2003年4月 アーカイブ

アメリカの偏向報道と反戦デモ

2003年4月 1日(火) 7:56:37

戦時であるアメリカに(兵士を出している家庭を中心に)愛国意識が強まるのは仕方ないとは思う。でも、アメリカ在住のいろんな方から毎日のようにメールをもらうが、報道はあまりに一方的・偏向的のようだ。

「毎日のようにTVでアメリカ軍はこんなに頑張っているんだというプロパガンダを見せられ、アメリカ兵の死傷者が増えるにつれ、一般アメリカ人の『核を落とせ』だの『イラク人を皆殺しにしろ』といった過激な発言が目立ち始め、何日で終わるか、イラク人は何人死ぬかといった賭けが流行るという現状」「毎日、いろいろな解説を聞いていると、時々自分も洗脳されてるような気かするときがあります。プロパガンダ、こわいです。なにが正しいのかよく分からなくなってきます」「フェアなスタンスに自信があった私ですが、毎日TVを見ていると知らぬうちに戦争容認気分・イラク憎し気分に大きく傾いていて時折ハッとします」などなど。

NBCの有名記者アーネット氏が「アメリカの戦争計画は失敗」と発言し解雇されたらしい。イラク国営TVのインタビューに答えたもので、さすがに敵のTVにそう語るのは賢くないと思うが、アメリカの「この非国民!」的雰囲気がよくわかる。

戦争体験者が伝えようとしているたったひとつのこと

2003年4月 2日(水) 8:30:12

なんかだんだん戦争報道に麻痺してきたので、沖縄戦の自伝的読み物や「読み聞かせる戦争」など、実際に戦争を経験した人が書いた本を読み返した。

冷静に戦争を語れ、国益を考えろ、感情論からの戦争反対など甘い、などの主張も理解するが、そう言っている人はちゃんと戦争体験者の言葉を読んでいるのだろうか。ほんのちょっと前の実話。ボクたちのおじいちゃん・おばあちゃんの世代が実際に経験したことだ。

生き残った戦争体験者が必死に伝えようとしているのはその悲惨さのみ。いかに地獄だったかのみ。どれだけ理不尽に命が奪われたかのみ。
その言葉をたった60年ほどで風化させてなるものかいっ!とあらためてテンションを上げた上で、ゆっくり冷静モードに落としていく。そんな調整が自分流(笑)。

法善寺横丁がまた…

2003年4月 2日(水) 15:48:30

先ほど、また法善寺横丁が焼けたらしい。それも前回延焼をまぬがれたあたり。「天ぷら牧」から火が出たというと…あのあたりか。あの店この店、大丈夫だろうか。再建計画が心配だ。

キャット・スティーブンス

2003年4月 3日(木) 1:16:24

会社の仕事が終わらず、ふーむ…と新聞を読んでいたらビックリした。「雨に濡れた朝」などのヒット曲を持ち、ボクもアルバムを数枚持っているあのキャット・スティーブンスってイスラム教に改宗してたのね。で、イラクの子供たちを支援するために音楽活動を再開するらしい。1977年に引退して以来というから26年ぶり。うへー。

なんだか久しぶりに「Teaser and the Firecat」とか聴いてみたくなった。つか、仕事はいつ終わるのだろう。3時までには終わりたい。

発狂大掃除

2003年4月 4日(金) 11:13:17

昨日はいろいろてんこもりで疲れた。

娘が50m検定で45m泳げたそうだ(おしい!)。この前25mを息絶え絶えで完泳したばかりなのに。伸びるときは伸びるのね。

家がごみためのようになっていて、発狂してひとり大掃除する。散らかっているとイライラして書けないと何度も言っているのに。ぷんぷん。

さぼって早3ヶ月

2003年4月 5日(土) 17:26:46

おもしろ本の月頭更新をさぼって3ヶ月。本は読んでいるのだが、なんとなく……。戦争という超現実があるせいか、書評を書く気にならなかったり。今月も中旬までは書けそうもないので(〆切とか仕事とか)、来月の頭に4ヶ月分(!)更新って感じかも。

つか、「本の更新はまだなのか!」メールが一通も来ないので、ひょっとして誰にも望まれていない気がしてきた(笑)。

7割入稿

2003年4月 6日(日) 21:02:01

土日は全部で25時間くらい書き続けた。やっと7割入稿。あと3割。あと3割なのだが、難しそうな原稿を後回しにしたので、ここからが大変だ。しかも今週は仕事もシビアである。いやん。

つか、戦争で暗澹としがちな気持ちと裏腹に楽しい楽しい沖縄の話を書くのはえらく大変。ハードロックをかけながら必死にテンションを保っている。

馴れすぎ

2003年4月 7日(月) 17:54:14

人間は馴れる動物である、と言ったのはドストエフスキーだったか。平和にも馴れてしまうが、戦争状態にもすぐ馴れる。戦争ボケ。不便にも馴れてしまうし、便利にも馴れてしまう。夢の21世紀にも馴れてしまうし、どんな22世紀が来ようときっとすぐ馴れて不感症になってしまうだろう。実際に今日アトムが生まれても、きっとボクたちはその存在にすぐ馴れる。

それにしても馴れすぎだ。ボクもあなたも。

甘えてスイマセン

2003年4月 8日(火) 13:47:20

「メールはしなかったけど本の更新楽しみにしてますよ」という温かいメールをいろいろありがとう。しょーがねーから励ましてやるか、ホントにもうオコチャマなんだから、という感じっすかね。すいません甘えました。だってたまには実感ほしいの。読んでる人がちゃんといることがわかったので(笑)、落ち着いたら更新します。いつ落ち着けるのか不明だけど、連休には。←って、もうすぐ連休なのね。はやっ。

おそるおそる自転車通勤

2003年4月 9日(水) 8:54:47

起き抜け朝飯前の有酸素運動が有効と読み、6時すぎに犬の散歩へと出る。早足ウォーキングで35分。20分経過してから脂肪が燃焼されるらしいので、15分ほど燃焼したことになる。15分でどのくらい燃えるのだろう。
腰が全治したようなのでおそるおそる自転車に乗り始めている。夏に向かって10kg絞りたい。たるんだ肉体はたるんだ精神を呼ぶ気がしてきたし。

家に帰ったら、松井がヤンキースタジアムデビュー戦で大リーグ初ホームラン(しかも満塁)との報。一方で人が次々死に、一方で戦時下なのに平和にスポーツ。なんかリアリティがない。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。