2004年1月 アーカイブ

謹賀新年〜曙の勇気

2004年1月 1日(木) 1:22:15


みなさん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくです。どんな楽しいことが待っているかと思うとワクワクするね♪(と、自分を励ます)

31日の夜は、なんとなく紅白と曙vsサップをザッピングするという、近年になく非生産的な大晦日を過ごした。
曙は……だけど偉かったと思う。無惨かつ考え得る限り最低な負けっぷり。でも、相撲最高位到達者として名誉も地位も得、安全な場所にいた人生を投げ打って、一時は一生の職場と決めた相撲協会からの避難中傷も覚悟し、惨めな負けも予想できた慣れない闘いに敢然と挑んだ勇気をキミは称えないのか。
どうせ金のためだと言う人もいる。相撲好きからは「相撲を汚す」という悲鳴も上がっているだろう。でもそれらをすべて飲み込んで、彼は再び闘いの土俵に立った。曙本人にとってそれはいかに怖いことであっただろう。たとえば過酷なサラリーマン社会で会長まで成り上がった有名人がなにもかも投げ打って「マネーの虎」に出て批判の矢面に立つ、みたいなことを彼はやったのだ(例が小さい!)。
とにかく、あの負け方をした時点で、ボクは曙が好きになった。2003年のラストにいいものを見せてもらった。ボクも今の状態に安住せず、恥をどんどんかいてがんばろう。人生は誰のものでもなく自分のものだし、たった一回しかないのだ。ヒトにどう思われようと自分の道を進むべきなのだ。

月刊おもしろ本更新

2004年1月 1日(木) 22:44:35


ボクの元日はこんな具合ざんした。
日の出の時刻に起きて、メールチェックして急ぎの仕事して、お屠蘇飲んでお雑煮食べて、2時間朝寝して、ゆっくり書き物して、昼ご飯に磯辺焼き食べて、仕事して、犬と散歩して、初詣して、読書して、鴨鍋とおせち食べて、村上龍の番組見て、サイト更新して、で、今。のんびりした一日じゃった。うほほ。

えー、月刊おもしろ本、10月11月12月1月と4ヶ月一挙更新完了。どこが月刊じゃい。元旦恒例の去年のおもしろ本ベスト10は2月に更新します。おいしい店リストも100店くらい溜めているのだけど、これは正月休みに出来なかったなぁ。プラハでしこしこ書きますか。とはいえ過酷なロケっぽいので無理かも。
あ、そういえばプラハでつきあってくださる方がひとり見つかりました。お会いできるのが楽しみです!

プラハ出張準備

2004年1月 2日(金) 22:35:38


真冬の2週間出張って荷物かさむなぁ。7年前くらいに買ったTUMI最大の巨大スーツケースがいっぱいだ。ま、夜間撮影用ダウンジャケットまで入れているので嵩はかさむが重くはない。

アメリカ人たちと2週間一緒なので、こりゃいい機会かもと会話の勉強本もいくつか入れ、2週間朝晩読みつつ、昼間は彼らと実践英会話♪と意気込んではいるが、だいたいロケの時って疲れてしまって計画倒れに終わるんだよね。夜は飲んじゃうし。せめて肉体改造計画だけは続けようとゴムチューブを持って行く。これは必ず毎日やろう。

プラハはかなり楽しみ。モーツァルトのプラハが頭の中で鳴り響くが、基本的にはドボルザークとスメタナか。オペラとか一回くらい観たいな。

プラハ出張(1)

2004年1月 3日(土) 6:40:28


ということで、プラハに行ってきます。
出かける日が近づくに従ってプレッシャーが強くなる。気が重い仕事じゃ。なんとかなるとは思いつつ…。
チェコってどんな料理なのだろう。それを楽しみに、行ってきます!

プラハ出張(2)夜景

2004年1月 4日(日) 9:46:07


20時間強の移動(ロンドンで乗り継ぎ)でようやくプラハ到着。ロンドンからプラハへの航行中、夜景がとてもきれいだった。ブリュッセルの真上とか通ったけど、夜のナスカ地上絵のようであった。
というか、寒い!
予定では真夜中3時とかの撮影も入っているのだが、マジ凍えます。うー。

極寒プラハ出張(3)雪のチェスキー・クルムノフ

2004年1月 5日(月) 12:22:01


昨日(こっち時間)は打ち合わせが流れ、半日ヒマに。もうこれ以降ヒマな日がほとんどなさそうなので、急遽足を伸ばしてチェスキー・クルムノフという世界遺産の街を訪ねることに。
南ボヘミア地方にあるこの都市は1年半前洪水にやられてしまったのだが、中世の町並みをそのまま残していて美しい。ただ、一面の雪景色なので屋根の赤と森の緑が映える眺望は見えず、美しさ半減。空いていて良かったことは良かったけど。

夜、こちら在住のビーズ作家(日本人・女性・同年代)と連絡が取れたのでビールとメシをご一緒に。観光客は絶対来ないだろうと思わせる店をハシゴ。そしてプラハ市内を厳寒観光案内してもらう。へぇ、プラハ城とか24時間公開しているのねぇ。移動疲れがピークに達しておりガンガンには遊べなかったがとても楽しかった。滞在中なんとかもう一度お会いしてビーズを買いたい(←娘へのお土産用)のでよろしくSさん!

ホテルに夜9時頃帰ったら(こっちは夜4時には真っ暗なので夜が長い)仕事でグワッと一悶着。仏の顔も三度までなのだよなめんなよ、とボクもちょっと怒り含み。頼むよオイ。そんな中、撮影スケジュールが上がって来たが、1月10日朝5時まで、11日朝5時まで、12日朝7時まで、とか平気で書いてある。そんなスケジュールが16日までビッシリ。撮影時間は延びる(おす)のが普通だから……オイオイ、待ってよ、連日徹夜予定って。というか、ホテル周辺すら観光できないかも、というスケジュール。夜とはいえプラハ市内を散歩しておいて良かったかも。
しかしこの、口も回らなくなるような寒さの中を屋外で朝まで撮影って……今日もすでにこっち時間の朝4時。あと3時間少ししかロケ出発まで時間なし。プラハに着いてからまだ2,3時間しか寝ていない。マジで今回は地獄かもー(カラダガモツカナ?)

極寒プラハ出張(4)凍傷寸前

2004年1月 6日(火) 9:09:02


今日は朝8時から夜12時まで16時間働きづめ。ロケ場所をすべて回って撮影アングルなどを具体的に決めていく作業だったのだが、30分も外にいるとカラダは芯の芯まで冷え、足先は凍傷寸前になる寒さ。口から息をすると喉がヒリヒリ凍り付く。こっちの人も「今日は特別寒い」とブルブル震えてた。昼間でこれだけ寒いと、深夜〜早朝の本番はいったいどうなるのだろう。日本から「これでもか!」とばかりに防寒具を持ってきたのだが、明日こちらで買い足すつもり。実に金がかかるロケである。

昼メシの時間も惜しんで仕事していたこともあり、ランチはなんとマクドナルド。プラハまで来てマクドナルド。まったく怒鳴るど?
こちらではなぜかハム太郎が人気で、Happy meal(日本でいうHappy set)のおまけがハム太郎人形だった。ハム太郎がチェコで人気とは驚き。アメリカ人に聞いたら「アメリカでも大人気さ。え?ハムタローって日本のアニメなのか!」と驚いていた。なかなかやるな、ハム太郎。

極寒プラハ出張(5)しもやけ

2004年1月 6日(火) 17:24:52


朝起きたら足がかゆかった。しもやけのようだ。鏡を見たら鼻が赤い。凍傷の初期のようだ。鏡を見たらいつもよりお腹が出ている。深夜にバカ食いしたせいのようだ。

極寒プラハ出張(6)零下10℃が暖かい

2004年1月 7日(水) 0:19:14


今日は昨日に比べて暖かいな、と思ったが、聞けば昨日はー19℃だったらしい。そりゃ寒いわ…。今日はー10℃くらいかな。暖かいなぁ。←もうなにがなんだか。
とはいえ、夕方1時間ほどヒマが出来たのでプラハ市内を散歩したら、20分でへこんだ。寒くて。海外に来てへこんだのは初めてかも。やばい。あと約10日、気持ちが持つかどうか。

極寒プラハ出張(7)極度の疲れと復活と

2004年1月 7日(水) 13:32:34


プラハ時間の昨日夕方、カラダがゾクゾクして頭がガンガンしたので「やばい!本番を前に風邪か!もしくは頭痛再発か!」と焦り、打ち合わせについてチョチョチョと指示して、ホテルに帰って寝た。さっきまでぐっすり(正確に言うと、途中数度起き、本を一冊読了)。現在こっちの朝5時すぎ。
どうやら風邪というよりは極度の寝不足と移動疲れと寒さがいっぺんに来たようで、起きたら復活していた。東京の仕事もこっちでやっていたので、とにかく寝ていなかったのだ。寝ないと余計に寒さが堪えるよね。

チェコ大使館が作ったという丸秘のうまい店リストとか、こっち在住のSさんが薦めてくれたうまい店リストとか、いろいろ手元に集まってきているのに(みなさんありがとう!)時間がなくて活用できていない。これが一番つらい(笑)。昨日のランチは時間がなかったので仕事場近くのチェコ人(仕事上のチェコ側責任者)推薦の店に行ったのだがオオハズレ。ハズレすぎ。まずっ。もうチェコ人の舌は信じないぞ。うー。疲れが吹っ飛ぶようなうまいもの食べたい。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。