2003年10月
ロシアから無事帰還!
2003年10月09日(木) 17:55:22
ロシアから無事帰還。おかえりー、オレ。
行く前はぶるってたけど、行ってみれば怖いことや不便なことも何もなく、長い歴史と深い文化を持つロシアを十二分に堪能してきた。
つか、世界二大強国だった国がつまらないわけないよねぇ。いったい誰だよ、「暗い」とか「不便」とか「物がない」とか「行列してる」とか「みんな太ってる」とか「ウォトカばかり飲んでいる」とか「治安悪い」とか先入観植え付けたの(←自分自身です)。すべてに逆。明るくて優しくて荘厳で物が溢れてて、痩せてて美人で知性的で、理想主義と現実主義がバランス良く混ざりあっていて、便利も治安も日本に近い印象。英語は確かに通じにくかったが、急速に普及している。 ウォトカなんかそんなに飲んでない。ワインが多かったな。
いやー、それにしても行った日から時差も感じずフル回転で遊んでしまった。たのしやロシヤ、おそロシヤ。帰って来たくなかったよ。
結局8泊9日でバレエを8舞台(!)。世界のトップがホームグラウンドで見せる真剣舞台のあまりの凄さに口あんぐり。次元が違う世界を集中的に覗いてしまったワタシ。いきなり目が肥えまくってしまったかも。
しかも普通は入れないボリショイ劇場の舞台裏や楽屋、スターたちの稽古も見学しまくり。岩田守弘さん(ボリショイの1stソリスト)によるバレエ集中講座を個人で受けてるような毎日。そのうえ自宅でご馳走になったり、別荘でパーティしたり…。
もちろんモスクワもペテルブルグも歩きまくった。特にエルミタージュ美術館は感動的だった。ルーブルより好きかも。あ、エカテリーナ宮殿(琥珀の間!)にも魂抜かれた。いやーサイコーだった……。
ま、なるべく早く、旅日記みたいの、まとめます。とりあえずインプットしまくり&絶好調で帰ってきたご報告ということで。
ロシアで観たバレエ
2003年10月10日(金) 7:08:32
ええとね、観たバレエは以下の8つです。
●「ドンキホーテ」 アントニチェバ、ベロガロフツェフ。ペトホーフとズィブロヴァ、アラーシュが良かった。舞台装置も完璧。ブッシュ夫人とプーチン夫人が貴賓席から観劇してた。
●「バヤデルカ」 グラチョーバのニキア最高。岩田さんの黄金の偶像も最高。影の場面も美しすぎ。というか実に良い舞台だった。今回の白眉。
●「レ・シルフィード」 マチネー。オペラ「モーツアルトとサリエリ」を短くやった後の上演。これは普通。
●「無益な用心」 実にかわいらしい小品。カプソーバ、ボロチン。ペトホーフとヤーニンがとても良かった。これはボリショイ新劇場にて。
●「白鳥の湖」 アナニアシヴィリ絶好調。フィリンの王子は普通っぽ。ヤーニンの道化、アレクサンドロヴァとペトローヴァの娘たち良い。ブラボーの嵐。ラストの演出がちょっと不満。
●「ジゼル」 ザハロヴァのデビュー公演。行儀の良い演技。ツィスカリッゼは後半盛り返した。アレクサンドロヴァのミルタが良い。ロシア首相が観てた。
●「白鳥の湖」 これはサンクトペテルブルグのムソルングスキー劇場にて。ボリショイと比べると、失礼だけど学芸会クラス。ペレンのオデットは良かった。
●「真夏の夜の夢」 ミラノ・スカラ座がマリインスキー劇場に来ていたので観劇。まとまったいい舞台。パック役のステラがとても良かった。
くわしくは、また。取り急ぎ。
変わらないために、変わり続ける
2003年10月11日(土) 22:16:21
ロシアはよっぽど悪い国と思われていたらしく、「意外です」的メール多数。こりゃマジでロシア体験記書くです。10年前ならいざ知らず、少なくとも現在は普通に楽しく暮らせる国な印象。自然との関わり方などは日本よりずっと豊かだし。
ボクはと言えば、時差や旅の疲れも特になく日常に突入。ただ、ロシアに密に触れ、なにかが自分の中で発酵しはじめているのは感じる。かなりポジティブな感覚。なんというか、ある理想に破れた国がたくましく変化して行っている空気に触れて、ちょっと固くなり始めていたアタマがまたほぐれてきた感じ。まだたった42年しか生きていない自分。どんどん変わろう。変わらないために、変わり続けるのだ。
優子がパン作りを習い始めてた
2003年10月12日(日) 20:58:04
ロシアに行っている間に優子がパン作りを習い始め、今朝はパン生地を机にたたきつける音で起床。初心者にしてはそこそこおいしいパンだった。そのうちロシアの黒パンも作って欲しい。
犬を洗って散歩して、なにやら日常に戻ったことを実感。ニョッキとともにキャンティを飲んだら酔ってしまった。疲れてないようでいてそれなりに旅の疲れはあるようだ。寝よう。
ロシアで680枚撮ってきた
2003年10月13日(月) 22:28:14
デジカメは撮り捨てがきく分、考えずにバシャバシャ撮りまくってしまう弊害もある。ロシアで撮ってきた写真なんと680枚。とりあえず撮って、あとで捨てるかどうか考えればいいや、を続けるとこんな羽目になる。
しかし今日、両親に、デジカメによる「ロシア旅行報告」をマッキントッシュでプレゼンしたところ、飽きないで最後まで見てくれたどころではなく、なんつうか、大ウケ。「え〜もう終わり〜」と、680枚でも足りないくらいだった。
やっぱ量は何かを語るな。その圧倒的量が、ロシアに対する彼らの偏見を霧散させた。明日にも行きたがっていて困る。
アメリカ人とビジネス・ブレックファスト
2003年10月15日(水) 0:36:55
朝9時、ロスから来たアメリカ人とビジネス・ブレックファストをして、そのまま一緒に取材に出かけ、午後4時に移動中のマイクロバスの中でやっと昼ごはんを食べ、午後5時からシェリーを飲みながらまた打合せをし、午後7時すぎから違うグループと「中国飯店」の上海蟹を食べ、深夜「テンダリー」にひとり流れてドクターYを飲む。
とっても疲れたのだが、ロシアから帰ってきたばかりで性懲りもなく食べすぎ!遊びすぎ!とかいうお叱りのメールをもらうと、「うはは。生きてるうちは食べすぎ遊びすぎで行くのだ!」と言うしかないのである。
ボクがロシアで刺激受けまくった一週間も、日本でダラダラする一週間も、時間としては変わらない。出来れば刺激受けまくりで生きたいのだ。カラダを壊さない程度に。
21日22日、甲子園、行きます
2003年10月17日(金) 7:03:28
星野監督勇退とは。
お会いしたのは8月の末だけど、あの頃にはもう心のどこかで決めていたのだろうか。「あーおもろかった」「あーしんどかった」などのコピーが妙にリアリティを持ってくるなぁ。
いろいろ想いはあるけど、とりあえず熱い日本シリーズになりそうです。そして甲子園は、きっと史上最高に燃えることでしょう。21日22日、甲子園、行きます。
花火打ち上げの打ち上げ
2003年10月18日(土) 16:26:20
今晩は花火打ち上げの打ち上げ。
つまり、9月にやった二子玉川花火大会の打ち上げ飲み会だ。花火は打ち上げないけど、打ち上げる。ややこしや〜。花火師たちが集まって飲む会と言えばいいか。
どーもこの「花火師」という響きが年配の男性を連想させるようだが、ずいぶん違う。今日集まるのは3〜40代の主婦4人、20代の女性2人(うち大学生1人含む)、ボクと同年代の男2人、の8名。女花火師だらけと言っても良い。意外でしょ?
こんな快晴の日に
2003年10月19日(日) 7:39:13
本日は快晴なり。でも心は曇天。
会社厚生の一環で、今日はディズニー・シーに家族で行かないといけないのだ。年に一回の厚生イベント。行かないといけないことはないが、娘が「今年は何月何日?」と前から楽しみにしているから仕方ない。あぁこんな快晴の日にディズニーなんてもったいない! ←相変わらずディズニー嫌いなわが夫婦。
行列読書
2003年10月20日(月) 8:00:40
ディズニー・シーでは「ファストパスに並ぶ係」に徹し、「並んでパス取っておくから遊んでおいで」と行列読書にいそしんだ。朝読み始めた大沢在昌著「涙はふくな、凍るまで」を午後には読みきってしまったことで、いかに行列並びにいそしんだかがよくわかる。読みきったあとはひたすら歩行。2万歩くらいは優に歩いているのではないかなぁ。家族孝行と母親孝行と叔母孝行まで同時に完了(母と叔母もついてきた)。ということで、読書とスポーツとピクニック気分の、秋らしい1日でしたデス。これで食欲まで満たされれば最高だったが、あそこの食事はねぇ…。人気がある、というイタリアンを朝一で予約までしたのだが…。
グアンタナモ米軍基地
2003年10月21日(火) 9:52:13
夜は甲子園で日本シリーズ。品川に止まるようになったばかりののぞみに乗って。うはは。ナウい(死)。でも関西は雨模様。やるかなぁ…。
ダイエーは甲子園の阪神ファンを前に試合をしたことがない。これだけが阪神の勝ち目だ。今日は声を出すぞ!
アフガンで捕らえられた700人にも上る捕虜がグアンタナモ米軍基地で2年近くも監禁されつづけているのだが、許されないのは、戦争捕虜への人道的処遇を決めたジュネーブ条約が適応されていないこと。ブッシュたちの論理は「国家の安全を脅かすテロリストにジュネーブ条約は必要ない。アメリカの司法の権限も届かせる必要はない」である。捕虜たちは狭い部屋で劣悪な環境に置かれ、拘束期限も示されず、異議申し立てどころか面会も許されない。問答無用で収容され、そこで拷問が行われようが何が行われようが、監視の目もないのである。しかも、グアンタナモはキューバ島にあるため、アメリカの活動家たちの助けの手も届かない(国外だから収容所のことを知る権利がない)。
知らんぷりしていたが、数日前、ブッシュがニコニコと日本の地を踏んだかと思うと吐き気がする。
「千成」「なかしま」「パイルドライバー」「サウンド・イン・サム」
2003年10月22日(水) 15:27:15
日本シリーズ雨天順延でチケットも順延。昨日今日の大阪泊のはずが昨日今日明日に延長。ちょっとうれしいが、明日やるはずだった仕事の遠隔操作が大変じゃ。←それでも東京へは帰らないワタシ♪
昨晩は北新地を久しぶりに胆嚢。いや堪能。「千成」「なかしま」「パイルドライバー」「サウンド・イン・サム」とはしご。東京から行った他のメンツも大変よろこんでくれた模様。良かった良かった。
ということで、いまから甲子園。今日は燃えます。
甲子園:見に行った2日とも10回裏劇的サヨナラ勝ち!
2003年10月24日(金) 12:20:51
腰ぬけました。魂ぬかれました。目もぬれまくりました。
というか、見に行った二日とも10回裏劇的サヨナラ勝ちって、ひょっとしてボクってめちゃ強運?
それにしてもあの一体感ってなんだろう。ここまで参加感のあった試合は(サッカーなどを入れても)はじめて。ピンチには観客みんなで守った実感があるし、チャンスでは観客みんなで後押しした実感がマジである。2〜3点くらいは違う感じ。だから終了後の観客同士の連帯感も異様。楽しすぎる。
あー、それにしてもすごすぎ。おとといの投手戦もすごかったけど、昨日は白眉。もちろん金本のホームランには泣いたけど、9回表にウイリアムスが大大ピンチを切り抜けた時のスタンドの盛り上がりですでに涙だらだら。
終わって気が抜けて、甲子園横の「とん平」でふわりと飲んでたら、となりのおっちゃんが、「いままで数百と阪神戦を見たけどな、今日のがマジで最高や」とつぶやいていた。わかるなぁ。もう一生分の野球を二日間で見た感じ。
昨晩は夜2時くらいまで飲んで、その後まるで眠れず、そのまま朝一ののぞみに乗って家に帰り、定時に出社。打ち合わせを3つこなして今に至る。疲れてるはずなんだけど、テンションがずっと下がらないせいか、疲労感なし。
ここんとこずっとバレエ音楽ばかり頭の中で鳴ってたけど、いまは六甲おろしのみ。まいったな。止まらへん。
これで3勝2敗
2003年10月25日(土) 18:33:17
えーと、誤解している方がいらっしゃるのでちょいフォロー。ボクは虎キチではないですよ、ファンだけど。で、阪神が勝ったから感動したのももちろんあるけど、とにかく試合として感動したんです。おとといは。いい芸術やいいドラマやいい映画に感動するようなレベルと同じレベルの感動があった。試合にもファンの一体感にも。そのくらいすごかった、と。
それにしても、昨日も勝ったねぇ。これで3勝2敗。明日の第6戦を心おきなくテレビ観戦するために、今日は終日仕事。仕事仕事仕事。あーロシア日記も書きたくてたまらないのだけど、時間がない! ←これは絶対書きますからご心配なく。
ロシア日記や甲子園日記を書きたい
2003年10月26日(日) 22:39:07
今日は結局、午前中も午後も仕事仕事仕事。夕方に犬の散歩を速歩で1時間やって、その後は日本シリーズTV観戦。あー、ぐあー、どへー、なんてこったい!と嘆いたあとまた仕事。やっと一段落ついて今に至る。うぅ。
それと、今週後半、いきなりアメリカ出張かも。大変なスケジュール&責任重いのであまりうれしくない。つか、落ち着いてロシア日記や甲子園日記を書きたいよー!
いいシリーズだった
2003年10月27日(月) 21:20:31
あーあ。負けた負けた。
内弁慶シリーズとはよく言ったもんで、どちらも本拠地の試合で勝つという珍しい展開で7戦まで。ここまでホームとアウェイの違いが出たシリーズは他にない。アウェイの今日も勝てる気しなかったなぁ。
というか、甲子園で見ていたときも周りはみんな(虎キチさえも)「ダイエーつえー。勝つ気しねー」とは言っていたんだけど、やっぱつえー。地力が違う感じ。阪神はよくがんばったなぁ。最後の最後の最後に広沢もHR打ったし。
とはいえ、あーおもろかった。ボクもがんばろう。そして愛しい人たちをちゃんと(阪神ファンみたいに)応援しよう。そう思った。心からの応援は効くのだ。伝わるのだ。それがわかっただけでも、いいシリーズだった。
モスクワ〜甲子園〜ニューヨーク
2003年10月29日(水) 8:59:59
うわ。昨日書き忘れた。すっかり書いたつもりになっていた。まだらボケまで始まったか。
先週書き忘れたけど、甲子園のあと、法善寺横丁の様子を見に深夜行ってきた。バー「川名」で川名さんとさんざんバカ話。ほぼ全焼だったのに彼は元気元気。すっかり安心したのでした。周りもかなり回復していて良かったなぁ…(いくつか残念な場所もあるけど)。
うー。急にニューヨーク出張になりそうな模様。あさってからが濃厚。打合せだらけなのでレストランとか行けるかどうか…。それにしても、モスクワ〜甲子園〜ニューヨークと流れていく感じはなにやら怪しい人だなぁ。楽しい人生だけど♪
山中旅館「古月」
2003年10月30日(木) 10:52:37
打合せ相手の都合で、ニューヨークのはずが急にロス出張に。ロスって車がないと移動できないから、空き時間をうまくつぶせないんだよなぁ。NYCでハロウィーンやニューヨークマラソンや松井への空気やグラウンド・ゼロやらに触れたかったのだけど。
昨日は根津の山中旅館「古月」でお座敷中華。異業種食べ好きの会みたいな感じで、イベントプロデューサー、雑誌編集者、ラジオ・プロデューサー、そしてボク、が男女半々で集まった。やっぱ異業種の人と話すと面白い。〆は上野高校正門前にある「LUZ(ルーシュ)」という不思議にレトロな雰囲気のバー。この立地でバーをやっていけるのだろうかと心配になりながら帰宅。あ、帰宅前にひとりで「テンダリー」でジャック・ローズを一杯飲んだな。ゆっくりした気分のいい夜だった。
ギエムすげえ
2003年10月31日(金) 17:55:35
アメリカ出張、本当は今日からだったのだけど明日からになり、今日はしこしこ月末〆切系原稿執筆。11月は〆切原稿がわりと多いのでいまから準備しとかないと。仕事も大嵐になりそうだし。
せっかく通常ローテーションに戻った「月刊おもしろ本」がこれでまた遅れだす。あーあ。座右のCDとか映画も再開の予定だったのになぁ。かなり頭と労力を使う大事な仕事が始まっちゃったので少し後回し。
息抜きにシルヴィ・ギエムのDVDを見る。参りました。降参。すげーわ。 息抜きにならん。
今夜は優子が友達とレストランに行くので、娘とふたりで外食。「牛角がいい〜」と言うのだが、どーしよーかな…。あそこもおいしいのだけど、もうひとつ上の世界をそろそろ見せて上げようかなと悩む感じ。小3じゃまだわからんかなぁ。わかるとしても贅沢かなぁ。




