得るため急増したようだが、それにしても国民ひとりあたり1日8回程度見たということになる。すげー。つか、そんなことありえないので、1日100回くらい見てる人がいっぱいいるということか。ボクはほとんどYahoo!を利用しないのだが、確かにTVニュースを追うよりもネットの方が便利。TVはその情報がほしいときに限ってニュースをやってなかったりするが、ネットはいつでも参照可能。アテネ五輪のとき特にそう感じたな。「あの競技はどうなった?」と気になってもTVだと夜(もしくは朝)のニュースまで待たないといけなかった。ネットではそれがない。

この11月でNetscapeが出来て丸10年とか。つまりネットをブラウザーで(絵とともに)見られるようになってとうとう10年たったわけ。MosaicやNetscapeを初めて見たときの衝撃はいまも忘れない。実はここ百年で、TVと並んで最大の発明だったのではないか、とすら思っている。ヒトとヒトとのつながりを決定的に変えた(変えつつある)という意味において。

新潟大地震

2004年10月23日(土) 18:51:07


新潟で震度6強。NHKで現地からの地震ニュースを見ていたら「またいまスタジオが激しく揺れています!」と震度6弱の余震を生で目撃。…ってことはもうすぐ東京も揺れ出すぞ、と新潟から東京の間の土の中を地震波が伝わってくるのをリアルにイメージしながら待つと、数十秒後ガタガタガタッと揺れた。すげ〜シズル感。土の中、ちゃんと伝わってきたよ。
というか皆さん、たまにはコレとかコレを思い出してくださいね。体験者は語る。つか、あんな苦労、みんながすることない。

昨晩二軒目に行ったのは看板も表示もない白金の怪しいバー。久しぶりに夜に巣くう怪しい人々を見た。怪しいなぁ。ちょっと懐かしく眺める。もうああいう遊び方が楽しいとは思わない。歳とったということではなく、単なる卒業。同じような感じで「意味もなく酒を飲む行為」からもほとんど卒業。いい相手といい目的がない限り酒を欲しいとは思わなくなってきた。とにかく酒を大量にカラダに流し込んでいた若い日々を経て、少し違う方向にシフトしてきた感じ。頭がクリアじゃなくなるのがイヤなのだな。もっと違うことに貴重な時間を使いたい。でもまぁ疲れやストレスがあるときは、やっぱり少し飲みたくなるのだけど…。

今夜か明日昼には不定期日記更新予定。

ダイエット連載無事終了!

2004年10月24日(日) 14:27:14


BMグラサン・ダイエット連載(連載だったのか)、無事終了。不定期日記にてご覧ください。もしかしたら「まとめ&読者からの声」的なヤツもご希望があったら書くかもしれませんが。

新潟の大地震、ガルで言ったら阪神大震災以上だったとか。あの揺れを知っている身として、心底お見舞い申し上げます。かなり心の底から。いろんな辛さや怒りを思い出す。

いま、目の前でチェコ在住のshinoさん(このまえビーズアートの個展をやった方)がチェコ料理を作ってくれている。今日は我が家でチェコ料理大会。チェコの赤ワイン(モドリー・ポルトガル)も用意して食べる準備は万全。あぁクネドリキ!
しかしぼんやりしていてピルスナー・ウルケルを買い忘れるという大失態。くそう。実に悲しい。

チェコ料理大会!

2004年10月25日(月) 7:20:27


昨晩はチェコ料理でシアワセだった。
食べたのは、ブランボラーク(ハッシュドポテト風じゃがいも焼き)、ヴェプシュ・クネドロ・ゼリ(豚の蒸し焼き・茹でパン・キャベツの盛りあわせ)、コプロヴァ・ポリーフカ(ディルのスープ)、コラーチ(焼き菓子)、オボツニー・クネードリキ(フルーツ入り茹で団子)。
出だしのじゃがいも焼きからして抜群であったが(何枚でもいける!)、なんといっても上で「茹でパン」と書いたクネドリキ(英語ではダンプリング)が貴重。もうチェコでも手作りはほとんどしないとのこと。じっくり手作りしてくれたもんね。豚の蒸し焼きやキャベツの付け合わせも最高。家での定番レシピになりそうだ。焼き菓子もうまかったし、フルーツ・ダンプリングも実に良い。貴重な夜だったなぁ。
料理人のshinoさんは以前「ほぼ日」でチェコ料理中継をやったとのことで、ここに昨晩のすべてのレシピが載ってます。見てみてください。こんな料理人を独占したのね。贅沢贅沢。

クネドリキと白いご飯

2004年10月26日(火) 1:02:04


クネドリキを本当においしいと思いましたか? というメール。メールをくださったご本人のみならず、友達に聞いてもおいしいと言ったヒトがいないとか。
ボクはクネドリキをおいしいと思うよ。もちろんそれ単体で食べて「うまひゃひゃ!」とはならない。単なる無味な茹でパンだし。でも、うどんと一緒で、無味ながらも食感と香りがあり、なかなかどうしてバカにしたもんでもないと思う。そのうえ、もともとクネドリキはソースを染みこませて食べる用途の方が多いらしいし、そのお皿を食べ終わったときにお皿がクネドリキでキレイに拭き取られているのが理想らしい。つまり、ソースを染みこます媒体なのだ。つゆだくのご飯がおいしいように、丼のタレが染みるにはご飯が合うように、チェコ料理のソースにはクネドリキが合う。ボクはうまいと思う。
アメリカ人に「パンにはいろんな味があるし、載せたり焼いたり蒸したりして楽しめるけど、ライスは同じ味だしバリエがほとんどない。日本人はみんな白いライスを毎日食べているというけど飽きないのか? 飽きるだろ? 日本人の舌が敏感ってホント?」と聞かれたことがある。確かにライスはパンほどバリエは多くない。外国人にとっては無味だろう。でも、うまいよね? あの味には飽きないうまさがあるよね? そういう微妙さかなぁと思う。おやすみなさい。

ボクはいまでも「音」が怖い

2004年10月26日(火) 7:56:39


被災地に冷たい雨。これはこたえる。なんとか絶望せず当初の苦難を乗り切ってほしい。
余震も、ああいう地震を体験してない人は「震度4くらいでそんなに怖がらなくても」とか思うかもしれないが、もうね、トラウマになるくらい怖いんです、余震って。本震を思い出すし、壊れたときの音とかも甦ってきてパニックを起こしそうになる。ボクはいまでも「音」が怖い。大きな音がすると阪神大震災を思い出してパニック気味になる。

東京もいつ大地震がくるかわからない。家が壊れても生きていけるように、身軽になっておこうかな。震災以来また増えてきたいろんなモノを、少し捨てて整理しよう。

イキナリ親知らず抜歯

2004年10月26日(火) 22:18:33


虫歯ができたのでふらっと歯医者に寄ったら担当歯科医師が何やらウームと考え込み「抜きましょう」とさわやかに言いイキナリ親知らずを抜く羽目に。抜くのはほんの数分で呆気なかったが抜いたあとジワジワと痛みが侵蝕してきてウウウと唸りながら仕事をこなし、夕食後の鎮痛剤だけを希望の糧として帰りの電車も乗りきる。改札口を出ると朝と同じ女の子が雨の中アイフルのティッシュを配っており、おおキミはいったい何時間がんばっているのだと抜歯如きでウウウと唸っている自分がなんだかとってもダメなヤツに思えてき、帰宅後テレビで被災者の悲惨な様子を見てこれまたこの程度で唸ってる自分を恥じ入り、もうワシは鎮痛剤すら飲まぬ我慢するといきり立って夕食にうどんを作り食べる。1時間後我慢できず飲む。痛みは取れてきたが、うどんのカケラが抜歯の穴に入ってないかさっきから気になってたまらん。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。