2003年12月 アーカイブ

実質的参戦

2003年12月10日(水) 15:38:07

イラクへ自分の子供が赴くと想像してみる。玄関や空港で彼(彼女)をどう見送るか。これが永久の別れかもしれないと胸張り裂ける気持ちだろう。復興支援という言葉は砂糖菓子のように甘美だが、実際は戦地に兵を送るのだ。相手が襲ってきたら、殺されるか、殺すのだ。
イラクを壊してしまった愚は別にして、イラク復興は必要だと理屈では理解する。が、復興という言葉を使うのであれば、壊し終わっていること、つまり終戦が前提だろう。本当にイラク戦争は終戦したのか。大量破壊兵器が見つかっていないということは、建前上、大量破壊兵器を隠している勢力が少数でもまだイラクにいるということではないのか(そうだろ?ブッシュ)。
大量破壊兵器を保持してるとオフィシャルに認識し、いまだに日々戦闘が行われている国に、日本は兵隊を送るのだ。実質的に日本は参戦するのだ。そのことを、自分の子供を送り出すようなリアルさと当事者意識をもって、ヒリヒリ感じ続けよう。せめて。

「小やなぎ」で大盤振る舞いしたのだが…(泣)

2003年12月11日(木) 8:45:52

昨晩は若手たちをひきつれて、ふぐ。いつも苦労させているので慰労を兼ねて「小やなぎ」でホントのふぐを体験させてあげようと大盤振る舞いしたわけなのだけど、ふぐ初めての人や、毎日コンビニのサンドか吉牛にしか行かない人、外食嫌いな人、ひれ酒を飲めない人、などなどで、このふぐの価値をわかってくれる人もそんなにおらず、んー、ちょっと空振りしちゃったかも。もっと普通の店から体験させてった方が良かったかなぁ…。
でも、とにかくこういう経験をしておくのはイイコトだし、このごろこういうところに連れて行くオジサンもあんまりいないし、ボクもそうやって少しずつ新しいことを知ってきたのだから、と、思い直す。10年後とか20年後とかに「あれはとてもうまいふぐだったのだ」と思い出してくれればよろし。

半休

2003年12月12日(金) 8:14:57

朝起きたら喉が腫れ上がっていた。仕事的にいま倒れるのはヤバイ。年末年始と撮影だらけロケだらけなのだ。しかも「こういう大事な時に風邪ひくやつはたるんどるよな。緊張感が足らん」などと偉そうなことを言ったばかり(汗)。むはは。笑ってごまかそう。つか、午前中は寝る。半休。

喉が治るカクテル

2003年12月13日(土) 1:11:09

タレント事務所で打合せのあと編集室で編集チェックして、その後ラストオーダー間近の銀座「よし田」にて熱燗とつまみと鴨せいろ。暖まったところでひとりバーに流れ、「喉が痛いんだけど、治るやつ」という無理なオーダーをし、生姜入りスミノフとニッキのカクテルを飲む。帰りのBGMは「白鳥の湖」第二幕ラストの歓喜の踊りをiPodで。 半分踊りながら帰宅。
風邪のひき始めだとは思うが、こういう時間を過ごしていれば治るのではないかなとなんとなく。振り返ると体調悪いわりにいい夜じゃん。こういう夜をひとつでも多く経験する人生であれかし。おやすみなさい。

ソクーロフ監督「エルミタージュ幻想」

2003年12月13日(土) 11:22:17

昨日のクスリ・カクテルが効いた模様。喉の痛みはなくなった。今日はヒトに借りたソクーロフの「エルミタージュ幻想」でもゆっくり観たりしながらダラダラ過ごしてカラダを休めよう。明日も仕事だし。

思わずFF5(名作)

2003年12月14日(日) 10:14:03

スーファミが倉庫で見つかって、思わずFF5をやってしまう( DQの「天空の花嫁」と迷ったが)。あぁそうだった「ギルガメッシュ」の音楽はこんなだった、あぁそうそう「コルナゴのつぼ」はこうやってもらうんだった、あぁそうかステータス高い「すっぴん」にするためにはジョブをマスターまで育てないといけないんだった、などと記憶を上書きしているうちにあっという間に夜中に。やること山積なのにいったい何やってんだオレ。
でも、久しぶりにゲームやってなんだかストレスが抜けた。な〜んも考えずにぼんやり画面に向かうなんて久しぶりなんだもん。
今日、アメリカからの来客と打合せだとわかっていながら昨日はチゲを食べてしまった。臭かったらスマンスマン。でも今朝食べるはずだったチゲうどんは我慢したから許してね。

サダム・フセイン拘束

2003年12月15日(月) 0:40:40

日曜の夜から深夜まで仕事していると、さすがに一週間が長そうでイヤである。残業もつかないし休日出勤も出ない。なのに7時間も深夜まで。ぐちぐち。
でも、夜、サダム・フセイン拘束の速報を仕事仲間たちと会議室で「えっ!」と驚けたのがカタルシスではあったな。「フセインねぇ」などと話しつつ、あれ?フセインって何の罪? 大量破壊兵器保有? まだ見つかってないけど…。残虐な独裁者だから? 化学兵器を過去に使ったから? それとも民主的ではないから? んー、そういう独裁者がいる国なんて他にもいっぱいあるんだけど、えーと、サダムって……と、マジでよくわからなくなってきてしまった。寝よう。

※こっそりコラムのオサニチと犬を更新してます。

「てるてる家族」は傑作ではないだろうか

2003年12月15日(月) 8:37:25

何が嫌いって、ブッシュが得意げに薄笑いしながら演説する顔がいまの世の中で一番嫌いなので、今朝はなるべくニュースを見ないようにしていた。ネットで客観的事実は十分拾えるし。

前から書こう書こうと思って忘れていたが、NHK朝連ドラマ「てるてる家族」は近来まれに見る傑作ではないだろうか。脚本と演出が秀逸。それともあれって、関西経験ないヒトにはつらいのか? いやそんなことあるまい。それにしてもミュージカル仕立てというのが勇気あるなぁ。制作関係者を称えたい。

ユーミンとHi-Fi SET

2003年12月15日(月) 21:41:26

ユーミンがセルフカバーアルバムを出すらしい、と食卓の話題に出した途端「買って!」と妻。ユーミン世代ならではの反射神経。というか、ボクも聴きたいから買おう。だって収録曲が、稲垣潤一の「オーシャン・ブルー」、南佳孝の「日付変更線」、小林麻美の「雨音はショパンの調べ」、松田聖子の「瞳はダイアモンド」、ブレバタの「あの頃のまま」、バンバンの「いちご白書をもう一度」、薬師丸ひろ子の「Woman 'Wの悲劇'より」、昔の声とデュエットするらしい「やさしさに包まれたなら」、麗美の「星のクライマー」、セルフカバーの「ベルベット・イースター」なんだもの。
でも、麗美の「愛にDesperate」や、「渚のバルコニー」「秘密の花園」などの松田聖子の一連、アグネス・チャンの名曲「白いくつ下は似合わない」、南沙織の「青春に恥じないように」、Hi-Fi SETの「土曜の夜は羽田に来るの」なんかもユーミン自身の唄で聴いてみたいなぁ。

Hi-Fi SETかぁなどと思い出しているうちに、久しぶりに大名曲「よりそって二人」を聴きたくなったが、音源が見つからず断念。倉庫に超大量にしまってあるカセットの中にあるはずなのだが…。ん〜、無闇に聴きたい! やたらと聴きたいっ!

「鮨しみづ」

2003年12月17日(水) 20:03:49

昨日は怒濤の1日でさなメモすら書けなかった。でもしっかり昼は「鮨しみづ」で、パリから一時帰国している人をご馳走。夜は夜で仕事先近くの川崎で行き当たりばったりに「Juntei」という韓国焼肉(アタリだった)。うまいものだけはしっかり欠かさないワタシ。
明日から5日間、極寒軽井沢ロケ。屋外の撮影で、しかも山の中なので死ぬほど寒いはず。う〜。

軽井沢ロケはネット環境がどうだかわからないので、さなメモ更新できないかも…。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。