2003年3月 アーカイブ

「エレーヌ・ダローズ」が二つ星?

2003年3月 1日(土) 23:18:04

ちょっと早いが家族でひな祭りパーティ。セルフ手巻き寿司と日本酒。ゆるり。

ずいぶん前に書いたフランス(去年6月のコートダジュール、プロバンスの旅)のおいしい店リストを更新するのを忘れていた。ちょいと手直ししつつアップ。アップ前に最新ミシュラン調べてみたら、「エレーヌ・ダローズ」は二つ星に上がったのね。二つ星とは思えないレベルだったけどなぁ…‥。

ディズニーシーはまだ許せるが

2003年3月 2日(日) 21:30:24

会社の厚生の一環で初めてディズニーシーへ行ってきた。「ディズニーは天敵」という佐藤家ポリシーは変わらないが、ディズニーシーはキャラたちがあまりほっつき歩いてないのでかなり許せる。わりと効率よくほとんどのアトラクションを回ったが、感想としては「細部までまぁよく作ってあるなぁ」という月並みなもの。ディズニーランドに比べて牙をむく場所が少ない…‥。 でも一日でわりと満腹。リピートしなくてもいいかも。
不満は少なかったが、相変わらずたいしておいしくないメシを食べるのにあれだけ並ぶのは最低。ファストパスみたいな効率的なシステムをメシにも導入してもらいたいなぁ(ファストパスは実に良くできたシステムだと思う)。

娘サービスとはいえ、それにしても疲れ切った。娘がいなかったら絶対行かないなぁ。娘が非常〜に喜んだのがせめてもの救いである。かくして親は吸い取られていく。

脳の刺激のための旅

2003年3月 3日(月) 10:47:00

猿を小屋にひとりにして外界からまるで刺激を与えず食事も遠くからチューブで与える、みたいな実験をすると、猿はトローンとした顔になり、欲がなくなり、外へ出て行くことも欲さなくなり、長生きもしないという。

人間も同じだろうな。たとえ毎日外に出ていても、同じような電車、同じような顔ぶれ、同じような仕事、同じような毎日を過ごしていると、自分では気づかずともそうなっていく気がする。進行性トローン化。

だから旅みたいな非日常は大事なんだな。ありふれた毎日から自分を救い出して脳を刺激する大切な過程なのだ。そういう意味では「骨休め」とか「休養」で旅をするのではなく、脳の刺激のための旅がもっと必要なのだろう。

春のせい? クルマのせい?

2003年3月 3日(月) 21:44:40

アスファルト&コンクリートだらけのこの街に、ヒキガエルが起きてきた。暖かいもんねー、いったいどこから出てきたの? と、うれしくなって近寄ったら、クルマに轢かれて死んでいた。春のせい? クルマのせい?

音楽や映画をディスクで購入する時代もそのうち終わる

2003年3月 4日(火) 13:45:50

DVDと同じ大きさで約5倍の容量をもつ次世代ディスク「青色レーザー光ディスク」が発売になるらしい。つか、どうでもいいけどそろそろ決定版にしてくれ。買ったディスクがすぐ時代遅れになるから、おちおちソフトも買っていられない。
CD盤も20年寿命説があって「えー、いっぱい集めたCDが全部寿命になったら泣く〜!」と思っていたが、そのうちCDプレーヤーとかもレコードプレーヤーみたいに売らなくなるんだろうなぁ。ううむ。

まぁ、音楽や映画をディスクで購入する時代もそのうち終わって、すべてネットからダウンロードするようになる可能性は高いけどね。「おじいちゃんが若いころって、いちいちソフトをディスクで買ってたんだって〜?」などと孫あたりからバカにされる時代は近い。そういう意味では今回のディスクは最終製品かもしれないけどな。

東京の川をアユが遡上している

2003年3月 5日(水) 8:15:56

東京の川を遡上するアユが増加しているらしい。多摩川調布取水堰での調査では、83年に18万匹、90年に50万匹、昨年はなんと113万匹の遡上が確認されたということだ。
10年前くらいにアユ釣りに凝った。毎週いろんな川に行っていた。一般に清流にしか棲まないと言われているアユだけど、兵庫の加古川みたいなそんなに清流ではないところでもよく釣った(当時、家から近かった)。だから「アユが増えた=東京の川も清流になってきた」と単純には結べないが、とても明るいニュースではある。
だいたいアユの天然遡上はめちゃ貴重である。10年前、もう天然アユは減るばかりだろうというのが常識だった。常識は変えられる。すぐには変わらないが、10年あれば変わる。心強い。

そんなことより

2003年3月 6日(木) 11:35:20

今日は娘の誕生日&結婚記念日。

誕生日ってこんなに楽しみにするもんだったっけねぇと感心するくらい楽しみにしていたわが娘、響子。今日くらいはちゃんとちやほやしてあげようと、起きた途端に「8歳おめでとう! ヒュ〜ヒュ〜!」とはしゃいであげたら「そんなことより結婚記念日おめでとうございます」と神妙に言われた。

このはしゃぎの行き場は?

誕生日プレゼント

2003年3月 6日(木) 19:13:25

誕生日プレゼントは迷ったあげくAGATHAのネックレスとペンダントに。きらきら光るクロスで8歳好みのデザインだが、オトナになっても使えそう。戦争になってボクが死んでも、これをすればボクを思い出してくれるだろう。…って笑い事ではない。いまの世の中の動きはそういうことだ。 ボクはわりと真剣に「家族が平和で幸せである状況は長続きしないかも」と思っているし、娘に「ボクが生きていたことの証明を何か残したい」と焦ってもいる。ブッシュの発言の延長にはそういう他人事でもない世界が待っているかもしれないのだ。みんな、もっと焦ろうよ。

昼、同僚と新幹線の居眠り運転手問題について話す。そりゃあの運転席では眠るわな、が結論。機械がすべてやってくれるしな。あそこで「寝るな」というのは非人間的だ。彼を責める前に職場環境(運転席)を眠くならないようにせよ。緊張感があれば眠くならない、というような精神論だけでは事故は防げない。
スイスのアメリカズカップ優勝についても話す。海がないのになんでヨット大会に参加するかなぁ。ださいぞスイス、が結論(笑

イラク現政権は絶対的に死刑に値するのかどうか

2003年3月 7日(金) 10:27:39

イラク攻撃に真っ向から反対しているフランスとドイツは死刑制度全面廃止国でもある。アメリカ、日本はもちろん死刑制度存置国。「自ら更正するチャンスを持たせるかどうか」という意味で、この戦争は死刑制度論争と似ているところがあるね。イラクは(イラク現政権は)絶対的に死刑に値するのかどうか。10000個の核弾頭を持っているアメリカが、大量破壊兵器保有という疑いだけで一方的に死刑宣言する権利をなぜ持っているのか。イラクに更正のチャンスは本当にないのか。

現政権を打倒して民主国家を作ることこそ更正である、死刑ではないとブッシュは言うかもしれない。でも、それは更正ではなく、ロボトミー手術(洗脳手術)だろう。日本も昔それをやられて自分では何も考えられない国になった。今回もひたすらアメリカに追随している。可愛いペットちゃん。アメリカは日本への手術を成功例として、イラクを手術・ペット化しようとしているが、イスラーム国家にその手術の効果があるのかどうかは疑問。

すでに落とす必要がなかった原爆を落として日本に麻酔(戦意喪失)をかけ、手術しやすくしたアメリカ。今回もそういう手続きを踏もうとしている。それも先制攻撃してまで。

違った視点から物事を見たい

2003年3月 8日(土) 9:40:46

うーん、前に北朝鮮を江戸時代の日本になぞらえたときもそうだったけど、死刑制度とアメリカ-イラク戦争についても「比喩が適切ではありません。なぜなら…‥」とメールを数通。ありがとう。マジでうれしく読んでます。でもある程度確信犯なのです。なにかにたとえることによって、違った視点から物事を見ることができる。たとえそれが不正確でも、違う切り口で物事を考えるきっかけになる。こういう戦争物って命だとか正義だとかが関わってしまうから、みんな正攻法で論じがち。正論をはきがち。それはそれで視点が硬直化しちゃいそうで怖いので、ささやかながら掻き混ぜてみたくなったりするんですよね。←言い訳なのかっ

これからも無責任に不正確っぽい比喩していくと思うので、よろしくです。ちなみに「それは正しくない比喩or考え方です」というメールは大歓迎。ボクの視点矯正になるので助かっています。なかなかお返事出せませんが。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。